moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2017年7月24日に当ブログを開設しました。それ以前の約半年分はinstagramの記事を一部加筆修正し転載しています。写真や文章の一部にまだ不備があるかもしれません。これから整えていく予定です。どうぞよろしくお願いします。

ウニが先週受けたペットドックの結果を聞きに病院へ。
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血液検査、レントゲン検査、超音波検査、尿検査、便検査、ほぼ異常はなく、女性の先生の説明も5分ほどですべて聞き終えたのだけれど、血液検査上で2点だけ基準値から外れている項目を指摘された。

ひとつはコレステロール。
基準値89~176mg/dLに対し222mg/dLと高め。因果関係は分からないけどレントゲン写真を見せてもらった時、お腹のところだけ「ちょっと脂肪が(笑)、けっこう付いてるかな」と先生。あんなにスレンダーに見えるウニでもそんなことあるんだな。体重6.7Kgのモイと比べるからかもしれないけれど4.2kgのウニは小さく細く見えるのです。

もうひとつは血小板数。
基準値30~70 万/μLに対し29.2とやや少なめ。

この2点については再検査を進められ、1ヶ月後くらいに血液検査だけすることに。
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帰宅後ちょっと気になったので過去のウニの血液検査データをモイと同じようにすべてエクセルに打ち込んでみた。表にして見ると一目瞭然。血小板は過去にも2回、基準値より少ないことがあった。「猫の血小板は固まりやすいので値も変わりやすく問題はないと思いますが、」とのことだった。モイのデータを見てみると55回受けた血液検査のうち17回は基準値以下でけっこう低い数値の時もあったが、これまで主治医にはとくに再検査と言われたことはない。

コレステロールに関しては上がっていくようであれば脂質代謝異常など病気につながる可能性もあるので観察しておく方がよさそうだ。モイのphコントロールをウニも食べてしまうことに関しては「問題はない」と言われたが、食事の管理ももっとちゃんとした方がいいのかもなあ。
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ところで、先週ワクチンとペットドックを済ませ帰宅したウニ。過去の経験からその日の夜は「ウォーン」と唸るような声で鳴くかと思っていたけれど、疲れて寝てしまった。替わりに次の日の昼間にけっこう鳴いた。抗議なのか何なのか、はっきりした心中は察してあげられないけれど、まあストレスは相当かかったよね。それからウニが近くを通るとモイが「ウー」と威嚇するような声を出す日が2日ほど続いた。一年前はそんなことなかったのに、今回はけっこう病院のにおいが付着したのかな。モイにしてみればいつも嫌な思いをしている場所のにおいなので(本当はお世話になって健康にしてくれた所なんだけど、)そりゃ警戒するよね。
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エコーの映りをよくするためにお腹の毛を剃られたウニ。病院で怖い思いをするは、大好きなお兄ちゃんに威嚇されるは、で踏んだり蹴ったりだったよね。だからなるべく病院なんか行きたくない。病院に行くことで体調を崩す猫もいるはず。でも、病院で診てもらわないと気づけないこともたくさんある。




 

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ペットドックでモイの尿からストルバイト結晶が検出され、それが確実になったのが今月12日。その日から早速尿ケア用の療法食を試してきた。ストルバイトは食事療法が基本のようだ。
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5つもらってきた試供品の中で最初に試したのは「日清ペットフード ストルバイトブロック」。これはまあまあな食いつきだった。サンプルで量が少ないのでその日のうちになくなってしまった。次の日残りの4つも少量ずつ試したが、食べてくれたのは「ヒルズC/D」だけだった。これはかなり食いつきがいい。すぐにペットショップで大きめのやつを買ってきた。

が、次の日、下痢に。その次の日も下痢。

先生が「尿ケア食は脂質が多めなので便が柔らかくなるかも」と言っていたのが的中した。リンやマグネシウムのミネラルを減らしている分のバランスでそうなっているのか、ネットで「水をたくさん飲ませるために塩分が多い」という書き込みまで目にして、酒のつまみじゃないのになあと思ったり。

モイの場合、もともとリンパ腫の原発巣が腸にあり、そうでなくても腸は健康の基本になるところだからお腹がゆるくなっては本末転倒な気がするのでC/Dはやめることに。一旦、今まで主食にしていた「ロイヤルカナン消化器サポート」に戻した。次の日にはまたマシュマロのような便に戻った。

ところでモイがストルバイトになったのは、ひょっとしたら日々の投薬後におやつとしてあげていた「いなば 焼かつお」が原因かもと少し勘ぐっている。詳しい成分表がみつけられないけれど、かつおってことでなんだかミネラル多そうな気が。なので、発覚以来おやつは我慢してもらっている。3年近くパブロフのような条件付けをしてきたので、おやつなしでも素直に投薬を受け入れてくれるモイが愛おしい。

ひょっとしたら毎日のおやつをやめるだけでも尿ケアになるかもと思いつつも、ひとまずストルバイトをなくすために療法食は探さなくてはいけない。サンプルでもらった他の3つは食べてくれないので、ネットで調べて「ロイヤルカナン phコントロール1と2」を購入してみる。幸いどちらも食いつきがいい。サンプルで食べなかった「ユリナリーS/O」の前身がこれらしいけど、前身のを食べて後発を食べないという猫あるあるかな。

もともと、phコントロール1はストルバイト用で尿を酸性化させる(ph値を下げる)もの、phコントロール2はシュウ酸カルシウム結石用で尿をアルカリ性にする(ph値を上げる)もの、と真逆のものだったようだけど、それぞれが過度にならないように他方への配慮をしていったら、結局同じような役目のものになったということらしい。なんだか不思議な話だけれど、モイの場合はストルバイトが出ているわけなので心情的にはやっぱり「1」を食べさせたくなる。

それからはphコントロール1をメイン食にしたが、こればかり食べすぎるとまた便がゆるくなるかもと思い、消化器サポートもたまに食べてもらいつつ今日に至る。その上での便は消化器サポートだけの時のようなマシュマロ状のものではなく、少し粘土のような赤みが増したが柔らかすぎずそこそこいいウンチが出ている。

先生が「いつでもいいですけど、2週間くらいしたら結果も出てくるのでまた尿検査を」と言っていた。今日ウニのワクチンとペットドックの日はちょうど15日目にあたる。朝4時45分にモイのオシッコをとることができたので、一緒に病院へ持っていった。前々回のように採尿から少し時間が経っているので正確な検査結果が出るかは微妙かもだけれど、せっかくだからやってもらった。

夕方ウニを迎えに行った時にモイの尿検査の結果を聞いた。ストルバイトは出ていなかった。やったー。「療法食は継続で」と先生。ph値は5~7の基準値に対し「7」。ぎりぎり基準値。ただ前回もph値7でその時はストルバイトが出たので実際のところ紙一重なのかもしれない。前々回はph値8だった。もうちょい尿ケア食を食べ水分をしっかりとればちゃんと治ると思う。
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おやつも食べずにがんばっているモイ。それでも元気だし、日に日に甘え方が増してきた気がする。
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冬場はベッドの足元で寝てくれるのだけれど、どんどん顔の方にあがって来て昨夜はついにお腹の上で寝てくれた。6.7kgあるモイを3~4時間お腹に乗せて寝るのはなかなか大変でエコノミークラス症候群になる夢を見そうだったけど、これもいい思い出。モイ重いでの思い出。おモイで。
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今日はウニの年に一度の3種混合ワクチン接種と、ついでにペットドックを受けて来た。

前置きが長くなります。

先ず、ワクチンは本当に年に1度必要かという問題だけれど、昨年、一昨年とワクチン前に抗体検査をしたら、あまり抗体が残っておらず、「もうそろそろワクチン打った方がいいですよ」という数値だったので、結局、素直に年に一度ワクチン接種した方がよさそうだった。ウニの場合。

ペットドックも昨年に続けて2回目。ウニが受けたスタンダードコースは人間で言う区の健康診断よりは立派なものだけど、猫時間で考えると4年は経っているのでやっておいた方がいいのかなという考え。

「ワクチンとペットドックを同じ日にやるのは負担が大きいのでは?」という疑問を主治医に相談したことがあるけれど、「確かに片方だけ受けるよりは1日がハードになりますが、猫の場合は外出のストレスというのも考慮しなくてはいけないので、2回に分けて病院へ来るよりいっぺんに済ませてしまった方が結果ダメージが少ないと考えることもできますね、、」ということだった。ウニはモイより外出に慣れていないので、先生の言うように一度にお願いした方がよいかと思い、年が開け早めに通院するつもりでいた。

ところが、1月10日夜
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気がつくとウニの右目が開かなくなっている。
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生まれつき少し右目が結膜炎のように赤くなることがあって、時おり痒そうに手で擦っているが、この日は擦る以前から全く開いていない。
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このまま手で擦りだしたらますますひどくなるなと思い、久しぶりにアンリッカラーを装着してもらった。
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掻こうとしても掻けない。
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ライトニングケーブルで自ら充電中のウニ
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疲れて寝てしまった。

翌朝、1月11日
モイと違ってほとんど咳き込んだことがないウニが突然むせたように咳をした。

慌てて記録用にスマホで動画を録ったがすぐ治まって間に合わなかったのはむしろよかった。
 
と思ったら今度は声がしわがれたような変な声になった。さっき咳き込んだからだろう。
昨日の今日なので、なにか風邪でも引きかけているのかなとこの時は思った。もしそうだとしたらワクチンは打てないし、万が一風邪が悪化してモイに感染ったら大変。モイはリンパ腫だったので用心のためワクチン接種していない(ワクチンは少量のウイルスを体内に取り込むのでそれをきっかけにがん細胞が刺激され増殖でもしたら大変なので)。

ぬるま湯を飲ませたらひとまず声は復活した。

1月13日
風邪じゃなかったかもなあと少し安心していたら今度はひどい下痢。立て続けに3回トイレに行き、ビシャーっと。もともと軟便がちなウニではあるけれど、やっぱりこれはちょっと調子悪いのかも。

1月15日
そしてこの日は知覚過敏症が出た。自分の尻尾を追いかけ回すようにクルクル回転したり、背中がゾクゾクと震え、毛が逆だって気になって自分で身体をペロペロ舐めるのだけど、治まらず走って部屋の角に逃げていってしまう。ちょっとしたパニック障害。気をそらしたり、尻尾を見えないように隠してあげたり、ストレス緩和サプリ「ジルケーン」を飲ませたりして対処している。

2017年8月に初めてその病名を認知するひどい症状の時があって、その時は落ち着くのに2週間近くかかったっけ。その後も季節に何度かちょっとした症状が数時間だけ出るような事はあったが、今回は少し長引いている。

今回ひどい症状が出ているところは撮影できていないけれど、これもその軽いやつ。本当は20日にワクチンとペットドックの予約を入れていたのだけど、その2日前になっても過敏症が治まらなかったので一週間延期してもらった。「ペットドックは必ず必要というものではありませんからもし来週も体調が戻らなかったらまたご相談ください」と電話口の看護師さん。

そして話がやっと今日に。

この一週間でやっと過敏症も治まってきて、疑わしかった風邪もひいてなさそうなので、今日は通院することに。

未明から絶食。
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ウニのご飯ないよアピールは相変わらず分かりやすい。モイが自分の通院と勘違いしてベッドの下に隠れたが、抱きかかえられたのはウニ。玄関に置いておいたキャリーケースに入れようとすると身をよじって抵抗した。この感じ懐かしい。モイはいつもすんなりケースに入ってくれるから忘れていたけれど、先代マルオはいつも「死んでも入りません!」って足を踏ん張ってたなあ。やっぱり猫のスタンダードはこの態度かな。そりゃ通院はなるべく少ない方がいいよね。
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往路の車中もワオーンと鳴き続け不安そうなウニ。
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生憎の空模様。
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おまけに寒い。
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今日は主治医でなく女性の先生が診てくれることに。上に書いた今年になってからの様子などひと通り説明。嫁が着ているウニスウェットに気づく先生。
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キャリーから診察台にウニを運び出しながら「ウニはどっちかというと臆病で〜」と説明すると、「モイちゃんと正反対ですね」と先生。やはりこの病院ではモイは相当ブイブイいわせてるんだな。不思議だな。うちではどちらかというとモイはおっとりした性格でウニはお転婆で手に負えないこともあるのに。
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モイなら即エリザベスカラーを着けられるところだけど、ウニはそれなしに、体重、体温、触診、聴診、目や口の軽い検査などが行われた。とくに問題はなさそうなので、予定通り数時間預けてワクチンとペットドックをやってもらうことに。

いつもの街で4時間ほど待機。途中、留守番カメラで家のモイの様子をチェック。モイがひとりきりになるのは1年ぶり。なんだか妙にくつろいでいる様子だった。

夕方ウニを迎えに。オプションで目のスリット検査をしてもらったが、「結膜充血もないし、ぶどう膜炎を疑うような症状も今はないので経過観察でよいのでは」とのこと。その他のドック結果は一週間後に聞きにくることに。

ちなみにウニの検査はすべて鎮静剤を使うことなく行われたようだ。とってもよかったけど、意識のある状態で4時間も知らない人にいじくり回されて、「ワンワン」「ニャンニャン」聞こえてくる部屋でケージに閉じ込められていたかと思うと、それはそれでさぞ怖かったろうなあ。
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帰路は車に乗ってすぐは鳴いていたけどしばらくすると家に帰ることを察したのか、安心したようでくつろぎだした。異臭がついたのでグルーミングはかかさない。
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家に帰ると、いつもと逆の光景が。今日一日ウニが入っていたキャリーケースをモイがチェック。「あ、この臭いは!」と思ったかな?

実は今朝4時頃モイの尿も採れていたので、今日はモイの尿検査もしてもらった。果たしてストルバイトは?! ここからは別記事にします。

このブログの最初の記事は今からちょうど3年前の「モイ、血便」からはじまる。あの日、トイレに捨てたモイの便をたまたま流し忘れたことで、しばらくしてトイレの中がほんのり赤く染まり潜血があることに気づいた。あきらかな血便であればトイレに捨てる前に気づいていただろうから、そこまで重度になる前の時点で気づくことができたことは今考えたら偶然とはいえとてもラッキーだった。それでもリンパ腫の進行は速く、エコーで見た黒い影はかなり大きくなっていたわけだから、低分化型(進行の速い)リンパ腫を早期に発見するのはなかなか至難の業だろう。
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さて、12月に行ったモイのペットドックで尿にストルバイト結晶(ストラバイトという表記もある)が混じっていることが分かり再検査となった。その時は採尿から検査までに7時間もかかってしまったので、容器の中で結晶化した疑いがあったからだ。先生から「再検査にあたっては尿が採れたらなる早で持ってきて下さい」と言われていたので、年末年始、モイがトイレに行くタイミングをずっと監視していたのだけれど、なかなかこれが病院の診察時間中にしてくれることが少なく、だいたいが早朝か夜遅くなのだ。

1月6日朝9時15分、風呂でシャンプーをしていると、浴室の扉越しに 「モイ、オシッコしたよ」と嫁のカーコさんの声がした。病院は開いている。慌てて髪を洗い流し身体は洗わないまま、風呂を出て髪を乾かす間もなくオシッコを入れた容器を持ってすぐに車を走らせた。受付で「尿検査お願いします」と渡したのは、9時55分だったので、40分でデリバリーしたことになる。なかなかな鮮度だろう。これで今回はちゃんと検査ができるはず。

そして今日、その再検査の結果を聞きに行った。やはり同じように顕微鏡でストルバイト結晶が確認されたとのこと。ガーン。増えすぎると尿管が詰まり、いわゆる尿路結石になってしまう。

ストルバイトは正式名称「リン酸アンモニウムマグネシウム結晶」と言うらしく、リンやマグネシウムが多いことが原因のひとつらしい。治療法としては、療法食でリンやマグネシウムが少ない食事をする、尿が酸性化するように誘う、なるべく水分を多くとり尿を薄める、など。
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ひとまず療法食のサンプルをいくつかもらってきたので、しっかり食べてくれるものがあるかしばらく様子をみよう。


代謝が変われば結晶が出来にくい体質に戻ることもあるが、少なくとも年単位で治療していく必要はあるでしょうとのこと。先代のマルオも若い頃にストルバイトが出たことがあったけど、治るまでそんなに長くかからなかった記憶があるのだけれどなあ。

「尿管が詰まったりする前に比較的初期段階で発見できたのでよかったとも言えますね」と先生。ペットドックをやったおかげだな。奇しくも3年前の今日、血便に気づき、今回はストルバイトに気づいた。一難去ってまた一難なわけだけれど、どちらも先生が言うように初期に発見できてよかったと思うことにしよう。内心はかなり落ち込んでいるんだけれど、モイは普段と変わらずとても元気そうなので、この病気にもまたじっくり付き合っていけば、きっと大丈夫。きっとうまくいく。
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あと、前回、尿中のタンパク質が「2+」とやや多めだったが、今回は「±」という値でとくに外注検査は必要なさそうだった。

※このブログでしばらくリンク切れしていた写真(主にインスタの写真)へのリンクを年末にまとめて貼り直しました。


 

早朝5時半にとれたモイの尿と便を持って昼近くに病院へ。待つこと数十分。これでデータが出揃ったので改めてペットドックの結果をまとめて聞くことが出来た。
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【超音波検査】
いつもの腎臓や腸管まわりだけでなく、心臓を含めたあらゆある臓器のエコー画像を見ながら丁寧に説明を受けた。すべて問題なし。あの忌まわしい黒い影はどこにも見当たらない。強いて言えば、腎臓だけは4歳にしては少し輪郭がぼやけている(以前も指摘を受けた)けれど、リンパ腫が浸潤した経緯からすれば致し方なく、現状でも十分綺麗でなんら問題はないとのこと。
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【心不全マーカー】
異常なし
血液が秒速80cmで通過しているらしい。狭窄すると3m/sとか速くなるそう。
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【レントゲン】
15日に撮影しなおした胸部、腹部のレントゲン写真。骨の写真をみてもキュンとするのなんでだろう。「ここが心臓で、これが横隔膜で、この辺にコロコロあるのはウンチで」と説明を受けるが、いちいちニヤニヤしてしまう。とくに問題はなし。「背中の脂肪の割にはお腹の脂肪が少したっぷりしていて、やや肥満かもしれないですね(笑)」と先生。
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【血液検査】
これもいつもより多くの項目の結果が書かれたデータシートを見ながらひとつずつ丁寧に説明を受けた。
結果から言うと、クレアチニンだけ少し基準値よりまたオーバーしているので、腎臓の様子は引き続き定期検診した方がいいだろうとのこと。

基準値から外れた項目だけ書き出すと、

クレアチニン 2.04(基準値 0.8~1.8mg/dL)  
アルブミン 3.6(基準値 2.3~3.5g/dL)  
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ 14(基準値 18~51U/L)
総コレステロール 190(基準値 89~176mg/dL)  
白血球 5500(基準値 5500~19500/μL )  
血小板数 27.6(基準値 30~70 万/μL )  
MCHC 31.5(基準値 32~36%)  

白血球についての言及はなかったが、基準値ぎりぎりなので、やっぱりモイは基礎免疫が低めなんだなと再確認した。

SDMA  15(基準値 0~14μg/dL)  

腎不全マーカーSDMA値もまた基準値をオーバーしたので、2月か3月にもう一度血液検査検査し、腎数値がさらに上昇するようであれば皮下輸液を再開するなど何か対策をとらなくてはいけなくなりそうだ。
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【便検査】
とくに問題なし。
モイがクロストリジウム・パーフリンゲンス(悪玉菌の一種)のキャリアであると発覚したのは下痢がひどかった2018年4月。あれから1年8ヶ月、抗菌剤フラジールを4日に1度のペースで0.5錠飲んでいる。当時いろいろ試してこれ以上投与間隔が開くと下痢をした。ただその後はメイン食を消化器サポートにしたこともあってかずっと安定しているし、腎臓のために飲んでいるアゾディルも乳酸菌の一種なので、ひょっとしたらクロストリジウムも相当に影を潜めているかもしれない(完全になくなることはなく共生していくものらしいが)。ただそれは今日の簡易的な便検査では分からない。なので、もし調べるとしたらフラジールの投与間隔を少し開けてみて、下痢をするか否かの様子を見るという作戦もある。ただ、そんなことをするとせっかく落ち着いている腸内環境がまた荒れ出す懸念もあるので、今の投与間隔が苦にならなければずっとこのペースで行くということも一択。基本的に生涯投与しても問題はないものらしい。「フラジールは苦い薬なのでモイちゃんのことを思うと間隔を開けられるといいんですけどねえ。」
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【尿検査】
なんと、今朝の尿からストラバイト結石が出てしまった。顕微鏡写真を見せてもらったが、綺麗な長方形状の異物が2つ写っていて、それが結石らしい。ただ採尿から7時間近く経っていたので「膀胱の中で作られたものではなく、採尿した後に容器の中で結晶化したものかもしれないので、これに関しては、もう一度検査して追跡する必要があります。」とのこと。また近いうちになるべく採れたての尿を持って行き再検査してもらうことに。

それから1年前と同じく少しタンパクが尿に漏れているようだ(2+)。オシッコが黄色く濃いことによる偽陽性反応かもしれないので、正確に調べるには前回のように尿蛋白クレアチニン比を外注検査する必要がある。腎不全では一般的に尿が薄くなるけれど、濃いということは腎臓は元気だと言える、けれども、もしタンパクが腎臓から漏れているとしたら将来的に腎臓を悪くする原因につながる、と、喜んでいいのか悪いのかよく分からない状態。次回、ストラバイトの再検査をする時にまたタンパクが多く検出されるようであれば、外注検査してもらうことに。

と、そんな感じでペットドックの結果としては、何も問題ナッシング、とはいかなかったけれど、このタイミングで検査しておいてよかった。手綱を緩めるなということなんだろう。

リンパ腫に関しては「最後の抗がん剤投与から2年が経っていますので、多分、治っていると思いますが、それでも警戒するのであれば、今後も2~3ヶ月に1回は定期検診するといいでしょうね。再燃したら速いですからね。」と。

この「多分、治ってる」って言葉を先生から聞けただけでも十分うれしかった。「寛解」と」「完治」の途中にあるのが「多分、治ってる」だと思う。
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これまで3年間の闘病はとても根気がいるものだった(とくに死を覚悟した2017年の春はしんどかった)けれど、結果としてモイは今「多分、治っている」状態になった。このブログを読んでいる方や世の中にはたくさん同じように闘病している人やその家族がいて、中には治療が思うようにいかなかったり、志半ばで家族を亡くされた方も少なくないと思う。その無念さを思うと言葉にならない。さぞ辛いだろう、苦しいだろう、やるせないだろう、悲しいだろう。ただ自分は大事なのは結果以上にそれまでの過程だと思っていて、モイの病気をきっかけに自分はモイや家族とより深く見つめ合う時間が持てたこと、より魂を通わせるような絆を作ることができたこと、それが何よりうれしい。「病気よありがとう」そんな気持ちさえある。もちろん治ったというのはうれしいことだし、運がよかったけれど、それは結果であって、今一時の状態に過ぎない。とくにがんは再発のリスクも高く一生気が抜けない病気だ。だから今もし病気をしている人、闘病を支えている家族の方々がいるとしたら、苦しくても負けずに一緒にがんばってほしい。結果ではなく、今、家族と向き合うことが出来ているその状況をうれしいな、ありがたいなと思いながら、一瞬一瞬を大事にしてほしいです。

これまで、たくさんの応援をありがとうございました。みなさんの応援、祈りのおかげでモイは今のところがんを克服できています。これからもどうぞよろしくお願いします。最大限の感謝と祈りをこめて。

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2017年1月12日、血便に気づき近医に駆け込んだあの日から数え86回目の通院。大きな病院でリンパ腫と診断されその日のうちに入院、そこからの2泊3日も1回と数えている。ほぼ3年が経ったモイの闘病生活は今日でひとまず終了、、のはず、、
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最後と知ってか知らずか、往路、ずっとキャリーから車窓を楽しむモイ
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治療のために通うのは今日で最後、、になってほしい、、
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今後は日々の経過観察、数ヶ月に一度、定期検診で通うことになる、、だろう、、

なんだよ、最後だと言うのに随分と歯切れが悪いじゃないの、その理由は後ほど書くとして、先ずは最後の免疫細胞療法について。

【免疫細胞療法】
先生と相談して今回で最後としていた免疫療法。今回のリンパ球はなんと5億7千万個に増えていた。22回目にして最高記録更新。因みにこれまで22回の合計は58億8900万個(暇だなあ、足し算なんかして〜って言わんでください)。初めてやった2017年3月の時は1900万個にしか増えず、先生も「本当は1億個くらいを目標としてるんですけどねえ」と言っていたので、モイは免疫療法も向いてないのかなと当時は落ち込んでいたけど、2回目以降は比較的たくさん増えてくれて先生がびっくりすることも多かった。「2~3週間培養する」というのがセオリーとされるなか、今回スケジュールの都合で初めて13日間と2週間に満たない期間だったので、ちゃんと増えているのか不安だったのだけれど、心配無用だった。

しかもこの5億7000万個のリンパ球は活性化され免疫シグナルを有しているので、よりがん細胞を攻撃してくれるという理論。

以下にその5億7000万個の顕微鏡写真をお見せします。
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モイの体内にはこの5億7000万の兵士たちが戦う相手はもはやいないはずなのだけれど、どんな人や犬猫でも日々体内で微小ながん細胞が生まれては死んでいるらしいので番人が多いに越したことはない。
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さて、前回書いたように、2週間前に鎮静剤をかけたついでにペットドックもお願いしていた。モイの治療の総決算にするつもりで。今日はその結果を聞けると思っていたのだが、主治医から「すみません、こちらの伝達ミスで一部の検査のデータが取れておらず、レントゲンと便尿の検査だけ、もう一度やらせてもらえないでしょうか」と説明があった。むむむ、ペットドックの結果次第では今日で晴れてすっきり治療を終えられると思っていただけに残念。「それ以外の血液検査や超音波検査の結果だけ先にお話することはもちろんできますが、レントゲンや糞尿検査をした上でそれを踏まえトータルにお話した方がいいと思うので」と言われ、確かにそうだろうなと思ったので承知し、今日リンパ球の戻しでモイを預ける際にレントゲンを、ウンチとオシッコに関しては改めてうちで採取して近日中に届け、その数時間後に改めてまとめて検査結果を聞くという約束をした。

細かい事情は聞かなかったけれど、2週間前は鎮静剤で眠っているうちにいろいろ検査をしたはずで、レントゲンもその時にやっただろうに、とか、今日は鎮静をかけないのでモイの暴れ方次第では撮影が難しいだろうに、とか、放射線を浴びる回数が増えることになるとしたらちょっとヤだな、とか、いろいろ考えてしまった。
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そんなわけで、最後の最後にちょっと後味悪い感じになってしまったのだけれど、現時点で出揃っているデータ上(血液やエコー上)に何か重大な問題があるということはないそうなので、その点では安心(仮)したし、数日後に改めてペットドックの結果をまとめて聞いて、そこで晴れて今後の展望などをじっくり先生と考えられたらよいかなあと思った。その日は便と尿だけを持っていくことになるので、どちらにせよ、モイ自体の通院、治療通院は今日で終了。よかった。モイ、本当に長いことおつかれさま。よくがんばったね。
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これまで3年間ずっと応援して下さった皆様や共に病気と闘っている同士の皆様にお礼が言いたいのですが、ペットドックの結果を聞くまではまだ何があるか分からないので、数日後、また改めてペンを取りたいと思います。いつもおつきあいいただきありがとうございます。
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ちょうど1年くらい前、主治医と相談し、モイの免疫細胞療法(リンパ球活性化療法)を今年季節に1回のペースで4回やった時点でリンパ腫の再燃がなければ、積極的な治療はひとまず終了しようと決めていた。今日はその最後の免疫療法の採血の日。最初の完全寛解から2年4ヶ月、抗がん剤をやめてから丸2年、2度目の寛解(と思っているエコー画像にまったく黒い影が映らなくなった時点)から1年7ヶ月になる。

今日採血したリンパ球はいつものように約2週間かけ培養、活性化された状態でモイの体内に戻される。だから本当の終わりは2週間後なのだけれど、今日で大きな山を超えたと感じるのは、モイが鎮静剤で眠らされるのが今日で最後だからだ。

約3年におよぶリンパ腫闘病生活中、鎮静剤を使ったのは27回。抗がん剤(ドキソルビシン)投与時に5回、免疫療法で22回。もちろん投与量は体重から割り出した適正量を使用されているだろうし、麻酔に比べれば身体への負担は少ないのかもしれないけれど、やっぱり家族としてはとても不安。薬の種類は違っても同じように眠らされ、拮抗剤で目を覚まされるわけだから。

モイが家にいる時みたいに大人しくいい子にしてくれたら鎮静なしでの処置も考えられなくはなかったのだけれど、ドキソルビシンは漏れたら断脚しなくてはいけなくなるほどの劇薬だし、免疫療法の採血は普段の血液検査のそれと違い太い針で12mlも採血するので普通にやるのはリスキー。

ひとまずモイが27回の眠りからちゃんと毎回戻ってきれくれたことに大きく胸をなでおろしている。
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帰路、少し陽が暮れていたこともあるけど、まだ覚醒して間もないので瞳孔が開ききっているモイ。

そして今日は、最後の鎮静剤での眠りを利用してペットドックもやってもらった。ウニが1年前にやったのはスタンダードコース、モイが今回やってもらうのはハイクラスコース。検査項目が多く、普通はシニアの犬猫が選択するようなコースだろうけれど、モイの治療の総決算的に隅々までチェックしてもらい、安心して今後の定期検診期間に移れたらいいなと思いお願いした。

明け方までに糞尿は採取し持参した。血液検査、超音波検査、鎮静のために今日も半日絶食。モイは例え3ヶ月ぶりだろうが朝ごはんが出ていない時点で通院を察知しベッドの下へ隠れた。
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ウニもいつものようにちゃぶ台をひっくり返す勢いでアピール。
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ペットドックはモイを預けた後に鎮静下で一環して行われるため、今日はいつものように採血やエコーの立ち合いはできなかった。
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問診時に唯一モイが診察台に上がったのはエリザベスカラーを着ける時だけ。こればかりは家族がいる前でまだモイが牙を向く前に行いたいそうだ。よっぽど裏では暴れているのかなあ、、。

いつもの街での待機。いつもよりちょっと長く5時間半後にモイを迎えに。免疫療法のリンパ球の戻しは2週間後の月曜日の予定が合わなかったので13日後の日曜日に行うことになった。培養期間2~3週間と聞いていたので1日短くて培養が思うように進むのか気になるけれど致し方ない。

外注の検査が多いペットドックの結果もまとめて13日後に聞く約束をした。
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すっかり日が暮れてしまった帰り道。まだボーっとしていながらも甘えてくるモイ。
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帰宅後の恒例ウニチェックといきたいところだが、今日は消毒液のにおいがきつすぎてキャリーケースの中に入れないでいるウニ。
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うちへ帰ってきて一生懸命に毛繕いするモイ。
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なぜかと言うと、お腹の毛を盛大に剃られたから。
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剃る、剃らないは預ける時に先生に確認されたが、剃った方がやはりエコーなど正確になると言われたので、そのようにお願いした。
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首の毛もまた剃られた。でもこれもひとまず最後かな。あとはドンドン伸ばしてフサフサにして行こう。13日後の検査結果に何の問題もなく、その上で活性化したリンパ球を戻したら、もうその後は何の心配もないはず。おつかれさま、モイ。

先日11月26日のお昼、モイが約1年ぶりにトイレでウンチをした。この1年間、ほぼ毎日、ず〜っと3つある猫用トイレのすぐ手前のフローリングで用を足していた。そのほとんどを妻が直前に察知して素早く尻の下にペットシーツを差し込んで受け止めていた。そのキャッチ率、9割とんで9厘はあるだろう(毎回健康チェックも兼ねてウンチ写真を撮っているので正確な打率は今度暇があったら調べよう)。多分自分だけだったら1割も受け止められていないと思う。それほど妻はモイやウニに向き合ってくれている。
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フローリングと見た目はそっくりの木目調塩ビカーペットを敷いたのは7月末。これを敷いてからはもし受け止められなくても直接フローリングの床を汚すことがなくなったので少し気が楽になった。昨年あれだけいろいろなトイレを試しても好んでくれなかったモイがこの塩ビのカーペットには床と変わらずホジホジしてからやってくれる。よかった。

モイのトイレ事情は昨年よくここで書いていて、最後にしっかり書いたのはこの2018年10月の記事だと思われる。 この後、12月1日にこの奥の大きいトイレ(おからサンド)で一度してくれたのが最後だったので、ほぼほぼ1年ぶりに砂の上で踏ん張ったことになる。ちなみにオシッコだけは手前にあるシステムトイレで毎回してくれる。システムトイレの砂は少し粒が大きいやつだ。

モイがウンチをトイレでしない理由は1年経った今でもはっきりはしていないけれど、 観察していると用を足す前にしばらく砂トイレをじーっと眺めて、しばし考え込んで、でもやっぱり出来ない、とばかりにその手前の床をホジホジ掻く仕草だけし、構えに入るので、本当はトイレでしたいんだろうなという気はする。ウニのにおいが気になっているのかもしれないので、月イチで砂を全取替してトイレも綺麗に洗ってはいるけれど、その直後でも結局は変わらない。

ウンチの状態は消化器サポートのおかげもあってこの一年ずっと安定している。先日、写真のウンチフォルダーで闘病後のウンチを順番に振り返ったが、やっぱり病気の頃は色や硬さも様々だった。その状態を見ただけで「ああ、この黒いのはいついつの〜、あの頃は〜」と分かってしまう自分らがおかしかった。

今回1年ぶりとなった26日はたまたま自分が目の前で様子を見ていた。同じように砂トイレをしばらく眺めた後、床をホジホジし始めたのでペットシーツを手に取りモイが足をガニっと開き踏ん張る体制に入ったら差し込もうと、少し手前でシーツを広げて待っていた。そしたら一瞬こちらを振り返って何か言いたそうな顔をしたかと思ったら、また砂の中を見に行き、そして前足をトイレの中に入れた。「あっ」と思い、心の中で「行けー、モイ、後ろ足もトイレへGO!」と叫んだら、本当にそうなって4本の足すべてがトイレの砂の上に。「やったー」、すぐに構えて踏ん張りだした。そしてすぐに出た。ただあまりにトイレの端っこで構えていたので最初の一粒のみが砂にインして、残りの長いのはトイレの外に落ちた。それでもとても嬉しくて「モイ、やったねー」とまた心の中で叫んだ。モイはその後すぐにトイレを飛び出し走り去った。昨年、動画で紹介した異常なまでのダッシュほどではなかったけれど、まだ何かの違和感を感じているのだろう。
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久しぶりにトイレで用を足した直後のモイ

その日の夜にもう一回と昨日27日にもう一回ウンチをしたが、それはいつもの床の上だった。それでも全然いい。モイが好きなようにすればいい。いつかなんの迷いもなくトレイでしてくれる日が来てくれたらうれしいけれど、モイが日々をノーストレスで過ごせればそれが一番。
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ここ数日寒くなってきたのでまたモイが布団に乗っかるようになった。昨年までは足元だったが、今年はたまに腰のあたりまで来てくれる。今になってもちょっとずつ近づく距離があってうれしい。

毎年この時期になると近所の催しで花火が上がる。時間的には5分かそこいらで、あっという間のことなのだけれど、そこそこ本格的な打ち上げ花火で、なにしろ近場なので音が大きい。数年前まではのほほんと眺めていたが昨年ちょっとした事件が起きた。

モイが花火の音にびっくりしてベッドの下に隠れその場で吐いてしまった。翌日まで引きずって体調が悪そう。当時の記事。めったに吐かないウニも何故かその翌日に吐いた。因果関係は分からないがウニも過敏症が出やすいデリケートな性格なのでなるべく音や光など刺激的なことは避けたい。
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というわけで、いろいろ考えた末、今年はこの花火の時間に合わせふたりを家から連れ出し避難することにした。花火が18時半から19時のあいだに上がることは実行委員に問い合わせて分かった。つまり18時過ぎに家を出て花火の音が聞こえないところまで移動し19時過ぎに帰ってくれば、少なくとも花火の音にビビることは回避できるだろう。1時間ほどのドライブだ。

1時間のドライブにちょうど都合のよい場所がある。当ブログをお読みの方はお気づきかもしれない、モイが通院している病院までは、ちょうど往復1時間だ。たまたま隔日モイに皮下注射している丸山ワクチンがなくなりかけていたのでもらってくれば効率もいい。

問題はモイは80回以上の通院で外出に多少慣れているが、ウニは1年前に3種混合ワクチンを打って以来の外出なので、かえってストレスがかかる可能性があるということ。ただどちらにせよ今年もワクチン接種の時期が近づいているし、もしも自然災害で避難勧告が出た場合は家族4人で家を出ざるをえない。そう、大袈裟でもなく、今日は避難訓練を兼ね実際に避難する日となった。

モイとウニをそれぞれ別々のキャリーケースに入れ、妻と一緒に車の後部座席へ。最初は何が起きているか分からないウニも車がエンジンをかけ動き出すと途端に不安な声で鳴き出した。ウニは通院時はいつもこうだし、生後2ヶ月で水戸から車でやって来た時も「車中ずっと鳴いてました」と保護団体の方から聞いた。
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モイはさすがに慣れたものですぐにキャリーから顔を出した。いつもと違うのは車窓から見る景色が暗いということ。そして何故かウニが横に居るということ。ウニはケースの中でこれ以上丸くなれないってほど丸く小さくなってまだモイがいることには気づいていない。
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病院へ着き、薬を処方してもらっているあいだ駐車場で待っていた3人。ウニも停車中は少し余裕が出てきたようで顔をだし、鳴き方も悲痛な小さい鳴き声から抗議しているようなちょっとドスのきいた鳴き声に変わってきた。モイがいることにも気づき「あ、お兄ちゃん!」とばかりにモイのキャリーケースへ強引に入ってしまい、窮屈だったこともありモイにシャーっと拒否された。仕方ない。このキャリーケースの中は通院時のモイの唯一安心できる小さなテリトリーなので、仕方ない。

いつか本当に長期避難しなくちゃいけないような日が来たら、、それまでに同じキャリーケースの中でも肩を寄せ合って助け合えるような関係性になってくれるといいのだけれど。
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帰路。車が動き出すとウニはまたニャーニャーと鳴き出した。そりゃそうだよねえ、ブーンというエンジン音が身体のすぐ下から聞こえてくるし、段差などで時折ドスンと揺れるし、景色は見たことのないような速さで流れていくし、家猫にとって動く車の中はこの世のものとは思えない状況なんだよね。
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うちへ帰ってきた。モイは大したことなかったよとすぐにご飯を食べだしたが、ウニは今現在も落ち着かない様子でずっとニャーニャー鳴いている。「もう外はヤだからね」と抗議しているようにも聞こえる。

モイの通院日と比べるとすれば、病院で何か処置されるわけではなく、ただ移動しただけなので僕自身の気持ちははるかに楽だった。ただ妻は両脇にモイとウニを抱えそれぞれを注意深く気遣っていたので相当疲れたようだ。それにモイがウニにシャーっと言ったことがショックだったみたい。

今日の避難訓練を兼ねた避難がふたりのためになったのかどうかはよく分からないけれど、少なくとも、我が家が安全な場所で、ここは落ち着く場所、ここに帰って来たらわがままし放題ってことにはなったのかなと思う。猫にとっては自分のテリトリーが安全に保たれていることこそが最重要といろんな猫本にも書いてある。
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次は来週月曜日、12月2日、モイ最後の免疫療法。この日をうまくやり過ごせるかが自分の中ではここ数年の一番の山場でもある。きっと大丈夫。がんばろうモイ。

ウニも今日の体験でお兄ちゃんの通院をより一層応援してくれますよウニ。

2ヶ月ぶりの更新。それほど穏やかな日々が続いているということだ。パソコンのブラウザでこのブログを見ると、右端に記事が書かれた日がひと目で分かるカレンダーがあるのだけれど、とうとう9月は投稿がなかったので飛ばされてしまった。2017年の上半期などはカレンダーが真っ黒になるほど更新していたなあ。
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おかげさまでモイはすごく健康そうで、たまに毛玉などを吐き「気持ちわりーよー」みたいな顔つきの日があるが、おおむね日々のほほんと暮らしている。へそ天率も高いし、ウニとの追いかけっこは毎日で、運動することにより毛並みもフワーっとしている。
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8月末から9月上旬にかけ鼻先に薄黒いシミみたいなものができたが今はまあまあ綺麗になって落ち着いているようだ。心配性だからか同じ頃鼻くそや耳垢がやたら溜まってるなあと気にしたが、そちらは今も相変わらずのようだ。
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体重はじわじわ増えて一昨日に6.82kgを記録した。今日はまた少し減っている。ウンチなんかの誤差だろう。見た目も丸くなりかなりでっぷりした様は肥満と呼べるレベルかもしれないが、がんになってどんどん痩せていった時のことを思い返すと、健康なうちは少し太って貯金しておくくらいでいいのではと思ってしまっている。
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妻とふたりで午前中から出かけることが稀にあるのだけど、その時ばかりは身支度の気配から通院日と勘違いしてベッドの下に隠れこむ。8月の通院から2ヶ月も経ったのに、まだあの通院の日々を覚えてるんだなあ。
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皮下輸液をやめてから水を飲む機会も多くなったモイだが、その飲み方が厄介で、洗面所の水道の蛇口からガラス製の器に水を流し、その器の縁から溢れだし滴り落ちるところを飲むのである。家族がリビングに居ても水が飲みたくなると洗面所で「ニャーニャー、水くれ、ニャーニャー」と呼びつけられる。たまに置き水を飲んでいるところを見るが、よくて3日に1回くらいだろうか。ヘタしたら一週間見ないこともある。
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そんなもんだから、先週末京都で仕事があり久しぶりに家を留守にする(俺2泊、手伝いに来た妻1泊)ことになった際、ひょっとしたら家族がいないと自主的には水を飲まないのではないか説が浮上し、病院に丸山ワクチンとフラジールをもらいに行った際、先生に相談した。「留守にする直前だけ輸液を少ししてから出かけるのはどうでしょうか?」と。「腎臓のため脱水症状を起こさないようにするには有効な策だと思います。」とのことだったので、出かける2日前と当日の朝に2回だけ60mlの輸液をした。これで万が一、自主的に全く水を飲まなくてもカラッカラになることはないだろう。
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今でも日々続けているアゾディルや丸山ワクチンはなくなったら病院にもらいに行く。AHCC、センダンαはいつもネットショップで購入している。

計画では12月に最後の免疫療法をやる予定。積極的な治療はそこで終了し、そのあとは数ヶ月に一度の定期検診で経過観察となる見込み。

丸山ワクチンをどうするかまだはっきり決めていないが、5年くらいかけて少しずつ減量していくのがスタンダードなのかなあ。サプリもそれに合わせるか。
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まだまだ地道なケアが当分のあいだ必要だけれど、モイが健康で居てくれることは何にも変え難く、そのためにはまったく苦にならない。これからも健康でいてほしいなあ。
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わたくし事ですが、初の歌モノCDを作りました。タイトルは「モイカウニカ」。PVはジャケット撮影時の映像をベースにこれまでの名場面、通院時の風景などを含んでいます。是非。


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