moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2020年01月

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ペットドックでモイの尿からストルバイト結晶が検出され、それが確実になったのが今月12日。その日から早速尿ケア用の療法食を試してきた。ストルバイトは食事療法が基本のようだ。
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5つもらってきた試供品の中で最初に試したのは「日清ペットフード ストルバイトブロック」。これはまあまあな食いつきだった。サンプルで量が少ないのでその日のうちになくなってしまった。次の日残りの4つも少量ずつ試したが、食べてくれたのは「ヒルズC/D」だけだった。これはかなり食いつきがいい。すぐにペットショップで大きめのやつを買ってきた。

が、次の日、下痢に。その次の日も下痢。

先生が「尿ケア食は脂質が多めなので便が柔らかくなるかも」と言っていたのが的中した。リンやマグネシウムのミネラルを減らしている分のバランスでそうなっているのか、ネットで「水をたくさん飲ませるために塩分が多い」という書き込みまで目にして、酒のつまみじゃないのになあと思ったり。

モイの場合、もともとリンパ腫の原発巣が腸にあり、そうでなくても腸は健康の基本になるところだからお腹がゆるくなっては本末転倒な気がするのでC/Dはやめることに。一旦、今まで主食にしていた「ロイヤルカナン消化器サポート」に戻した。次の日にはまたマシュマロのような便に戻った。

ところでモイがストルバイトになったのは、ひょっとしたら日々の投薬後におやつとしてあげていた「いなば 焼かつお」が原因かもと少し勘ぐっている。詳しい成分表がみつけられないけれど、かつおってことでなんだかミネラル多そうな気が。なので、発覚以来おやつは我慢してもらっている。3年近くパブロフのような条件付けをしてきたので、おやつなしでも素直に投薬を受け入れてくれるモイが愛おしい。

ひょっとしたら毎日のおやつをやめるだけでも尿ケアになるかもと思いつつも、ひとまずストルバイトをなくすために療法食は探さなくてはいけない。サンプルでもらった他の3つは食べてくれないので、ネットで調べて「ロイヤルカナン phコントロール1と2」を購入してみる。幸いどちらも食いつきがいい。サンプルで食べなかった「ユリナリーS/O」の前身がこれらしいけど、前身のを食べて後発を食べないという猫あるあるかな。

もともと、phコントロール1はストルバイト用で尿を酸性化させる(ph値を下げる)もの、phコントロール2はシュウ酸カルシウム結石用で尿をアルカリ性にする(ph値を上げる)もの、と真逆のものだったようだけど、それぞれが過度にならないように他方への配慮をしていったら、結局同じような役目のものになったということらしい。なんだか不思議な話だけれど、モイの場合はストルバイトが出ているわけなので心情的にはやっぱり「1」を食べさせたくなる。

それからはphコントロール1をメイン食にしたが、こればかり食べすぎるとまた便がゆるくなるかもと思い、消化器サポートもたまに食べてもらいつつ今日に至る。その上での便は消化器サポートだけの時のようなマシュマロ状のものではなく、少し粘土のような赤みが増したが柔らかすぎずそこそこいいウンチが出ている。

先生が「いつでもいいですけど、2週間くらいしたら結果も出てくるのでまた尿検査を」と言っていた。今日ウニのワクチンとペットドックの日はちょうど15日目にあたる。朝4時45分にモイのオシッコをとることができたので、一緒に病院へ持っていった。前々回のように採尿から少し時間が経っているので正確な検査結果が出るかは微妙かもだけれど、せっかくだからやってもらった。

夕方ウニを迎えに行った時にモイの尿検査の結果を聞いた。ストルバイトは出ていなかった。やったー。「療法食は継続で」と先生。ph値は5~7の基準値に対し「7」。ぎりぎり基準値。ただ前回もph値7でその時はストルバイトが出たので実際のところ紙一重なのかもしれない。前々回はph値8だった。もうちょい尿ケア食を食べ水分をしっかりとればちゃんと治ると思う。
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おやつも食べずにがんばっているモイ。それでも元気だし、日に日に甘え方が増してきた気がする。
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冬場はベッドの足元で寝てくれるのだけれど、どんどん顔の方にあがって来て昨夜はついにお腹の上で寝てくれた。6.7kgあるモイを3~4時間お腹に乗せて寝るのはなかなか大変でエコノミークラス症候群になる夢を見そうだったけど、これもいい思い出。モイ重いでの思い出。おモイで。
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今日はウニの年に一度の3種混合ワクチン接種と、ついでにペットドックを受けて来た。

前置きが長くなります。

先ず、ワクチンは本当に年に1度必要かという問題だけれど、昨年、一昨年とワクチン前に抗体検査をしたら、あまり抗体が残っておらず、「もうそろそろワクチン打った方がいいですよ」という数値だったので、結局、素直に年に一度ワクチン接種した方がよさそうだった。ウニの場合。

ペットドックも昨年に続けて2回目。ウニが受けたスタンダードコースは人間で言う区の健康診断よりは立派なものだけど、猫時間で考えると4年は経っているのでやっておいた方がいいのかなという考え。

「ワクチンとペットドックを同じ日にやるのは負担が大きいのでは?」という疑問を主治医に相談したことがあるけれど、「確かに片方だけ受けるよりは1日がハードになりますが、猫の場合は外出のストレスというのも考慮しなくてはいけないので、2回に分けて病院へ来るよりいっぺんに済ませてしまった方が結果ダメージが少ないと考えることもできますね、、」ということだった。ウニはモイより外出に慣れていないので、先生の言うように一度にお願いした方がよいかと思い、年が開け早めに通院するつもりでいた。

ところが、1月10日夜
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気がつくとウニの右目が開かなくなっている。
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生まれつき少し右目が結膜炎のように赤くなることがあって、時おり痒そうに手で擦っているが、この日は擦る以前から全く開いていない。
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このまま手で擦りだしたらますますひどくなるなと思い、久しぶりにアンリッカラーを装着してもらった。
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掻こうとしても掻けない。
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ライトニングケーブルで自ら充電中のウニ
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疲れて寝てしまった。

翌朝、1月11日
モイと違ってほとんど咳き込んだことがないウニが突然むせたように咳をした。

慌てて記録用にスマホで動画を録ったがすぐ治まって間に合わなかったのはむしろよかった。
 
と思ったら今度は声がしわがれたような変な声になった。さっき咳き込んだからだろう。
昨日の今日なので、なにか風邪でも引きかけているのかなとこの時は思った。もしそうだとしたらワクチンは打てないし、万が一風邪が悪化してモイに感染ったら大変。モイはリンパ腫だったので用心のためワクチン接種していない(ワクチンは少量のウイルスを体内に取り込むのでそれをきっかけにがん細胞が刺激され増殖でもしたら大変なので)。

ぬるま湯を飲ませたらひとまず声は復活した。

1月13日
風邪じゃなかったかもなあと少し安心していたら今度はひどい下痢。立て続けに3回トイレに行き、ビシャーっと。もともと軟便がちなウニではあるけれど、やっぱりこれはちょっと調子悪いのかも。

1月15日
そしてこの日は知覚過敏症が出た。自分の尻尾を追いかけ回すようにクルクル回転したり、背中がゾクゾクと震え、毛が逆だって気になって自分で身体をペロペロ舐めるのだけど、治まらず走って部屋の角に逃げていってしまう。ちょっとしたパニック障害。気をそらしたり、尻尾を見えないように隠してあげたり、ストレス緩和サプリ「ジルケーン」を飲ませたりして対処している。

2017年8月に初めてその病名を認知するひどい症状の時があって、その時は落ち着くのに2週間近くかかったっけ。その後も季節に何度かちょっとした症状が数時間だけ出るような事はあったが、今回は少し長引いている。

今回ひどい症状が出ているところは撮影できていないけれど、これもその軽いやつ。本当は20日にワクチンとペットドックの予約を入れていたのだけど、その2日前になっても過敏症が治まらなかったので一週間延期してもらった。「ペットドックは必ず必要というものではありませんからもし来週も体調が戻らなかったらまたご相談ください」と電話口の看護師さん。

そして話がやっと今日に。

この一週間でやっと過敏症も治まってきて、疑わしかった風邪もひいてなさそうなので、今日は通院することに。

未明から絶食。
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ウニのご飯ないよアピールは相変わらず分かりやすい。モイが自分の通院と勘違いしてベッドの下に隠れたが、抱きかかえられたのはウニ。玄関に置いておいたキャリーケースに入れようとすると身をよじって抵抗した。この感じ懐かしい。モイはいつもすんなりケースに入ってくれるから忘れていたけれど、先代マルオはいつも「死んでも入りません!」って足を踏ん張ってたなあ。やっぱり猫のスタンダードはこの態度かな。そりゃ通院はなるべく少ない方がいいよね。
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往路の車中もワオーンと鳴き続け不安そうなウニ。
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生憎の空模様。
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おまけに寒い。
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今日は主治医でなく女性の先生が診てくれることに。上に書いた今年になってからの様子などひと通り説明。嫁が着ているウニスウェットに気づく先生。
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キャリーから診察台にウニを運び出しながら「ウニはどっちかというと臆病で〜」と説明すると、「モイちゃんと正反対ですね」と先生。やはりこの病院ではモイは相当ブイブイいわせてるんだな。不思議だな。うちではどちらかというとモイはおっとりした性格でウニはお転婆で手に負えないこともあるのに。
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モイなら即エリザベスカラーを着けられるところだけど、ウニはそれなしに、体重、体温、触診、聴診、目や口の軽い検査などが行われた。とくに問題はなさそうなので、予定通り数時間預けてワクチンとペットドックをやってもらうことに。

いつもの街で4時間ほど待機。途中、留守番カメラで家のモイの様子をチェック。モイがひとりきりになるのは1年ぶり。なんだか妙にくつろいでいる様子だった。

夕方ウニを迎えに。オプションで目のスリット検査をしてもらったが、「結膜充血もないし、ぶどう膜炎を疑うような症状も今はないので経過観察でよいのでは」とのこと。その他のドック結果は一週間後に聞きにくることに。

ちなみにウニの検査はすべて鎮静剤を使うことなく行われたようだ。とってもよかったけど、意識のある状態で4時間も知らない人にいじくり回されて、「ワンワン」「ニャンニャン」聞こえてくる部屋でケージに閉じ込められていたかと思うと、それはそれでさぞ怖かったろうなあ。
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帰路は車に乗ってすぐは鳴いていたけどしばらくすると家に帰ることを察したのか、安心したようでくつろぎだした。異臭がついたのでグルーミングはかかさない。
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家に帰ると、いつもと逆の光景が。今日一日ウニが入っていたキャリーケースをモイがチェック。「あ、この臭いは!」と思ったかな?

実は今朝4時頃モイの尿も採れていたので、今日はモイの尿検査もしてもらった。果たしてストルバイトは?! ここからは別記事にします。

このブログの最初の記事は今からちょうど3年前の「モイ、血便」からはじまる。あの日、トイレに捨てたモイの便をたまたま流し忘れたことで、しばらくしてトイレの中がほんのり赤く染まり潜血があることに気づいた。あきらかな血便であればトイレに捨てる前に気づいていただろうから、そこまで重度になる前の時点で気づくことができたことは今考えたら偶然とはいえとてもラッキーだった。それでもリンパ腫の進行は速く、エコーで見た黒い影はかなり大きくなっていたわけだから、低分化型(進行の速い)リンパ腫を早期に発見するのはなかなか至難の業だろう。
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さて、12月に行ったモイのペットドックで尿にストルバイト結晶(ストラバイトという表記もある)が混じっていることが分かり再検査となった。その時は採尿から検査までに7時間もかかってしまったので、容器の中で結晶化した疑いがあったからだ。先生から「再検査にあたっては尿が採れたらなる早で持ってきて下さい」と言われていたので、年末年始、モイがトイレに行くタイミングをずっと監視していたのだけれど、なかなかこれが病院の診察時間中にしてくれることが少なく、だいたいが早朝か夜遅くなのだ。

1月6日朝9時15分、風呂でシャンプーをしていると、浴室の扉越しに 「モイ、オシッコしたよ」と嫁のカーコさんの声がした。病院は開いている。慌てて髪を洗い流し身体は洗わないまま、風呂を出て髪を乾かす間もなくオシッコを入れた容器を持ってすぐに車を走らせた。受付で「尿検査お願いします」と渡したのは、9時55分だったので、40分でデリバリーしたことになる。なかなかな鮮度だろう。これで今回はちゃんと検査ができるはず。

そして今日、その再検査の結果を聞きに行った。やはり同じように顕微鏡でストルバイト結晶が確認されたとのこと。ガーン。増えすぎると尿管が詰まり、いわゆる尿路結石になってしまう。

ストルバイトは正式名称「リン酸アンモニウムマグネシウム結晶」と言うらしく、リンやマグネシウムが多いことが原因のひとつらしい。治療法としては、療法食でリンやマグネシウムが少ない食事をする、尿が酸性化するように誘う、なるべく水分を多くとり尿を薄める、など。
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ひとまず療法食のサンプルをいくつかもらってきたので、しっかり食べてくれるものがあるかしばらく様子をみよう。


代謝が変われば結晶が出来にくい体質に戻ることもあるが、少なくとも年単位で治療していく必要はあるでしょうとのこと。先代のマルオも若い頃にストルバイトが出たことがあったけど、治るまでそんなに長くかからなかった記憶があるのだけれどなあ。

「尿管が詰まったりする前に比較的初期段階で発見できたのでよかったとも言えますね」と先生。ペットドックをやったおかげだな。奇しくも3年前の今日、血便に気づき、今回はストルバイトに気づいた。一難去ってまた一難なわけだけれど、どちらも先生が言うように初期に発見できてよかったと思うことにしよう。内心はかなり落ち込んでいるんだけれど、モイは普段と変わらずとても元気そうなので、この病気にもまたじっくり付き合っていけば、きっと大丈夫。きっとうまくいく。
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あと、前回、尿中のタンパク質が「2+」とやや多めだったが、今回は「±」という値でとくに外注検査は必要なさそうだった。

※このブログでしばらくリンク切れしていた写真(主にインスタの写真)へのリンクを年末にまとめて貼り直しました。


 

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