moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2017年7月24日に当ブログを開設しました。それ以前の約半年分はinstagramの記事を一部加筆修正し転載しています。写真や文章の一部にまだ不備があるかもしれません。これから整えていく予定です。どうぞよろしくお願いします。


春が来て思いだすのは、3年前、2017年3月21日から25日くらいにかけてのモイの復調。死を覚悟していた暗く長い2月を経て、3月に病院をかえ、免疫療法と丸山ワクチンを初めて少し明るい兆しが見え始めていた頃だった。21日に食欲増進剤としてペリアクチンを飲ませたのがトリガーとなったようで、なんだか急にご飯を食べだし、25日には以前と変わらないくらい元気になったように感じた。今、改めてその頃の写真や動画を見てみると、まだまだ痩せているのだけど、とにかく光が見えたようでうれしかったなあ。あれから3年、これからも桜を見る度に思い出すのかなあ。
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丸山ワクチン投与開始から3年が過ぎたので3月9日の週から週2回の投与に減量している。月曜日の夜にA剤、木曜日の夜にB剤。隔日で注射していた時と違って曜日で覚えられるので楽だ。

9日の定期検診時に先生に改めて減量することを確認した時、先生はこう言った。「減らすのでいいと思います。元々持っている腫瘍免疫を人工的にといいますか、人為的に上げるのが丸山ワクチンの働きで、コンスタントに打つことで免疫を底上げしているような状態なわけですが、投与間隔を開けると効果がなくなるわけではなく、その底上げしたラインが少し下がるようなイメージかと思います。で、完全にやめたら元々持っていた免疫のラインに戻るという感じですね。」

「じゃ、モイが持っている基礎免疫が普通の猫より低いとしたら、完全にやめたらまたマイナスに戻ることになりますか?」

「それは、分かりません。腫瘍が発生した原因が元々この子の免疫が弱かったせいなのか、あるいは、異常細胞が一気にたくさん出来る何かしらの原因があって、通常の免疫では抑えきれず腫瘍化してしまったのか、そこは今となってはもはや分からないですね。」

このやりとりで完全に丸山ワクチンをやめるのはちょっと怖いなあと思ったけど、モイのポテンシャルを信じて週2回に減らすことにした。週2回でも少なからず免疫にハンディをもらっていることになるので、これから2年ほどはこの状態で注意深く見守ることにしよう。
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今日は抗菌剤フラジールがなくなったので病院へもらいに行った。

クロストリジウムへの対策として、こちらは4日に1回、1/2錠飲ませている。2年前にこれ以上間隔を開けると下痢をしてしまったのでこのペースになっているが、今となってはこれもひょっとしたら減量できるのかもしれない。でも、減量して下痢をしてしまったらせっかく抑え込んでいた菌がまた暴れだすかもしれないので、減らすとしても慎重に1日ずつ間隔を開けていくようにしなくてはいけない。

病院にもらいに行くのは、アゾディル(腎臓用のサプリ)含め、フラジール、丸山ワクチンと3種類あって、それぞれなくなるタイミングが違うので、割と頻繁に病院へ足を運ばなくてはいけない。処方してもらう量を調整してタイミングを揃えられたらいいのだけれど、病院へ薬をもらいに行くこと自体が道中に心中を整理するという意味でお参り的な要素もあるので、まあいいかなと思っている自分もいる。
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病院の側でお花見。
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鴨と桜
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五線上ではよく見るけど、久しぶりに見たオタマジャクシ
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人が少ない場所でも有意義なことはたくさんできるなあ

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こちら久留米を流れる筑後川

父は、3月22日で84歳になった。一年前にリンパ腫を抗がん剤治療で克服し寛解状態にあることはここでもお伝えした。でもその後、胆管炎、食道静脈瘤などで入退院を繰り返している。肝臓にある結石は大きすぎて手術不可能らしく、薬で散らしているらしい。食道静脈瘤は内視鏡手術で取ったんだっけな。昨秋は耐性菌とやらで発熱して入院していた。そして今回は大腸がん。腹腔鏡手術は4時間くらいかかり30cmほど腸を切りとったらしい。幸いステージ1の状態で元々の腸がえらく長いからなのか何なのか人工肛門にはならずに済んでいる。切りとった腫瘍を病理検査中でその結果次第で抗がん剤など追加の治療が必要かが検討されることになっているそうだ。

19日が手術だったので、見舞いに行ったのは術後3日目だったけど、想像していた以上に元気で自分で起き上がってトイレにも行っていた。手術翌日の重湯から徐々にお粥に変更している最中だった。カウンセリングに来た栄養士の方の話にも倍くらい喋りかえしていた。例えば「先生が重湯も噛んで食べなんち言わしたばってん、ありゃ冗談やか、ほんなこつやか?」「(笑)ほんとですよ、噛むことで脳が刺激されて身体が本来持っている状態を取り戻そうとするので、なんでもしっかり噛んで下さいね」「あ、そげなこったい、てっきり冗談で言わしたとやかち思た。」
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と、そんな感じである。ひとまず元気そうでよかった。



 

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先週の検査結果が届いた。
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【血液検査】
BUN(尿素窒素)  28.8(前回 31.7)(前々回 32.6)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン) 1.72(前回 2.04)(前々回 1.8) (基準値 0.8~1.8mg/dL) 
SDMA  10(前回 15 )  (前々回  10)  (基準値 0~14μg/dL)  

【尿検査】 
pH 7 (前回 7)(前々回 7)(基準値 5~7)
結晶 - (前回 -)(前々回 ストルバイト)(基準値 -)

結果は、血液も尿も問題なし。

何回も書いているけれど、「腎臓は悪くなったら改善することはない」というのが定説だけど、それはモイには当てはまらないみたいで、抗がん剤治療していた頃に比べると徐々に改善し基準値内に落ち着いてきた。l;。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。あ、通りがかりのモイのコメントでした。「朝晩飲んでいるアゾディルが効いてるモイ」と言っております。

尿のph値は7のままだけどストルバイトは前回に続き出ていない。よかった。フードはロイヤルカナンのphコントロールと消化器サポートを組み合わせている。先週先生に確認したが「それで問題ないでしょう」とのこと。「毎日おやつであげていた焼きかつおを週1にしたが効果があると思いますか?」という質問には「あるでしょう」ということだったので、摂取量によっては結石を作る可能性が少なからずある、と心にとめておこうと思う。
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 今回初めて検査結果を郵送で送ってもらった。文面でみる先生の診察内容がなんだか新鮮。昔、夜中の長電話がコミュニケーション手段だった恋人と時を経て初めてLINEでひと言だけのテキストメッセージを送受信した時の新鮮さに似ている。てか、手紙だけどね。これが本当にLINEで医者と患者が「結果でました」「ドキドキ(絵文字)」「問題ないっす」「キリッ(絵文字)」「よかった〜(絵文字)」「ありがとうございました〜」などとやりとりする時代が来たらいいな。いいのか?いいと思う。コミュニケーション手段が何であれ、急を要す時にはそれなりの手段を使えばいいんだと思う。あれ、何の話だ。

モイ、昨年12月15日以来、約3ヶ月ぶりの通院。

血液検査の値を正確にするために午前5時にひと口だけドライを食べて以降は絶食してもらった。9時過ぎに身支度をしている最中、絶食に付き合わされたウニはいつもように空のお皿をひっくり返して「ご飯ないよ」アピールがすごく、じっと我慢していたモイも「あれ、これってひょっとして僕が通院するパターン?」と途中で気づいたのか、3ヶ月ぶりだというのに出かける前にはちゃんとベッドの下に身を潜めていた。
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往路、今までで一番かな、ずっとキャリーから身を乗り出して車窓を楽しむモイ。人間でも毎週のように車に乗っている時期はそれに慣れちゃうけど、すごく久しぶりに乗ると「あ、車だ、この匂いだ、エンジンの音だ」って妙に新鮮な気分になりますよね。猫もそうなのかもしれない。
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あと数週間遅ければ桜並木が楽しめたろうに、ちょっと残念だね、モイ。
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今年からは治療はなく定期検診(経過観察)のみということで少し気は楽なのだけど、油断は禁物なので、病院が近づくにつれて「今日の検査で何があっても冷静に対処しなきゃな」と心の中でつぶやく回数が増える。

【体重】6.66kg

【血液検査】先生の提案で外注の腎不全マーカー(SDMA)だけ調べることにした。とくに問題なければ結果を郵送で送ってもらうことに。

【超音波検査】
昨年7月末以来、久しぶりに超音波検査に立ち会う。久しぶりだったけど何回も見てきたものなので、黒い影がなく左右対称で大きさも同じ綺麗な腎臓を見ている最中もとくに先生のコメントはなく黙々と検査が進む。同じく3年前に黒く大きな腫瘍像があった腸は今はバームクーヘンのような綺麗な5層構造に見えていて、それに沿ってひと通りエコープローブを這わせた後、先生はひと言だけ「怪しそうな場所はもはや無いですね」と言いニヤッと笑ってくれる。ホッと胸を撫で下ろす瞬間。
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その後、胸の音を聴く先生。僕らのいる前で聴診器を使ったのは初めてかもしれない。20200309-IMG_9248
今朝4時50分に採れた尿を持ってきたので、ストルバイトが出ていないか念のため尿検査もお願いしたが、この結果についても「あとで調べておきますので血液検査の結果と合わせ一緒に郵送しましょうか」と先生。これもモイが一刻を争うような状態でないということの裏返しなので喜ばしいことだ。おかげで待ち時間もなく、すぐにモイと一緒に帰宅できる。

スムーズに検査が終わったので、先月のウニのペットドック結果で再検査を薦められているコレステロール値(+)と血小板値(-)について主治医の意見を聞いた。持参した血液検査の表を見て「前々回と比べてそこまで大きな変化ではないので1年後くらいの検査で大丈夫だと思います。」と。ウニが先の通院後やや知覚過敏の症状が出ていることも話した上でのことだ。「もちろん検査はやった方がいいですが、通院のストレスで健康を害している恐れがあるのであれば、このレベルであれば1年後でいいかと思います」「コレステロール値が上がる要因として胆管疾患というのもありますが、γGTPやALPの値は高くないので、その可能性もないでしょう」「血液検査の基準値というのはあくまで平均値であって、高めを維持して健康、低めを維持して健康、それがその子にとっての正常値という犬猫もいます」とのこと。

このように診察する先生によって見解も微妙に変わってくるので話が聞けてよかった。ひとまずウニのストレス緩和のためにもこの時期の再検査は避けておこう。20200309-_DSC9432
帰路、窓から春を感じとるモイ。
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帰宅時恒例、ウニのキャリーケースチェック。20200309-_DSC9448
よかったね1年後の再検査でいいってよ。

来週あたりに送られてくるであろうモイの血液検査と尿検査の結果も問題ありませんように。

モイが丸山ワクチンを初めてから3月3日でまる3年が経った。丸山ワクチンの使用期間はオフィシャルサイトに、

“通常は、ワクチンを使い始めて最初の3年間は1日おき、または週3回注射します。ワクチンの治療開始後3年間、再発や転移がなければ注射回数を週2回にして5年まで続け、異常がなければ週1回に減量し、適宜終了します。 

と書いてある。

来週月曜日に
モイは今年はじめての定期検診を行う予定なので、もしそこで異常がないようであれば、上に書いてあるように、これから2年間は週2回に減らすことにしようと思う。

丸山ワクチンの減量のことは既に主治医にも相談済みで、先生曰く「減らし方は必ずしも決まりがあるというより個人の裁量によるところが大きいと思います。」ということだった。確かにそうなのだろう。ひょっとしたら急にパッタリやめてしまっても大丈夫な場合もあれば、このマニュアル通りに続けてもがんが再燃する時はするんだと思う。

モイの場合、丸山ワクチンと免疫療法を始めたタイミング、それから一番奏功したと思われる抗がん剤ドキソルビシンを始めた時期が極めて近いので、何が今の寛解をもたらしてくれたのかははっきりしない。
実は丸山ワクチンが一番効いていたという可能性だって十分にあると思う。だから不用意に止めるわけにはいかない。先はまだまだ長いけどこのマニュアル通りに減量していくことにしよう。

隔日だった皮下注射が週に2回になるだけでもだいぶ楽になるねモイチン。
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皮下輸液をやっていた頃は輸液用のシリンジにワクチンも混ぜて一緒に皮下注射していたが、今はワクチンだけ。病院からワクチンとセットで渡される注射針は23Gの太さ(写真の青い包装)のものだけれど、痛みを少しでも感じなくするために、より細い25G(オレンジの包装)の針を追加でお願いしてもらっている。「だったら細い針だけでよくない?」となるが、
23Gの方は先ずバイアルからワクチンを吸い上げる時に使っている。一回でも針を何かに刺すと衛生的にももちろんよくないし、極々わずかだけど針先が丸まってしまうのでその分痛みを感じやすくなるのだそうだ。針先は鋭利な方が痛みを感じない。だからモイの背中に刺すためだけに25Gの細い針に差し替えて注射している。もちろん使い捨て。おかげでモイはほぼ痛みを感じていない。というか、まったく気づいていないほど。それでもたまに打ちどころが悪いと血がにじむことがある(数日前も今年初めて血が出てしまった。ゴメンよ、モイ)。

バイアルのゴム口やモイの背中の皮膚を消毒するために前者は市販のステリコット、後者は病院からもらうアル綿を使っているが、ここのところの
新型コロナ騒動で前者は売っていない。もし病院のアル綿もなくなったらちょっとピンチになるな。早く終息してほしい。

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投薬後のおやつが週一になったのでアピールがすごいモイ




 

ウニが先週受けたペットドックの結果を聞きに病院へ。
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血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿検査、便検査、ほぼ異常はなく、女性の先生の説明も5分ほどですべて聞き終えたのだけれど、血液検査上で2点だけ基準値から外れている項目を指摘された。

ひとつはコレステロール。
基準値89~176mg/dLに対し222mg/dLと高め。因果関係は分からないけどレントゲン写真を見せてもらった時、お腹のところだけ「ちょっと脂肪が(笑)、けっこう付いてるかな」と先生。あんなにスレンダーに見えるウニでもそんなことあるんだな。体重6.7Kgのモイと比べるからかもしれないけれど4.2kgのウニは小さく細く見えるのです。

もうひとつは血小板数。
基準値30~70 万/μLに対し29.2とやや少なめ。

この2点については再検査を進められ、1ヶ月後くらいに血液検査だけすることに。
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帰宅後ちょっと気になったので過去のウニの血液検査データをモイと同じようにすべてエクセルに打ち込んでみた。表にして見ると一目瞭然。血小板は過去にも2回、基準値より少ないことがあった。「猫の血小板は固まりやすいので値も変わりやすく問題はないと思いますが、」とのことだった。モイのデータを見てみると55回受けた血液検査のうち17回は基準値以下でけっこう低い数値の時もあったが、これまで主治医にはとくに再検査と言われたことはない。

コレステロールに関しては上がっていくようであれば脂質代謝異常など病気につながる可能性もあるので観察しておく方がよさそうだ。モイのphコントロールをウニも食べてしまうことに関しては「問題はない」と言われたが、食事の管理ももっとちゃんとした方がいいのかもなあ。
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ところで、先週ワクチンとペットドックを済ませ帰宅したウニ。過去の経験からその日の夜は「ウォーン」と唸るような声で鳴くかと思っていたけれど、疲れて寝てしまった。替わりに次の日の昼間にけっこう鳴いた。抗議なのか何なのか、はっきりした心中は察してあげられないけれど、まあストレスは相当かかったよね。それからウニが近くを通るとモイが「ウー」と威嚇するような声を出す日が2日ほど続いた。一年前はそんなことなかったのに、今回はけっこう病院のにおいが付着したのかな。モイにしてみればいつも嫌な思いをしている場所のにおいなので(本当はお世話になって健康にしてくれた所なんだけど、)そりゃ警戒するよね。
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エコーの映りをよくするためにお腹の毛を剃られたウニ。病院で怖い思いをするは、大好きなお兄ちゃんに威嚇されるは、で踏んだり蹴ったりだったよね。だからなるべく病院なんか行きたくない。病院に行くことで体調を崩す猫もいるはず。でも、病院で診てもらわないと気づけないこともたくさんある。




 

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ペットドックでモイの尿からストルバイト結晶が検出され、それが確実になったのが今月12日。その日から早速尿ケア用の療法食を試してきた。ストルバイトは食事療法が基本のようだ。
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5つもらってきた試供品の中で最初に試したのは「日清ペットフード ストルバイトブロック」。これはまあまあな食いつきだった。サンプルで量が少ないのでその日のうちになくなってしまった。次の日残りの4つも少量ずつ試したが、食べてくれたのは「ヒルズC/D」だけだった。これはかなり食いつきがいい。すぐにペットショップで大きめのやつを買ってきた。

が、次の日、下痢に。その次の日も下痢。

先生が「尿ケア食は脂質が多めなので便が柔らかくなるかも」と言っていたのが的中した。リンやマグネシウムのミネラルを減らしている分のバランスでそうなっているのか、ネットで「水をたくさん飲ませるために塩分が多い」という書き込みまで目にして、酒のつまみじゃないのになあと思ったり。

モイの場合、もともとリンパ腫の原発巣が腸にあり、そうでなくても腸は健康の基本になるところだからお腹がゆるくなっては本末転倒な気がするのでC/Dはやめることに。一旦、今まで主食にしていた「ロイヤルカナン消化器サポート」に戻した。次の日にはまたマシュマロのような便に戻った。

ところでモイがストルバイトになったのは、ひょっとしたら日々の投薬後におやつとしてあげていた「いなば 焼かつお」が原因かもと少し勘ぐっている。詳しい成分表がみつけられないけれど、かつおってことでなんだかミネラル多そうな気が。なので、発覚以来おやつは我慢してもらっている。3年近くパブロフのような条件付けをしてきたので、おやつなしでも素直に投薬を受け入れてくれるモイが愛おしい。

ひょっとしたら毎日のおやつをやめるだけでも尿ケアになるかもと思いつつも、ひとまずストルバイトをなくすために療法食は探さなくてはいけない。サンプルでもらった他の3つは食べてくれないので、ネットで調べて「ロイヤルカナン phコントロール1と2」を購入してみる。幸いどちらも食いつきがいい。サンプルで食べなかった「ユリナリーS/O」の前身がこれらしいけど、前身のを食べて後発を食べないという猫あるあるかな。

もともと、phコントロール1はストルバイト用で尿を酸性化させる(ph値を下げる)もの、phコントロール2はシュウ酸カルシウム結石用で尿をアルカリ性にする(ph値を上げる)もの、と真逆のものだったようだけど、それぞれが過度にならないように他方への配慮をしていったら、結局同じような役目のものになったということらしい。なんだか不思議な話だけれど、モイの場合はストルバイトが出ているわけなので心情的にはやっぱり「1」を食べさせたくなる。

それからはphコントロール1をメイン食にしたが、こればかり食べすぎるとまた便がゆるくなるかもと思い、消化器サポートもたまに食べてもらいつつ今日に至る。その上での便は消化器サポートだけの時のようなマシュマロ状のものではなく、少し粘土のような赤みが増したが柔らかすぎずそこそこいいウンチが出ている。

先生が「いつでもいいですけど、2週間くらいしたら結果も出てくるのでまた尿検査を」と言っていた。今日ウニのワクチンとペットドックの日はちょうど15日目にあたる。朝4時45分にモイのオシッコをとることができたので、一緒に病院へ持っていった。前々回のように採尿から少し時間が経っているので正確な検査結果が出るかは微妙かもだけれど、せっかくだからやってもらった。

夕方ウニを迎えに行った時にモイの尿検査の結果を聞いた。ストルバイトは出ていなかった。やったー。「療法食は継続で」と先生。ph値は5~7の基準値に対し「7」。ぎりぎり基準値。ただ前回もph値7でその時はストルバイトが出たので実際のところ紙一重なのかもしれない。前々回はph値8だった。もうちょい尿ケア食を食べ水分をしっかりとればちゃんと治ると思う。
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おやつも食べずにがんばっているモイ。それでも元気だし、日に日に甘え方が増してきた気がする。
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冬場はベッドの足元で寝てくれるのだけれど、どんどん顔の方にあがって来て昨夜はついにお腹の上で寝てくれた。6.7kgあるモイを3~4時間お腹に乗せて寝るのはなかなか大変でエコノミークラス症候群になる夢を見そうだったけど、これもいい思い出。モイ重いでの思い出。おモイで。
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今日はウニの年に一度の3種混合ワクチン接種と、ついでにペットドックを受けて来た。

前置きが長くなります。

先ず、ワクチンは本当に年に1度必要かという問題だけれど、昨年、一昨年とワクチン前に抗体検査をしたら、あまり抗体が残っておらず、「もうそろそろワクチン打った方がいいですよ」という数値だったので、結局、素直に年に一度ワクチン接種した方がよさそうだった。ウニの場合。

ペットドックも昨年に続けて2回目。ウニが受けたスタンダードコースは人間で言う区の健康診断よりは立派なものだけど、猫時間で考えると4年は経っているのでやっておいた方がいいのかなという考え。

「ワクチンとペットドックを同じ日にやるのは負担が大きいのでは?」という疑問を主治医に相談したことがあるけれど、「確かに片方だけ受けるよりは1日がハードになりますが、猫の場合は外出のストレスというのも考慮しなくてはいけないので、2回に分けて病院へ来るよりいっぺんに済ませてしまった方が結果ダメージが少ないと考えることもできますね、、」ということだった。ウニはモイより外出に慣れていないので、先生の言うように一度にお願いした方がよいかと思い、年が開け早めに通院するつもりでいた。

ところが、1月10日夜
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気がつくとウニの右目が開かなくなっている。
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生まれつき少し右目が結膜炎のように赤くなることがあって、時おり痒そうに手で擦っているが、この日は擦る以前から全く開いていない。
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このまま手で擦りだしたらますますひどくなるなと思い、久しぶりにアンリッカラーを装着してもらった。
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掻こうとしても掻けない。
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ライトニングケーブルで自ら充電中のウニ
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疲れて寝てしまった。

翌朝、1月11日
モイと違ってほとんど咳き込んだことがないウニが突然むせたように咳をした。

慌てて記録用にスマホで動画を録ったがすぐ治まって間に合わなかったのはむしろよかった。
 
と思ったら今度は声がしわがれたような変な声になった。さっき咳き込んだからだろう。
昨日の今日なので、なにか風邪でも引きかけているのかなとこの時は思った。もしそうだとしたらワクチンは打てないし、万が一風邪が悪化してモイに感染ったら大変。モイはリンパ腫だったので用心のためワクチン接種していない(ワクチンは少量のウイルスを体内に取り込むのでそれをきっかけにがん細胞が刺激され増殖でもしたら大変なので)。

ぬるま湯を飲ませたらひとまず声は復活した。

1月13日
風邪じゃなかったかもなあと少し安心していたら今度はひどい下痢。立て続けに3回トイレに行き、ビシャーっと。もともと軟便がちなウニではあるけれど、やっぱりこれはちょっと調子悪いのかも。

1月15日
そしてこの日は知覚過敏症が出た。自分の尻尾を追いかけ回すようにクルクル回転したり、背中がゾクゾクと震え、毛が逆だって気になって自分で身体をペロペロ舐めるのだけど、治まらず走って部屋の角に逃げていってしまう。ちょっとしたパニック障害。気をそらしたり、尻尾を見えないように隠してあげたり、ストレス緩和サプリ「ジルケーン」を飲ませたりして対処している。

2017年8月に初めてその病名を認知するひどい症状の時があって、その時は落ち着くのに2週間近くかかったっけ。その後も季節に何度かちょっとした症状が数時間だけ出るような事はあったが、今回は少し長引いている。

今回ひどい症状が出ているところは撮影できていないけれど、これもその軽いやつ。本当は20日にワクチンとペットドックの予約を入れていたのだけど、その2日前になっても過敏症が治まらなかったので一週間延期してもらった。「ペットドックは必ず必要というものではありませんからもし来週も体調が戻らなかったらまたご相談ください」と電話口の看護師さん。

そして話がやっと今日に。

この一週間でやっと過敏症も治まってきて、疑わしかった風邪もひいてなさそうなので、今日は通院することに。

未明から絶食。
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ウニのご飯ないよアピールは相変わらず分かりやすい。モイが自分の通院と勘違いしてベッドの下に隠れたが、抱きかかえられたのはウニ。玄関に置いておいたキャリーケースに入れようとすると身をよじって抵抗した。この感じ懐かしい。モイはいつもすんなりケースに入ってくれるから忘れていたけれど、先代マルオはいつも「死んでも入りません!」って足を踏ん張ってたなあ。やっぱり猫のスタンダードはこの態度かな。そりゃ通院はなるべく少ない方がいいよね。
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往路の車中もワオーンと鳴き続け不安そうなウニ。
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生憎の空模様。
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おまけに寒い。
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今日は主治医でなく女性の先生が診てくれることに。上に書いた今年になってからの様子などひと通り説明。嫁が着ているウニスウェットに気づく先生。
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キャリーから診察台にウニを運び出しながら「ウニはどっちかというと臆病で〜」と説明すると、「モイちゃんと正反対ですね」と先生。やはりこの病院ではモイは相当ブイブイいわせてるんだな。不思議だな。うちではどちらかというとモイはおっとりした性格でウニはお転婆で手に負えないこともあるのに。
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モイなら即エリザベスカラーを着けられるところだけど、ウニはそれなしに、体重、体温、触診、聴診、目や口の軽い検査などが行われた。とくに問題はなさそうなので、予定通り数時間預けてワクチンとペットドックをやってもらうことに。

いつもの街で4時間ほど待機。途中、留守番カメラで家のモイの様子をチェック。モイがひとりきりになるのは1年ぶり。なんだか妙にくつろいでいる様子だった。

夕方ウニを迎えに。オプションで目のスリット検査をしてもらったが、「結膜充血もないし、ぶどう膜炎を疑うような症状も今はないので経過観察でよいのでは」とのこと。その他のドック結果は一週間後に聞きにくることに。

ちなみにウニの検査はすべて鎮静剤を使うことなく行われたようだ。とってもよかったけど、意識のある状態で4時間も知らない人にいじくり回されて、「ワンワン」「ニャンニャン」聞こえてくる部屋でケージに閉じ込められていたかと思うと、それはそれでさぞ怖かったろうなあ。
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帰路は車に乗ってすぐは鳴いていたけどしばらくすると家に帰ることを察したのか、安心したようでくつろぎだした。異臭がついたのでグルーミングはかかさない。
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家に帰ると、いつもと逆の光景が。今日一日ウニが入っていたキャリーケースをモイがチェック。「あ、この臭いは!」と思ったかな?

実は今朝4時頃モイの尿も採れていたので、今日はモイの尿検査もしてもらった。果たしてストルバイトは?! ここからは別記事にします。

このブログの最初の記事は今からちょうど3年前の「モイ、血便」からはじまる。あの日、トイレに捨てたモイの便をたまたま流し忘れたことで、しばらくしてトイレの中がほんのり赤く染まり潜血があることに気づいた。あきらかな血便であればトイレに捨てる前に気づいていただろうから、そこまで重度になる前の時点で気づくことができたことは今考えたら偶然とはいえとてもラッキーだった。それでもリンパ腫の進行は速く、エコーで見た黒い影はかなり大きくなっていたわけだから、低分化型(進行の速い)リンパ腫を早期に発見するのはなかなか至難の業だろう。
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さて、12月に行ったモイのペットドックで尿にストルバイト結晶(ストラバイトという表記もある)が混じっていることが分かり再検査となった。その時は採尿から検査までに7時間もかかってしまったので、容器の中で結晶化した疑いがあったからだ。先生から「再検査にあたっては尿が採れたらなる早で持ってきて下さい」と言われていたので、年末年始、モイがトイレに行くタイミングをずっと監視していたのだけれど、なかなかこれが病院の診察時間中にしてくれることが少なく、だいたいが早朝か夜遅くなのだ。

1月6日朝9時15分、風呂でシャンプーをしていると、浴室の扉越しに 「モイ、オシッコしたよ」と嫁のカーコさんの声がした。病院は開いている。慌てて髪を洗い流し身体は洗わないまま、風呂を出て髪を乾かす間もなくオシッコを入れた容器を持ってすぐに車を走らせた。受付で「尿検査お願いします」と渡したのは、9時55分だったので、40分でデリバリーしたことになる。なかなかな鮮度だろう。これで今回はちゃんと検査ができるはず。

そして今日、その再検査の結果を聞きに行った。やはり同じように顕微鏡でストルバイト結晶が確認されたとのこと。ガーン。増えすぎると尿管が詰まり、いわゆる尿路結石になってしまう。

ストルバイトは正式名称「リン酸アンモニウムマグネシウム結晶」と言うらしく、リンやマグネシウムが多いことが原因のひとつらしい。治療法としては、療法食でリンやマグネシウムが少ない食事をする、尿が酸性化するように誘う、なるべく水分を多くとり尿を薄める、など。
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ひとまず療法食のサンプルをいくつかもらってきたので、しっかり食べてくれるものがあるかしばらく様子をみよう。


代謝が変われば結晶が出来にくい体質に戻ることもあるが、少なくとも年単位で治療していく必要はあるでしょうとのこと。先代のマルオも若い頃にストルバイトが出たことがあったけど、治るまでそんなに長くかからなかった記憶があるのだけれどなあ。

「尿管が詰まったりする前に比較的初期段階で発見できたのでよかったとも言えますね」と先生。ペットドックをやったおかげだな。奇しくも3年前の今日、血便に気づき、今回はストルバイトに気づいた。一難去ってまた一難なわけだけれど、どちらも先生が言うように初期に発見できてよかったと思うことにしよう。内心はかなり落ち込んでいるんだけれど、モイは普段と変わらずとても元気そうなので、この病気にもまたじっくり付き合っていけば、きっと大丈夫。きっとうまくいく。
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あと、前回、尿中のタンパク質が「2+」とやや多めだったが、今回は「±」という値でとくに外注検査は必要なさそうだった。

※このブログでしばらくリンク切れしていた写真(主にインスタの写真)へのリンクを年末にまとめて貼り直しました。


 

早朝5時半にとれたモイの尿と便を持って昼近くに病院へ。待つこと数十分。これでデータが出揃ったので改めてペットドックの結果をまとめて聞くことが出来た。
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【超音波検査】
いつもの腎臓や腸管まわりだけでなく、心臓を含めたあらゆある臓器のエコー画像を見ながら丁寧に説明を受けた。すべて問題なし。あの忌まわしい黒い影はどこにも見当たらない。強いて言えば、腎臓だけは4歳にしては少し輪郭がぼやけている(以前も指摘を受けた)けれど、リンパ腫が浸潤した経緯からすれば致し方なく、現状でも十分綺麗でなんら問題はないとのこと。
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【心不全マーカー】
異常なし
血液が秒速80cmで通過しているらしい。狭窄すると3m/sとか速くなるそう。
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【レントゲン】
15日に撮影しなおした胸部、腹部のレントゲン写真。骨の写真をみてもキュンとするのなんでだろう。「ここが心臓で、これが横隔膜で、この辺にコロコロあるのはウンチで」と説明を受けるが、いちいちニヤニヤしてしまう。とくに問題はなし。「背中の脂肪の割にはお腹の脂肪が少したっぷりしていて、やや肥満かもしれないですね(笑)」と先生。
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【血液検査】
これもいつもより多くの項目の結果が書かれたデータシートを見ながらひとつずつ丁寧に説明を受けた。
結果から言うと、クレアチニンだけ少し基準値よりまたオーバーしているので、腎臓の様子は引き続き定期検診した方がいいだろうとのこと。

基準値から外れた項目だけ書き出すと、

クレアチニン 2.04(基準値 0.8~1.8mg/dL)  
アルブミン 3.6(基準値 2.3~3.5g/dL)  
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ 14(基準値 18~51U/L)
総コレステロール 190(基準値 89~176mg/dL)  
白血球 5500(基準値 5500~19500/μL )  
血小板数 27.6(基準値 30~70 万/μL )  
MCHC 31.5(基準値 32~36%)  

白血球についての言及はなかったが、基準値ぎりぎりなので、やっぱりモイは基礎免疫が低めなんだなと再確認した。

SDMA  15(基準値 0~14μg/dL)  

腎不全マーカーSDMA値もまた基準値をオーバーしたので、2月か3月にもう一度血液検査検査し、腎数値がさらに上昇するようであれば皮下輸液を再開するなど何か対策をとらなくてはいけなくなりそうだ。
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【便検査】
とくに問題なし。
モイがクロストリジウム・パーフリンゲンス(悪玉菌の一種)のキャリアであると発覚したのは下痢がひどかった2018年4月。あれから1年8ヶ月、抗菌剤フラジールを4日に1度のペースで0.5錠飲んでいる。当時いろいろ試してこれ以上投与間隔が開くと下痢をした。ただその後はメイン食を消化器サポートにしたこともあってかずっと安定しているし、腎臓のために飲んでいるアゾディルも乳酸菌の一種なので、ひょっとしたらクロストリジウムも相当に影を潜めているかもしれない(完全になくなることはなく共生していくものらしいが)。ただそれは今日の簡易的な便検査では分からない。なので、もし調べるとしたらフラジールの投与間隔を少し開けてみて、下痢をするか否かの様子を見るという作戦もある。ただ、そんなことをするとせっかく落ち着いている腸内環境がまた荒れ出す懸念もあるので、今の投与間隔が苦にならなければずっとこのペースで行くということも一択。基本的に生涯投与しても問題はないものらしい。「フラジールは苦い薬なのでモイちゃんのことを思うと間隔を開けられるといいんですけどねえ。」
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【尿検査】
なんと、今朝の尿からストラバイト結石が出てしまった。顕微鏡写真を見せてもらったが、綺麗な長方形状の異物が2つ写っていて、それが結石らしい。ただ採尿から7時間近く経っていたので「膀胱の中で作られたものではなく、採尿した後に容器の中で結晶化したものかもしれないので、これに関しては、もう一度検査して追跡する必要があります。」とのこと。また近いうちになるべく採れたての尿を持って行き再検査してもらうことに。

それから1年前と同じく少しタンパクが尿に漏れているようだ(2+)。オシッコが黄色く濃いことによる偽陽性反応かもしれないので、正確に調べるには前回のように尿蛋白クレアチニン比を外注検査する必要がある。腎不全では一般的に尿が薄くなるけれど、濃いということは腎臓は元気だと言える、けれども、もしタンパクが腎臓から漏れているとしたら将来的に腎臓を悪くする原因につながる、と、喜んでいいのか悪いのかよく分からない状態。次回、ストラバイトの再検査をする時にまたタンパクが多く検出されるようであれば、外注検査してもらうことに。

と、そんな感じでペットドックの結果としては、何も問題ナッシング、とはいかなかったけれど、このタイミングで検査しておいてよかった。手綱を緩めるなということなんだろう。

リンパ腫に関しては「最後の抗がん剤投与から2年が経っていますので、多分、治っていると思いますが、それでも警戒するのであれば、今後も2~3ヶ月に1回は定期検診するといいでしょうね。再燃したら速いですからね。」と。

この「多分、治ってる」って言葉を先生から聞けただけでも十分うれしかった。「寛解」と」「完治」の途中にあるのが「多分、治ってる」だと思う。
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これまで3年間の闘病はとても根気がいるものだった(とくに死を覚悟した2017年の春はしんどかった)けれど、結果としてモイは今「多分、治っている」状態になった。このブログを読んでいる方や世の中にはたくさん同じように闘病している人やその家族がいて、中には治療が思うようにいかなかったり、志半ばで家族を亡くされた方も少なくないと思う。その無念さを思うと言葉にならない。さぞ辛いだろう、苦しいだろう、やるせないだろう、悲しいだろう。ただ自分は大事なのは結果以上にそれまでの過程だと思っていて、モイの病気をきっかけに自分はモイや家族とより深く見つめ合う時間が持てたこと、より魂を通わせるような絆を作ることができたこと、それが何よりうれしい。「病気よありがとう」そんな気持ちさえある。もちろん治ったというのはうれしいことだし、運がよかったけれど、それは結果であって、今一時の状態に過ぎない。とくにがんは再発のリスクも高く一生気が抜けない病気だ。だから今もし病気をしている人、闘病を支えている家族の方々がいるとしたら、苦しくても負けずに一緒にがんばってほしい。結果ではなく、今、家族と向き合うことが出来ているその状況をうれしいな、ありがたいなと思いながら、一瞬一瞬を大事にしてほしいです。

これまで、たくさんの応援をありがとうございました。みなさんの応援、祈りのおかげでモイは今のところがんを克服できています。これからもどうぞよろしくお願いします。最大限の感謝と祈りをこめて。

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2017年1月12日、血便に気づき近医に駆け込んだあの日から数え86回目の通院。大きな病院でリンパ腫と診断されその日のうちに入院、そこからの2泊3日も1回と数えている。ほぼ3年が経ったモイの闘病生活は今日でひとまず終了、、のはず、、
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最後と知ってか知らずか、往路、ずっとキャリーから車窓を楽しむモイ
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治療のために通うのは今日で最後、、になってほしい、、
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今後は日々の経過観察、数ヶ月に一度、定期検診で通うことになる、、だろう、、

なんだよ、最後だと言うのに随分と歯切れが悪いじゃないの、その理由は後ほど書くとして、先ずは最後の免疫細胞療法について。

【免疫細胞療法】
先生と相談して今回で最後としていた免疫療法。今回のリンパ球はなんと5億7千万個に増えていた。22回目にして最高記録更新。因みにこれまで22回の合計は58億8900万個(暇だなあ、足し算なんかして〜って言わんでください)。初めてやった2017年3月の時は1900万個にしか増えず、先生も「本当は1億個くらいを目標としてるんですけどねえ」と言っていたので、モイは免疫療法も向いてないのかなと当時は落ち込んでいたけど、2回目以降は比較的たくさん増えてくれて先生がびっくりすることも多かった。「2~3週間培養する」というのがセオリーとされるなか、今回スケジュールの都合で初めて13日間と2週間に満たない期間だったので、ちゃんと増えているのか不安だったのだけれど、心配無用だった。

しかもこの5億7000万個のリンパ球は活性化され免疫シグナルを有しているので、よりがん細胞を攻撃してくれるという理論。

以下にその5億7000万個の顕微鏡写真をお見せします。
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モイの体内にはこの5億7000万の兵士たちが戦う相手はもはやいないはずなのだけれど、どんな人や犬猫でも日々体内で微小ながん細胞が生まれては死んでいるらしいので番人が多いに越したことはない。
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さて、前回書いたように、2週間前に鎮静剤をかけたついでにペットドックもお願いしていた。モイの治療の総決算にするつもりで。今日はその結果を聞けると思っていたのだが、主治医から「すみません、こちらの伝達ミスで一部の検査のデータが取れておらず、レントゲンと便尿の検査だけ、もう一度やらせてもらえないでしょうか」と説明があった。むむむ、ペットドックの結果次第では今日で晴れてすっきり治療を終えられると思っていただけに残念。「それ以外の血液検査や超音波検査の結果だけ先にお話することはもちろんできますが、レントゲンや糞尿検査をした上でそれを踏まえトータルにお話した方がいいと思うので」と言われ、確かにそうだろうなと思ったので承知し、今日リンパ球の戻しでモイを預ける際にレントゲンを、ウンチとオシッコに関しては改めてうちで採取して近日中に届け、その数時間後に改めてまとめて検査結果を聞くという約束をした。

細かい事情は聞かなかったけれど、2週間前は鎮静剤で眠っているうちにいろいろ検査をしたはずで、レントゲンもその時にやっただろうに、とか、今日は鎮静をかけないのでモイの暴れ方次第では撮影が難しいだろうに、とか、放射線を浴びる回数が増えることになるとしたらちょっとヤだな、とか、いろいろ考えてしまった。
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そんなわけで、最後の最後にちょっと後味悪い感じになってしまったのだけれど、現時点で出揃っているデータ上(血液やエコー上)に何か重大な問題があるということはないそうなので、その点では安心(仮)したし、数日後に改めてペットドックの結果をまとめて聞いて、そこで晴れて今後の展望などをじっくり先生と考えられたらよいかなあと思った。その日は便と尿だけを持っていくことになるので、どちらにせよ、モイ自体の通院、治療通院は今日で終了。よかった。モイ、本当に長いことおつかれさま。よくがんばったね。
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これまで3年間ずっと応援して下さった皆様や共に病気と闘っている同士の皆様にお礼が言いたいのですが、ペットドックの結果を聞くまではまだ何があるか分からないので、数日後、また改めてペンを取りたいと思います。いつもおつきあいいただきありがとうございます。
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