春が来て思いだすのは、3年前、2017年3月21日から25日くらいにかけてのモイの復調。死を覚悟していた暗く長い2月を経て、3月に病院をかえ、免疫療法と丸山ワクチンを初めて少し明るい兆しが見え始めていた頃だった。21日に食欲増進剤としてペリアクチンを飲ませたのがトリガーとなったようで、なんだか急にご飯を食べだし、25日には以前と変わらないくらい元気になったように感じた。今、改めてその頃の写真や動画を見てみると、まだまだ痩せているのだけど、とにかく光が見えたようでうれしかったなあ。あれから3年、これからも桜を見る度に思い出すのかなあ。
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丸山ワクチン投与開始から3年が過ぎたので3月9日の週から週2回の投与に減量している。月曜日の夜にA剤、木曜日の夜にB剤。隔日で注射していた時と違って曜日で覚えられるので楽だ。

9日の定期検診時に先生に改めて減量することを確認した時、先生はこう言った。「減らすのでいいと思います。元々持っている腫瘍免疫を人工的にといいますか、人為的に上げるのが丸山ワクチンの働きで、コンスタントに打つことで免疫を底上げしているような状態なわけですが、投与間隔を開けると効果がなくなるわけではなく、その底上げしたラインが少し下がるようなイメージかと思います。で、完全にやめたら元々持っていた免疫のラインに戻るという感じですね。」

「じゃ、モイが持っている基礎免疫が普通の猫より低いとしたら、完全にやめたらまたマイナスに戻ることになりますか?」

「それは、分かりません。腫瘍が発生した原因が元々この子の免疫が弱かったせいなのか、あるいは、異常細胞が一気にたくさん出来る何かしらの原因があって、通常の免疫では抑えきれず腫瘍化してしまったのか、そこは今となってはもはや分からないですね。」

このやりとりで完全に丸山ワクチンをやめるのはちょっと怖いなあと思ったけど、モイのポテンシャルを信じて週2回に減らすことにした。週2回でも少なからず免疫にハンディをもらっていることになるので、これから2年ほどはこの状態で注意深く見守ることにしよう。
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今日は抗菌剤フラジールがなくなったので病院へもらいに行った。

クロストリジウムへの対策として、こちらは4日に1回、1/2錠飲ませている。2年前にこれ以上間隔を開けると下痢をしてしまったのでこのペースになっているが、今となってはこれもひょっとしたら減量できるのかもしれない。でも、減量して下痢をしてしまったらせっかく抑え込んでいた菌がまた暴れだすかもしれないので、減らすとしても慎重に1日ずつ間隔を開けていくようにしなくてはいけない。

病院にもらいに行くのは、アゾディル(腎臓用のサプリ)含め、フラジール、丸山ワクチンと3種類あって、それぞれなくなるタイミングが違うので、割と頻繁に病院へ足を運ばなくてはいけない。処方してもらう量を調整してタイミングを揃えられたらいいのだけれど、病院へ薬をもらいに行くこと自体が道中に心中を整理するという意味でお参り的な要素もあるので、まあいいかなと思っている自分もいる。
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病院の側でお花見。
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鴨と桜
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五線上ではよく見るけど、久しぶりに見たオタマジャクシ
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人が少ない場所でも有意義なことはたくさんできるなあ

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こちら久留米を流れる筑後川

父は、3月22日で84歳になった。一年前にリンパ腫を抗がん剤治療で克服し寛解状態にあることはここでもお伝えした。でもその後、胆管炎、食道静脈瘤などで入退院を繰り返している。肝臓にある結石は大きすぎて手術不可能らしく、薬で散らしているらしい。食道静脈瘤は内視鏡手術で取ったんだっけな。昨秋は耐性菌とやらで発熱して入院していた。そして今回は大腸がん。腹腔鏡手術は4時間くらいかかり30cmほど腸を切りとったらしい。幸いステージ1の状態で元々の腸がえらく長いからなのか何なのか人工肛門にはならずに済んでいる。切りとった腫瘍を病理検査中でその結果次第で抗がん剤など追加の治療が必要かが検討されることになっているそうだ。

19日が手術だったので、見舞いに行ったのは術後3日目だったけど、想像していた以上に元気で自分で起き上がってトイレにも行っていた。手術翌日の重湯から徐々にお粥に変更している最中だった。カウンセリングに来た栄養士の方の話にも倍くらい喋りかえしていた。例えば「先生が重湯も噛んで食べなんち言わしたばってん、ありゃ冗談やか、ほんなこつやか?」「(笑)ほんとですよ、噛むことで脳が刺激されて身体が本来持っている状態を取り戻そうとするので、なんでもしっかり噛んで下さいね」「あ、そげなこったい、てっきり冗談で言わしたとやかち思た。」
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と、そんな感じである。ひとまず元気そうでよかった。