moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 化学療法(抗がん剤)

今日は父のPET検査。

6回の抗がん剤治療を終え、その成果を確認するための検査。結果は寛解。入院前に調べた時はたくさん映っていた赤い点は綺麗になくなっていたそうだ。

念のため3月1日に放射線科で最終確認をし、もし少しでもがんが残っていれば放射線で焼ききるらしい。「5分くらいで終わります」とのことなので、かなりいい状態なのだろう。

これで父もモイと同じステージに。ひとまず安心だけれど、今後は再燃しないように注意して、不摂生せずに健やかに過ごしてほしい。糖尿と高血圧は相変わらずのようなので、とにかく炭水化物は控えめにして免疫のために腸活でもしてほしい。

82歳と高齢でR-CHOP療法の投薬量も減量しての治療だったが、便秘以外に極端な副作用もなく、ここまではとても順調に来たようだ。

血液のがん、リンパ腫は抗がん剤が身体に合えば決して治らない病気ではない。そんな時代なのかもしれない。
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昨秋、入院翌日に行った最初の抗がん剤投与。お守りに貼ったモイの写真もひと役買ったかな。
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2月3日、父とウニ
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小町とオレ




 

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3週間置きに行ってきた父の抗がん剤治療、R-CHOP療法は1月25日の投与を持ってひとまず終了したそうだ。初回の入院時に立ち合った際、医師は「6~8回の予定」と言っていたが、6回で終わったということは途中経過(血液検査)が良好だったということだろう。副作用で便秘がひどくなったので、途中からステロイド(プレドニゾロン)は止めていたらしく、R-CHOPからPを引いたR-CHO療法で行っていたことになる。高齢で元々抗がん剤も減量してあったので、父もこんなに早く終了できるとは思っていなかったようだ。
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あとは、来月5日に行う予定のPET検査の結果を待つのみ。
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6回の抗がん剤投与を乗り切った父、手書きで書き始めたエッセイは第二章からiPadの原稿用紙アプリにタイプされるようになった。書き上げた原稿は姪っ子がメールに添付して送ってくれる。俺もそれを読むのが毎回楽しい。
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猫の名は、父推しの「ミー」ではなく、姪っ子推しの「小町」になったそう。
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最新の「第七章」は先日病院で最後の抗がん剤を点滴されながらベッドで書かれたようで、エッセイというよりはTwitterの「つぶやき」のようなリアルタイムな内容になっていた。そのうちSNSも始めてしまうのだろうか。ドキドキする。どうせならPET検査の結果を「寛解、キター!」とつぶやいてほしい。
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リンパ腫でモイの後輩になった父の抗がん剤治療、R-CHOP療法は12月7日に4クール目を終え、順調な様子。治療開始前は歩くのもままならなかったので車椅子で送迎していたけれど、最近では自分ひとりで通院しているらしい。

たまに様子伺いの電話をして治療経過などを聞こうとしても、買ってあげたiPadの操作の仕方を俺に聞きたくてしょうがないみたいで、すぐに話が「ダブレットがっさい、いっちょん分からんもん〜」となる。

本当かどうかは知らないけれど父は若い頃は小説家を目指したこともあるとかで、純文学が好きなので、iPadを渡す前にiBooksに入れておいた夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んでいるらしい。おまけに自分で樋口一葉の「たけくらべ」をダウンロードしたんだとか。

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11月10日FaceTime中のスクショ。
髪は抜ける前に床屋で丸刈りにしたそうだ。数本だけ根っこが残っていた自分の歯は抗がん剤治療を始める前に感染症のリスクを避けるために全部抜いたそうで、ご覧のような見た目に。思わず笑ってしまっている俺だけれど、自分も親父そっくりなので、30年後の自分を見ているかと思うと油断できないのである。
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実家では最近新しい猫を飼い始めたらしい。嵐丸(らんまる)の妹分ということになる。名前はまだない。後ろ足の骨が折れているようで裏庭に40日くらい居座っていたので、本格的な冬を迎える前に家族に迎えたそうだ。
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親父と猫の近影。てかソファ!俺が中学の時くらいからあるやつ。

父は仕事をせず(ついこの前まで店の帳簿をつけていたが)暇なので、この猫の日記を病院でもらってきた血液検査結果の紙の裏に書き留めているらしい。そこでiPadやろもん。

次回5クール目は年末28日の予定だったが、実家の鉢盛(おせち)作りが忙しいので年明け4日に行う予定だそうだ。このまま順調に春を迎えてほしい。



 

前回に続き親父の話です。
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10月2日
親父は地元の病院の血液内科、腫瘍科の無菌病棟へ入院。この日は入院手続き後、血液検査と尿検査。それから主治医(入院に際し今回初めて担当となる若い医師)からの治療方針や入院中の心得などの説明があった。治療方針は、R-CHOP療法を入院中に1回、その後、3週間に1回通院し6~8クール。このうち抗がん剤ドキソルビシンとシクロフォスファミドは82歳という年齢を考慮し20%減量、ステロイドホルモンのプレドニゾロンは30%減量、それ以外は基本プロトコール通り行う予定、というものだった。

8月末に行ったPET検査の報告も初めてここで受けた(順番がどうかと思うが、実家家族は仕事に追われこの日まで検査結果を聞きにいく余裕もなかったようだ)。疑わしい箇所が赤く映っている。左鎖骨周辺や肝臓に集積異常が多発、他にも複数箇所に集積があり、ご指摘の悪性リンパ腫の所見と思われます、と記されていた。

「進行具合が気になるのですが、このひと月間にどう変化しているか治療に入る前に再検査はしないんでしょうか?」と質問すると、「我々が検査を行うタイミングは、今後の治療方針を大きく左右する段階になった時だけで、選択肢が変わらなければ検査はしない。基本的にエコーもしない、血液検査のみでおおよそのことは判断できる」とのこと。つまり先月と今月の間にリンパ腫が進行してようが後退していようがやることは変わらない、という見解。

ベッド周りを整えていると、ちょうどこの日は週に一度だかの総回診の日だったみたいで、病室にぞろぞろと10数人の白衣の方々が入ってきて、隣のベッドの患者さんを取り囲んだ。「わ、白い巨塔みたい」と心の中でツイート。担当医から経過報告が読み上げられた後、教授と思われる石坂浩二風の方が「で、○○の数値はどうなってる?」と質問した後、「そんな時、君ならどうする?」「君は?」「君は?」と取り囲んでいる綺麗な白衣の方々を順番に指差し、一人一人が適切と思う処置法を答えるという、まるで授業でも始まったかのようなやりとりをしていて、そうかこれが大学病院かと認識した。
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10月3日
82歳の親父が、当時1歳9ヶ月だったモイの後輩になった日。抗がん剤初体験という意味でモイは大先輩になる。今回の入院はおおよそ2週間の予定で、その間に化学療法(R-CHOP療法)は1回しか行われない。

R リツキシマブ(分子標的薬)
C シクロフォスファミド(抗がん剤)
H ドキソルビシン(抗がん剤)
O ビンクリスチン(抗がん剤)
P プレドニゾロン(ステロイド)

このうちステロイド以外は今日1日で7時間ほどかけ順番に点滴で流し込む。ステロイドだけ5日間にわけ服用という形だ。モイ(猫)が行ったプロトコールは一種類ずつの抗がん剤を週替りで投与し、その都度エコーと血液検査で状態を確認していたので、効果の有無や置かれている状況も分かりやすかったが、まとめて一辺に投与、しかも6~8クールのあいだエコーも見ないとしたら、その間に起こるであろう様々な試練、副作用に耐えながら医師を信じていくしかない。

まず朝一番に今日も血液検査をしたようだ。朝食後にプレドニゾロンを服用。点滴開始の30分前になって解熱薬と抗アレルギー薬を服用。その後医師が点滴用のカテーテルを刺し、10時からトライアスロンのような点滴タイムのスタート。先ずはリツキサン注と生食が混ざった700mlほどの点滴を約4時間かけて流し込む。点滴の落下速度は50ml/hから始め30分置きに速めて行き最終的には400ml/hにしていた。その都度看護師の方が来て機械を調整すると同時に、時より脈、体温、血圧、酸素濃度、血糖値などを診ていた。

リツキシマブの後、制吐剤を挟み、いよいよ抗がん剤ドキソルビシン、ビンクリスチンと続く。この2つは量は多くないのでどちらも5分程度で落とし終わるが、点滴漏れをする可能性が高く、しかも漏れたら皮膚が壊死してしまう危険な薬剤なので看護師もつきっきりでカテーテルを注意深く押さえながら行っていた。モイが鎮静剤を使い5回も投与したドキソルビシン、その危険性は頭ではよく理解していたが、実際にその赤い液体を見たのは初めてで、そうかこれがモイを助けてくれたのかと感慨深かった。看護師もこの時は白衣の上から薄い防護服のようなものを着て、顔の半分ほどを覆うメガネをかけ、当然マスクも手袋もしている。処置後すぐにその防護服を丸めてジップロックのようなものに入れ処分していた。使い捨てなのだろう。それほど取扱い注意なものなんだな。

薬剤を替えるタイミングでは医療ミスを起こさないための工夫として、看護師がふたり来て一緒に薬剤の名称や量を口に出し読み上げ指差しチェックしていた。最後のシクロフォスファミドも量は多くないが生食500mlに希釈しながら点滴するので、ここからまた2時間。カテーテルを刺してあるのが右腕の肘の内側あたりだったので、親父がちょっと動く度に点滴が流れにくくなるのか、すぐ「閉塞」とランプがつき、ピロンピロンとナースステーションまで聞こえるアラームがなり、その度に看護師が手直ししに来ていた。10回以上あったかもしれない。全部終わったのが午後5時。最後に少量の生食で点滴のチューブの中を洗い流している際、親父が看護師に「これは針ば刺したとこにノリで蓋ばしよっとですか?」と分かりづらいボケをかましていた。俺譲り。

実家に送っていた8月の猫町フェスのライブビデオを親父も見ていたようで、点滴のあいだにその感想をたっぷり語ってくれた。「あのむぎっちゅうのはバチを手に取るのがうまかばってん、えらい練習しとらすとやろねえ」「途中の寸劇のとこはちょっとダラダラしとったね。もうちょい分かりやすくせんと曲ばしらんもんにはなんばしよっとか分からんめーもん」、入院初日とあってまだまだ目も黒くボケてもいないようだ。どうか認知症になりませんように。

7時間の点滴後もケロっとしていたが、今朝142だった血糖値が点滴後は382と跳ね上がっていて、糖尿病の父も流石の高値にちょっとびびっていた。ステロイドや点滴で上がるものではあるようだけど、一次的なものであればいいのだけれど。

主治医が昨日の説明で「我々の仕事は副作用にどう対処していくかです。」と言っていたように、この後の2週間の入院生活が意味するものは副作用との闘いだろう。とくに5日後くらいから白血球も下がりシビアになってくると想像される。リハビリと歯磨き、この2点をとくに気をつけてやってほしいと先生が言っていた。歯磨きは1日に8回だそうだ。細菌感染、衛生面には厳重に気をつかっている印象。

ようやく始まった治療。父の闘病生活は始まったばかり。モイの絵葉書がおまじないになりますように。

 

入院した日から1年後の通院。
1年前の入院日の記事がおざなりになっていたのを今さらですが思い出しながら書き足しました。写真も何枚か添え更新しています。
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モイとのドライブも58回目。
前回4日の通院時は白血球が少なかったので抗がん剤を延期していたが今日はどうかなあ。

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【体重】5.64kg
ここのところ食餌が定まらず摂取カロリーもやや低めだが、まずまずキープしている。寝ている時間が少し増えたようなので温存されているのか?

【超音波検査】
エコー画像は相変わらずで、腎臓は左右とも綺麗。腸の一部が少しだけ黒くいびつ。積極的な抗がん剤治療は12月11日以来5週間行っておらず、休薬期間が長い割にはしっかり維持できている。腸壁の厚みだけで言うと前回よりも薄くなっているほどだった。ただ先生から不穏な意見も。「いつも見ている箇所の少し横のこの腸間膜リンパ節が今日は少し黒く見えますね。」たしかに黒くポコっと丸いものが映っていた。「厚さは5mmなので正常範囲内ではあるのですが。もっともエコーの機械が今年から新しくなったので以前は見えていなかったものに気づいただけかもしれないですし、今すぐどうこうというものではないので様子をみましょう。」
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  32.9(前回 36.8)
  • CRE(クレアチニン)  2.0(前回   2.0)
腎臓の値をなるべく正確にしたくて今日も11時間モイには絶食してもらっての検査だったが、値は横ばい。基準値をほんの少し上回るこのくらいの値がモイの現状なのかな。
  • WBC(白血球総数)3700(前回 3500)(基準値 5500~19500μl)
  • 分葉好中球     1900(前回 1680)(基準値 2500~12500μl)
  • リンパ球      1600(前回 1715)(基準値 1500~7000μl)
問題は白血球で今日も回復しておらず、ほんの少ししか増えていなかった。基準値に届いていないので、もちろん今日も抗がん剤は延期することに。今までなら抗がん剤から1週間後に少なくなってもその翌週には戻っていたのに、これだけ長期間増えないのがちょっと心配。「抗がん治療は繰り返すうちに骨髄が疲れてくる。」と先生。いくらマイルドなクロラムブシルとは言え、7月末からずっと2週間に1回のペースで3錠ずつ投与していたので、徐々にダメージが蓄積してしまったのかもしれない。先生は「強力な抗がん剤は骨髄抑制が起こるのも急激に起こるし、回復も早かったりするのですが、クロラムブシルの場合は徐々に起こり、戻りも徐々にという傾向があります」とも。
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【免疫細胞療法】
というわけで免疫療法のリンパ球の採血だけしてもらった(こういうこともあろうかと、培地を取り寄せてもらっていた)。例によって鎮静下での処置になるので、モイを預けいつもの街(今年初)で4時間近く待機。

夕方迎えに行った際、今後の治療方針について相談。ここのところの状態ではクロラムブシルはお休みした方が安全でしょう。白血球が戻らないことには次にいつ抗がん剤を打てるかの目処は立たない。幸い5週間開いたにも関わらず病巣は維持しているので、このまましばらく休薬してモイの白血球が増えてくるのを待つしかない。

問題は今後の血液検査のチェック頻度をどれくらいにするか。積極的に行くなら来週(抗がん治療はがん細胞が回復してくる前に追い打ちをかけるように叩くというのが基本なので)、2週間後は培養したリンパ球の戻し予定なので抗がん治療はできないので、白血球の戻りをじっくり待つのであれば3週間後。うーん、不安ではあるけれど、ここはモイの体力を回復するのが優先な気がしたので、後者で基本的にはいくことにした。何か急変してしまったらもちろん来週でもいつでもかけつければいい。

白血球を増やす薬セファランチンのことを聞いたが先生は使ったことがないそうなので、調べておいてもらうことになった。「裏技として丸山ワクチンを隔日ではなく毎日打つというのもありますよ」と先生。ただこれも試してみたことはないそうで副作用として微熱が出るかもしれないということらしい。

また、抗がん剤などで急激に白血球が減少してしまった場合の応急処置として骨髄刺激因子というものもあるらしい。いざという時のためにメモしておこう。好中球が1000を切ると回復させるのが難しくなってくるそうなので、これ以上モイの白血球が減らないようにしなくてはいけない。家でもできそうなツボのマッサージなどを強化しなくては。

さらにもうひとつメモ。9日に下痢をして翌日にはすぐ治まったのだけれど、それ以降の便の様子が少し変わっていて、白い粘膜が少し付着している。調べたら粘膜便というらしい。ちなみにウニはいつもほぼ粘膜便をしている。ウニがメインで食べている「ナチュラルチョイス アダルトチキン」を最近モイがつまみ食いするのだけど、あのつまみ食いだけでそんなに似た便になるとは思えないし。念のためこれも先生に相談したが、「軽い大腸炎なのかもしれないですがそんなに今は気にしなくていいと思います」と。そうかあ、何もなければいいな。
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帰路。
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最近、鎮静剤の抜けが早いようで外を飛ぶ鳥を爛々とした目で追うモイ。
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お兄ちゃん、おかえりー!
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お兄ちゃんのウンチ、私とおそろいなのー?

春、夏、秋とずっと月曜日はこの並木道を通院している。IMG_6711
紅葉はより赤く(先週くすんで見えたのは曇り空のせいだったかも)。
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最近ますます家で調子がいいモイは「なんで病院また行くモイ?」な態度。
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【体重】一気に5.8Kg!今日はオシッコして来なかったせいもあるけど。ずっしりして毛並もいいし、見た目はホント健康体なんだけどなあ。

【超音波検査】淡い期待は今回もかなわず、やはり少しだけ厚くなった腸壁がエコーに映った。先生は「リンパ腫の治療経過としてはすごく良好」と言ってくれたが、暗にリンパ腫には本来勝ち目がないと言われているようでもあり…。

【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  39.6(前回 33.9)
  • CRE(クレアチニン)  2.5(前回   2.0)
2週間ぶりの血液検査。また腎臓の値が悪くなってしまった。BUNは直前の食事の影響なども出るようで毎回波があるが、CREは2.6に上昇した7月7日についで高い値になってしまった。輸液も毎日してるし、腎臓用の療養食をメインで食べてくれてるんだけどなあ。毎晩薬の後にご褒美であげる焼かつおやドライささみ(これをあげるのがパブロフ化してきて薬をすんなり受け入れてくれるようになった)がよくないのかなあ。それともクロラムブシルの腎毒性がじんわり出てきたのかな。クロラムブシルが起こす骨髄抑制などの副作用はゆっくり出て、引くのにも時間がかかるのだそう。

もうひとつ考えられる床暖房による脱水の可能性を聞いてみたら「床暖房やホットカーペット自体による脱水というよりも、そこが気持ちいいので猫は冬場はあまり水を飲みに行ったり、トイレに行ったりしなくなる。回数を減らして我慢する傾向がある。冬場に猫の膀胱結石などの尿関係のトラブルが増えるのはそのことが原因だろうと業界では言われています。なので水飲み場を増やしてみるのも手かもしれないですね。」とのこと。いろいろ勉強になる。
  • WBC(白血球総数)5900(前回 6100)
  • 分葉好中球     3068(前回 4744)
  • リンパ球      2360(前回 1073)
白血球も基準値内ではあるが、全体に低い。とくに抗がん剤投与の目安となる分葉好中球がけっこう低い(9月4日に3009の値でクロラムブシルを投与したことがあった)。今日も自宅投与用のクロラムブシル3錠をもらってきたが少し不安。副作用でぐったりしませんように。
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帰宅後、お約束のウニのキャリーチェックを経て、さきほど輸液に挟んで制吐剤セレニアを注入した。効いてくるのを待って、17時40分から抗がん剤クロラムブシルを3錠投与予定。経口投与はいつも妻の担当だけど毎回かなり緊張している。うまく飲ませられたら、その後最低2時間、確実に安心できるまでは約5時間、吐いてもらったら困るので注意して見守らなくては。2週間に一度の自宅での試練。でもモイはここから4日くらい軽度の副作用も待っている。がんばっているモイを見たら弱音は吐けない。ウニも含め家族一丸となってがんばるぞ。





毎週月曜日に車窓から見る並木。モイのおかげで紅葉が進むのを定点観測できて楽しいな。でもどんなにモイが一週間を元気に過ごしていても、病院へ向かう時の緊張感は毎回変わらない。知らぬ間に病状が急変していて、いつ突然ツラい診断がくだされるか分からないし、実際1月末にそんなこともあったので、あれが教訓になって、片時も油断しないような生活をこの10ヶ月送ってきた。
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【体重】5.66kg  今朝ウンチをしてきたのにこの体重だからけっこう増えてる。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  33.9(前回 26.6)
  • CRE(クレアチニン)  2.0(前回   2.1)
腎臓の値、BUNがまた基準値より上がってしまったが、CREは少しずつ下がっていて、もうちょいで基準値内。先週は半日絶食後の血液検査だったのでBUNも良好だったのかも(今朝は少しご飯を食べてからの血液検査だった)。
  • WBC(白血球総数)6100(前回 6500)
  • 分葉好中球     4744(前回 4095)
  • リンパ球      1073(前回 1950)
リンパ球は基準値より少ないが、分葉好中球がそれなりにあるし、白血球の総和も基準値内なので自宅投与用の抗がん剤クロラムブシルを3錠、いつものようにもらって帰ってきた。
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【超音波検査】今日もほぼ変らず。腎臓は左右とも綺麗で、回腸の一部は依然として少しだけ黒く、他のところより1~2mm厚かった。

【IBD(炎症性腸疾患)のこと】
あまりに長期間、腸の様子が変わらないので、ここでも何回か書いたIBDの可能性について先生に質問してみた。

疑問:IBDとリンパ腫はすごく似た症状。IBDからリンパ腫になることがある。では、リンパ腫からIBD、つまり腫瘍細胞はなくなっていて炎症だけが残ることはないのか?

先生の見解:多分それはないです。確かにIBDからリンパ腫になるケースはありますが、逆はないと思います。まずIBDだとしたら腎臓へは転移しない。それと超音波検査しても腸の構造は比較的綺麗に見える。分厚くもならないし、5層構造も見える。ただ内視鏡で細胞を採ってみると異常にリンパ球が集まっていた。これがIBDの症状です。長期間、拮抗状態が続いているモイちゃんの腸に炎症だけが残っているという可能性もなくはないですが、層構造は少しの変化とはいえ、厚くなったり薄くなったり変化していますので、多分そこに腫瘍細胞はまだあると思います。

提案:IBDの治療にステロイドが有効という記事を読んだが、モイにこのタイミングでまたステロイドを試すという考え方はないか?(1月から3月中旬までプレドニゾロンを飲んでいた)

先生の見解:また再燃して腫瘍が大きくなってきたらもう一度試すという選択肢もあると思いますが、今は拮抗状態ですので今の治療を続けるのがいいと思います。たまたまですが、今行っているクロラムブシルと免疫療法を交互にやる治療法はIBDの治療でも行われる治療です。ステロイドが効かない、あるいは効かなくなってきた時に、より炎症を抑える薬としてクロラムブシルが使われることがあります。

だそうだ。

普段はクールな先生だけれど、ひとつ質問すると、すごく丁寧にスラスラと見解を示してくれるのでとても頼もしい。

とりあえず今の拮抗状態が続いている間は今の治療を続けるということになったが、いつ拮抗状態が崩れるとも限らないので、やっぱりまだまだ油断はできない。こんなに元気なのになあ、モイ。モイが元気でいてくれる毎日、おだやかに過ごすことができる日々にいつも「ありがとう」という気持ちでいよう。

「リンパ腫は、稀にですが、根治することがあります。」という今日の先生の言葉が頭から離れない。じゃあ、その「稀に」をモイが起こせばいい。稀という言葉には偶然のようなニュアンスを感じてしまうけれど、努力すればきっと稀も、より現実に近づくと思う。だから、がんばろう。
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ウニもずっと応援してくれている。

さっき制吐剤セレニアを皮下輸液にはさんで注入したので、このあと17時40分くらいから抗がん剤クロラムブシルを3錠、モイに飲んでもらいます。がんばろうね、モイ。

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モイが抗がん剤クロラムブシル投与から約3日後に嘔吐しているという検証データを2つ前の記事で書いた。先週の通院時に先生にそのメモも渡した。そのメモを見ながら「確かに70時間後くらいの嘔吐が目立ってますねえ。クロラムブシルは1日置きに1錠ずつというような飲み方をすることが多いのですが、今はまとめて3錠飲んでいますので、他の抗がん剤で3日から4日後くらいに副作用が起きやすいのと同様のことが起こっていると考えられます。」と先生。前々回は嘔吐が副作用から来ている可能性を否定されたがこの検証データでそれを覆した形だ。
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さて、今週も月曜日の夕方6時40分頃、モイは自宅でクロラムブシル3錠を飲んだ。今、ちょうど丸4日(96時間)が経ったが今回はまだ吐いていない。5月からクロラムブシルを投与しはじめて今回8回目にしてはじめて50時間~90時間内に一度も嘔吐がなかったことになる。ただ、副作用が完全に起きていないかというとそういうわけではなく、昨日はやはり少し気持ち悪そうで、夜はかなり大人しくなってずっと椅子の上で香箱をくんでいた。食事の摂取量も減った。吐くほどの副作用ではなくなったということなのかもしれない。副作用がないということはもちろんうれしいことだけれど、抗がん剤が効かなくなりだしたことの裏返しかもしれないので素直には喜べない。とにかくモイの身体から悪性腫瘍を追い出すまでは片時も油断はできない。
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関東を直撃した台風21号の影響で自宅付近は未明から朝にかけ停電。ふと病院は大丈夫だろうかと心配になった。今日は2週間培養したモイのリンパ球を戻す予定日。培養の仕組みは分からないが、きっと冷やしたりなんだで間接的にでも電気は必要だろう。まあ、もしもの時は医療機関なので無停電装置が働いているだろうけれど。
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通院に使ういつもの並木道は小枝、ところにより中枝くらいが散乱していて、たまに車がコツっという音を立てる。台風一過で日差しだけは眩しいくらいの快晴だけれど、まだ風が強く木の葉舞う車窓を眺めながらのドライブとなった。
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今日は血液検査はなし。体重は5.48kg

ひとつ前の記事で書いたクロラムブシル投与から3日後くらいに嘔吐する検証データを先生に見せた。「比較的に副作用の少ないクロラムブシルですが、まとめて3錠飲んでいるので、他の抗がん剤と同様、3日4日後に起きる消化器毒性、骨髄抑制などの副作用が出ているのでしょうね。そのことで大きな問題が起きなければ、抗がん効果とのバランスを見ながら治療を続けていくということになります」と。

【超音波検査】
先週の経過がよかったので淡い期待をしたけれど、やっぱり今日も黒い影が腸の同じところにあった。うーん、なんでこの最後の少しがなくなってくれないんだろう?
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独自に作っている病巣の面積グラフ。5月以降ずっと地を這う折れ線

リンパ球を戻すためモイを預け、いつもの街で待機。いつも停めているスーパーの立体駐車場がここのところ混んでるなあ。スロープの途中で今日初冠雪だった富士山が見えた。街に出るとまだまだ風が強く体が飛ばされそうなくらいの強風がゴーっと音を立てていた。ドコモショップの店頭にいたAIロボットが風に話しかけるほどに。

【免疫細胞療法】
夕方モイを迎えに行く。今回9回目のリンパ球は2億3千万個に増えていたそうだ。2回目の時と同じ数だ。最近3億を超えることも多かったのでちょっと物足りない。それでも「1億個ほどに増やすのが目標です」と当初言われていたので順調な方だろう。

リンパ球を戻す時は鎮静剤は使っておらず、威嚇するモイをおさえ点滴用のカテーテルを抜き差しし、数時間病院のケージの中で過ごしている。迎えに行った時は少し疲れた顔のモイ。
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帰路もご覧の通り。妻の腕枕でちょっとお疲れ。こんな表情でも隣車線を並走するドライバー(今日はガソリンを入れた男子大学生や買い物帰りらしき主婦)を笑顔にさせるモイ。モイは今日も地球に貢献している。

なかなか拮抗した状態から抜け出せないが、あせらず慎重にこの闘病生活を継続していくことになりそうだ。

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帰宅時のお約束、ウニのキャリーケースチェックが続く限り。
 

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ここのところ隔週で月曜日に抗がん剤クロラムブシルを自宅で投与しているモイ。今日はその副作用なのか3回ほど吐いた。そういえば2週間前の投与時もその3日後の木曜日の昼間だけ調子を崩し2回吐いた。先生にそのことを確認した際は「副作用であればしばらく断続的に続くと思うのですが、半日だけ調子が悪かったということは抗がん剤の影響とは考えづらいですかねえ」とのことだった。が、今日も木曜日だ。最近は普段が元気なだけに調子を崩した時がより分かりやすく浮き彫りになる。クロラムブシルは比較的マイルドな抗がん剤と言われているだけあって、投与した日の夜に少し大人しくなる程度で目立った副作用はないと思っていたが、ひょっとして…と思い、過去のクロラムブシル投与後の記録を嘔吐にフォーカスして辿ってみた。以下がそのデータ。

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5112時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 21h/34h後に嘔吐

(※57h/59h/60h/61h/64h後も吐いたがこの時は直前に飲んだ抗生剤が合わなかったことが原因と思われる)


72412時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 23h/80h後に嘔吐


81423時~16112mg×3.5T投与を4回に分け自宅で投与

 → 最初の投与から18h/58h/75h後に嘔吐


9420時】2mg×3Tを自宅投与

 → 71h/86h後に嘔吐


91819時】2mg×3Tを自宅投与

 → 88h後に嘔吐


10218時】2mg×3Tを自宅投与

 → 58h/70h後に嘔吐


101618時】2mg×3Tを自宅投与

 → 55h/64h/72h後に嘔吐

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 こうやってみると抗がん剤投与後、50時間から80時間のあいだに嘔吐が多いことが分かる。やはり3日後くらいにクロラムブシルの副作用で調子を崩していると言えるのではないだろうか。 

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