moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ: モイ

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モイ84回目の通院。今日のメインは免疫細胞療法のリンパ球戻し。普段は2週間の培養期間だけど先週都合がつかなかったので今回は3週間培養してもらった。活性化されたリンパ球の数が最も増えるのが2週間から3週間の間とされているらしい。果たして今回はどうか。

それからこの3週間、腎臓のための自宅皮下輸液も完全に止めてみていたので、その経過を診るのに血液検査もするだろうから、正確な数値がとれるよう念のため朝ご飯も抜いた。

毎度のことだが、朝ご飯が出ていないことに気づいたモイは、とくに鳴き声や態度で抗議するわけでもなく、たまにご飯置き場の前に現れては「やっぱりないのか」と静かにあきらめてまたどこかへ行く。そしてしばらくして今日が通院日だということを悟りそっとベッドの下に身を隠す。

出かける時間になりベッドをずらすと丸く固まったままのモイがすぐにあらわになる。抱き上げると小刻みにふるえているのが分かる。何の抵抗もしないモイ。キャリーケースにも大人しく入ってくれる。

「僕、本当はもう病院には行きたくないけど、パパやママがまだ行く必要があるというんだったら、がんばるよ。」という心の声が聞こえてくるようだ。信頼されていることが分かると同時に痛いほどの責任を感じる瞬間だ。モイが生きるも死ぬも完全に僕たち次第。家猫の命は完全に一緒に暮らす人間に委ねられているんだ。
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往路、リラックスできているのか、約30分の道中ほとんどキャリーケースから身を乗り出し、今までで最も車窓を楽しんだモイ。
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モイの状態も安定して久しいので先生とのやりとりも以前のような深刻さはなく診察も割とルーチン的。今日は体重すら測らず、超音波検査もしなかった(不安だけどうれしいことでもある)。血液検査はやはり腎臓のことがあるのでやることに。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  32.6(前回 35.8)(前々回 34.0)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.8(前回 1.51 )(前々回  1.82)(基準値 0.8~1.8mg/dL) 

 クレアチニンが少し上がったものの、ぎりぎり基準値内、尿素窒素は下がり基準値内に返り咲き。「良好なのでこのまま皮下輸液なしで様子をみていきましょう」と先生。

改善することはないと言われている腎臓がここまで良くなってきているのは、朝晩飲んでるアゾディルのおかげかなあ。それとも4歳という若さのおかげもあるのか。一度リンパ腫に浸潤された腎臓が良化するなんて。

リンパ球戻しはカテーテルで丁寧に行われるのでモイを預けいつもの街で待機。もう勝手知ったる街だけれど真夏の4時間強はしびれるなあ。
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待っている間、本屋で「家のネコと野生のネコ」という分厚い本を見つけ購入。猫と人間の共生の歴史やこれからにはとても興味がある。他の家畜化されてきた動物と違い、猫だけが自ら人間に寄ってきたと聞く。人間にとってもネズミ退治に猫が一役買ってくれるので利害が一致。共存し始めた。現代社会においても愛玩動物として人間に不可欠な猫。そして上でも書いたように猫に信頼される人間。

「猫は家につく」というけれど、モイは車中でも家族がいればリラックスしているし、例え病院の診察台でエコーを診るために仰向けに手足を広げられた状態で押さえつけられていても、その目線の先に僕や妻の顔があれば安心して先生に身を委ねてくれる。モイと僕らのあいだにはヒト属とかネコ科とかそんな生物分類学を飛び越えた信頼関係が確かにある。もちろんモイにとってテリトリーである家の中に居るのが一番安心だろうし、ジャクソン・ギャラクシー云うところの「モジョが高まった状態」でモイがいつも快適に過ごせることが僕の望みでもある。モイがこれからもずっとご機嫌でいられるように、あと少し、あと少しだけ通院がんばろうね。これからじっくりこの本を読んでさらに学べることは学びたい。 
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夕方、モイを迎えに。今回、活性化され免疫シグナルを得たリンパ球は約4億個に増えていたそうだ。最近また調子がいいな。きっと培養の元となっているリンパ球自体が元気なのだろう。ってことは毎日生まれている微細ながん細胞も常駐のリンパ球でやっつけられているに違いない。モイはもうきっと完全にがんを封じ込めている。
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何も文句を言わず僕らと共にあるモイが誇らしいし、その美しい姿に日々惚れ惚れしている。
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 そしてウニナースは今日も帰宅後のキャリーチェック

東京は晴天。そして猛暑。やたらと暑い。長い梅雨がやっと明けたのかと思って日本気象協会のサイトを確認するとまだ確定ではないみたい。こんなに天気がいいのに?

まるでがんと一緒だな。こんなに元気がよく「寛解」が続いているのに「完治」とは言い切れない歯がゆさ。何の問題もなさそうなモイをなぜ病院に連れていくんだろう自分は、とふと考えてしまう。連れ出す朝は本当に心苦しい。夜中から絶食しているので通院日だと悟ったのだろう。出かける間際にいつものようにサッとベッドの下に身を潜めた。
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お決まりの「ご飯出てないんですけど」ポーズのウニ
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今日は通算21回目の免疫細胞療法の採血と定期検診。
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【体重】6.54Kg
うちの体重計は少し重く出るのかな?病院で計るといつも少し軽い。最近かなりずっしりしてきたので「太りすぎでしょうか?」と聞くと「うーん、注射針が射しにくくはなりますね」と先生。

【超音波検査】
今日もエコーで見るモイの腎臓と腸はなんの問題もなかった。「大丈夫そうですね。すごいですね!」と先生。最初の完全寛解からあと3日で丸2年(あの日が人生で一番うれしかったなあ、今のところ)。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  35.8(前回 34.0)(前々回 33.7)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.51(前回 1.82 )(前々回  1.80)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

尿素窒素は少し高くなってしまったが、クレアチニンが正常値内にグンと下がった。先生と相談して今4日に1回だけ自宅で行っている皮下輸液60mlを次の通院日(3週間後)まで止めてみることに。徐々に間隔を開けてきた輸液、完全になくすのは2年4ヶ月ぶり。これでまた少し日々の投薬が楽になる。

鎮静下での採血のためモイを預けいつもの街で待機。いつまで経ってもこの預けているあいだの不安な気持ちはなくならない。マルオのトラウマがあるからだろう。もし待っている間に電話でもなった日にゃ、心臓が飛び出てしまうかもしれない。

最近通院日が日曜日になったことで街は混んでいる。とくに今日は人が多かった。しかし暑いな。スーパーマーケットの待合ソファでしばしボーっとしてしまった。

夕方になってモイを迎えに。今日採血したリンパ球はどれくらいに増えてくれるかなあ。戻しは今回諸事情で3週間後の予定。そしてこの免疫療法も計画では秋にあと1回だけ。鎮静剤で眠らされるのもあと1回。積極的治療のゴールが見えてきた。
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帰路。鎮静剤からまだ完全に醒めていないので少しボーッとしているモイ。それでもカッコいい。隣の車の夫婦が指を指して微笑んでくれた。
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ただいま。帰宅時のウニのキャリーケースチェックもあと数回かなあ。



昨日の東京は一日中雨で肌寒かったが、今日はうって変わって夏のような眩い日差し。IMG_9172
モイは晴れ男なのかもしれない。今日が82回目のドライブだったが、これまでに左右に揺れる車のワイパーにびっくりしたことは1度しかないように思う。それくらい通院日は天気に恵まれている。

通院頻度も年々減ってきて、今年は3ヶ月に1回定期検診すればいいくらいまで順調に回復し安定しているけれど、それに伴い少しずつ減らしている皮下輸液や薬(輸液は4日に1回60ml、薬も前回の投稿のようにやめたものがある)でモイの健康、とくに腎臓の状態が保たれているかどうかが気がかりなので、前回の通院から6週間ではあるが、今日検査してもらうことにした。

丸山ワクチンが1セット40日分なので、6週間(42日)間隔の通院というのは丸山ワクチンを再度処方してもらうのにいいタイミングでもあるのだ。

血液検査で腎数値をなるべく正確に出すため半日の絶食。
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「朝ご飯出てないよ!」とあからさまな抗議をするウニ

今朝はモイもお腹が空いたのか「ゴロニャ〜」と訴えるように鳴くが、どちらかというとアピールは控えめでいつも猫らしく寡黙に耐えている(この猫らしい寡黙さが病気の時には仇となり手遅れにもなりかねないのだけれど)。キッチン奥のパントリーに行くとおやつがもらえるのかと勘違いしてうれしそうに、でも控えめに、尻尾をびりびり震わせながら着いてくるモイが愛おしい。おやつじゃないと分かった時も、わがままに騒ぎ立てるでもなく、素直に状況を受け止めている。猫の順応性というのか、モイから信頼されているのが分かるし、分かるからこそ「病院から帰ってきたらすぐご飯食べようね」と目で合図をし優しく頭を撫でる。猫と暮らすすべての時間がそうであるべきなのだが、通院日にはやっぱり余計に丁寧に語りかけてしまう。

朝ご飯が出ていないことだけでもモイは「今日は病院なのかも」と悟っているかもしれないが、しばらくは隠れることなくご飯が出ないかこちらの様子を伺っている。でも病院に戻す使用済み注射器を袋に詰めたり、先生に提出する報告書のコピーをとったり、こういう一連の動作の音で「やっぱり今日は病院か」と確信し、そっとベッドの下に身を潜める。ただ、絶対に隠れて逃れたいというわけでもないのだろう。ベッドの下に行くのはモイのちょっとした意思表示で「本当は行きたくないんだよ」と僕らに伝えるためなのかもしれない。ベッドを少しずらすと逃げるわけでもなくすぐに香箱座りしているモイが姿を現すし、少し固まったモイをそっと持ち上げる時も無抵抗。そして胸に抱きかかえると微妙に震えているのが分かる。ああ、この震えるモイの身体には毎回心が痛む。いつか必ず「完治」して、震え、恐怖とはまったく無縁の生活を送ろうね、モイ。

久しぶりに会う先生もモイの体格がよくなっていることに笑顔。

【体重】6.54kg
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【超音波検査】
腎臓も腸も異常なく、記録用の静止画もプローブの動きを止める間もなくササッと撮影されていた。4分にも満たない検査。「ちょっと、まったく分からないですね。多分ここだったんですけど…」と先生のいつもの言葉ではあるが、その笑顔は今までで最も晴れ晴れしく見えた。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  34.0(前回 33.7)(前々回 32.3)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.82(前回 1.80 )(前々回  1.78)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

腎臓の数値は、前回、今回と、どちらも微妙に上がり基準値オーバーに。ただ先生は「変わらないという評価でいいと思います。ちょっと上がってはいますが、誤差の範囲だと思います。」と。「輸液はどうですか?」と減らしていることを懸念して質問してみたけれど、「増やす必要はないと思います。」と。気になるところではあるけれど、先生の言葉を信じて次回の検診まで今のペースで続けてみよう。
1箱90カプセルのアゾディルが残り少なくなっていたので、この一週間は少し間引いて飲ませていた。そのことも原因かもしれないと思うこともできる。ほかの薬も含め6週間分ほど処方してもらい帰宅。
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今日は検査だけだったので、預けることもなく1時間ほどの滞在で一緒に帰ってきた。
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帰り道、元気が有り余ってずっと車窓を楽しむモイ。でもかなり暑かったのでたまに開口呼吸になっていた。
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当然エアコンを小まめに調整してモイが快適でいられるように努める。
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いつもより早い帰宅で多分昼寝をしていただろうけれど、帰宅するとすぐ玄関に来て必ずキャリーバッグに入り、モイ兄ちゃんに何が起きたかを確かめるウニナース。いつも留守番ありがとね。
 

モイのリンパ腫闘病がはじまって2年数ヶ月、自分のアンテナの向きが変わったこともあってか、先進医療のニュースがやたらと目や耳に飛び込んでくる。

分子標的薬「オプジーボ」の開発を牽引した本庶佑氏がノーベル賞を受賞したニュースは、昨秋、父がリンパ腫で大学病院に入院したちょうどその日にベッド横のテレビで目にした。半月ほど前に免疫細胞療法「キムリア」が承認され価格が3000万円超というニュース。昨日、がんゲノム医療が6月から保険適用になることが報じられたかと思えば、今朝は液体のりの主成分が白血病に効果のある造血幹細胞の培養を容易にするというニュースがトレンドに。
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そんなニュースとはまったく無縁だと言わんばかりに4月5月は猫の換毛期でモイは毛玉を吐きまくっている。令和になって既に9回も6~10cmほど(小指くらい)の毛玉を吐いている。

吐きは気になるものの、リンパ腫は今のところ完全に沈黙してくれているようなので、2年ほど毎日飲み続けてきた薬プロナミド(消化管運動促進剤)、ファモチジン(胃薬)をこの4月から隔日投与にしていたが、先週21日の投薬を持って完全にやめてみた。合わせて同じく2年ほど毎日磨り潰して液体サプリに混ぜていたビオイムバスター(整腸剤)の投与もやめてみた。毎晩の薬の準備がだいぶ楽に。10日ほど経つが今のところ問題なさそうだ。

先生は以前「これらの薬は一生あげても問題ないようなもの」と言ってはいたけれど、必要がなければあげないにこしたことはない。これによってモイの日々の投薬は以下のローテーションになった。


1日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ、丸山ワクチンA剤1ml、皮下輸液60ml
2日目 フラジール1/2t アゾディル1c、サプリ
3日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ、丸山ワクチンB剤1ml
4日目 アゾディル1c アゾディル1c、サプリ

※サプリ(AHCC、センダン、Dフラクションを混ぜた液体2mlほど)
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小さな庭のてんとう虫

一方気になるのは斜向いの家の建替え工事。解体した後、半年以上かけてマンションになるらしい。ご存知のように猫は音や振動に敏感で、モイは昨秋、近所で打ち上げられた花火のストレスで腸が動かなくなったし、ウニもああ見えていつも小さな物音にビクっと怯えているし、いつ過敏症が再発してもおかしくない状態。昨日足場が組まれ今朝ユンボがやってきてこれから本格的な解体が始まろうとしている。おかげで夫婦一緒の外出は気安くできなくなりそう。6月上旬の予定も一旦キャンセルし様子を見ることに。
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過保護の家宝
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モイの免疫療法のリンパ球培養のための培地はいつも大阪から取り寄せてもらっているが、これも液体のりで代用できてむしろたくさん培養できたりしてねえ。そしたら次回の通院前にコンビニでワンコインで買っていけるのに。

それと、すべての猫のためにも1日も早く腎臓を守るAIM製剤開発のニュースが紙面を踊る日を待っている。




2週間前に採血し、元号をまたいで培養してもらったリンパ球を戻すため通院。
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往路のモイ
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新緑や並走する車、待ちゆく人々を観察する余裕のある表情

それでもやっぱり僕も妻も通院数日前からソワソワしだし、車中ではいまだに内心ドキドキしている。お気づきのようにこの4月から通院日が主治医のシフトの関係で月曜日から日曜日に変更になった。「土曜日のセレナーデ」という曲もいずれできるかもしれない。

今日は超音波検査も血液検査もパスされそうになる。ここのところの経過が安定していることの裏返しなのでうれしいことだけれど、この2週間、皮下輸液の量をさらに減らして60mlを4日に1回だけ(丸山ワクチンA剤を打つ時にシリンジに混ぜている)にしたので、念のため腎数値だけみてもらう。IMG_8654
血液検査用にとられる血ももったいない気もするけど、、

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  33.7(前回 32.3)(前々回 32.1)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.80(前回 1.78 )(前々回  1.7)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

うーん、少しだけ基準値を越えてしまったが、先生は「このくらいの変動は横ばい」と。輸液の量を2日に1回60mlにしていた時点で「この量だったら輸液はなくしてもほぼ問題ないくらいの量です」と言われていたので、この2週間でさらに輸液の間隔を開けたことと、この数値変動は無関係と捉えているのだろう。次の通院予定は3ヶ月先なので若干不安も残るが、モイの様子を丁寧に観察しながらこのペースで続けていってみようかな。

モイを預け夕方までいつもの街で待機。ショウブと柏餅を購入。

【免疫細胞療法】
通算20回目になるリンパ球の培養。今回はなんと4億8千万まで増えていた。先生もうれしそうに「ここまで増えた子は見たことがない」と笑顔。平成から令和へと時代を越えて活性化されたキラーT細胞。なんだか無敵な気がする。万が一モイの体内にエコーにも映らないほどのリンパ腫が残っていたとしてもこれでトドメをさせるだろう。

人間も含めて動物の体内では毎日のようにがん細胞が生まれているそうだ。ただリンパ球などの免疫細胞が働くおかげで増殖を阻止されるから大事には至らない。しかし、なんらかの原因で免疫力低下がおきたスキにがん細胞が増殖してしまうことがある。

モイは元々白血球が少なめみたいだし、実際にB細胞型リンパ腫を発症したということは、なんらかしらの免疫疾患がある(あった)のだろう。

ここのところ体調もとてもよさそうで元気に暮らしているけれど、ここで気を緩めることなく、やっぱり年始に立てた予定どおり、あと2回、夏と秋に免疫細胞療法をやることにしようかな。できればそれで積極的な治療からは離脱したい。

モイは猫なのに妻と俺に完全に身を委ねているように見える。モイの命は家族で守るからね。

完治への道はまだまだ続く。
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令和でも続くウニナースの帰宅後チェック。毎度おなじような写真が撮れるのもスゴイ。

みんなで菖蒲湯に入ろうか。

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モイ2ヶ月ぶりの通院はリンパ腫発覚から通算80回目。
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そろそろ新緑が映える季節でモイも車窓を楽しんでいた。

先生が開口一番「なんだかすごく久しぶりですねえ」と微笑む。そんな会話ができることがじんわりとうれしい。今日は免疫細胞療法のためのリンパ球採血。年始に立てた予定では今年季節に一度4回に渡り免疫療法をやって年末にはこのような積極的な治療から完全に離脱できたらなあというつもりだった。今回を含めあと3回になるわけだけど、ここ数ヶ月のモイは本当に元気で完全な健康体に見えるので迷ってしまう。半日の絶食、通院、鎮静剤で眠らされ、毛を剃られ、採血され、培養したリンパ球を2週間後にまた通院し数時間かけ点滴で戻すというこの行程が、どれだけモイのプラスになるのか。副作用はないと言われている治療だけれど、むしろストレスでマイナスになるデメリットの方が多いのではないか。朝、ずっしり重くなったモイを抱きかかえながら葛藤する。治療する、しないを選択できること自体、モイが健康になったということの証ではある。あと2回か、どうしようかなあ。

【体重】6.52kg 
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【超音波検査】もう腎臓にも腸管にも影はない。腎臓が綺麗になって1年11ヶ月、腸が綺麗になって約1年。

採血のためモイを預けいつもの街で待機。久しぶりに来ると開発の進みが目に見える駅前。

夕方迎えに行ってから血液検査の結果を聞く。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  32.3(前回 32.1)(前々回 39.4)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.78(前回 1.7 )(前々回  1.7)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

腎数値はほぼ横ばい。ぎりぎり基準値内。機械がアップデートされ小数点の桁が増えたそうだ。
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免疫療法で培養の元となるリンパ球も目視ではまあまあの量が採れたそうだ。2週間培養されるということは、平成から令和へと元号を越えて活性化され免疫シグナルを得るリンパ球よ。次の時代のモイをよろしく頼むよ。
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せっかくフサフサに伸びていた首元の毛がまた剃られている。IMG_6713
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2年前、モイの食欲がなく強制給餌をしたりフードの種類に悪戦苦闘していた頃、唯一モイがガツガツ食べてくれたオリジンの6フィッシュを買いだめして真空パックしていた。結局封を開ける機会もなく賞味期限が過ぎたものがたくさんあったので、お礼を言って処分することに。いろんなことがモイの命をつないでくれたんだなあ。
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ウニナースも健在。

 

昨日、4月8日で4歳になったモイ。
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モイのリンパ腫が発覚したのは2017年の1月、1歳9ヶ月の時で当時は2歳を迎えることもひょっとしたらできないかもと覚悟をした時期もあった。「化学療法が効かなければ数週間から1〜2ヶ月、奏功したとしても半年から1年がんばれるかどうか」という先生の見解、ネットで調べても厳しい情報しか目につかなかった。

それでも情報を発信したインスタグラムを通じて同じリンパ腫と闘っているたくさんの方からコメントをいただき、中には長期寛解に至っている方もいて、免疫療法の情報も得て、家族でがむしゃらに調べ、そのうち光が差してきて、2歳、3歳、4歳と月日を重ねることができた。SNS療法と言っても過言ではないくらい、今のモイがあるのは本当に皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます。

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誕生日祝いにいただいたモイの似顔絵

前回、モイが2年間毎日飲んできたサプリAHCCが販売終了するかもという記事を書いたら、DMやライブ会場で「どこどこにはまだ在庫があるようです」と情報をいただいた。そういう心遣いも本当にうれしい。昨日、誕生日の夜、いつも購入していた通販サイトでAHCCが「在庫あり」に復活した。これもモイへの誕プレかもと思い早速注文。
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写真はAHCCがなくなった時のためにと買ったβグルカンのサプリDフラクション。アゾディルやジルケーンなどモイにとても有効なサプリと同じ販売元なので、この機会にDフラクションに切り替えようとしていたが、AHCCがまだ買えるとなると今後どうしようかな。飲ませた時のモイの顔色からするとどちらも「良薬口に苦し」といった感じなんだけれど。
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モイと同じ誕生日の先代マルオは生きていたら昨日で20歳。成猫式。写真は2003年、16年前の4月8日、今のモイと同じ4歳になった日のマルチンの表情。マルチンにはあまり誕生会をしてあげてなかったなあ。
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4月8日はブッダの誕生日でもあるので昨日はマルチンのお墓参りをし、花まつりで甘茶をいただき、お釈迦様にも甘茶をかけお祈りしてきた。

マルチンもモイチンもいい日に生まれたね。これからも何回もお祝いさせておくれ。誕生日おめでとう。


 

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今日3月21日は春分の日、満月、そしてモイの復調記念日として我が家では有名です。2年前の今日、強制給餌した餌さえ吐き出してしまい、徒労感と暗雲が立ち込んだ朝。でもその後に飲ませたペリアクチン(食欲増進)の効きがよく、急にガツガツ食べるようになり、その後劇的にV字回復しだしたのでした。それから一週間後(3月27日)には血液検査でモイとしてはずば抜けて多い白血球数(14400μL)を記録した。あれはなんだったのか、後にも先にもそんなに白血球が増えたことはない。あれから2年、ずっと調子がよいわけではないけれど、夏には寛解し、一年前の春に二度目の寛解をし、今はおかげさまでとても健やかに過ごしています。花粉はツライけど春ってやっぱり生命力がみなぎってくるのかな。
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通院の頻度もぐっと減り、前回2月25日に血液検査と同時にやってもらったSDMA(腎臓の状態をみる検査)の結果も今日まで聞きそびれていたりして、最近は少し油断しているかもしれない。足をすくわれないようにしなければ。
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電話で聞いたSDMA値は「10」。基準値は0~14。初めて検査した2017年7月が「13」、2018年3月が「15」だった。今回1年ぶりだったが数値上はかなり改善している。悪くなったら元に戻らないとされている腎臓の値がこれだけ上向きになるなんて、モイはやっぱり奇跡の猫だな!日々のアゾディルや皮下輸液のおかげさまだ。
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それから2年1ヶ月毎日欠かさず飲んでいるAHCC(αグルカンのサプリ)がネットで品切れしている。今使っている瓶が空になったらひょっとしたらもう継続できなくなるかもしれない。他にもいくつか飲んでいる胃腸の薬やサプリ、丸山ワクチンなど、何がモイをここまで元気にしてくれたのか分からないので、些細なことかもしれないけれど、ちょっとした不安材料に。
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くつろいでヘソ天で寝てる姿はなんとも幸せそう。先日3月の頭に、モイが病気になって以来はじめて夫婦で大阪に一泊だけ外泊したのだけれど、その時の猫番さんが上手に猫じゃらしで遊んでくれたおかげで、それ以来、ウニの前でも遠慮せずに猫じゃらしに戯れるようになった。そしてしばらくするとちゃんとウニに譲って交互に仲良く遊んでいる。追いかけっこも毎日のようにしているし、たまに取っ組み合いになったりもするけれどふたりはとても幸せそう。こんな日がずっとずっと続きますように。
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2年前毎週通院していた頃はちょっと家族が出かけようとするとすぐにベッドの下に隠れていたけれど、最近はそれもなくなってきた。ただ時より着替えている時に何かを察知して警戒する時がある。先日、着替えながらプリンターでコピーをとったらすぐにベッドの下に隠れた。そうか、通院する日は必ず先生に見せる経過観察書をプリントしているから、あのガシャーっていうプリンターの音と通院がモイの中で結びついているんだね。ごめんよ。いずれはそれさえも忘れて、なんの警戒心もなく穏やかに暮らせる日がくるように一緒にがんばろうね。
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モイ、ひと月ぶりの通院。1月中旬から皮下輸液の量を隔日で60mlに減らしていた(1年ほどずっと毎日120mlだった輸液を隔日120mlに減らしたのが昨秋10月半ばのことだったので、今は比較的早いペースで減らしていることになる)ので、腎臓の値が維持できているかチェックしてもらう。

【体重】6.46kg
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【血液検査】
BUN(尿素窒素)  32.1(前回 39.4)(前々回 34.1)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.7(前回 1.7 )(前々回  1.8)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

前回気になっていた尿素窒素の値が少し改善し基準値内に。ホッとした。クレアチニンの値は昨夏までの1年間ずっと2.◯台だったので、少しではあるが明らかに改善しているように見える。やはり昨夏から飲みはじめたアゾディルのおかげと言えそうだ。腎臓は悪くなったら改善することはないと言われているのに、すごいなアゾディル。同じように腎臓を患っている猫や犬にお薦めしたい。

先生曰く「モイちゃんの体重で隔日60mlという輸液の量はほとんど打っていないに等しいので、もっと減らしていってもいいかもしれないですね」とのこと。
  • RBC(赤血球) 707(前回 633)(基準値 550~1000)
  • HCT(ヘマトクリット値) 33.6(前回 29.4)(基準値 24.0~45.0%)
  • HGB(ヘモグロビン濃度) 10.6(前回 9.4)(基準値 8.0~14.0g/dL)
  • WBC(白血球総数)8230(前回 2400)(基準値 5500~19500μl)
  • 分葉好中球     4115(前回 1300)(基準値 2500~12500μl)
  • リンパ球 3703(前回 900)(基準値 1500~7000)
  • PLT(血小板数) 27.1(前回 24.4)(基準値 30~70)
白血球、赤血球などこれらの値は3カ月ぶりに測定してもらった。前回かなり少なくなっていた白血球も基準値内に戻っていて一安心。モイの場合は基本が低めなのは変わりなさそうで、そういう意味では、今後も免疫系の疾患には気をつける必要があるのだろう。
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【超音波検査】
いつものようにエコーも立ち合いで見させてもらった。左右の腎臓が部分寛解して1年9カ月、あの忌まわしい黒い影は一度も見ることがない。

腸にあった原発巣ももはやどこだったか分からない状態で、先生も最近の口癖のように「多分この辺だったんですけどね、もう分かりませんね」と、もう静止画のキャプチャーも撮らない。今日は続けて「すごいですね、もうどれくらいでしたっけ抗がん剤をやめて」と聞かれたので、「1年2カ月です」と答えると、クールな表情にキラッと笑みを浮かべ「うん、順調ですね!」と。先生の表情が和らぐことでこっちの気持ちはその100倍は和らぐ。
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次回は4月にラストから3回目の免疫療法の予定。またモイと桜が見ることができそうでうれしい。
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ウニナース、ビュ〜ン


今日は父のPET検査。

6回の抗がん剤治療を終え、その成果を確認するための検査。結果は寛解。入院前に調べた時はたくさん映っていた赤い点は綺麗になくなっていたそうだ。

念のため3月1日に放射線科で最終確認をし、もし少しでもがんが残っていれば放射線で焼ききるらしい。「5分くらいで終わります」とのことなので、かなりいい状態なのだろう。

これで父もモイと同じステージに。ひとまず安心だけれど、今後は再燃しないように注意して、不摂生せずに健やかに過ごしてほしい。糖尿と高血圧は相変わらずのようなので、とにかく炭水化物は控えめにして免疫のために腸活でもしてほしい。

82歳と高齢でR-CHOP療法の投薬量も減量しての治療だったが、便秘以外に極端な副作用もなく、ここまではとても順調に来たようだ。

血液のがん、リンパ腫は抗がん剤が身体に合えば決して治らない病気ではない。そんな時代なのかもしれない。
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昨秋、入院翌日に行った最初の抗がん剤投与。お守りに貼ったモイの写真もひと役買ったかな。
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2月3日、父とウニ
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小町とオレ




 

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