moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2018年12月

リンパ腫でモイの後輩になった父の抗がん剤治療、R-CHOP療法は12月7日に4クール目を終え、順調な様子。治療開始前は歩くのもままならなかったので車椅子で送迎していたけれど、最近では自分ひとりで通院しているらしい。

たまに様子伺いの電話をして治療経過などを聞こうとしても、買ってあげたiPadの操作の仕方を俺に聞きたくてしょうがないみたいで、すぐに話が「ダブレットがっさい、いっちょん分からんもん〜」となる。

本当かどうかは知らないけれど父は若い頃は小説家を目指したこともあるとかで、純文学が好きなので、iPadを渡す前にiBooksに入れておいた夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んでいるらしい。おまけに自分で樋口一葉の「たけくらべ」をダウンロードしたんだとか。

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11月10日FaceTime中のスクショ。
髪は抜ける前に床屋で丸刈りにしたそうだ。数本だけ根っこが残っていた自分の歯は抗がん剤治療を始める前に感染症のリスクを避けるために全部抜いたそうで、ご覧のような見た目に。思わず笑ってしまっている俺だけれど、自分も親父そっくりなので、30年後の自分を見ているかと思うと油断できないのである。
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実家では最近新しい猫を飼い始めたらしい。嵐丸(らんまる)の妹分ということになる。名前はまだない。後ろ足の骨が折れているようで裏庭に40日くらい居座っていたので、本格的な冬を迎える前に家族に迎えたそうだ。
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親父と猫の近影。てかソファ!俺が中学の時くらいからあるやつ。

父は仕事をせず(ついこの前まで店の帳簿をつけていたが)暇なので、この猫の日記を病院でもらってきた血液検査結果の紙の裏に書き留めているらしい。そこでiPadやろもん。

次回5クール目は年末28日の予定だったが、実家の鉢盛(おせち)作りが忙しいので年明け4日に行う予定だそうだ。このまま順調に春を迎えてほしい。



 

11月末にストレスで突然体調を崩したモイ。消化管アトニーの症状がまた出て嘔吐が続いた。オシッコも少し赤い気がしたのだけれど連れて行った病院では尿がたまっておらず検査が出来なかったので、ウニのペットドックで12月3日に通院した際にモイの尿だけ持っていき一緒に検査してもらった。

ウニのドックの結果は後日報告ということだったのだけれど、実はモイの尿検査の結果で気になる点があるということでその日のうちに報告を受けた。

タンパクが「+++」と記されていた。尿中にタンパクが基準値よりかなり多く検出されたそうだ。先生曰く「尿の濃度自体がかなり高いので単純に濃いオシッコだからタンパクも多いのであれば問題はないのですが、そうでない場合は蛋白漏出性腎症という腎障害の一種が懸念されます。外部検査で調べればすぐに分かるので発注をかけてみますね。」と。

帰宅後、すぐに蛋白漏出性腎症をネット検索しザワザワする。モイはほんと一難去ってまた一難だよなあ、と。

12月17日、ウニのペットドックの結果を聞きに行った際にモイの尿検査の結果も聞く。調べてもらったのは尿中のタンパクとクレアチニンの比率でこれによって問題アリなのかナシなのかが分かるのだそうだ。
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  • 尿中タンパク 21.7mg/dl
  • 尿中クレアチニン 498.5mg/dl
  • UPC 0.04 (参考値0-0.4)
結果、問題なかった。表の見方が分からなかったので説明を聞いている途中もハラハラしたのだけれど、最終的に先生の口から「問題なかったです」と聞いってすごくホッとした。

この日はウニの結果もなんの問題もなかったし、すごく心が晴れた日になった。ライブの翌日だったし通院から帰宅した後に爆睡したことは言うまでもない。

モイは今でも毎日サプリを飲み、摂取カロリーから尿や便の回数まで逐一チェックしているけれど、その分ウニにはどうしても十分に気がまわらない。時より過敏症になる以外は健康そうに見えるけれど、昨年の今頃より100g体重が軽くなっているのが少し気になる。気にしすぎ?
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ということでペットドックを受けることにした。選んだのはスタンダードコースというもので、以下のような内容。

身体一般検査(視診、聴診、触診)
尿検/便検査
血液検査(生化学検査を含む全身フルスクリーニング、SDMA)
レントゲン検査(胸部、腹部)
腹部エコー検査
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12月3日、半日の絶食をし午前中に病院へ行き、午後まで預けひと通り検査してもらう。この日は結果内容についてはまったく触れられず、外部発注の血液検査の結果が出るのを待って10日後以降にまとめてお話しますということだった。例えばモイのリンパ腫発覚時みたいによっぽど異常のあるエコー画像がモニターに写ったとしたら、その場合はすぐに言ってくれるだろうから、今日とくに何も言われないということは大きな問題はないってことだよな、と思っておくことにした。
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ペットドックのついでに昨年打った3種ワクチンの抗体がどの程度残っているかを調べてもらおうと、ワクチン抗体価検査用の採血もしてもらった。
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12月17日、結果を聞きに行く。

尿は健康な濃いオシッコ、便に寄生虫はおらず、血液検査もすべての項目が基準値内、レントゲン写真もとくに異常は見えず綺麗。撮影する時に抵抗したのだろう、細い骨が少しよじれて写っていたのがウニらしくて可愛かった。肝臓、胃、脾臓、膀胱、腎臓、胆嚢、副腎といろんな臓器のエコー画像と動画を見ながら詳しく説明してもらったがどこも問題はないそうだ。腎臓の構造(皮質、髄質)がはっきりしていて「若くて健康な腎臓の典型的な見え方」とのこと。モイの腎臓は綺麗とはいえリンパ腫を脱して修復される過程で線維化している分、少しぼやけて見えているということがウニの画像と比べて見て初めて分かった。

ウニの腎臓の値を示すSDMAは「13」だった。

一緒にやってもらった3種ワクチンの抗体価検査のうち、猫汎白血球減少症の抗体だけ512倍と十分に残っていたが、カリシウイルスとヘルペスウイルスの抗体がどちらも12倍と並で、長期のワクチン効果は望めないということだったので、近日中に改めて接種しにくることにした。
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12月23日、ウニの3種ワクチン(ピュアバックスRCP)接種

ワクチン接種によるリスクもゼロではないので少し高額な抗体価検査を2年続けて行ってみたけれど、昨年同様の結果で結局ワクチンを打つことになったので、来年からは素直に年1ペースでワクチン接種だけするのがウニの通院のストレスのことも考えるといいのかなと思った次第。
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寡黙なモイと違ってウニは感情が分かりやすい。検査前の半日絶食中、空腹をあからさまにアピールするし、病院への往路では、「いやだよ〜、行きたくないよ〜」みたいなトーンで鳴くし、病院ではびびって妻の背中によじ登るし、帰路はまだ家に戻っているという概念がないのか、じっとキャリーケースの中で丸くなっていて、帰ったら帰ったで、興奮が覚めないのか、抗議の意味なのか、聞いたことのないような唸り声をあげ玄関先でずっとウォンウォンと鳴き続けている。ペットドックの日ほどではなかったが昨日のワクチン接種後もそうだった。十猫十色で面白いな。
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なにはともあれ、ウニが健康でいてくれて本当によかった。

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