moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2019年05月

モイのリンパ腫闘病がはじまって2年数ヶ月、自分のアンテナの向きが変わったこともあってか、先進医療のニュースがやたらと目や耳に飛び込んでくる。

分子標的薬「オプジーボ」の開発を牽引した本庶佑氏がノーベル賞を受賞したニュースは、昨秋、父がリンパ腫で大学病院に入院したちょうどその日にベッド横のテレビで目にした。半月ほど前に免疫細胞療法「キムリア」が承認され価格が3000万円超というニュース。昨日、がんゲノム医療が6月から保険適用になることが報じられたかと思えば、今朝は液体のりの主成分が白血病に効果のある造血幹細胞の培養を容易にするというニュースがトレンドに。
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そんなニュースとはまったく無縁だと言わんばかりに4月5月は猫の換毛期でモイは毛玉を吐きまくっている。令和になって既に9回も6~10cmほど(小指くらい)の毛玉を吐いている。

吐きは気になるものの、リンパ腫は今のところ完全に沈黙してくれているようなので、2年ほど毎日飲み続けてきた薬プロナミド(消化管運動促進剤)、ファモチジン(胃薬)をこの4月から隔日投与にしていたが、先週21日の投薬を持って完全にやめてみた。合わせて同じく2年ほど毎日磨り潰して液体サプリに混ぜていたビオイムバスター(整腸剤)の投与もやめてみた。毎晩の薬の準備がだいぶ楽に。10日ほど経つが今のところ問題なさそうだ。

先生は以前「これらの薬は一生あげても問題ないようなもの」と言ってはいたけれど、必要がなければあげないにこしたことはない。これによってモイの日々の投薬は以下のローテーションになった。


1日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ、丸山ワクチンA剤1ml、皮下輸液60ml
2日目 フラジール1/2t アゾディル1c、サプリ
3日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ、丸山ワクチンB剤1ml
4日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ

※サプリ(AHCC、センダン、Dフラクションを混ぜた液体2mlほど)
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小さな庭のてんとう虫

一方気になるのは斜向いの家の建替え工事。解体した後、半年以上かけてマンションになるらしい。ご存知のように猫は音や振動に敏感で、モイは昨秋、近所で打ち上げられた花火のストレスで腸が動かなくなったし、ウニもああ見えていつも小さな物音にビクっと怯えているし、いつ過敏症が再発してもおかしくない状態。昨日足場が組まれ今朝ユンボがやってきてこれから本格的な解体が始まろうとしている。おかげで夫婦一緒の外出は気安くできなくなりそう。6月上旬の予定も一旦キャンセルし様子を見ることに。
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過保護の家宝
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モイの免疫療法のリンパ球培養のための培地はいつも大阪から取り寄せてもらっているが、これも液体のりで代用できてむしろたくさん培養できたりしてねえ。そしたら次回の通院前にコンビニでワンコインで買っていけるのに。

それと、すべての猫のためにも1日も早く腎臓を守るAIM製剤開発のニュースが紙面を踊る日を待っている。




2週間前に採血し、元号をまたいで培養してもらったリンパ球を戻すため通院。
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往路のモイ
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新緑や並走する車、待ちゆく人々を観察する余裕のある表情

それでもやっぱり僕も妻も通院数日前からソワソワしだし、車中ではいまだに内心ドキドキしている。お気づきのようにこの4月から通院日が主治医のシフトの関係で月曜日から日曜日に変更になった。「土曜日のセレナーデ」という曲もいずれできるかもしれない。

今日は超音波検査も血液検査もパスされそうになる。ここのところの経過が安定していることの裏返しなのでうれしいことだけれど、この2週間、皮下輸液の量をさらに減らして60mlを4日に1回だけ(丸山ワクチンA剤を打つ時にシリンジに混ぜている)にしたので、念のため腎数値だけみてもらう。IMG_8654
血液検査用にとられる血ももったいない気もするけど、、

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  33.7(前回 32.3)(前々回 32.1)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.80(前回 1.78 )(前々回  1.7)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

うーん、少しだけ基準値を越えてしまったが、先生は「このくらいの変動は横ばい」と。輸液の量を2日に1回60mlにしていた時点で「この量だったら輸液はなくしてもほぼ問題ないくらいの量です」と言われていたので、この2週間でさらに輸液の間隔を開けたことと、この数値変動は無関係と捉えているのだろう。次の通院予定は3ヶ月先なので若干不安も残るが、モイの様子を丁寧に観察しながらこのペースで続けていってみようかな。

モイを預け夕方までいつもの街で待機。ショウブと柏餅を購入。

【免疫細胞療法】
通算20回目になるリンパ球の培養。今回はなんと4億8千万まで増えていた。先生もうれしそうに「ここまで増えた子は見たことがない」と笑顔。平成から令和へと時代を越えて活性化されたキラーT細胞。なんだか無敵な気がする。万が一モイの体内にエコーにも映らないほどのリンパ腫が残っていたとしてもこれでトドメをさせるだろう。

人間も含めて動物の体内では毎日のようにがん細胞が生まれているそうだ。ただリンパ球などの免疫細胞が働くおかげで増殖を阻止されるから大事には至らない。しかし、なんらかの原因で免疫力低下がおきたスキにがん細胞が増殖してしまうことがある。

モイは元々白血球が少なめみたいだし、実際にB細胞型リンパ腫を発症したということは、なんらかしらの免疫疾患がある(あった)のだろう。

ここのところ体調もとてもよさそうで元気に暮らしているけれど、ここで気を緩めることなく、やっぱり年始に立てた予定どおり、あと2回、夏と秋に免疫細胞療法をやることにしようかな。できればそれで積極的な治療からは離脱したい。

モイは猫なのに妻と俺に完全に身を委ねているように見える。モイの命は家族で守るからね。

完治への道はまだまだ続く。
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令和でも続くウニナースの帰宅後チェック。毎度おなじような写真が撮れるのもスゴイ。

みんなで菖蒲湯に入ろうか。

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