12月7日(月)

モイ3ヶ月ぶりの定期検診。
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冬毛でふくふくしてきたモイの見た目は健康そのもの。自宅の体重計ではいよいよ7kgを超える日もあったり。検査の精度をあげるため朝食は抜き。食器が出ていないことや朝から夫婦で身支度をしている気配からのんびり過ごしていたモイも通院を察しベッドの下に身を隠す。猫の記憶力は3ヶ月くらいでは消えないんだよな。
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【血液検査】
いつもより広範囲で調べてもらうために外注で診てもらうことにしたのでこの日は採血のみ。結果は後述。
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【超音波検査】 
エコーの精度を上げるためお腹の毛を剃ってもいいかと先生に言われ了承した。バリカンで毛を剃られるモイ。今年最後の検査ということで腹部を中心に詳しく見てもらったがとくに異常はなかった。黒い塊を指差し「これは脂肪ですね」と笑う先生。少しメタボなのかな。
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【クロストリジウム・パーフリンゲンス】 
2年半前、下痢パネルの検査でクロストリジウムが陽性だった日からずっとフラジール(抗菌剤)を飲んでいるモイ。当初は毎日飲んでいたが、少しずつ減薬してこの春から5日に半錠にしていたのを、11月20日以降はさらに減らし6日に半錠にした。それが起因しているのか、モイの便が日に1回だったのが2回に分けて少量ずつする日が多くなった。そのことを先生に確認すると「腸内環境を整える薬ですから何かしら影響していることもありえるでしょうね」とのこと。「6日に半錠ほどの投薬で下痢をしないのであればもう休薬してもいいかもしれないですよ」とも。これはうれしい提案。ただ以前も少し投薬ペースを緩めたら下痢っぽくなった時があったので「来年になったら一週間に半錠にさらに減薬してそれでもしばらく体調の変化がなければいずれ休薬してみようと思います」とこちらから提案。先生も「いいと思います」と。

【尿検査】
自宅で採尿してくるのを忘れてしまった。エコーで膀胱を見ても十分な尿がたまってなさそうということで後日改めて持ってくることに。
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最後の抗がん剤を投与したのが2017年12月11日なので、もう丸3年、抗がん剤なしで寛解状態を維持できているモイ。先生にその旨伝えてみたが「もう3年になりますかあ。」と言うだけで「完治したと言っていいでしょうね」なんて風な言葉はいただけなかった。やっぱ人間と同じで5年が目安なのかな。猫齢に置き換えるともう12年ほど経っているのだけれども。

というわけでこの日はモイを預けることもなく短時間で一緒に帰宅。これくらいの外出ならモイも僕らも疲れずに済む。
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12月15日(火)
前日からシステムトイレにラップを敷いてたら、この日の早朝4時40分の尿が採れたので容器に入れお昼休み前に病院へ届ける。帰宅すると入れ違いで血液検査の結果が郵送で届いていた。

【血液検査】
腎臓の数値、尿素窒素、クレアチニンはここ1年半ずっと基準値内。リンパ腫の浸潤や抗がん剤で傷んでいた腎臓が治ったという解釈でいいのかな。

SDMA  12(前回 10 )  (前々回  10)  (基準値 0~14μg/dL)

ただ、SDMAは少しだけまた上昇している。基準値内だから問題ないのかな。

T_CHO(総コレステロール)   236 (前々回  190(基準値 89~176mg/dL) 

気になるのはこのコレステロール。先生からのメモにはとくに触れられてなかったけれど、やっぱり少しダイエットした方がよいのかなあ。
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12月28日(月)
先日病院に届けた尿の検査結果がまだだったので電話して確認してみた。

【尿検査】 
pH 7 (前回 7)(前々回 7)(基準値 5~7)
結晶 ストラバイト(前回 -)(前々回 -)(基準値 -) 

なんと、また石が出ていたそうだ。油断した。もっと早く結果の確認をすればよかった。「採尿から検査までに時間が開きすぎると容器の中で結晶化することもあるので、再検査をする必要があります」とのこと。最近のモイはロイヤルカナンのpHコントロール1と消化器サポートとニュートロナチュラルチョイスのアダルトチキンをランダムに食べているが、もっと
pHコントロールを多めに食べるようにした方がよいのかもしれない。しばらく食事管理して年が開けたらまた検査してもらおう。

やっぱり見た目だけでは気づかないことが検査で発見されたりするので、今後も定期検診は怠らないようにしないとな。郵送されてきた血液検査結果には「過去と比較しても目立った異常は検出されておらず経過は非常に良好です。体調や食生活に変化がなければ6ヶ月に1回程度の定期検診を推奨します」と先生のメモがあった。その後にストラバイトが出たわけだけど、検診が半年置きになるのは不安もあるけれど、やっぱりうれしい。モイの闘病生活はこうやって少しずつ過去の記憶となって、そのうちベッドの下に隠れる日もなくなればいいな。