27回目の通院から帰宅しました。体重は5.34kgまで持ち直した。超音波検査(エコー)で見えていた病巣は腎臓には見当たらなくなった。いつも画面上の定規でA辺、B辺(多かった時はC辺、D辺)と測っていた影の大きさは計測されず。


腸の壁は正常な状態ではバームクーヘンのような5層構造に映り、最大幅3mmだそう。前回まで病巣の辺りはその層が真っ黒く塗りつぶされたひとつの壁として映っていたが、今日はぼんやりだけど5層構造も見えてきた。厚さは最大3.8mmほど。

腎臓に関して先生は「多分、細胞の検査をしてももう腫瘍細胞は検出されないでしょう。ただし腎臓の内部構造がまだ正常な状態(形)とは言えず、それが癌が引いた後の後遺症によるものなのか、本当はまだそこに癌があるのか、なんとも言えないところです。」と。腸の状態もあるので、「完全寛解とはまだ言えず、部分寛解という状態です。」とも。

「寛解」と言う用語はここでは今初めて使いました。(※寛解:病状が落ち着いており、臨床的に問題がない程度にまで治ったこと。)

再燃(再発)する危険性のある難治の病気治療では「完治」や「治癒」という言葉は容易には使わず、「寛解」というそうです。5年以上長期寛解して初めて、完治という言葉を使うことがあるらしい。癌治療はそれほどに険しい道のりでもあります。そして再燃のリスクもかなり高いのが現実みたいです。

ただ、ここにいつもコメントをくれるアキさん(@akivani119 )家のバニラくんはモイと全く同じ「低分化型消化器型リンパ腫」を寛解し、その後6年半が経った今でも元気に過ごしています。5年を過ぎた頃「完治したと言っていい」と主治医に言われたそうです。モイもバニたんにあやかりたい!!

「低分化型」というグレードを表す言葉も今ここで初めて告白しています。入院4日後に診断されていた結果です。「低分化型」は「高悪性度(HighGrade)」を意味し、その予後は、無治療で1~2ヶ月、化学療法が奏効し寛解して半年〜1年、寛解する確率は30~64%とあまりに酷なものでした。余命とも言うべき現実をつきつけられ何の覚悟もできていなかった自分は呆然とするしかありませんでした。だから今日まで言えずにいました。モイは今この、寛解確率30~64%の中に入ろうかとしている段階です。

上に書いた予後の日数は正確には「生存期間中央値」といって、100例サンプルをとったとしたら、余命が短かった方から50例目の命が亡くなるまでの日数のことです。「平均」として出すと片寄ってしまうことがあるらしい。つまり10日で亡くなってしまう命もあれば、1~2年、さらにはバニラくんみたいに何年も長生きする命だってあります。ブログ検索しても本当に少ない数しかヒットしませんが、長期寛解して元気に過ごしている猫や犬がいます!人間はもっといます!そしてモイもこの先その仲間に入るようにがんばる!必ず入る!そのために、まだまだ一緒にがんばる!

なにはともあれ今日は晴れ晴れしい気持ちです。前回の抗がん剤クロラムブシル(あまり強力なものではない)から3週間、リンパ球を戻してからも2週間、間隔が開いていたので今朝はとても不安でした。この一週間とくに積極的な治療をしたわけでもないのに、それでもまた癌が縮んで、もう計測できないほどになったんです。丸山ワクチンや免疫細胞療法、AHCC、センダン、などのサプリの併用も功を奏していると確信しています。今日、投与した5回目のドキソルビシンでトドメをさしたいな。4回目になる免疫細胞療法用のリンパ球も順調に採血されました。

速報にはたくさんのコメントをありがとうございました。いつも暖かく見守ってくださる皆さんからの応援がなによりモイや我が家の力になっています。モイのことを自分のことのように喜んで涙して下さり、本当にうれしいです。今日は沢山の祝福のお気持ちを前借りしてしまった気分です。闘病生活はまだまだ続きますが、今日の貯金を持って前進していきたいと思います。長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。