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昨日で3歳になったモイ。1歳9ヶ月でリンパ腫が発覚した当初は、2歳を迎えられるかさえ正直分からなけったけれど、あれから1年3ヶ月、モイはまだまだがんばっています。「三つ子の魂百まで」は、なんだか猫にも当てはまるような気がする。やっとこれから落ち着いた大人になっていくモイ。穏やかな生活が送れるといいなあ。そしてこれからもがんばろう!
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4月8日になってすぐのモイ

先週モイの便を持って行き外注でお願いしていた「下痢パネル」という遺伝子検査の結果が出ていたので、今日病院へ聞きに行った。
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猫コロナウィルス( FCoV)とClostridium perfringens(クロストリジウム・パーフリンゲンス)α toxinの2つが陽性だった。

コロナウィスルキャリアである猫は多いのだそうだ。実はウニもそう(初めて書くかもしれないけれど、生後半年頃にFIPが疑われて遺伝子検査をしたことがある。これについてはいずれまた)。FIPはコロナウィルスの突然変異で起こるため、とても怖いのだけれど、だいたいの場合は発症することはないので、コロナウィルスのキャリアであること自体は特に気にすることはない。よっぽど子猫であればこれが下痢の原因である可能性もあるが、3歳になったモイがコロナウィルスから下痢をしている可能性は低いでしょう、と先生。

問題は、クロストリジウム・パーフリンゲンスで、これは悪玉菌の一種のようなものらしく、この菌があっても普通に暮らしている猫もいるらしいが、下痢している猫からこの菌が検出されたとしたら、下痢の原因がこの菌であると考えてほぼ間違いないだろうとのこと。つまりモイの今の下痢の主犯格というわけ。この菌が増えると毒素を出すのだそうだ。
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この一週間ほどモイはデルクリアだけを飲んでいた。2日に1錠で足りるかなと思ったけど、やっぱり便が少し軟らかくなるので、1日半に1錠、1日に1錠と徐々に投薬間隔を狭くせざるをえず、それでも今は少し軟らかい便が出てしまう。

そのことを先生に話したら、クロストリジウムが検出されたので、これからは抗菌剤でもあるフラジールで対処していった方がいいでしょうと。ただ、残念ながら完全に菌がいなくなるのは難しいそうだ。これまでのように途中で休薬せずに、2週間きっちり朝晩投薬して菌を抑え込んで、うまくいけばその後休薬しても大丈夫になる猫もいるが、だいたいの場合は薬は飲み続けることになるでしょうと。

あとは、菌が増えにくい腸内環境を作るために高繊維食を摂る方法もあるが、モイの場合は今は腎臓ケアを優先した食事をした方がいいだろうと。

ふむふむふむ、そうかあ…

がん、腎臓、クロストリジウムと3つも不治なものを抱えてしまったモイ。
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でも、リンパ腫だって中央生存日数を越えて再燃することなく維持できているし、腎臓の値も基準値を少し越えているくらいだし、その悪玉菌だって、これから腸内環境を整えていく努力を重ねていけば、下痢せず共存していける無症状キャリアになるに違いない。
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生後一週間そこらで捨てられて母猫の免疫を十分に授かっていないモイだけれど、ちゃんとこうして元気に3歳になったモイ。これからも絶対負けないよ。猫が育てたか人間が育てたかが問題ではない。愛情の深さこそが命をつなぐということを証明してみせたい。

インスタにたくさんの誕生日お祝いコメントありがとうございます。皆さんの応援のおかげで家族もがんばることが出来ています。