moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 免疫細胞療法(活性化リンパ球療法)

今年19回目(リンパ腫になって通算75回目)の通院。実は先週通院し2週間培養したリンパ球を戻す予定だったが、当日の朝に主治医から電話があり「あまり培養が進んていないのでもう一週間、来週まで待ってみませんか」と提案を受けていた。過去にも3週間培養したことが一度だけあったが、その時はスケジュールの都合で計画的にそうしていた。今回のように途中で「あまり増えていないので延期」ということになったのは初めてのこと。

免疫細胞療法、過去17回のうち培養したリンパ球が1億個に届かなかったことが2回あった。前回も1億1千万個とそれまでに比べるとやや少なかった。わざわざ連絡があるということは今回はかなり少ないのかなあ、少なくとも2週間経った時点ではそうだったということかなあ、などと憶測しながら病院へ。

最近、家でのモイはウンチをトイレでしてくれない以外はすごく元気で毎日のようにウニと追いかけっこをして一緒にご飯を食べている。あとは一緒に添い寝さえしてくれたら完璧なのになあと昨夜もふたりを眺めていた。
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今朝の往路、車中でのモイはご機嫌ななめで一瞬しかキャリーから顔を出さなかった。もしかするとモイの細胞が「もうリンパ球もそんなに増えないし、もう治療はいらないよ」と教えてくれているのかもしれない。そんなことさえ考えてしまう。

【体重】6.42kg
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【超音波検査】腎臓は綺麗。腸の一点にプローブを止め「多分この辺なんですけどね、少しだけ厚ぼったくも見えますが、順調だと思います。」と前回とほぼ同じ先生の言葉。厚ぼったいと言っても5層構造をまたがって測った値が3.1mmなので問題ないのだろう。

リンパ球を戻すためにモイを預けいつもの街で待機。

夕方迎えに。

【血液検査】

  • BUN(尿素窒素)  33.3(前回 31.3)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.9(前回   1.9)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • ほぼ横ばいなので、この3週間試していた1日置きの皮下輸液でも腎臓には問題ないという判断で引き続き今後もしばらく隔日120mlの輸液で行くことに。アゾディルが効いているんだと思う。1日1カプセル飲ませているが、推奨の2カプセルに増やしたらもっとよくなるのかもしれない。

    【免疫細胞療法】
    今回は1億4千万個ほどだった。結果的に前回よりも少し多かった。先週の時点であまり培養が進んでいかなった原因は先生にも分からないそうで「基本は2週間培養で今後もいいと思います」とのこと。

    【治療からの離脱】
    「次回はいつにしましょうか」と先生が聞くので、「少しずつ免疫療法の間隔を広げ最終的にはやめる方向にしていきたいですが、どの程度間隔を広げていいものでしょうか?」と逆に質問すると、「間隔を開けてもその都度活性化されたリンパ球が体内に入り免疫刺激を与えるというのは意味があると思います。が、リンパ腫の制御という点においてははっきり言って分からないです。あくまで主観ですが、経過観察の意味でも3ヶ月に1度というのはひとつの目安になるかと思います」と先生。続けて「抗がん剤を最後に打ったのが昨年の12月11日ですね。人の場合5年、動物の場合2年間、再発しなければ根治したと言えると言われています。ですので、例えば来年1年間、3ヶ月に1度リンパ球を続けてみて、来年末までに再発がなければそれで終了してみるということでいいかもしれません」と。
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    なるほどー!この言葉からすると先生的には抗がん剤治療をやめた時点を寛解期間スタートの目安として見ているということだな。あくまで「寛解」という言葉は使われないけれど、抗がん剤をやめて11ヶ月いままで維持できているので、あと13ヶ月再燃しなければ「完治」ってことになるのかもしれない!
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    ただ動物のリンパ腫寛解期間2年で完治というのもあくまで目安であるということは知っている。4年後に再発したお友達もいる。だからこれからもずっと気は抜けないのだ。でも来年末という目標ができただけでもいい。それに向けてがんばろう。ひとまずよっぽどのことがなければ今年の通院は今日が最後だと思う。モイ、がんばったね!おつかれさま!

    今朝のウニ。先生に渡すこの3週間のモイデータを前に。

    8月3日からモイはアゾディルというサプリメントの服用をはじめた。窒素老廃物を栄養源とする善玉菌で腎臓をサポートするというもの。
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    それから数日して餌も可溶性繊維ロイヤルカナンの消化器サポートをメインで食べるようになった。腎臓用の療養食BPをあまり出さないようにしてみたら自然と移行した。
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    消化器サポートは便がマシュマロのようなフワフワした質感になるから効果が顕著だ。アゾディル、消化器サポート、何がどう作用したのかはっきりしないけれど、3.5日に1回ペースになっていた便が、6,7,8,10,11,13日とコンスタントに出ている。マシュマロ状で長さ30cmのこともあった。ただトイレでは相変わらずしてくれない。この調子で便がスムーズに出ることでまたトイレに行くようになってくれたらいいな。
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    2週間ぶりの通院日。前回もそうだったけど行きの車中でキャリーバッグから身体を乗り出して車窓を楽しむモイ。でも今日は時折り開口呼吸していた。暑いのかなと思いエアコンの温度を下げたりしたけど、どうも気温ってことでもないようで、ケロッとした表情に戻ったりまた開口呼吸したりを繰り返していた。緊張もあるんだろうけど何だろう。
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    今日は培養したリンパ球を戻すのが主目的。今までは通院したらどんな時でも必ずエコーで腎臓や腸の画像診断もしてもらっていたが、「最近、安定していますし、今日はエコーは診なくてもいいんじゃないでしょうか」と先生。心配性なのでもちろん不安もあるのだけど、そういう意見が出てくるような段階になっていることはとても喜ばしいことでもある。

    アゾディルの腎臓への効果を調べるのも3週くらい継続して服用してからの方がいいということで血液検査もなし。

    というわけで早々にモイを預けいつもの街で待機。
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    待機しているあいだに大気が不安定になり、みるみると空が暗くなり激しい雷雨に。モイもウニも雷の音を怖がるので、モイは病院で、ウニは自宅でひとりで大丈夫かなあと心配になる。

    少し小降りになっ夕方、病院へ迎えに。17回目の免疫細胞療法、培養され活性化されたリンパ球は今回1億1千万個に増えていた。1億個ほどがこの培養の目標値なので上出来なのだけど、モイは最近3億個近くまで増えることが多くなっていたので、それを思うとややさみしい数。

    でも今日はすごいトピックが!
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    モイの培養されたリンパ球を顕微鏡で覗いた写真をはじめて先生に見せてもらえた。

    細かなマス目に何個リンパ球があるかを数え、そこからおおよその全体量を算出しているそうだ。あとここに写真はないけれど、試験管に沈殿した状態のリンパ球も見た。てっきり赤いものだと想像していたけど甘酒のように白かった。白血球の一部だからだろうか。

    このリンパ球(αβTリンパ球)こそが免疫力の鍵。ネット検索するとこのリンパ球ががん細胞をやっつけている動画も見つけることができる。モイのリンパ球、今後もよろしくね!
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    免疫療法は少しずつ間隔を広げ次は2ヵ月後くらいにしようと思っていたので、今日が終われば2ヶ月間通院なし!と期待していたが、アゾディルの効果を見るために2週間後に通院することになった。ひとまずその効果を確かめたいので皮下輸液はまだ毎日続けている。
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    帰宅後のウニのキャリーバッグチェック、もうこれだけで写真集出せそう。




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    朝、大阪北部で大きな地震。千葉、群馬から地震が続いている。これ以上、被害が拡大しませんように。「備えよ常に」。モイは今日も病院。
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    【体重】6.26kg
    じわじわ増えている。
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    【血液検査】
    今日はなし。
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    【超音波検査】
    エコーで見る黒い影は今日も確認できず。先生は念のため2種類のプローブで腸管を調べたが「多分、この辺ですが、分かりにくいですね」と今日も言ってくれた。ゆくゆくは「多分この辺ですけどね」さえ言えないくらい分からなくなるのだろうか。それとも回腸のちょうどカーブした辺りなので、どんなに正常でも原発巣があった場所は特定できるのだろうか。

    昨夜採取した尿を預け、リンパ球を戻す間、いつもの街で4時間ほど待機。

    【免疫細胞療法】
    16回目の免疫細胞療法。2週間培養したリンパ球は今回3億個に増えていた。今はもうがん細胞も塊では確認できないレベルなので、この活性化させたリンパ球で見えないレベルの小さながん細胞を徹底的に掃除しているイメージ。免疫療法は副作用もないので、可能なら今後も定期的に続けたいところだけれど、ここでも何回も書いているように、採血時に鎮静剤を使うリスクと、2週間後に戻す際、数時間カテーテル点滴するストレスのリスク、都合2回通院しなくてはならない。それらを天秤にかけて今後の方針を立てたいと思っている。

    夕方迎えに行った時、今日も診察室の奥からモイのそれはそれは激しい叫び声が聞こえてきた。激しすぎて「ワフンワフン」と犬のような声になっていた。キャリーケースに戻されたモイを待合室に届けてくれた看護師さんは苦笑いで「モイちゃんテープを剥がすのが嫌いみたいで…」と。これも何回も書いているが、この処置の場にも立ち会わせてくれたらきっとモイのストレスもだいぶ和らぐはずなので、免疫細胞療法をもうちょっと気軽にやる気になるのになあ。
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    毎回、先生に渡している経過報告書。このメモにはないが、丸山ワクチンや皮下輸液も日々行っている。

    【尿検査】
    昨夜システムトイレで採取していたオシッコを持参し検査してもらった。2週間前に確認された潜血は今回まったくなく、全て基準値に戻っていた。「オスによく起こる無菌性の特発性膀胱炎だったと思います。もうこれで問題ないですよ。」と先生。ここのところ日に2回システムトイレでしてくれるようになっていたので、オシッコに関しては一件落着したのかも。

    【排便問題】
    問題はウンチで、この2週間まったくトイレではしてくれなくなり、家中がトイレと化している。しかもここ3回は牛革張りの椅子の上でするようになった。気づいた時はさっとペットシーツを落下地点に差し込むのでいいとしても、このままでは我が家は大変なことになるなあ。

    先生もこの件は明確な原因は分からない様子。便が最近硬めであることから、ひょっとしたら排便時の違和感があるのかもということで、可溶性繊維の食事にして少しだけ便を柔らかくしてみてはと、ロイヤルカナン製のフードサンプルをもらった。
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    下痢まではいかず、餅のような弾力性のある便になるということだが、最近のトイレ事情を考えるとかなりリスキーではある。家が…。でもこれでモイが気持ちよく便が出来て、またトイレでしてくれるようになる可能性があるなら試さないわけにはいかない。
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    今日は街で待機しているあいだ(初めてかな?)小雨が降っていて、薄着だったので少し冷え込んでしまった。帰宅した時は疲れていてウニの写真もイマイチ。

    次の通院は問題がなければ6週間後ということにした。どんどん間隔を広げている。うれしいな。6週間も家で過ごせるんだよモイ。

    2週間培養したリンパ球を戻すために67回目の通院。
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    【下痢について】
    発見された悪玉菌クロストリジウム・パーフリンゲンスのため抗生剤フラジールをきっちり3週間朝夜飲ませ、その後ここ3日は夜のみにしているが、便の状態は波はありつつもまずまずといったところ。先生にそのことを報告し、ウンチ写真を見てもらった結果、もうしばらく薬を続けてみることに。

    【食欲について】
    ここでは報告しそびれていたが、ミルタザピン(商品名レメロン)という新しい食欲増進剤を勧められて4月からモイの食欲が落ちている時に4回飲ませてみた。この薬の効きがよくて投薬して20分後にはガツガツ食べだし、その後3日くらいは普段の1.5倍から2倍近く食べてくれる。当然便もたくさん出る。少し怖いのは、もともとが抗うつ剤なので、薬が効いているあいだ「ニャーニャー」と鳴くことが増え、水をいつもよりよく飲むようになったり、少し興奮状態になっているようだ。4日くらい経って薬が切れるからか、たまたまそういうタイミングで毛玉を吐いて気持ち悪くなったからかは分からないが、食事の摂取量にすごく波があったこの1ヶ月。食欲には波があるが体重自体は少しずつ増えてきているので、日々の摂取カロリーにとらわれ過ぎない方がいいでしょうと先生にアドバイスをいただいた。
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    今日は血液検査はなしでエコーだけ診てもらう。
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    【超音波検査】
    いつものように左腎臓から見ていく。次に右腎臓。どちらもこの1年ほど変わりなく綺麗であることを確認するまでに要す時間は約1分半。(腎臓の黒い影がなくなり「部分寛解」と言われたのは昨年5月22日のこと)。それから下腹の回腸の上辺りにプローブが置かれ、先生がモニター画面とにらめっこすること約4分。いつもより長い。沈黙が続いたあと、

    先生「今日はよく判りませんねえ」
    近藤「おー!」
    先生「ちょっと待って下さい、プローブ替えますので、」
    近藤「寛解ですか?!」
    先生「(苦笑)ちょ、ちょっと待って下さいね」
    プローブを替え、また2分半くらい調べる。
    先生「多分この辺だと思うんですけど、判らないですね今回。今までで一番判りにくいんじゃないかなという気がします」
    近藤「おー、やったー!」
    さらに1分後
    先生「んー、そうですね、(笑)いい感じなんじゃないかなと思います」
    と言ってプローブを元の位置へ戻す。

    今までで一番良いということは、昨年7月末に一度完全寛解した時よりも良いととれるので、これは再寛解と言ってもいいレベルじゃないか! !

    ちなみに「完全寛解」と言っても、埼玉動物医療センターの解説によれば「詳細な検査を行っても病変が検出できない状態」「がん細胞が1g以下の状態(1g=約10億個)」とある。つまりエコー画面上で確認できなくても、まだまだがん細胞が残っている可能性は多いにあるということ。

    昨年7月末、モイの黒い影が一旦エコー上で見えなくなって、喜んだのも束の間、2週間後にはまた確認されてしまったのは、そういう理由も要因にあったのかもしれない。あの時は先生に無理矢理「完全寛解」と言ってもらったような節もあり、 それもあってか、今回は先生から直接「寛解」の言葉は出なかったけれど、でも普段クールな先生がニヤリとしてくれる、その笑顔だけでも十分に嬉しい。

    もちろん、今回も決して安心できないし、引き続き通院し経過観察は続けるけれど、ひとまずよかった。 とりあえず「再寛解乾杯!」と小さく家族で盃を交わすくらいはやってもいいかな?

    【免疫細胞療法】
    夕方、病院にモイを迎えに行くと奥の処置室から「ウギャー」とこれまでで一番大きなモイの鳴き声が聞こえてきた。いつもそうだけど、今日はとくに元気すぎて、リンパ球を体内に戻したカテーテルを抜き、止血するのが困難だったようで、モイの右手から血がにじんでいた。まだ若いからマルチンみたいにショック死はしないと思うけど、とてもハラハラする。

    そして今回のリンパ球はなんと5億個弱に増えていた!過去15回で最も増えた!そして15回のトータルが36億個超え。ブルゾン超え。
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    次の通院は4週間後ということにした。モイの手が可愛い。
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    ウニもお留守番ありがとう。

    インスタにも既にたくさんのコメントが。いつもみなさん、応援ありがとうございます! 

     

    前回の投稿から数日しか経っていないけど、またいろいろあったので今回もブログのカテゴリー分けが難しいなあ。
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    先ずは、下痢の原因究明の続き。
    1. アレルギー
    2. 病原体
    3. 抗生物質反応性腸症
    4. リンパ球性腸症
    金曜日の未明に下痢をした際、ディアバスター(デルクリアとほぼ同じ成分の抗下痢剤)を1錠だけ飲ませてみた。デルクリアと同じようにピタっと下痢は治まった。そして48時間は何も出ない。これも同じ。そして2日半ほど経った昨日の夜、ややテリのある普通の便が出た。これも同じ。そしてその約1時間後に軟らかくなりかけた便が出たかと思うと、それから30分も経たないうちに水下痢になって、トイレに間に合わなくなって、床にも、あわわ、あわわ…と、どこまでもまるで同じルーチンを繰り返しているかのような同じ症状になるモイ。

    2月末に薬を飲みはじめてから5回、これを繰り返している。根気強く下痢止めの投薬を続けたいところだけど、どうも元気がなくなるようで、食欲も落ち、挙句には何も食べなくなるので、薬を止める。すると一時的に食欲が戻る。こんなにも経過が同じで分かりやすく症状が出ているので対策も立てやすそうだけどなあ。ひどい時は水飴のように透明な便が床に落ちていたこともあった。これは粘膜便の粘膜だけの状態、腸の粘膜が剥がれ落ちて出ているのだそう。ここまでひどい腸の状態なのにモイはよくがんばってる。

    昨日の夜下痢をした時はフラジール1/2錠だけを飲んでもらった。これは先生の言う「フラジールだけでも治まるようであれば抗生物質反応性腸症と言えるでしょう」を検証するためだ。まだ27時間しか経ってないけど今のところ同じように下痢はピタっと治まっている。どうやらモイの下痢に抗生剤が効くということは間違いないようだ。

    それで、その便をジップロックで半日保存し今朝の通院時に持参した。原因のひとつと考えられる「何かの病原体説」を外注の遺伝子検査「下痢パネル」で調べてもらうためだ。結果が出るのは約1週間後。

    もう一つの可能性、リンパ腫から来ている説は、今日のエコーで診るかぎり画像上では確認できなかった。
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    【超音波検査】
    腎臓は寛解を維持。リンパ腫の原発巣と思しきものがある小腸のいつもの場所には相変わらず4mm厚ほどの黒い影。ただ先週から層構造が見え隠れしている。これが周辺の腸管と同じようにバームクーヘンのような綺麗な5層構造に見えたら、また完全寛解と言える日がくるのだろう(テレビでさっきから「完全寛解」って言葉が何回も聴こえてくるのです)。

    もし下痢がリンパ腫やIBDのようなものから来ているのであれば、大腸の方にも少しは画像に異変が見られるだろうけれど、いつもの病変以外の場所はいたって普通で綺麗な層構造に映っている。先生はモニターを見ながら「リンパ腫から来ている下痢であればデルクリアだけでは治まりませんからね」とリンパ球性腸症を否定した。これは先日近医でエコーを診てもらった時も同じように言われた。「IBDであれば腸全体が炎症を起こしているように映るはずです」と。

    これで来週、遺伝子検査の結果が出たらだいぶ原因が絞りこめるだろう。もし何かの病原体だったら、どう対処するのだろうか。何も問題なければいいな。抗生剤だけで対応できるのであれば、先生の言うように、投薬ペースをコントロールしながら根気よく治していくことになる。

    ところで昨日、3つあるトイレの砂を全取替している時に、モイがオシッコをしたそうにやって来て、我慢できずに壁に向かってしてしまった。尻尾をビリビリ震わせながら。えっ、これってスプレーの仕草じゃ!? 毎日のように甘えてくる時はこの尻尾ビリビリをしているのだけど、今後大丈夫かなあ。

    モイがオシッコをかけた壁の前で身体をよじらせるウニ。この後も別の場所でオシッコを漏らしたり、最近いろんな所に便をちょびっと漏らしたような跡も見つけるし、近々うちに遊びに来る人は覚悟が必要かもです。

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    桜は散れどモイは散らず
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    モイを預けているあいだの散歩道

    さて、今日は免疫細胞療法のリンパ球戻しの日。先週は体調不良で回避したので、14回目にして初めて3週間に渡り培養したリンパ球は約3億個に増えていた。もし先週、いつものように2週間で戻していたらもっと多かったのだろうか?先生は「まあそんなには変わってないと思います。」と。

    今日は血液検査はしなかった。エコー上は病巣も安定しているので、今後どうしましょう?という話が先生から出る。前にも相談したが免疫細胞療法の間隔を少しずつ開けていき徐々に治療から離脱していけたらと思う。例えば半年に1回の検診でリンパ腫が再燃していないかを診るだけで済む、なんて日がきたらそんなにうれしいことはない。モイもご機嫌に過ごせるだろうし、家族の信頼関係もより強くなるだろう。そんな日が来たらいいなあ。
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    帰路
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    帰宅時のウニナースのキャリーチェック打率9割9分



    ↑インスタ記事から。インスタにもここにもいつも応援コメントありがとうございます。




     


    60回目の通院。年末あたりから毎週ではなくなり、穏やかな日常を送ることができている分、行きの車中は緊張感が高まる。モイは珍しく往路でもキャリーケースから身を乗り出して余裕あり気だったが、途中、木もれ陽が眩しかったのか、それ以降ケースの中からソワソワと空を見るようになっていた。
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    病院は祝日だからか混んでいて1時間待ち。

    【体重】5.8Kg

    増えた。この2週間の平均摂取カロリーは224kcal/日だった。ちなみに昨年2月から今年1月末までの1年間の総摂取カロリーも出してみた(暇)ら、74,389kcalだった。平均すると203.8kcal/日ということになる。1年のあいだにいろいろ浮き沈みはあったものの今の体重が1年前とほぼ変わらないということを考えると、モイはだいたい1日200kcalほど摂っていれば体重維持できるということかな。
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    1年強の体重山脈と摂取カロリーの森。茶色は強制給餌していた期間、青は抗がん剤投与した日。森にくぼみがあるのは通院日だったりする。

    【超音波検査】

    やっぱり今日もエコーで見る限り病巣は同じ状態。抗がん剤を休薬して2ヶ月が経ったけど、とりあえず維持はできている。すごいし、これは本当にうれしい。少し前にテレビで丸山ワクチンのドキュメントをやっていたけど、この共存している感じはこのワクチンのおかげかもなあと思えた。
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    【血液検査】
    • BUN(尿素窒素)  34.4(前回 38.4)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
    • CRE(クレアチニン)  2.1(前回   1.6)(基準値 0.8~1.8mg/dL)
    前回は腎臓の値が改善していた。ここのところロイヤルカナンの「腎臓サポートスペシャル」をメインに食べているし、抗がん剤を休薬して調子も良さそうなのでさらに改善してるかもと期待していたけど、また少しクレアチニンが上がってしまった。尿素窒素は今日は朝ご飯を抜いて(8時間開いて)いたから少しだけよくなったのかな。

    話がそれますが、「2年後には猫の寿命が倍になっている?」という記事がYaHoo!ニュースに上がっていた。猫に足りないAIMたんぱく質を人為的に投与すれば腎機能改善が期待されるということみたい。愛猫と30年暮らす時代が来るのかなあ。メモメモ。

    • WBC(白血球総数)5400(前回 5500)(基準値 5500~19500μl)
    • 分葉好中球     2700(前回 2970)(基準値 2500~12500μl)
    • リンパ球      2200(前回 2255)(基準値 1500~7000μl)
     白血球の値もまた少し後退してしまった。前回やっと少し上向きになっていて、この2週間ストレスフリーに過ごし、毛並もよくなってきたし、もっと上がっているはずと思ったんだけどなあ。なんでまた減ってしまったんだろう。先生曰く「元々、白血球のベースラインが低い犬猫はたまにいます。そのこと自体は問題はありませんが、抗がん剤投与やいざという時にやはりネックになる可能性はあります。」とのこと。近医で去勢手術した生後7ヶ月の時点でも白血球が5000μlだったので、モイもベースラインはあまり高くないのかもしれない。むしろそんなモイが昨年ドキソルビシン他いくつかの抗がん剤によく耐えられたなあと思う。
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    【免疫細胞療法】
    そして13回目となる免疫細胞療法の採血を鎮静下で行うためモイを預けいつもの街で待機。IMG_1018

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    培養しているのはαβT細胞というもので、この「からだの免疫キャラクター図鑑」でいうキラーT細胞どん、ヘルパーT細胞さまになるのかな。前回あまり増えなかったけど、今回のはどうかなあ。2週間後に期待しよう。
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    あと、この本、「猫の精神世界がわかる本」、まだ最初の方しか読んでないけどいろいろ勉強になりそう。全愛猫家におすすめ。
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    もう猫のことにしかこの1年お金を使ってない。
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    昨年の2月はモイのリンパ腫がどんどん大きくなってお手上げになりかけていた時期。本当に辛く長い長い2月と3月だった。それを思えば今はもう天国のように穏やかな日々。リビングでくつろぐモイ。腫瘍が大人しくさえしていてくれたら、ずっとこのままでもいい。
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    お約束、帰宅時のウニナースチェック






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    陽のあたらない場所には一週間前に降った雪のなごり。この通院路でいろんな景色を見てきたモイ。でも助手席にいるモイに「四季折々で楽しいね。」とかける声は空元気で、行きの車内はいつも緊張感が漂っている。
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    最後の抗がん剤投与から50日近く経過していて、今年に入ってまだ積極的な治療はしていない。この2週間、家でのモイはすごく元気で今朝もウニと楽しそうに追いかけっこをしていた。皮肉なもので通院や治療の間隔が開けば開くほど調子がよくなっていくように見え、その元気がいつも通院する日の朝にピークになる。ひとつ前の記事に書いたように、元気な姿を見て「たった今、モイ、寛解しました!」「モイ絶賛寛解中!」なんて冗談をいい合う日々が、夢なら覚めないでという思い、そしていつかまた現実にしたいという思いでいつも病院へ向っている。
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    【体重】5.72Kg

    家で統計をとっているこの2週間の平均摂取カロリーは222kcal/日だった。最近、ロイヤルカナンの「腎臓サポートスペシャル」がメインになっている割にはしっかり摂れている。

    【超音波検査】

    腎臓、腸管とも変化なし。腎臓は綺麗で、腸管には厚さ4mmほどの黒い影。そして前回指摘されすごく気になっていた腸間膜リンパ節の黒い影は、今日は確認できなかった。ホッとした。先生曰く「リンパ節はその付近のちょっとした炎症などで1日単位で変化するような場所なので、前回、軽い腸炎が起きていたのかもしれないですね」とのこと。それにしても、昨秋のように2週間おきにずっと抗がん剤を投与していても、今回のようにひと月半開いても、病巣に変化がないということは、安堵と同時に、じゃもう抗がん剤止めていいのかも、という気持ちが俄然芽生えてくる。

    【血液検査】
    • BUN(尿素窒素)  38.4(前回 32.5)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
    • CRE(クレアチニン)  1.6(前回   2.0)(基準値 0.8~1.8mg/dL)
    クレアチニンの値が劇的に改善した。腎臓は治ることはないと言われているけれど、これはうれしい!尿素窒素の値が高かったのは今朝は絶食してこなかったからかもしれない。
    • WBC(白血球総数)5500(前回 3700)(基準値 5500~19500μl)
    • 分葉好中球     2970(前回 1900)(基準値 2500~12500μl)
    • リンパ球      2255(前回 1600)(基準値 1500~7000μl)
    白血球もまだ少なめだけれどようやく基準値内に戻ってきた。一番恐れていたのは白血球が戻らないうちにがん細胞が活発になってしまうという状況でそうなると打つ手がなく八方塞がりになってしまうのだけれど、とりあえず維持病変のまま血液がいい状態になりつつあるのでホッとした。
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    【免疫細胞療法】

    2週間培養したモイのリンパ球を点滴で戻すので、またしばしモイを預けいつもの街で待機。エコーや血液検査の結果がよくてもモイを置いて病院を出る瞬間はいつも胸が締め付けられる。夕方、迎えに行くと、奥の処置室からモイの激しく抵抗し威嚇する鳴き声が何度か聞こえてきた。ここ数回は僕らが行く前にキャリーケースに戻されていることが多かったのでそれを聞くことはなかったが、今日は病院が混んでいたのできっと間に合わなかったのだろう。先生に先に会うと、あの奥から聞こえてくる鳴き声の事に触れ、「今、カテーテルを抜いて止血の確認をしてますので」と少し苦笑いの先生。暗黙のうちにモイが怒りっぽいということになっている。その作業や本当は全ての処置に立ち会えたらなといつも思う。家族が近くにいた方が絶対にモイは安心するし、緊張やストレスも軽減されるはず。先代のマルオみたいに診察中のストレスから心肺停止になってしまうのだけは絶対に避けたい。

    12回目の培養、今日のリンパ球は増えきれておらず、2000万個だった。最初にやった時1900万個だったので、ワースト2の記録。前回3億5千万個とベストだったが、その前は6000万個と振るわなかったし、ここのところ波が出てきたようだ。先生は「白血球が少し減っていることが影響しているのかもしれません」と言うが、詳しい因果関係は分からないそうだ。

    「もし免疫細胞療法をやらなかったら、血液検査での白血球の値はもっと下がっていると考えられますか?」と質問してみた。

    「正直なところ、分からない、というのが答えです。過去に免疫療法をやった方々がそれを止めても白血球がガクっと下がったということはなかったし、逆に免疫療法をやっているから白血球がグンと増えるということもなかったと思います。ただ細かく言うと、活性化したリンパ球は免疫を刺激するサイトカインというシグナルを出していますから、それによって骨髄が刺激されるということはもちろんあります。つまりそによって白血球の底上げに貢献している可能性もあります。」と先生。

    なるほど、今回2000万個と数は少なかったけど、活性化したリンパ球はサイトカインを出すわけだから、それで少しでもモイの免疫を高めてほしい。それが免疫細胞療法をやっている意味だからね。
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    モイおつかれさま。今日も怒ったねえ。それもプラス思考でモイの免疫力になってると思うことにするよ。
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    ウニもお留守番ありがとう。

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    モイはすっかりお姉さんの言葉を理解したのだろう。カーナビの音声ガイダンスが喋り出す度にキャリーケースから顔を出し「ニャ〜」と返事をする、最近のモイの通院時の楽しみだ。毎週月曜日に通るこの並木道も今年は今日で見納め。来週はお休みさせてもらうことにした。
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    【体重】5.66kg(80g減)
    この一週間はかなり食欲が落ちてしまったので仕方ない。でも昨日は「オリジン6フィッシュ」だけで286kcalも食べてくれたので、しばらくこのペースが続けば体重自体は少し持ちなおしてくれると思う。問題はウンチで、今朝のはまだ軟らかくなかったけれど、今後どうなるか。腎臓への負荷も気になる。また「腎ケアBPレーベル」を食べてくれるといいんだけど。なんで急に飽きちゃうかなあ。

    【超音波検査】
    今年最後のエコーもやっぱり大きな変化はなく、腎臓は左右とも綺麗で、回腸の一部のいつもの場所は少しだけ5層構造が崩れ黒く厚い影に見えた。でも先週よりは1mmほど薄いようだ。進行していないだけでもすごいと思おう。ハイグレード型のリンパ腫なのにこの半年ずっと維持病変なんだから。7月末に一旦病巣が確認できなくなって寛解状態に入り、またすぐ2週間後には黒い影が出現してしまったけれど、あれは「再燃」したというよりは、常に増減している腫瘍細胞がたまたまあの週だけ見えなくなったという感じなんだろうな、きっと。

    【血液検査】
    • BUN(尿素窒素)  29.7(前回 34.7)
    • CRE(クレアチニン)  2.0(前回   1.9)
    この数日オシッコの回数が増えているので念のため腎臓の値だけ血液検査をしてもらった。結果はそう悪くなかった。今日は10時間絶食して行ったからか、BUNの値は正常値まで下がっていた。やはり直前の食事の影響がダイレクトに出ているようだ。CREは0.1ポイント上がってしまったけれど、昨日大量に食べた「オリジン」の影響も少しあるのかもしれない。
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    【免疫細胞療法】
    そして11回目の免疫細胞療法。2週間培養してもらったリンパ球を点滴で戻すためモイを預け、またいつもの街で4時間待機。今年は自宅の最寄り駅周辺より、完全にこっちの街にいる時間の方が長い。冬至も近く夕方迎えに行く頃にはもう街が赤く染まっていた。

    今回のリンパ球は過去最高に増えた。3億5千万個!!10倍したら流行語になりそうな数だ。前回6千万個と振るわなかったけれど、やはり原因はよく分からず、そんな時もあるでしょう、ということみたい。過去最多のリンパ球ソルジャーを迎え入れたモイ。また兵士達が持ち場につくまで今夜は微熱が出るかもしれないが、明日か遅くても明後日にはきっと元気になってくれるはず。

    本来なら来週はまた抗がん剤クロラムブシルの予定だけれど、毎週の通院、2週に1度の抗がん剤でモイの免疫力が少し落ちてきているような気がする。白血球の値が戻りきらず少しずつ減っているのも関係があるだろう。なので、来週はお休みさせてもらい、ゆっくり年越しさせてもらうことにした(もし来週25日に抗がん剤を投与すると、副作用で一番元気がなくなるのがちょうど元旦あたりになってしまう) 。一週休みにすることが吉と出るか凶と出るかは先生にも誰にも分からないけれど、ゆっくり過ごす年末年始も決してモイの身体のためにも悪くないと思う。ここはそう信じるしかない。
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    モイが大好きだった看護師さんが年内で職場を離れられるそうで、寂しそうに看護師さんを見上げるモイ。
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    そんなわけで今年は56回の通院をしたモイ。本当によくがんばった!
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    この調子でまた来年も一緒にがんばろうな。ひとまずクリスマスとお正月はゆっくり楽しく家族で過ごそう。
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    腎臓のための毎日の皮下輸液は欠かせない。このシリンジ1日2本で三が日までに全て使いきる計算。

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    ウニも毎週のお留守番がんばったね!帰宅後のキャリーチェックもありがとね!

    モイが生まれて986日目の記録でした。

    昨夜は眠りが浅かった。今年最初の3ヶ月は悪夢を見ない夜はほぼなかったけれど、久しぶりにそんな寝苦しさ。スーパームーンとやらが何か悪さをしているのか。12月に入って初めての通院。東京の紅葉は散りはじめ冬を迎えようとしている。
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    今日は11回目となる免疫細胞療法のための採血。鎮静剤を使っての採血なので昨夜から絶食中のモイは行きの車では元気がない。ここ3週ほどはまたキャリーバッグからあまり顔を出さなくなった。
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    【体重】5.7kg(100g減)

    そしていつものエコーから。

    【超音波検査】
    腎臓は変らず問題なさそう。もう毎週のことなので先生も診る速度がどんどん上がっている。今日は腸を診る時間もかなり短かった。つまりすぐに腸管の黒い影が見つかってしまう状態。先週より少しポコっと出っ張って分厚くなっているように見えた。画面上の定規で測ると5.3mm。先週は3.8mmだったので1.5mmほど厚くなっている。心の中で大きな溜め息をついた。ただ先生は「腸は蠕動運動してますので見るタイミングによっても変わってきますし、過去の流れからしてある程度の変化はあるのでその範囲内で維持、と考えます。」と。

    このあと鎮静下での処置になるのでモイを預けいつもの街で待機。街に響くクリスマスキャロルがこんなに恨めしく聴こえたことはない。陽気なリズムでイエス様を賛美する余裕など今の自分にはない。俺に罰があたってもいいので、どうか主よ、モイは助けてください。

    4時間待って病院へ。採血時についでにやってもらった血液検査の結果を聞く(仕組みはよく分からないが、腎臓の値だけであれば免疫細胞療法用に採った血で検査できるらしいけど、白血球の値もとなると別にもうひと針、注射器を使う必要があるらしい。でも先週白血球が少なめの状態で抗がん剤を投与し実はこの一週間あまり食欲が上がりきらず気になっていたのでやってもらった)。

    【血液検査】
    • BUN(尿素窒素)  30.8(前回 39.6)
    • CRE(クレアチニン)  2.1(前回   2.5)
    先週悪化していた腎臓の値はまた改善傾向に。今日は半日絶食後の検査だったから、その影響もあるのかもしれない。一週間のトータル食事量なども関係あるのかなあ。
    • WBC(白血球総数)3400(前回 5900)
    • 分葉好中球     1870(前回 3068)
    • リンパ球      1122(前回 2360)
    白血球は抗がん剤から一週間後ということでやはりかなり少なかった。来週までにはまたある程度増えてくれるとは思うけれど、今のプロトコールだとこのタイミングで免疫細胞療法用のリンパ球を採血するので、なんだか心もとない。
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    帰宅途中のモイ。
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    鎮静剤が抜けきっていないので瞳孔が開いている。そして今日はなんだかキョロキョロと落ち着きがない。薬から覚め切らない状態を見るのは本当にツラい。
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    ただ帰宅後は以前みたいにボーっとすることはなくなった。ここ3回は立ち直りが早い。先生によると鎮静剤も拮抗剤も種類や量は変えていないということだけど、なんだろ、鎮静剤の耐性なんてものもあるのかな。

    今日は腎臓の値以外あまりいい結果ではなかったけれど、決して抗がん剤への耐性がついてもう効かなくなってきたとは考えずに「こんな日もあるさ」と前向きに考える力を持ちたい。紅葉は赤く燃えつきてもモイはまだまだ燃え尽きないからね。


     

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    深まる紅葉を眺めながらのドライブを楽しみにしていたけれど生憎の曇り空。紅葉も見頃を過ぎたのか少し落ち着いた色合いになっていた。
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    今日は2週間かけて培養し活性化させたリンパ球を戻すための通院。いつものように体重測定とエコーから。

    【体重】5.68kg
    また増えた。冬に備えこの調子で5.7か5.8くらいまで増えてもいいよ。モフモフのモイを見るとうれしくなる。

    【超音波検査】
    今日も腎臓は綺麗で、腸には腫瘍と思われるほんの少しの黒い影。影はプローブをあてる角度によってはあまり見えない感じだった。「なんか今日はいつもよりちょっと綺麗に見えますねえ」とうっすら笑みを浮かべながらも一生懸命に影が見える角度を探し出し静止画像で厚みを測る先生。意地悪に感じてしまうけど、病巣を見落とされるよりはいいのだろうと信じている。

    リンパ球は点滴で時間をかけて戻すのでまたいつもの街で待機。今日は4時間。リンパ球を戻す際は鎮静剤を使わず、シラフの状態でカテーテルをさされ、入院室にあるいくつかのケージのひとつに多分入れられているだろうモイにとって、この4時間はどんな時間なんだろう。がんばってるなあ、モイ。

    夕方迎えに行く。

    免疫細胞療法は通算10回目だったが、今日は6000万個とあまり増えていなかった。初回に1900万個と増えきれなかった以外は2回目以降かならず億単位に増えていたのだけど、どうしたんだろう。「体調がものすごく悪いと増えないこともあるのですが、今むしろ体調はいい方ですし、今回あまり増えなかったことにとくに大きな意味はないと思います。リンパ球も生きている細胞ですし波もあるでしょう。」と先生。
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    自分で作ったエクセルの表

    通常は1億個が目安で2億個になったら増えたなあという印象らしい。そういう意味で今回は平均以下だったわけだけど、よし、ここはポジティブに捉えて、リンパ球ソルジャーの精鋭部隊が6000万個揃ったという解釈にしよう。そうだ、そうに違いない。
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    いつもリンパ球を戻した日は微熱が出るのか鼻を赤くしダルそうにしているモイだけれど今夜は数が少ないから発熱もないといいなあ。
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    おかえりお兄ちゃん
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    帰宅後のキャリーバッグチェックをかかさないウニナース
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    早く遊ぼ




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