moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

2020年03月


春が来て思いだすのは、3年前、2017年3月21日から25日くらいにかけてのモイの復調。死を覚悟していた暗く長い2月を経て、3月に病院をかえ、免疫療法と丸山ワクチンを初めて少し明るい兆しが見え始めていた頃だった。21日に食欲増進剤としてペリアクチンを飲ませたのがトリガーとなったようで、なんだか急にご飯を食べだし、25日には以前と変わらないくらい元気になったように感じた。今、改めてその頃の写真や動画を見てみると、まだまだ痩せているのだけど、とにかく光が見えたようでうれしかったなあ。あれから3年、これからも桜を見る度に思い出すのかなあ。
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丸山ワクチン投与開始から3年が過ぎたので3月9日の週から週2回の投与に減量している。月曜日の夜にA剤、木曜日の夜にB剤。隔日で注射していた時と違って曜日で覚えられるので楽だ。

9日の定期検診時に先生に改めて減量することを確認した時、先生はこう言った。「減らすのでいいと思います。元々持っている腫瘍免疫を人工的にといいますか、人為的に上げるのが丸山ワクチンの働きで、コンスタントに打つことで免疫を底上げしているような状態なわけですが、投与間隔を開けると効果がなくなるわけではなく、その底上げしたラインが少し下がるようなイメージかと思います。で、完全にやめたら元々持っていた免疫のラインに戻るという感じですね。」

「じゃ、モイが持っている基礎免疫が普通の猫より低いとしたら、完全にやめたらまたマイナスに戻ることになりますか?」

「それは、分かりません。腫瘍が発生した原因が元々この子の免疫が弱かったせいなのか、あるいは、異常細胞が一気にたくさん出来る何かしらの原因があって、通常の免疫では抑えきれず腫瘍化してしまったのか、そこは今となってはもはや分からないですね。」

このやりとりで完全に丸山ワクチンをやめるのはちょっと怖いなあと思ったけど、モイのポテンシャルを信じて週2回に減らすことにした。週2回でも少なからず免疫にハンディをもらっていることになるので、これから2年ほどはこの状態で注意深く見守ることにしよう。
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今日は抗菌剤フラジールがなくなったので病院へもらいに行った。

クロストリジウムへの対策として、こちらは4日に1回、1/2錠飲ませている。2年前にこれ以上間隔を開けると下痢をしてしまったのでこのペースになっているが、今となってはこれもひょっとしたら減量できるのかもしれない。でも、減量して下痢をしてしまったらせっかく抑え込んでいた菌がまた暴れだすかもしれないので、減らすとしても慎重に1日ずつ間隔を開けていくようにしなくてはいけない。

病院にもらいに行くのは、アゾディル(腎臓用のサプリ)含め、フラジール、丸山ワクチンと3種類あって、それぞれなくなるタイミングが違うので、割と頻繁に病院へ足を運ばなくてはいけない。処方してもらう量を調整してタイミングを揃えられたらいいのだけれど、病院へ薬をもらいに行くこと自体が道中に心中を整理するという意味でお参り的な要素もあるので、まあいいかなと思っている自分もいる。
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病院の側でお花見。
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鴨と桜
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五線上ではよく見るけど、久しぶりに見たオタマジャクシ
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人が少ない場所でも有意義なことはたくさんできるなあ

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こちら久留米を流れる筑後川

父は、3月22日で84歳になった。一年前にリンパ腫を抗がん剤治療で克服し寛解状態にあることはここでもお伝えした。でもその後、胆管炎、食道静脈瘤などで入退院を繰り返している。肝臓にある結石は大きすぎて手術不可能らしく、薬で散らしているらしい。食道静脈瘤は内視鏡手術で取ったんだっけな。昨秋は耐性菌とやらで発熱して入院していた。そして今回は大腸がん。腹腔鏡手術は4時間くらいかかり30cmほど腸を切りとったらしい。幸いステージ1の状態で元々の腸がえらく長いからなのか何なのか人工肛門にはならずに済んでいる。切りとった腫瘍を病理検査中でその結果次第で抗がん剤など追加の治療が必要かが検討されることになっているそうだ。

19日が手術だったので、見舞いに行ったのは術後3日目だったけど、想像していた以上に元気で自分で起き上がってトイレにも行っていた。手術翌日の重湯から徐々にお粥に変更している最中だった。カウンセリングに来た栄養士の方の話にも倍くらい喋りかえしていた。例えば「先生が重湯も噛んで食べなんち言わしたばってん、ありゃ冗談やか、ほんなこつやか?」「(笑)ほんとですよ、噛むことで脳が刺激されて身体が本来持っている状態を取り戻そうとするので、なんでもしっかり噛んで下さいね」「あ、そげなこったい、てっきり冗談で言わしたとやかち思た。」
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と、そんな感じである。ひとまず元気そうでよかった。



 

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先週の検査結果が届いた。
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【血液検査】
BUN(尿素窒素)  28.8(前回 31.7)(前々回 32.6)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン) 1.72(前回 2.04)(前々回 1.8) (基準値 0.8~1.8mg/dL) 
SDMA  10(前回 15 )  (前々回  10)  (基準値 0~14μg/dL)  

【尿検査】 
pH 7 (前回 7)(前々回 7)(基準値 5~7)
結晶 - (前回 -)(前々回 ストルバイト)(基準値 -)

結果は、血液も尿も問題なし。

何回も書いているけれど、「腎臓は悪くなったら改善することはない」というのが定説だけど、それはモイには当てはまらないみたいで、抗がん剤治療していた頃に比べると徐々に改善し基準値内に落ち着いてきた。l;。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。あ、通りがかりのモイのコメントでした。「朝晩飲んでいるアゾディルが効いてるモイ」と言っております。

尿のph値は7のままだけどストルバイトは前回に続き出ていない。よかった。フードはロイヤルカナンのphコントロールと消化器サポートを組み合わせている。先週先生に確認したが「それで問題ないでしょう」とのこと。「毎日おやつであげていた焼きかつおを週1にしたが効果があると思いますか?」という質問には「あるでしょう」ということだったので、摂取量によっては結石を作る可能性が少なからずある、と心にとめておこうと思う。
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 今回初めて検査結果を郵送で送ってもらった。文面でみる先生の診察内容がなんだか新鮮。昔、夜中の長電話がコミュニケーション手段だった恋人と時を経て初めてLINEでひと言だけのテキストメッセージを送受信した時の新鮮さに似ている。てか、手紙だけどね。これが本当にLINEで医者と患者が「結果でました」「ドキドキ(絵文字)」「問題ないっす」「キリッ(絵文字)」「よかった〜(絵文字)」「ありがとうございました〜」などとやりとりする時代が来たらいいな。いいのか?いいと思う。コミュニケーション手段が何であれ、急を要す時にはそれなりの手段を使えばいいんだと思う。あれ、何の話だ。

モイ、昨年12月15日以来、約3ヶ月ぶりの通院。

血液検査の値を正確にするために午前5時にひと口だけドライを食べて以降は絶食してもらった。9時過ぎに身支度をしている最中、絶食に付き合わされたウニはいつもように空のお皿をひっくり返して「ご飯ないよ」アピールがすごく、じっと我慢していたモイも「あれ、これってひょっとして僕が通院するパターン?」と途中で気づいたのか、3ヶ月ぶりだというのに出かける前にはちゃんとベッドの下に身を潜めていた。
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往路、今までで一番かな、ずっとキャリーから身を乗り出して車窓を楽しむモイ。人間でも毎週のように車に乗っている時期はそれに慣れちゃうけど、すごく久しぶりに乗ると「あ、車だ、この匂いだ、エンジンの音だ」って妙に新鮮な気分になりますよね。猫もそうなのかもしれない。
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あと数週間遅ければ桜並木が楽しめたろうに、ちょっと残念だね、モイ。
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今年からは治療はなく定期検診(経過観察)のみということで少し気は楽なのだけど、油断は禁物なので、病院が近づくにつれて「今日の検査で何があっても冷静に対処しなきゃな」と心の中でつぶやく回数が増える。

【体重】6.66kg

【血液検査】先生の提案で外注の腎不全マーカー(SDMA)だけ調べることにした。とくに問題なければ結果を郵送で送ってもらうことに。

【超音波検査】
昨年7月末以来、久しぶりに超音波検査に立ち会う。久しぶりだったけど何回も見てきたものなので、黒い影がなく左右対称で大きさも同じ綺麗な腎臓を見ている最中もとくに先生のコメントはなく黙々と検査が進む。同じく3年前に黒く大きな腫瘍像があった腸は今はバームクーヘンのような綺麗な5層構造に見えていて、それに沿ってひと通りエコープローブを這わせた後、先生はひと言だけ「怪しそうな場所はもはや無いですね」と言いニヤッと笑ってくれる。ホッと胸を撫で下ろす瞬間。
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その後、胸の音を聴く先生。僕らのいる前で聴診器を使ったのは初めてかもしれない。20200309-IMG_9248
今朝4時50分に採れた尿を持ってきたので、ストルバイトが出ていないか念のため尿検査もお願いしたが、この結果についても「あとで調べておきますので血液検査の結果と合わせ一緒に郵送しましょうか」と先生。これもモイが一刻を争うような状態でないということの裏返しなので喜ばしいことだ。おかげで待ち時間もなく、すぐにモイと一緒に帰宅できる。

スムーズに検査が終わったので、先月のウニのペットドック結果で再検査を薦められているコレステロール値(+)と血小板値(-)について主治医の意見を聞いた。持参した血液検査の表を見て「前々回と比べてそこまで大きな変化ではないので1年後くらいの検査で大丈夫だと思います。」と。ウニが先の通院後やや知覚過敏の症状が出ていることも話した上でのことだ。「もちろん検査はやった方がいいですが、通院のストレスで健康を害している恐れがあるのであれば、このレベルであれば1年後でいいかと思います」「コレステロール値が上がる要因として胆管疾患というのもありますが、γGTPやALPの値は高くないので、その可能性もないでしょう」「血液検査の基準値というのはあくまで平均値であって、高めを維持して健康、低めを維持して健康、それがその子にとっての正常値という犬猫もいます」とのこと。

このように診察する先生によって見解も微妙に変わってくるので話が聞けてよかった。ひとまずウニのストレス緩和のためにもこの時期の再検査は避けておこう。20200309-_DSC9432
帰路、窓から春を感じとるモイ。
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帰宅時恒例、ウニのキャリーケースチェック。20200309-_DSC9448
よかったね1年後の再検査でいいってよ。

来週あたりに送られてくるであろうモイの血液検査と尿検査の結果も問題ありませんように。

モイが丸山ワクチンを初めてから3月3日でまる3年が経った。丸山ワクチンの使用期間はオフィシャルサイトに、

“通常は、ワクチンを使い始めて最初の3年間は1日おき、または週3回注射します。ワクチンの治療開始後3年間、再発や転移がなければ注射回数を週2回にして5年まで続け、異常がなければ週1回に減量し、適宜終了します。 

と書いてある。

来週月曜日に
モイは今年はじめての定期検診を行う予定なので、もしそこで異常がないようであれば、上に書いてあるように、これから2年間は週2回に減らすことにしようと思う。

丸山ワクチンの減量のことは既に主治医にも相談済みで、先生曰く「減らし方は必ずしも決まりがあるというより個人の裁量によるところが大きいと思います。」ということだった。確かにそうなのだろう。ひょっとしたら急にパッタリやめてしまっても大丈夫な場合もあれば、このマニュアル通りに続けてもがんが再燃する時はするんだと思う。

モイの場合、丸山ワクチンと免疫療法を始めたタイミング、それから一番奏功したと思われる抗がん剤ドキソルビシンを始めた時期が極めて近いので、何が今の寛解をもたらしてくれたのかははっきりしない。
実は丸山ワクチンが一番効いていたという可能性だって十分にあると思う。だから不用意に止めるわけにはいかない。先はまだまだ長いけどこのマニュアル通りに減量していくことにしよう。

隔日だった皮下注射が週に2回になるだけでもだいぶ楽になるねモイチン。
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皮下輸液をやっていた頃は輸液用のシリンジにワクチンも混ぜて一緒に皮下注射していたが、今はワクチンだけ。病院からワクチンとセットで渡される注射針は23Gの太さ(写真の青い包装)のものだけれど、痛みを少しでも感じなくするために、より細い25G(オレンジの包装)の針を追加でお願いしてもらっている。「だったら細い針だけでよくない?」となるが、
23Gの方は先ずバイアルからワクチンを吸い上げる時に使っている。一回でも針を何かに刺すと衛生的にももちろんよくないし、極々わずかだけど針先が丸まってしまうのでその分痛みを感じやすくなるのだそうだ。針先は鋭利な方が痛みを感じない。だからモイの背中に刺すためだけに25Gの細い針に差し替えて注射している。もちろん使い捨て。おかげでモイはほぼ痛みを感じていない。というか、まったく気づいていないほど。それでもたまに打ちどころが悪いと血がにじむことがある(数日前も今年初めて血が出てしまった。ゴメンよ、モイ)。

バイアルのゴム口やモイの背中の皮膚を消毒するために前者は市販のステリコット、後者は病院からもらうアル綿を使っているが、ここのところの
新型コロナ騒動で前者は売っていない。もし病院のアル綿もなくなったらちょっとピンチになるな。早く終息してほしい。

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投薬後のおやつが週一になったのでアピールがすごいモイ




 

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