moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2017年7月24日に当ブログを開設しました。それ以前の約半年分はinstagramの記事を一部加筆修正し転載しています。写真や文章の一部にまだ不備があるかもしれません。これから整えていく予定です。どうぞよろしくお願いします。

毎週月曜日に車窓から見る並木。モイのおかげで紅葉が進むのを定点観測できて楽しいな。でもどんなにモイが一週間を元気に過ごしていても、病院へ向かう時の緊張感は毎回変わらない。知らぬ間に病状が急変していて、いつ突然ツラい診断がくだされるか分からないし、実際1月末にそんなこともあったので、あれが教訓になって、片時も油断しないような生活をこの10ヶ月送ってきた。
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【体重】5.66kg  今朝ウンチをしてきたのにこの体重だからけっこう増えてる。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  33.9(前回 26.6)
  • CRE(クレアチニン)  2.0(前回   2.1)
腎臓の値、BUNがまた基準値より上がってしまったが、CREは少しずつ下がっていて、もうちょいで基準値内。先週は半日絶食後の血液検査だったのでBUNも良好だったのかも(今朝は少しご飯を食べてからの血液検査だった)。
  • WBC(白血球総数)6100(前回 6500)
  • 分葉好中球     4744(前回 4095)
  • リンパ球      1073(前回 1950)
リンパ球は基準値より少ないが、分葉好中球がそれなりにあるし、白血球の総和も基準値内なので自宅投与用の抗がん剤クロラムブシルを3錠、いつものようにもらって帰ってきた。
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【超音波検査】今日もほぼ変らず。腎臓は左右とも綺麗で、回腸の一部は依然として少しだけ黒く、他のところより1~2mm厚かった。

【IBD(炎症性腸疾患)のこと】
あまりに長期間、腸の様子が変わらないので、ここでも何回か書いたIBDの可能性について先生に質問してみた。

疑問:IBDとリンパ腫はすごく似た症状。IBDからリンパ腫になることがある。では、リンパ腫からIBD、つまり腫瘍細胞はなくなっていて炎症だけが残ることはないのか?

先生の見解:多分それはないです。確かにIBDからリンパ腫になるケースはありますが、逆はないと思います。まずIBDだとしたら腎臓へは転移しない。それと超音波検査しても腸の構造は比較的綺麗に見える。分厚くもならないし、5層構造も見える。ただ内視鏡で細胞を採ってみると異常にリンパ球が集まっていた。これがIBDの症状です。長期間、拮抗状態が続いているモイちゃんの腸に炎症だけが残っているという可能性もなくはないですが、層構造は少しの変化とはいえ、厚くなったり薄くなったり変化していますので、多分そこに腫瘍細胞はまだあると思います。

提案:IBDの治療にステロイドが有効という記事を読んだが、モイにこのタイミングでまたステロイドを試すという考え方はないか?(1月から3月中旬までプレドニゾロンを飲んでいた)

先生の見解:また再燃して腫瘍が大きくなってきたらもう一度試すという選択肢もあると思いますが、今は拮抗状態ですので今の治療を続けるのがいいと思います。たまたまですが、今行っているクロラムブシルと免疫療法を交互にやる治療法はIBDの治療でも行われる治療です。ステロイドが効かない、あるいは効かなくなってきた時に、より炎症を抑える薬としてクロラムブシルが使われることがあります。

だそうだ。

普段はクールな先生だけれど、ひとつ質問すると、すごく丁寧にスラスラと見解を示してくれるのでとても頼もしい。

とりあえず今の拮抗状態が続いている間は今の治療を続けるということになったが、いつ拮抗状態が崩れるとも限らないので、やっぱりまだまだ油断はできない。こんなに元気なのになあ、モイ。モイが元気でいてくれる毎日、おだやかに過ごすことができる日々にいつも「ありがとう」という気持ちでいよう。

「リンパ腫は、稀にですが、根治することがあります。」という今日の先生の言葉が頭から離れない。じゃあ、その「稀に」をモイが起こせばいい。稀という言葉には偶然のようなニュアンスを感じてしまうけれど、努力すればきっと稀も、より現実に近づくと思う。だから、がんばろう。
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ウニもずっと応援してくれている。

さっき制吐剤セレニアを皮下輸液にはさんで注入したので、このあと17時40分くらいから抗がん剤クロラムブシルを3錠、モイに飲んでもらいます。がんばろうね、モイ。

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11月8日で2歳と7ヶ月になったモイ。闘病生活が始まってもうすぐ10ヶ月。通院は50回。よくがんばってるなあ。最近はとくに元気で、毎日2~3回はウニと追いかけっこやプロレスごっこをしている。

そのとばっちりを僕や妻が受けることもある。風呂場遊び(磨りガラスの扉越しにじゃらすやつ)も激しい。嘔吐もほとんどないし、便の調子もよい。

ひょっとして通院日以外の週6日間は実は完全寛解していて、ナゼだか通院日の月曜日だけ黒い影が出てきてしまうという難病にかかっているんじゃないか!?と疑いたくなるほどだ。これだけ元気なのでせめて通院を隔週、ゆくゆくは3週に1回、月1回、と減らしていきたいところだけど、9月以降ここのところは抗がん剤と免疫細胞療法を交互に行う独自プロトコールで毎週病院に通うようになっている。
  • week1 エコー、血液検査→問題なければ自宅で抗がん剤クロラムブシル3錠
  • week2 前夜から絶食、エコー、鎮静化で免疫療法採血(培養開始)、血検することも
  • week3 エコー、血液検査→問題なければ自宅で抗がん剤クロラムブシル3錠
  • week4 エコー、免疫療法のリンパ球戻し、血検することも

この4週サイクル。これ以外に自宅で皮下輸液とサプリを毎日、丸山ワクチンは隔日で投与している。
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この写真は11月1日のモイ。体重は5.6kg。夏に一時は5kgを割ったことを思うとだいぶ復調してきた。1月の入院前が5.85kg。2泊3日で退院した2日後には5.42kgまで一気に落ちていた。ちなみに満1歳時の体重をベストとする説がある。モイの1歳時は5.4kgだったので退院後や今はほどよい状態なのかも。で、1歳時の体重から15%以上太ると「肥満」になるのだそうだ。モイが6.21kgを越えたら注意が必要ってことか。

話があっちこっち行ってますが、上の写真の寝相は床暖のせいでもある。冷えはがんの大敵なのでずっと温めておきたいところだけど、脱水状態にならないかは心配。10月30日の血液検査で腎臓の値が悪化したのは、その前の一週間、食事量が少し増えたからかなと考えていたが、ひょっとしたらこのような状態からの一時的な脱水があったのかもしれない(憶測ばかりですが)。あとは先生が言っていたように血液検査前半日の食事内容が影響することもあるようだ。

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4週間に1回、鎮静剤で眠っている間に首の毛を刈られるモイ。採血時に血管確保しやすくするためだ。血液検査やリンパ球採血でほぼ毎週のように首から採血しているが、人間だって毎週のように首に注射針をさされたらツラいよねえ。モイ、ほんとがんばってる!
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遊びモードで目が真っ黒なモイ。
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あと、最近、夜中にベッドの足元に来てくれるモイ。昨日今日と朝まで足に添い寝してくれた。毛もだいぶフサフサしてきて髪型がまたキダタローっぽくなってきた。これが浪花のモイツァルト!

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1月12日に血便に気づいて近医に駆け込んでから今日で50回目の通院(2泊3日の入退院を1として)。がんばってるなあ、モイ。今日は10回目になる免疫細胞療法のための採血がメイン目的。採血時は鎮静剤を使うので昨日の深夜1時から絶食している。お腹が空いているからか、今日は行きの車中では少しおとなし目だった。
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【体重】5.56kg  先週の後半、抗がん剤の副作用(多分)で食欲が少し落ちたので少し減ってしまった。

【超音波検査】今日も大きくは変らず。腎臓は綺麗で腸管には少しの影。5層構造がうっすら見えているのでいい傾向ではあるようだ。それにしてもなかなか無くならないなあ。

【血液検査】免疫細胞療法のための採血を利用して腎臓の値だけ診てもらった。
  • BUN(尿素窒素)  26.6(前回 40.5)
  • CRE(クレアチニン)  2.1(前回   2.4)
どちらもこの1週間でだいぶ下がってくれた。BUNは基準値内。CREは基準値を少し上回る値。前回がたまたま脱水状態だったのか、直前の食事の影響が出ていたのかもしれないとのこと(検査前の半日は食事をしない方が正確な値がとれるらしい)。いずれにせよ、どんどん悪化しているというわけではないので様子みでいいでしょうと。

鎮静下での採血のためにモイを預けいつもの街で待機。
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日が短くなってきたので迎えに行ってうちへ帰る頃には暗くなってしまった。
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50回目にして初めて夜のドライブとなったモイ。まだ鎮静から完全には覚めていなかったけれど、モイの目にはこの景色がどう映ったのだろう。
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モイが抗がん剤クロラムブシル投与から約3日後に嘔吐しているという検証データを2つ前の記事で書いた。先週の通院時に先生にそのメモも渡した。そのメモを見ながら「確かに70時間後くらいの嘔吐が目立ってますねえ。クロラムブシルは1日置きに1錠ずつというような飲み方をすることが多いのですが、今はまとめて3錠飲んでいますので、他の抗がん剤で3日から4日後くらいに副作用が起きやすいのと同様のことが起こっていると考えられます。」と先生。前々回は嘔吐が副作用から来ている可能性を否定されたがこの検証データでそれを覆した形だ。
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さて、今週も月曜日の夕方6時40分頃、モイは自宅でクロラムブシル3錠を飲んだ。今、ちょうど丸4日(96時間)が経ったが今回はまだ吐いていない。5月からクロラムブシルを投与しはじめて今回8回目にしてはじめて50時間~90時間内に一度も嘔吐がなかったことになる。ただ、副作用が完全に起きていないかというとそういうわけではなく、昨日はやはり少し気持ち悪そうで、夜はかなり大人しくなってずっと椅子の上で香箱をくんでいた。食事の摂取量も減った。吐くほどの副作用ではなくなったということなのかもしれない。副作用がないということはもちろんうれしいことだけれど、抗がん剤が効かなくなりだしたことの裏返しかもしれないので素直には喜べない。とにかくモイの身体から悪性腫瘍を追い出すまでは片時も油断はできない。
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2週続けて台風一過の通院となった月曜日。気持ちよく晴れているけどまだ少し風が強い。どうやら台風の影響というより木枯らし一号が吹いたからのようだ。この一週間で街道沿いの並木の紅葉が始まったようでこれからの季節が楽しみだ。四季を感じることができるのはモイが生きている証。
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この一週間どんどん食欲が増してきたモイ。今日の診察室での体重は5.68kg。1月の退院後では最も重くなった。

【超音波検査】
エコーで見る腎臓は今日も綺麗。腸管にある病巣もなかなか探せないほどになっていて、先生から「今日はいいのかもしれないです(笑)」と、うれしい言葉。調子がいい時ほどエコーを見る時間が長くなる。ここ最近は腎臓も腸も見方がルーチン化していて4分足らずで終わっていたけど、今日は7分以上は丁寧に見ていた。結局、まだ黒い影らしきものが少しだけあったのだけれど、「いつもより分かりづらくなってますので順調に制御できている状態です」とのこと。

【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  40.5(前回 29.3)
  • CRE(クレアチニン)  2.4(前回   2.2)
腎臓の値がまた上昇しだした。皮下輸液も毎日120mlしているし、腎臓用の療養食をメインにはしているが、おやつ(焼かつおやドライささみ)をあげすぎたせいだろうか。引き続き注意しなくては。
  • WBC(白血球総数)6500(前回 8400)
  • 分葉好中球     4095(前回 5628)
  • リンパ球      1950(前回 2268)
白血球は少なくなったが一応基準値内ということで、2週に1度自宅投与している抗がん剤クロラムブシル3錠をもらってきた。 

今日は待ち時間も比較的短く、それでも病院滞在時間は1時間にはなるのだけれど、明るいうちに帰ってこれた。モイも元気で帰り道はずっと「ミャーミャー」と愚痴っぽく鳴きながらも車窓を楽しんでいた。

このあと夜になったらクロラムブシルを飲んでもらうことになる。その後の経過観察も含め明日までは緊張感が続く。

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お兄ちゃん、今日は早かったねえ。

 

 

関東を直撃した台風21号の影響で自宅付近は未明から朝にかけ停電。ふと病院は大丈夫だろうかと心配になった。今日は2週間培養したモイのリンパ球を戻す予定日。培養の仕組みは分からないが、きっと冷やしたりなんだで間接的にでも電気は必要だろう。まあ、もしもの時は医療機関なので無停電装置が働いているだろうけれど。
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通院に使ういつもの並木道は小枝、ところにより中枝くらいが散乱していて、たまに車がコツっという音を立てる。台風一過で日差しだけは眩しいくらいの快晴だけれど、まだ風が強く木の葉舞う車窓を眺めながらのドライブとなった。
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今日は血液検査はなし。体重は5.48kg

ひとつ前の記事で書いたクロラムブシル投与から3日後くらいに嘔吐する検証データを先生に見せた。「比較的に副作用の少ないクロラムブシルですが、まとめて3錠飲んでいるので、他の抗がん剤と同様、3日4日後に起きる消化器毒性、骨髄抑制などの副作用が出ているのでしょうね。そのことで大きな問題が起きなければ、抗がん効果とのバランスを見ながら治療を続けていくということになります」と。

【超音波検査】
先週の経過がよかったので淡い期待をしたけれど、やっぱり今日も黒い影が腸の同じところにあった。うーん、なんでこの最後の少しがなくなってくれないんだろう?
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独自に作っている病巣の面積グラフ。5月以降ずっと地を這う折れ線

リンパ球を戻すためモイを預け、いつもの街で待機。いつも停めているスーパーの立体駐車場がここのところ混んでるなあ。スロープの途中で今日初冠雪だった富士山が見えた。街に出るとまだまだ風が強く体が飛ばされそうなくらいの強風がゴーっと音を立てていた。ドコモショップの店頭にいたAIロボットが風に話しかけるほどに。

【免疫細胞療法】
夕方モイを迎えに行く。今回9回目のリンパ球は2億3千万個に増えていたそうだ。2回目の時と同じ数だ。最近3億を超えることも多かったのでちょっと物足りない。それでも「1億個ほどに増やすのが目標です」と当初言われていたので順調な方だろう。

リンパ球を戻す時は鎮静剤は使っておらず、威嚇するモイをおさえ点滴用のカテーテルを抜き差しし、数時間病院のケージの中で過ごしている。迎えに行った時は少し疲れた顔のモイ。
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帰路もご覧の通り。妻の腕枕でちょっとお疲れ。こんな表情でも隣車線を並走するドライバー(今日はガソリンを入れた男子大学生や買い物帰りらしき主婦)を笑顔にさせるモイ。モイは今日も地球に貢献している。

なかなか拮抗した状態から抜け出せないが、あせらず慎重にこの闘病生活を継続していくことになりそうだ。

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帰宅時のお約束、ウニのキャリーケースチェックが続く限り。
 

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ここのところ隔週で月曜日に抗がん剤クロラムブシルを自宅で投与しているモイ。今日はその副作用なのか3回ほど吐いた。そういえば2週間前の投与時もその3日後の木曜日の昼間だけ調子を崩し2回吐いた。先生にそのことを確認した際は「副作用であればしばらく断続的に続くと思うのですが、半日だけ調子が悪かったということは抗がん剤の影響とは考えづらいですかねえ」とのことだった。が、今日も木曜日だ。最近は普段が元気なだけに調子を崩した時がより分かりやすく浮き彫りになる。クロラムブシルは比較的マイルドな抗がん剤と言われているだけあって、投与した日の夜に少し大人しくなる程度で目立った副作用はないと思っていたが、ひょっとして…と思い、過去のクロラムブシル投与後の記録を嘔吐にフォーカスして辿ってみた。以下がそのデータ。

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5112時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 21h/34h後に嘔吐

(※57h/59h/60h/61h/64h後も吐いたがこの時は直前に飲んだ抗生剤が合わなかったことが原因と思われる)


72412時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 23h/80h後に嘔吐


81423時~16112mg×3.5T投与を4回に分け自宅で投与

 → 最初の投与から18h/58h/75h後に嘔吐


9420時】2mg×3Tを自宅投与

 → 71h/86h後に嘔吐


91819時】2mg×3Tを自宅投与

 → 88h後に嘔吐


10218時】2mg×3Tを自宅投与

 → 58h/70h後に嘔吐


101618時】2mg×3Tを自宅投与

 → 55h/64h/72h後に嘔吐

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 こうやってみると抗がん剤投与後、50時間から80時間のあいだに嘔吐が多いことが分かる。やはり3日後くらいにクロラムブシルの副作用で調子を崩していると言えるのではないだろうか。 

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自動制御されている車のエアコンが温風を吹き出す季節になった。モイ47回目の通院。東京は連日の雨で師走並みの肌寒さ。でもモイはこの一週間なんだか元気がよく、ウニと鼻息を荒くしながら追いかけっこをしているシーンをよく見かけるようになった。
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このところ病院は少し混んでいて先週ほどではないが今日も1時間待ち。午前の診察時間のなるべく最後の方に行っているが、それでも後から来る人もいて、なぜかその人達に順番を抜かされ、昼休みに食い込んだ午前の最後に回されているようだ。体重測定、血液検査、超音波検査、それらの結果を受けての処置、と毎回丁寧に診察してもらっているからだと思う。
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【超音波検査】
今日も腎臓は左右とも綺麗。腸の影もさらに薄く見え、クールな先生から久しぶりに笑みがこぼれた。「調子がよさそうですね。少なくとも進行している感じはないですね。」と。文章だと伝わりづらいかもしれないけれど、こういうやりとりから生まれる安堵感たるや。

【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  29.3(前回 24.6)
  • CRE(クレアチニン)  2.2(前回   1.9)
腎臓の値はまた少し上昇してしまったが、長い目で見ると過去の変動の範囲内という見解。
  • WBC(白血球総数)8400(前回 4400)
  • 分葉好中球     5628(前回 2600)
  • リンパ球      2268(前回 1400)
白血球はだいぶ増えていた。抗がん剤投与にも問題はないということで予定通り自宅投与用のクロラムブシル3錠を処方してもらった。
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帰宅後、15時半から絶食、17時半に制吐剤セレニアを挟んだ輸液、18時半過ぎにクロラムブシルを3錠経口投与(1錠ずつ立て続けに3回。そのうち2回は一度吐き出されてしまったのでドキドキしたがなんとか成功)。先ほど19時半に餌を解禁しドライをひと口食べた。2~3時間経てば抗がん剤が胃から腸へ降りていくであろう。それまで吐かないでねえ。それを見届けるまでが抗がん剤投与日の任務。あと1時間だあ。

今日のエコーを見た時の先生の笑顔も、白血球の値も、その後クロラムブシルを投与したことも含め、あの一度寛解した7月31日の前週7月24日の状況に似ている。 これがもしデジャヴなら来週まで覚めないでほしい。そして来週の診察で再寛解となればこんなにうれしいループはない。ただそんなに都合よくはいかないだろう。そんなつもりでいよう。少しも油断することなく過ごす日々には変わりがない。
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入院し、初めて抗がん剤を投与し、インスタグラムでフォロワーの皆さんに告白したあの日から9ヶ月が過ぎた今日の記録でした。

ひと月ほど前にもここでも軽く触れたことがある猫の炎症性腸疾患(IDB)について、詳しくまとめられたサイトがあったのでメモとしてここからもリンクしておきます。
猫のIBD
すごく専門的なので獣医師の方が書かれたのかなと思ったら愛猫を亡くされた一般の方が作られたそう。例えば食事療法のページだけでもとても詳しく参考になる。愛猫を思う熱量が伝わってきます。

嘔吐や下痢、食欲不振、体重減などが気になる猫と暮らす方は一読されるとよいかもしれません。
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モイですが、先週は便の状態がよかったのに、今週また少し軟らかい部分が混じるようになってきて、今朝は半分くらいが軟らかかった。お尻の毛も少し汚れた。食事などに大きな変化はないはずなのに嘔吐も含めなかなか落ち着いてくれない。

IBDが悪化し消化器型リンパ腫になることがあるらしいことは前にも紹介しましたが、その逆、リンパ腫のがん細胞がなくなって腸の炎症だけが残る可能性もあるのかなあという素朴な疑問はこのひと月ますます感じていて、来週またモイの腸の様子が変わっていないようであれば主治医にその辺の疑問も投げかけてみようかと考えているところです。
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毎秋、仙台に3泊する仕事がある。この時期にモイがどんな状態でいることになるのか、随分前から不安だったけれど、どうやら妻ひとりで留守番できるくらいには元気でいてくれそうだったので、安心して仕事に集中できた。

旅に出る直前の金曜の昼に皮下輸液を180mlと普段の1.5倍の量にした。妻ひとりでは輸液は難しかろうと土日休んでもなんとか持たせる作戦。ところが器用な妻は日曜にはひとりで輸液をやり遂げた。サプリと薬は連日経口投与できたそうだ。日曜日は丸山ワクチンを1日置きに輸液に混ぜる日だったのでがんばってくれたのだろう。

さて、今朝、仙台から始発の新幹線で帰ってきた。9時には家に着いた。今日はモイの通院日。いつも11時頃家を出ているので2時間くらいは再会の喜びを分かち合えた。ただモイは昨夜遅くから絶食をしていてすごくお腹を空かしていた。「パパ、帰って来たなら食べ物ちょうだいよ」と言わんばかりにゴロニャ〜ゴロニャ〜とスリスリしてくる。これで帰宅早々キャリーケースに入れて連れ出したらなんだかバツが悪い。

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往路

今日は9回目の免疫細胞療法の採血。モイを数時間預け鎮静下で採血してもらう。絶食はそのためだ。モイが大人しく鎮静剤なしで採血させてくれたらなあ。絶食もせず、鎮静剤も使わず、預けることもなく、パッと血を採って終わりなのでかなり負担も少なくなるのになあ。

【超音波検査】
エコー画像の様子は腎臓も腸もほとんど変化がなかった。腸には依然としてうっすらと黒い影が映っている。ほんとなんでなくなってくれないんだろう。

【血液検査】

鎮静下でついでに血液検査を。
  • BUN(尿素窒素)  24.6(前回 28.4)
  • CRE(クレアチニン)  1.9(前回   2.1)
腎臓の値はいい傾向に。BUNがどんどん下がってきた。CREも少し下がってあと0.1下がると基準値に戻る。
  • WBC(白血球総数)4400(前回 8000)
  • 分葉好中球     2600(前回 4560)
  • リンパ球      1400(前回 3040)
抗がん剤から一週間後なので白血球は少ない。前々回のクロラムブシル一週間後と同じような減り方。この状態で免疫細胞療法用のリンパ球を採血したわけだけれど、前回も同じような状態からけっこう増えてくれたので今回も期待したい。

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復路

今日は鎮静剤が深くなかったのか、帰路もしっかりした顔つき。帰宅後にボーっと口が半開きになることもなさそうだ。ただ今日は待合室での待ち時間が2時間近くと過去最長だったので流石に少し疲れたね。俺も旅帰りでヘトヘトだったけれど、モイのことを思うとバテてはいられない。









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