リンパ腫でモイの後輩になった父の抗がん剤治療、R-CHOP療法は12月7日に4クール目を終え、順調な様子。治療開始前は歩くのもままならなかったので車椅子で送迎していたけれど、最近では自分ひとりで通院しているらしい。
たまに様子伺いの電話をして治療経過などを聞こうとしても、買ってあげたiPadの操作の仕方を俺に聞きたくてしょうがないみたいで、すぐに話が「ダブレットがっさい、いっちょん分からんもん〜」となる。
本当かどうかは知らないけれど父は若い頃は小説家を目指したこともあるとかで、純文学が好きなので、iPadを渡す前にiBooksに入れておいた夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んでいるらしい。おまけに自分で樋口一葉の「たけくらべ」をダウンロードしたんだとか。
11月10日FaceTime中のスクショ。
髪は抜ける前に床屋で丸刈りにしたそうだ。数本だけ根っこが残っていた自分の歯は抗がん剤治療を始める前に感染症のリスクを避けるために全部抜いたそうで、ご覧のような見た目に。思わず笑ってしまっている俺だけれど、自分も親父そっくりなので、30年後の自分を見ているかと思うと油断できないのである。
実家では最近新しい猫を飼い始めたらしい。嵐丸(らんまる)の妹分ということになる。名前はまだない。後ろ足の骨が折れているようで裏庭に40日くらい居座っていたので、本格的な冬を迎える前に家族に迎えたそうだ。
親父と猫の近影。てかソファ!俺が中学の時くらいからあるやつ。
父は仕事をせず(ついこの前まで店の帳簿をつけていたが)暇なので、この猫の日記を病院でもらってきた血液検査結果の紙の裏に書き留めているらしい。そこでiPadやろもん。
次回5クール目は年末28日の予定だったが、実家の鉢盛(おせち)作りが忙しいので年明け4日に行う予定だそうだ。このまま順調に春を迎えてほしい。
たまに様子伺いの電話をして治療経過などを聞こうとしても、買ってあげたiPadの操作の仕方を俺に聞きたくてしょうがないみたいで、すぐに話が「ダブレットがっさい、いっちょん分からんもん〜」となる。
本当かどうかは知らないけれど父は若い頃は小説家を目指したこともあるとかで、純文学が好きなので、iPadを渡す前にiBooksに入れておいた夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んでいるらしい。おまけに自分で樋口一葉の「たけくらべ」をダウンロードしたんだとか。
11月10日FaceTime中のスクショ。
髪は抜ける前に床屋で丸刈りにしたそうだ。数本だけ根っこが残っていた自分の歯は抗がん剤治療を始める前に感染症のリスクを避けるために全部抜いたそうで、ご覧のような見た目に。思わず笑ってしまっている俺だけれど、自分も親父そっくりなので、30年後の自分を見ているかと思うと油断できないのである。
実家では最近新しい猫を飼い始めたらしい。嵐丸(らんまる)の妹分ということになる。名前はまだない。後ろ足の骨が折れているようで裏庭に40日くらい居座っていたので、本格的な冬を迎える前に家族に迎えたそうだ。
親父と猫の近影。てかソファ!俺が中学の時くらいからあるやつ。
父は仕事をせず(ついこの前まで店の帳簿をつけていたが)暇なので、この猫の日記を病院でもらってきた血液検査結果の紙の裏に書き留めているらしい。そこでiPadやろもん。
次回5クール目は年末28日の予定だったが、実家の鉢盛(おせち)作りが忙しいので年明け4日に行う予定だそうだ。このまま順調に春を迎えてほしい。