毎日、自宅でモイへ皮下輸液をしだして一年が経った。愛猫に毎夜、来る日も来る日も注射針をさすことの重圧。責任。夜になると家中のストレスメーターが上がってくるのが分かる。それは日中どんなに楽しい日だったとしても決して逃れられない。

抗がん剤の影響で腎臓の数値が上がり出した昨春から主治医の指示に従い不定期(隔日だったり毎日だったり)で皮下輸液をはじめ、7月2日からはきっちり毎晩行ってきた。

120mlのリンゲル液を60mlシリンジ2本に吸い、そこに2日に1回は丸山ワクチンも混ぜ、そのシリンジに翼状針を着け、つまんで持ち上げた背中の皮膚に針をさし、中身をゆっくり押し込む。輸液が終われば、錠剤の飲み薬と独自にブレンドした液体サプリをシリンジで口から飲ませる。終わった後のご褒美のおやつタイプまでの一連のルーティン。いつも妻と二人がかりでやっている。

おかげでモイの腎臓の値は基準値を少し上回った辺りで微妙に上下しつつもこの1年維持している。基本的に腎臓は良くなることはないので、このまま腎機能を維持するためにはこれからも毎日輸液するのがベターだと思うけれど、この介護生活にも似た日々が例えばあと20年毎日続いたとして、果たして自分と妻はどこまでがんばれるのだろうか。せめて、ここしばらくの間だけでも2日に1回にできたらな。少しは気が楽になるのだけれど。

ご褒美のおやつがパブロフ化し、大人しく協力してくれていたモイも、最近はおやつに飽きたのか、また少し抵抗するようになってきた。全く同じルーティンでいつまでも通用するとも限らない。

世界中の猫のためにもAIM製剤に期待したい。

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トイレ難民生活も2ヶ月近く継続中。たまにシステムトイレや鉱物系の砂のトイレでしてくれることもあるが、まだ大も小もどこでするか分からない状態で、毎日、とくに帰宅後は家の中をクンクンとチェックして回る必要がある。幸か不幸かフローリングの床は黒い節目でいっぱいだ。悩める男、3才3ヵ月になったモイ。パパに似てしまったとこもあるのかな。