moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2018年02月

モイが今の病院に通いだして1年になる。昨年3月の頭に丸山ワクチンと免疫細胞療法を同時に始めた。低分化型(高グレード)のリンパ腫にも関わらず今モイの病巣がほんのわずかな影だけを残し維持できているのは、この2つの治療のおかげかもしれない。もちろん前提として、昨年がんばった抗がん剤治療や、これもちょうど1年になるAHCCなどのサプリを毎日欠かさず飲んでいる、それら総合的な力によるものだろう。

今日は2週間ぶりの通院日。実はこの1週間ほど少しモイの元気がなく、一昨日ひどい下痢をしていた。一週間前には留守中に少し赤みを帯びた水分多めの餌を吐いていた(それ以外に毛玉吐きが4回ほど)。もし再燃兆候だったらどうしようと不安を抱えながらの往路。モイも「まだ病院行くの〜」と抗議したいのか不機嫌そうに車中では一度もキャリーから顔を出さず、余計に不安が募る。

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【体重】5.74kg
ほんの少し落ちた。よく食べる日とそうでもない日、少し波があった。

【超音波検査】
ドキドキしたが、エコーで見る影は変わらず、ホッとした。腎臓は左右とも綺麗で、腸管の一部がほんの少し黒い。むしろ厚さは先々週より薄くなったようで、計測した2箇所は3.2mmと2.3mm。ほぼ正常範囲。そこに綺麗な5層構造が映し出されるのをまたいつか必ずこの目で見たい。

【血液検査】
少し元気がない日が続いているので念のため血液検査もしてもらう。今日は免疫細胞療法のリンパ球を戻す日だったので、モイを昼の間預け、夕方迎えに行った際に結果を聞いた。

  • BUN(尿素窒素)  26.8(前回 34.4)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  2.6(前回   2.1)(基準値 0.8~1.8mg/dL)
今日は絶食せずに来たが尿素窒素の値は改善し基準値内に。ただクレアチニンの値はだいぶ上昇してしまった。昨年7月7日と同率でワースト1の値だ。先生は「大きくみれば横ばい」とは言ったが、このまま悪くならないといいな。なにがよくないんだろう?
 
  • WBC(白血球総数)6100(前回 5400)(基準値 5500~19500μl)
  • 分葉好中球     3200(前回 2700)(基準値 2500~12500μl)
  • リンパ球      2400(前回 2200)(基準値 1500~7000μl)
白血球は少し増え基準値内には戻ったもののやはり少なめ。モイの基準がこの辺なんだろうか?


【免疫細胞療法】

13回目になるリンパ球。「今回はまた3億個前後まで増えてました」とうれしそうな先生。培養した血を見ただけで増えているのが分かるのだそうだ。いつかその様子も見せてほしいなあ。過去13回のうち3億個台まで増えたのは6回目。宝くじならかなりな億万長者なんだけどなあ。3億のキラーT細胞どん、よろしく頼むよ。

……………

さて、今後どうするかの相談をした時に、幸い病巣が安定しているので引き続き抗がん剤は休薬し、免疫細胞療法や丸山ワクチンだけを続けて行きたいと先生にお願いした。さらにもし今後も安定しているようなら徐々に免疫細胞療法の間隔を開けて行きたい。現状、2週間培養したリンパ球を戻し、その2週間後にまた採血をしているので、4週で1サイクルになっている。これを3週間後に採血、それでまたしばらくしても維持できれば、次は4週間後、という風に少しずつ間隔を開け、治療回数を減らして行きたいと提案してみた。先生も「治療からの離脱の仕方としていいと思います。」と。治療からの離脱、なんだかカッコいい言葉だなあと思って、心の中で離脱という言葉を反芻した。きっと、そんな話を出来る段階になっていることがうれしかったんだと思う。「ただ再燃兆候が疑われるような様子が見られたらすぐに様子を見せに来て下さい。」とも。そう、通院を減らすと逆に不安は増す、というのは今週もそうだったように痛いほど分かっている。1年前の今頃とは比べられないほど今は楽だけど、それでも毎日毎日モイのことが心配でしょうがない。多分これはこの先何年も続くことだと思うけれど、モイが少しでも長生きしてくれたら、それは何にも変えられない。
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乗車した際に一度顔を出しただけで、帰路もずっとキャリーケースの中にいたモイ。
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帰宅後にしたウンチの粘膜が赤く染まっていた(今年になってずっと粘膜便の傾向)。うーん、通院のストレスか、一昨日の下痢で腸炎気味なのかなあ。一喜一憂する日々はまだまだ続くのでした。


60回目の通院。年末あたりから毎週ではなくなり、穏やかな日常を送ることができている分、行きの車中は緊張感が高まる。モイは珍しく往路でもキャリーケースから身を乗り出して余裕あり気だったが、途中、木もれ陽が眩しかったのか、それ以降ケースの中からソワソワと空を見るようになっていた。
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病院は祝日だからか混んでいて1時間待ち。

【体重】5.8Kg

増えた。この2週間の平均摂取カロリーは224kcal/日だった。ちなみに昨年2月から今年1月末までの1年間の総摂取カロリーも出してみた(暇)ら、74,389kcalだった。平均すると203.8kcal/日ということになる。1年のあいだにいろいろ浮き沈みはあったものの今の体重が1年前とほぼ変わらないということを考えると、モイはだいたい1日200kcalほど摂っていれば体重維持できるということかな。
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1年強の体重山脈と摂取カロリーの森。茶色は強制給餌していた期間、青は抗がん剤投与した日。森にくぼみがあるのは通院日だったりする。

【超音波検査】

やっぱり今日もエコーで見る限り病巣は同じ状態。抗がん剤を休薬して2ヶ月が経ったけど、とりあえず維持はできている。すごいし、これは本当にうれしい。少し前にテレビで丸山ワクチンのドキュメントをやっていたけど、この共存している感じはこのワクチンのおかげかもなあと思えた。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  34.4(前回 38.4)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  2.1(前回   1.6)(基準値 0.8~1.8mg/dL)
前回は腎臓の値が改善していた。ここのところロイヤルカナンの「腎臓サポートスペシャル」をメインに食べているし、抗がん剤を休薬して調子も良さそうなのでさらに改善してるかもと期待していたけど、また少しクレアチニンが上がってしまった。尿素窒素は今日は朝ご飯を抜いて(8時間開いて)いたから少しだけよくなったのかな。

話がそれますが、「2年後には猫の寿命が倍になっている?」という記事がYaHoo!ニュースに上がっていた。猫に足りないAIMたんぱく質を人為的に投与すれば腎機能改善が期待されるということみたい。愛猫と30年暮らす時代が来るのかなあ。メモメモ。

  • WBC(白血球総数)5400(前回 5500)(基準値 5500~19500μl)
  • 分葉好中球     2700(前回 2970)(基準値 2500~12500μl)
  • リンパ球      2200(前回 2255)(基準値 1500~7000μl)
 白血球の値もまた少し後退してしまった。前回やっと少し上向きになっていて、この2週間ストレスフリーに過ごし、毛並もよくなってきたし、もっと上がっているはずと思ったんだけどなあ。なんでまた減ってしまったんだろう。先生曰く「元々、白血球のベースラインが低い犬猫はたまにいます。そのこと自体は問題はありませんが、抗がん剤投与やいざという時にやはりネックになる可能性はあります。」とのこと。近医で去勢手術した生後7ヶ月の時点でも白血球が5000μlだったので、モイもベースラインはあまり高くないのかもしれない。むしろそんなモイが昨年ドキソルビシン他いくつかの抗がん剤によく耐えられたなあと思う。
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【免疫細胞療法】
そして13回目となる免疫細胞療法の採血を鎮静下で行うためモイを預けいつもの街で待機。IMG_1018

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培養しているのはαβT細胞というもので、この「からだの免疫キャラクター図鑑」でいうキラーT細胞どん、ヘルパーT細胞さまになるのかな。前回あまり増えなかったけど、今回のはどうかなあ。2週間後に期待しよう。
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あと、この本、「猫の精神世界がわかる本」、まだ最初の方しか読んでないけどいろいろ勉強になりそう。全愛猫家におすすめ。
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もう猫のことにしかこの1年お金を使ってない。
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昨年の2月はモイのリンパ腫がどんどん大きくなってお手上げになりかけていた時期。本当に辛く長い長い2月と3月だった。それを思えば今はもう天国のように穏やかな日々。リビングでくつろぐモイ。腫瘍が大人しくさえしていてくれたら、ずっとこのままでもいい。
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お約束、帰宅時のウニナースチェック






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