血液検査で腎臓の状態の指標となっている尿素窒素(BUN)、クレアチニン(CRE)が7月以降基準値を越え上昇しているモイ。54
血液検査によるモイの腎臓の状態変遷

考えられる要因としては、
  • 腎毒性のある抗がん剤の蓄積によって少しずつ腎臓に負荷がかかってきた
  • 脱水している
  • 食餌の成分によるもの(6月中旬からフードを「オリジン6フィッシュ」にしよく食べたが、これは腎臓には良くないとされる高たんぱく。フードの原料になる肉類に含まれるクレアチニンが血液検査の結果に出てしまう事例もあるらしい)
  • あわせて強制給餌も強化したことで3週間で600g近く体重増
あたりか。

脱水に関しては自宅での皮下輸液を120ml/日にして水和状態を保ち、食餌も7/11以降はオリジンをやめ低たんぱくの療養食「腎臓サポート」にしてみたり、下痢をして食が進まないので他のものを試したりといろいろ対応してみたが、7/7より少しは改善されているものの、ずっと基準値を上回っている。

先生から「腎不全マーカーも出してみましょうか」と提案され7/24に採血し外注検査に出してもらい、その結果を一昨日の通院時に聞いた。腎不全マーカー(SDMA)は筋肉量に影響を受けてしまうクレアチニンより腎機能に特異的であることや、腎機能の75%が失われて初めて上昇しだすクレアチニン値に比べ平均40%で上昇しだすので早期発見の手がかりになる等の利点があるようです。

詳しくはこちら→IDEXX SDMA

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モイの結果は13μg/dLと一応は基準値内。

ただし、先生によると「今、毎日皮下輸液をしている状態でこの値なので、もしそれを止めたら基準値を越えてくる可能性もあります。」とのこと。おとといの血液検査でもBUN36.8、CRE2.2と依然として高かったことから、少なからず腎臓に障害が出始めていることは否めない状態のよう。

モイはまだ2歳と若いのでこんなこと信じたくないけれど、腎機能の失われた分はもう修復しないとされているので、残された腎臓がこれ以上なるべく障害を受けないように努めていかなければならない。

これからの対策としては、
  • 引き続き自宅で皮下輸液(水和状態を保ち脱水させないことはマスト)
  • 食餌の見直し(できたら低たんぱくのものに。但し食欲が落ち痩せてしまうようであればQOLの観点からその限りではない)
  • 腎毒性の高い抗がん剤(ドキソルビシンなど)はもう投与しない
  • 血管拡張剤を毎日服用する(腎障害の進行を少しでも遅くする目的で)
上の2つは日々の努力で出来る。3つ目ドキソルビシンは寛解状態にあるので、再燃などしない限りは見送る予定。4つめは薬漬けになりすぎてもよくないのでもう少し腎障害の進行を見て判断する。猫によっては腎障害の進行速度に個体差があり、進まない猫はずっと元気でいられるようだ。

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これまでのモイの血液検査、全データ


寛解のうれしい報告を受けたがリンパ球を戻した翌日だからか少しおつかれのモイ。クロラムブシルから一週間なので骨髄抑制が起きているせいかもしれない。緩い便(少し血便)もなかなか治らないし、今朝は嘔吐もした。まだまだ本調子とは言えない。



ナースウニがセーラー服に着替えてお兄ちゃんを奮起。「カ・ン・カ・イ!」