東京は晴天。そして猛暑。やたらと暑い。長い梅雨がやっと明けたのかと思って日本気象協会のサイトを確認するとまだ確定ではないみたい。こんなに天気がいいのに?

まるでがんと一緒だな。こんなに元気がよく「寛解」が続いているのに「完治」とは言い切れない歯がゆさ。何の問題もなさそうなモイをなぜ病院に連れていくんだろう自分は、とふと考えてしまう。連れ出す朝は本当に心苦しい。夜中から絶食しているので通院日だと悟ったのだろう。出かける間際にいつものようにサッとベッドの下に身を潜めた。
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お決まりの「ご飯出てないんですけど」ポーズのウニ
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今日は通算21回目の免疫細胞療法の採血と定期検診。
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【体重】6.54Kg
うちの体重計は少し重く出るのかな?病院で計るといつも少し軽い。最近かなりずっしりしてきたので「太りすぎでしょうか?」と聞くと「うーん、注射針が射しにくくはなりますね」と先生。

【超音波検査】
今日もエコーで見るモイの腎臓と腸はなんの問題もなかった。「大丈夫そうですね。すごいですね!」と先生。最初の完全寛解からあと3日で丸2年(あの日が人生で一番うれしかったなあ、今のところ)。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  35.8(前回 34.0)(前々回 33.7)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.51(前回 1.82 )(前々回  1.80)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

尿素窒素は少し高くなってしまったが、クレアチニンが正常値内にグンと下がった。先生と相談して今4日に1回だけ自宅で行っている皮下輸液60mlを次の通院日(3週間後)まで止めてみることに。徐々に間隔を開けてきた輸液、完全になくすのは2年4ヶ月ぶり。これでまた少し日々の投薬が楽になる。

鎮静下での採血のためモイを預けいつもの街で待機。いつまで経ってもこの預けているあいだの不安な気持ちはなくならない。マルオのトラウマがあるからだろう。もし待っている間に電話でもなった日にゃ、心臓が飛び出てしまうかもしれない。

最近通院日が日曜日になったことで街は混んでいる。とくに今日は人が多かった。しかし暑いな。スーパーマーケットの待合ソファでしばしボーっとしてしまった。

夕方になってモイを迎えに。今日採血したリンパ球はどれくらいに増えてくれるかなあ。戻しは今回諸事情で3週間後の予定。そしてこの免疫療法も計画では秋にあと1回だけ。鎮静剤で眠らされるのもあと1回。積極的治療のゴールが見えてきた。
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帰路。鎮静剤からまだ完全に醒めていないので少しボーッとしているモイ。それでもカッコいい。隣の車の夫婦が指を指して微笑んでくれた。
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ただいま。帰宅時のウニのキャリーケースチェックもあと数回かなあ。