moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2018年05月

リンパ腫闘病生活で初めて1ヶ月の通院なし期間を体験中。やっぱり猫は家の中でのんびり暮らすのが一番。モイもだいぶ落ち着いてきて、ヘソ天で寝転がったり、逆に惚れ惚れするような凛々しい佇まいで窓辺にいたり、毛並み、ピンク色の鼻や肉球、ウニとの追いかけっこ、失いかけていたものがいろいろ戻ってきた。本当にうれしい。ただ、まだまだ僕や妻が外出しようとする気配を察知するとベッドの下に隠れてしまう。この警戒心は当分治らないのかもしれない。来週の月曜日は1ヶ月ぶりの通院日。またそこでモイは「え、また病院?」となるだろう。今リンパ腫はほぼ寛解状態にあるとはいえ、再燃させないように経過観察のためにも通院が必要。少しずつその間隔を広げていけたらと思っている。焦らずじっくり確実に一歩一歩前へ進んでいきたい。



さて、前置きが長くなりました。

このひと月ほどモイの尿の回数が減っているのが気になっている。1年半前に統計を取り出してから、だいたい1日に2回か3回だった尿が、この5月くらいからは日に1回のことがほとんどになっている。ネットで調べ真っ先に懸念されるのは、膀胱炎や尿路結石。丸1日以上出ないと尿毒症になる恐れもあり、とても危険らしい。尿が出ないと腎臓にもよくないだろうからなおさら心配だ。

25日の朝トイレ以外の場所で粗相をした。それから丸一日半オシッコが出なかった。ひょっとしたらトイレの砂が気に入らないのかと思い、これまで2年近くずっと使ってきたトフカスサンド(おから系)から、試しにLIONの紙製タイプの砂に替えてみた。そしたら「待ってました」とばかりに中へ入り勢いよく排尿した。26日の夜のことだ。合わせてこの日からトイレに増設したWebカメラも使い様子を見守ることにする。

安心したのも束の間、27日の朝、トイレの前で紙の砂を気にしつつも中へ入らないモイ。急いで近所のスーパーで鉱物系の砂を買ってきて取り替えてみると、最初は興味を示したが警戒してなかなか入らない。1それから0分くらい経ってモイが居る場所にトイレをデリバリーしてみたらようやく鉱物系の砂でオシッコをした。

これまで3つあった我が家の猫トイレの砂は全てトフカスサンドで、その3つのトイレをウニとふたりでうまいこと使い分けてくれていたが、この日以降1つは鉱物系の砂にして様子をみる。まだ本調子ではなくトイレの前でためらっている様子もあるけれど日に1回は鉱物系のトイレで尿も便もするようになってきたモイ。紙製のトイレを使ったのはあの1回のみでオシッコをよっぽど我慢していたからだったのかもしれない。

思えば、モイを生後10日でもらってきた3年前、最初はティッシュで肛門あたりをチョンチョンと叩いて刺激しオシッコを出させていた。先代のマルオのトイレはずっとおからサンドだったので、モイのために用意した小さなトイレにも最初はおからサンドを入れ自分でしてくれる日を待った。が、なかなかその日は訪れない。ひょっとしてと思い、鉱物系の砂に替えてみたら間もなく初めて自力でオシッコとウンチをした。「ミー」と可愛く鳴きながら。その記念すべき最初の排泄動画!

ご存知のように鉱物系の砂はトイレに流せない。おから系や紙タイプのものであればトイレに流せる。人間の都合ではあるけれど、マルオと同じおからサンドでしてくれたらなあと思い、少しずつ鉱物系の砂におからを混ぜていき数週間かけてモイのトイレをおからへと完全にシフトさせることに成功。

ただモイが1歳くらいの頃だろうか、それまで使っていたおからサンドの製品がリニューアルし、なんだが固まりづらくなってしまったので別メーカーのトフカスサンドに替えた。それから2年くらいが経つ。たまに何かの抗議なのかストレスなのか、トイレ外で粗相をすることはあるのだけれど、とくにトイレ事情に悩まされることなくこの春まではやってこれた。

モイはウニと違い元々ウンチを砂でほとんど隠さない性格で、猫あるあるではあるけれど、砂ではなくトイレの淵などをかいている姿をよく見かけていた。この春頃からウンチをした後にトイレの淵さえもかかず、すぐにトイレを飛び出すようになっていて少し気になっていた。それが日に日にエスカレートしてきて、最近では猛ダッシュで飛び出し、逃げるように別のフロアへ走り去るようになっている。

ひょっとしたらトイレ置き場の周辺に何か臭いが溜まっているなどして、その空間が気に入らなくなっている可能性もある。それを検証するためもあって昨日30日に4つ目のトイレを購入し、元々あった一番大きいトイレ(モイがウンチの時に使っていたもの)を別のフロアに置いてみた。中身はトフカスサンド。今朝になってそこでウンチをしてくれた。やっぱりトフカスサンドやこのトイレ自体がどうしても嫌というわけではなさそうだ。ただ、そこでも勢いよくトイレから飛び出し走り去ることに変わりなく、飛び出すのが早すぎてウンチまでトイレの外に落っことしてしまった。このことからトイレ周りの場所(空間)が嫌で走り去っているということではなさそうだ。排泄後に猛ダッシュする何か別の理由がありそうだ。気になるなあ。

それから今日はこういうこともあった。今の状態で昔使っていたおからサンドにどういう反応を示すか見てみようと思い、鉱物系の砂を一旦レジ袋に出して、トイレを綺麗に消毒していたら、モイがつかつかとやって来て、何も入れていないトイレの中に入りおもむろにオシッコをしだした。プラスティックの容器には何も敷いてないので手足に少し尿を浸してしまい、それでもすっきりした様子で出ていくモイ。ひょっとしたら砂の種類がなんであれ、あのブツブツの肌触りが嫌になっているということも考えられる。
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というわけで今現在のトイレはこんな状態。手前のやつをペットシーツにしてみた。奥左は鉱物系。奥右はトフカスサンド。
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別フロアに置いた大きいトレイにはトフカスサンド。まだペットシーツのトイレではしていないけど好きになってしまったらちょっと面倒だなあ。

インスタの数日前の投稿にいただいたコメントで「トイレカフェテリア」という考えを紹介してもらった。いろんな砂を置いて気まぐれな猫が気分で選べるようにするというもの。4つあるトイレにそれぞれ別の砂を入れてしばらく様子を見るというのもあるかもしれない。あとは、まだ試したことがないシステムトイレも試すべきか。

とにかく、もし排泄を我慢しているのだとしたら、少しでも早く原因を究明してストレスを解消してあげたい。少し悪くなりかけている腎臓との因果関係も気になる。

犬猫の泌尿器系に詳しい方がいましたら是非ここかインスタなどにコメントをいただけたらうれしいです。

冒頭の動画は、昨年の今頃、仲良く連れション(ウン)するモイとウニ。数あるモイウニ動画でいっちゃん好きなやつ(自粛してインスタには未投稿)!!
(追記:ちなみにこの時モイが入っている左のトイレは今はなく、別の階の写真に写っているもっと大きいトイレに買い換えた。)

追記:先ほど23時半頃、またトイレの前で悩んでいたのでペットシーツを敷いているトイレをデリバリーしたらそこでオシッコをした。うーん、ペットシーツでしかしなくなったら片付けが手間ではあるけれど、モイの健康には代えられないからなあ。


5月22日で腎臓の部分寛解から1年になる。腎臓がエコー上で綺麗な状態になってから1年間、これを維持しているモイ。

【部分寛解までの経緯】
昨年の1月、モイのリンパ腫に最初に気づいた時、腸と腎臓に大きな黒い影があった。腸か腎臓、どちらかに原発巣があって転移したと考えられたので、がんの進行状況としてはステージ2だったことになる。「腸から腎臓に転移したものだと思いますが、もし腎臓型のリンパ腫だとしたら、この先、脳に転移する恐れもある」と近医の先生に言われ、とても不安になったのを覚えている。

その後、抗がん剤が効かず、がんが一番大きくなった3月上旬、腎臓の黒い影は一辺2cm~3cm、厚さも1.5cmほどになって、片方の腎臓に2,3個でき、それがつながって大きな塊になり腎臓をほぼ覆うほどだった。腸の黒い影はもっと大きくエコー上の定規が5cmを越えたこともある。

それが3月中旬から復調しだし、約2ヶ月後の5月22日のエコーで腎臓の影は左右とも全く確認できなくなった。これがいわゆる部分寛解。腸の方は、7月末に一旦なくなり、その後すぐ再確認され、つい最近までずっと小さな影が残っていた。

インスタで腎臓の部分寛解を速報した記事(すごくたくさんコメントをいただきました)と、
ちょうど1年前のブログ

【漫画化の続編】
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コンビニコミックス『ねこぱんち』No.141春巻猫号に掲載の「木彫り猫の息吹~はしもとみお彫刻日誌~」で先月号に続き我が家の猫との暮らしを漫画化してもらいました。ウニが我が家に来て、モイがリンパ腫になるまでの激動の1年間が描かれています。もちろん今回も赤裸々な実話。
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「治療しなければ半年…持ってくれるかどうか」
ただこの先生のセリフだけは事実とは少し違います。

ネーム(漫画の下書き状態)の段階では、このコマのセリフは「治療すればよくなります。がんばりましょう。」となっていて、そこには、同じように闘病している猫と飼い主の方にも諦めないでほしいという編集の方の思いもあったようです。

ただ、実際には先生は決して希望的なことは言わず、リンパ腫の種類や予後が書かれた紙資料を僕らに渡し「半年を目標に治療して行きましょう」と言った。最初その意味がよく分からず「半年を目標に治療とは?」と聞き返した。「抗がん剤のプロトコールが半年でワンサイクルなので、先ずはそれをやりきるところまで…」というような説明だったと思うけれど、帰宅して紙資料を読んだりネットで調べると、低分化型のリンパ腫の予後はおおよそ「無治療で2週間から10週間、治療が奏効しても半年から1年」と決して明るくないということが判り、そうか、だから先生も歯切れが悪かったんだなあと思った。悲観も楽観もせずただ現実と向き合う、それが医者だし、がんの闘病とはそういうものなんだなあと覚悟をした。

この漫画上では1コマで簡潔に表現しなくてはいけないので、「一緒にいられる時間が限られるかもしれない」と思ったことだけは折り込んでもらおうと、いろいろ相談した結果、このようなセリフになった。

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元になった妻のインスタ動画はこちら
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この我が家の物語、ありがたいことに来月号にも続き、三部作になっています。我が家の猫との暮らしが漫画で超大作になって、今まで俯瞰してみる余裕のなかった闘病生活にもなんだか一区切りがついたような気分です。是非、コンビニで「ねこぱんち」見つけてみて下さい。Amazonでも扱っているようです。そしていつかコミック本化されるとさらにうれしいなあ。
 

2週間培養したリンパ球を戻すために67回目の通院。
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【下痢について】
発見された悪玉菌クロストリジウム・パーフリンゲンスのため抗生剤フラジールをきっちり3週間朝夜飲ませ、その後ここ3日は夜のみにしているが、便の状態は波はありつつもまずまずといったところ。先生にそのことを報告し、ウンチ写真を見てもらった結果、もうしばらく薬を続けてみることに。

【食欲について】
ここでは報告しそびれていたが、ミルタザピン(商品名レメロン)という新しい食欲増進剤を勧められて4月からモイの食欲が落ちている時に4回飲ませてみた。この薬の効きがよくて投薬して20分後にはガツガツ食べだし、その後3日くらいは普段の1.5倍から2倍近く食べてくれる。当然便もたくさん出る。少し怖いのは、もともとが抗うつ剤なので、薬が効いているあいだ「ニャーニャー」と鳴くことが増え、水をいつもよりよく飲むようになったり、少し興奮状態になっているようだ。4日くらい経って薬が切れるからか、たまたまそういうタイミングで毛玉を吐いて気持ち悪くなったからかは分からないが、食事の摂取量にすごく波があったこの1ヶ月。食欲には波があるが体重自体は少しずつ増えてきているので、日々の摂取カロリーにとらわれ過ぎない方がいいでしょうと先生にアドバイスをいただいた。
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今日は血液検査はなしでエコーだけ診てもらう。
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【超音波検査】
いつものように左腎臓から見ていく。次に右腎臓。どちらもこの1年ほど変わりなく綺麗であることを確認するまでに要す時間は約1分半。(腎臓の黒い影がなくなり「部分寛解」と言われたのは昨年5月22日のこと)。それから下腹の回腸の上辺りにプローブが置かれ、先生がモニター画面とにらめっこすること約4分。いつもより長い。沈黙が続いたあと、

先生「今日はよく判りませんねえ」
近藤「おー!」
先生「ちょっと待って下さい、プローブ替えますので、」
近藤「寛解ですか?!」
先生「(苦笑)ちょ、ちょっと待って下さいね」
プローブを替え、また2分半くらい調べる。
先生「多分この辺だと思うんですけど、判らないですね今回。今までで一番判りにくいんじゃないかなという気がします」
近藤「おー、やったー!」
さらに1分後
先生「んー、そうですね、(笑)いい感じなんじゃないかなと思います」
と言ってプローブを元の位置へ戻す。

今までで一番良いということは、昨年7月末に一度完全寛解した時よりも良いととれるので、これは再寛解と言ってもいいレベルじゃないか! !

ちなみに「完全寛解」と言っても、埼玉動物医療センターの解説によれば「詳細な検査を行っても病変が検出できない状態」「がん細胞が1g以下の状態(1g=約10億個)」とある。つまりエコー画面上で確認できなくても、まだまだがん細胞が残っている可能性は多いにあるということ。

昨年7月末、モイの黒い影が一旦エコー上で見えなくなって、喜んだのも束の間、2週間後にはまた確認されてしまったのは、そういう理由も要因にあったのかもしれない。あの時は先生に無理矢理「完全寛解」と言ってもらったような節もあり、 それもあってか、今回は先生から直接「寛解」の言葉は出なかったけれど、でも普段クールな先生がニヤリとしてくれる、その笑顔だけでも十分に嬉しい。

もちろん、今回も決して安心できないし、引き続き通院し経過観察は続けるけれど、ひとまずよかった。 とりあえず「再寛解乾杯!」と小さく家族で盃を交わすくらいはやってもいいかな?

【免疫細胞療法】
夕方、病院にモイを迎えに行くと奥の処置室から「ウギャー」とこれまでで一番大きなモイの鳴き声が聞こえてきた。いつもそうだけど、今日はとくに元気すぎて、リンパ球を体内に戻したカテーテルを抜き、止血するのが困難だったようで、モイの右手から血がにじんでいた。まだ若いからマルチンみたいにショック死はしないと思うけど、とてもハラハラする。

そして今回のリンパ球はなんと5億個弱に増えていた!過去15回で最も増えた!そして15回のトータルが36億個超え。ブルゾン超え。
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次の通院は4週間後ということにした。モイの手が可愛い。
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ウニもお留守番ありがとう。

インスタにも既にたくさんのコメントが。いつもみなさん、応援ありがとうございます! 

 

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