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膵炎と診断されて1ヶ月が経ったので予定通り検診へ。


紫陽花の季節にぎりぎり間に合った。 

その前にこの1ヶ月のあいだモイはどうだったかというと、いたって健康そうで毛並みもよく、体重も少し増え家の体重計では6.84kgと過去最高水準。ただ換毛期にあたるからか毛玉を吐くことが多く、リンパ腫で闘病していた頃は吐くことにも慣れていた部分があるけれど、膵炎と言われてからはモイが吐く度にドキッとして「大丈夫かな?膵炎が進行してたらどうしよう、、」とまた夢見が悪くなってしまった。毛玉を吐く場合は吐き方があっさりしていて1回きりで治まることも多く、異常性は感じられないけれど、それが3日続いたりするとさすがにちょっと心配になるので、例年この時期はどうだったかなあと思い作ってみたのが下のカレンダー。
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モイの嘔吐カレンダー
ひとまず1回でも吐いた日に黄色い丸をつけてみた。猫はよく吐く動物と言われているけれど、単純にみなさんと暮らしている猫がこれと比べてどの程度吐いているのか気になるところ。少なくともウニは数ヶ月に一度程度しか吐かないし、先代マルオもここまでは吐いていなかった。

嘔吐と言っても様々で、モイが経験したことがある吐き方は軽いと思う順に、
  • 吐出(餌を勢いよく食べた後に吐き戻す、未消化の餌がそのまま出る感じ)
  • 毛玉を吐く(太い時は10cmほどの棒状)
  • 咳き込んで吐く(水を誤嚥して咳き込んだ場合はほとんど水分)
  • 原因不明の吐き(ウーと気持ち悪そうに唸ったりして消化しかけの餌や胃液など)
  • 吐いたことで気持ち悪くなるのかまた吐く(胃液だけのことが多い)
  • 吐き癖がつく(10分後、1時間後、半日後、連日など様々)
  • 吐くものが残っておらず白い泡を吐く(ツバのようなもの)
  • 腸が動かなくなって消化できずに吐く(吐いたショックで蠕動運動が止まる)
  • 吐糞(うんちの逆流、臭い!)
  • 吐血(モイの場合は吐き過ぎて胃や食道が荒れたことで薄っすらピンクに滲んでいた程度なので吐血とは言わないかも)
といった感じ。これらの吐き方の違いを色のグラデーションをつける等してこのグラフをバージョンアップしていきたい。

さて、紫陽花ロードを抜け、病院へ着き、上記のようなここひと月のモイの様子を先生に説明。それを受け「では状態も安定しているようなので膵炎マーカーだけ診ることにしましょう」と採血だけしてもらった。外注の検査になるので、結果はまた後日ということになる。

採血が終わると同時に質問してみた。「前回はかなり数値が高かったですけど、今回基準値内に戻っていることはあるでしょうか?」「もちろんあります」「もしそうなったら前回のは急性膵炎だったということになるんでしょうか?」「いえ、猫の場合は急性膵炎という病態はあまりなく、慢性膵炎の急性期という捉え方をします」と言う話の流れから膵炎のことを少し専門的に解説してもらったのだけど、これはまた次回、膵炎マーカーの結果が出た時に書くことにしようかな。
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今日の診察はあっさりしたものだったけどなんやかんやで帰宅までは2時間くらいかかる。ウニがその2時間分をチェック。
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きっとうまくいく