モイ、今回は大きな副作用も出ていないようでおだやかに過ごしています。

月曜日に投与したクロラムブシルは錠剤タイプの抗がん剤で比較的マイルドな効き目とされている。リンパ腫の中でも進行が遅いタイプである高分化型(ローグレード)で使用されることも多いようだ。モイは進行が速い低分化型(ハイグレード)リンパ腫なのだけれど、従来のプロトコールで使う代表的な抗がん剤、ビンクリスチンやシクロフォスファミドが効かなかったという経緯があるので、クロラムブシルの出番となっている。

抗がん剤のメカニズムについてはまだ勉強不足だけど、
  • がん細胞だけでなく正常細胞も叩いてしまう
  • 細胞分裂の激しい箇所にとくに効く
  • なので、がん細胞や骨髄や胃腸や毛根がやられてしまう
  • 正常細胞の方が回復が速いので繰り返し投薬することでがん細胞を弱らせていく
ということのようだ(にわか知識です。)



ここでふとした疑問が。

モイは1月の入院時にハイグレード(進行が速い)型と検査結果が出たわけだけれど、いくつかの山を乗り越え、なんとか治療を続けてきて、このふた月ほどは病巣は制御されたまま、大きな変化がなく、エコーで見る限りほんの少し2~3mmの黒い影がずっと残っている状態だ。

素人的に考えると細胞分裂はもう激しくないのではないか、と思ってしまうのだけど、それでも抗がん剤はそこをターゲットにしてくれるのか?抗がん剤のメカニズム的に「この黒い部分は今は大人しいけど、いつ暴れだすか分からないやつだから叩いておけ」と、ちゃんと見極めてくれるのかなあ?

先に書いたように、クロラムブシルはローグレード(進行が遅い)型で用いられることが多いということは、結果的に今のモイの病状には合っていると捉えることもできるけど、まあ多分、そんなシンプルな話ではないだろうな。

ちなみに、5月1日に最初のクロラムブシルを投与した後はヒゲが抜けるなどの副作用が出た(それまでの治療経過の中でたまたまそのタイミングで抜けたのかもしれないが)。ひょっとしたら今回も抜け毛が進んでさらにヒゲがなくなってしまうかもしれない。ああ、かわいそうなモイ。



それからこの一週間は、また少し嘔吐することが増えた。抗がん剤投与前からだから薬の副作用かどうかは分からないけれど、少し謎の吐き方(毛玉でもなく、食後の吐き戻しでもなく突然吐く)をしているのが気になるところ。



来週、月曜日は免疫細胞療法のリンパ球を戻す予定。そういえば、腎不全マーカー(SDMA)の結果もそろそろ出ているんじゃないかな。マイルドな抗がん剤クロラムブシルで副作用にはそれほど悩まされていないけれど、来週こそ病巣が完全に消えててくれてたらなあ。

祈りは続く。