moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 免疫細胞療法(活性化リンパ球療法)



モイのリンパ球、今回は3億1千万個に増えてました!自己記録更新だモイ!

素朴な疑問として、この免疫細胞療法(CAT療法)で培養したリンパ球(αβTリンパ球)と、いつも血液検査で測っている白血球の中のリンパ球は違うものなのか先生に聞いてみた。というのは、今日の血液検査でも白血球はかなり少なかったからだ(ここのところずっと少なめ)。

先生曰く「同じタイプのものも含まれていますが、培養して活性化させたリンパ球は免疫シグナルというものを持っていますから、血管に戻すと病巣のある組織の方へ染み出していきます。いつまでも血管を巡っているわけではありません。なので、そのあと血液検査をしても必ずしも白血球のリンパ球の値がすごく増えているというわけではないです」だそうだ。

ふむふむ、じゃ今頃また3億1千万個のリンパ球兵士達が免疫シグナルを携えて病巣のある場所に出陣しているわけだな。

ちなみに「リンパ球 がん細胞 攻撃 動画」などで検索すると、実際にリンパ球ががん細胞をやっつけているところを顕微鏡で見たような動画がたくさんヒットしますので、興味のある方、苦手でない方は見てみて下さい。



3日間で腎数値は少し改善したものの、BUN46.3 CRE2.5とまだ基準値より高い。上昇しだした時期とドライフードを変えガツガツ食べだした時期が重なるのを受けて、「餌に含まれるタンパク質で尿素窒素だけでなくクレアチニンも上がってしまうことがあります。ツナ缶、まぐろの筋肉に含まれるクレアチニンが猫の測定系に干渉してそのまま血液検査の値に出たという調査結果も過去にありました」と先生。おーっ、多尿になったわけでもないし、エコー上は腎臓もキレイだから、それが原因だとかなりガッテンがいくなあ。

それを検証するためにはご飯を変えてみる必要がある。がんは炭水化物を栄養とし脂肪は利用できないとされているので、がんの栄養学的には「低炭水化物」「高脂肪」「良質のタンパク質を適量」が良いとされているが、腎臓をケアするためには「低タンパク質」が望ましく、そのため市販のものは「高炭水化物」なものが多い。反対なんだよなあ。むむ、どうしたものか。「複数の疾患がある場合、どちらがQOLに与える影響が大きいかで優先度を決める」という意見をペット栄養管理士の方からいただいた。 



モイ32回目の通院。今日はエコー検査と鎮静下でリンパ球採血を。


先ずエコー。腎臓は相変わらず異常なし。前回の検査で違和感があった(新たに見つかった)小腸と大腸の繋ぎ目のところも問題がなかった。すごくホッとした。リンパ腫であれば無治療で簡単に無くなるものではないので、一過性の炎症が影として映っていたのだろうと。

問題はずっとある腸の黒い影で、今日もしぶとく映っていた。かなり小さくはなっているもののひと月近くわずかながらずっと同じところに停滞している。「こんなに長いこと維持された状態が続くことってあるんですか?」と先生に聞いてみたらこんな見解が返ってきた。

「実際にこの影が腫瘍細胞か、腫瘍細胞がなくなった後、修復するためにコラーゲンが入り込み線維化されたものが映っているのかは組織検査、しかも全層生検をしないとはっきりしません。全層生検は開腹が必要なため現実的ではなく、やる必要もないでしょう。例えば1ヶ月ほど休薬しても大きさが全く変わらないとなった場合は、線維化である可能性も高いと思います。」

難しい言葉も多いけれど、つまりもうがんは無くなっている可能性もあるということみたい!

勝手に夢に見ていた展開は、ある日の検査で黒い影がまったく映ってなくて、「完全寛解しましたね!」と先生がニヤっと笑みを浮かべ、病院を出た瞬間にバンザーイと妻と抱き合い、喜び勇んでここで報告して、応援してくれた皆さんから「おめでとう!」のコメントが1万件くらい寄せられ、共に闘ってくれた同志と「寛解、カンパーイ!」と祝杯をあげる、というものだったけれど、どうやら実際の癌治療というものは、そんなに華々しい瞬間が簡単に訪れるわけではなく、何年も何年もかけて少しずつ完治に向け歩んでいき、闘病生活の中に日々の小さな喜びを見つけ、それを積み重ねていくことなのかもしれない、と思いました。

これからの課題は抗がん剤治療をいつまで続けるか。「猫の、とくにリンパ腫の、抗がん治療はどこで止めるか、はっきりとした指針がまだ確立されていません。」「一般的なプロトコールでは寛解状態であれば半年を目処に休薬する場合も多いが、間隔を開けてさらに抗がん剤を続ける維持療法や、例えば、免疫細胞療法と丸山ワクチンだけを続けておくという選択肢もあるでしょう。」「ちょうどもう少しで半年ですし、ドキソルビシンの投薬上限である残り1回までは投与しておき、その時点の様子でその先どうするか検討することをお薦めします。」というのが主治医の意見でした。

おかげさまでモイは今かなりいい状態を維持できています。まだまだ先は長いですがモイと一緒に生活できる一瞬一瞬に感謝しながらこれからもがんばっていきたいと思います。

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写真は1枚目のみ病院への往路で、残りは帰路と帰宅後。鎮静剤が抜けきっていないので少しぼーっとしたモイはそれはそれで可愛く、何よりウニと一緒にのんびり寄り添ってくれているのがいい!


35億、ウソ、3億個に増えた免疫細胞リンパ球が1日かけてモイの身体に馴染んできたようだ(いつも戻した直後は少しだけダルそうにしている。通院疲れもあるのかも)。今日はご覧のように元気にウニと遊んでます。ウニも兄ちゃんが元気になるとすぐにちょっかいを出しはじめ、モイも負けじと応戦し、取っ組み合いが始まる。少しハラハラするけれど、こんな景色が見られるのも幸せのひとつ。ちなみに怒ると(興奮すると)リンパ球は増えて、ストレス下では減るのだそうです。

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映像は途中から早回しです。



今日は2週間ぶりの通院日。夕方迎えに行くまでまたこの町で待機。モイが元気で帰ってくることがウニへの何よりの誕生日プレゼントになるから、頼んだよ、モイ!

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モイ、28回目の通院。28回のうち超音波検査(エコー)をしてもらったのは22回なので、ほぼ毎回のようにハラハラしながらモイのお腹の画像を見ていることになる。最近は必ず立ち会わせてもらっているのだけど、最初に機器をあてる右の腎臓が画面に映し出されるまで本当にドキドキする。先々週なくなった黒い影がもしもまた現れていたらどうしようと。結果、大丈夫でした。腎臓は左右とも無くなったままでした。やった。


今日の腸管は「ウンチが溜まっていて評価しにくい」とのこと(笑)。いつも見ている腸管がウンチで膨らんで見えていた。ただ、病的なところはそこが硬くなるので、ウンチが来ても伸びないが、腸が伸びて膨らんでみえるということは、健康な腸管に戻ってきていると捉えることができるようだ。とりあえず後退はしてませんでした。よかった。

そして今日は、2週間培養したリンパ球を戻した。4回目にして今までで一番多い3億個に増えていた!!先生曰く「普通は抗がん剤治療と平行してやっていると、だんだんリンパ球も増えなくなるものですが、モイちゃんの場合は、若いということもあるでしょう、あと病巣が制御できているので免疫細胞の状態もいいのでしょうね」とのこと。よしよし。今度の今度こそ、この3億個の兵士たちが完全に悪いのを追い払ってくれると期待したい。本当にもう一息なのだ。

もしも今日「完全寛解しましたね」という言葉が聞ければ、ウニや嫁への最高の誕生日プレゼントになったのだけど、さすがにそこまでドラマチックにはいかなかった。でもモイ本当にがんばってる。あとちょい。



帰路、キャリーケースの中でモイ座りしているモイ

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1歳になっても帰宅後のお約束をかかさないウニ。



モイ帰宅しました。黒い影、あとほんの少しなんだよなあ。右腎臓は1.1mm、左腎臓は1.2mm、腸管の周りは3~4mm。この一週間は、爪を剥がし流血、抗生剤があわず血を吐くほどの嘔吐、食欲があがらず体重減(今日現在また5.18kgまで減ってしまった涙)、おまけに今朝、病院に行く直前にも嘔吐(胃液と少しの毛玉)と、いろいろあったので、エコーを見るまでちょっと不安だったのだけど、それでも病巣は先週よりしっかりまた小さくなっていました。先週の抗がん剤クロラムブシルも効果があったんだと思います。


3回目になる免疫細胞療法、今回はリンパ球、1億9千万個まで増えていました。前回の2億3千万個には及びませんでしたが、それでも目標値の1億個より2倍近く増えてくれたので良い方でしょう。今日、時間をかけ体内に戻した戦士たちよ、一晩かけ所定の位置についたら明日以降がんばってくれたまえ!元々モイの自己免疫細胞なわけだから、よろしく頼むよ!

気になるのはこの2週間ほど食欲がなかなか上がってくれず体重が減っていること。ビニールをペロペロする癖が治らないので多分ずっと微妙に気持ち悪いんだと思う。今朝の嘔吐も気になる。先生も体力が落ちると免疫力も下がるので癌と闘う力も落ちてくると言っていた。

モイが一番調子がよかった3月下旬は一週病院へ行かない時があった。このところは毎週通院しているのでそれも体力が落ちている原因かもしれないと思い、どこかで一週休むことは出来ないかと相談した。今、

  • 1週目、ドキソルビシン、リンパ球採血
  • 2週目、メソトレキセートorクロラムブシル
  • 3週目、リンパ球戻し
のローテーションなのを、
  • 1週目、ドキソルビシン、リンパ球採血
  • 2週目、お休み
  • 3週目、メソトレキセートorクロラムブシル
  • 4週目、リンパ球戻し
とするのだ。
リンパ球の培養は3週間くらいまでは持つようなので、これでも問題ないが、この場合の欠点は、ドキソルビシンの効果をその一週間後に確認できなくなること。2週間後にエコーで確認した時に、効いている分には問題ないわけだが、もしも腫瘍が大きくなっていた時に、それが、一旦効いたけど2週開いたからまた大きくなりだしたのか、それとも、もう最初から効かなくなったのか、判断ができなくなるのだ。
これを回避する中間策として2週目にエコーだけ確認しに行くというのもあるにはあるが。ひとまず現時点では抗がん剤を2週以上開けない方がいいでしょうという先生の意見で来週のドキソルビシンはよっぽどのことがなければ投与する予定に。モイの食欲や体力がこれから一週間でまた戻ってくれたらいいのだけれど。


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院へ向かう際のふてくされたモイ。モイには悪いけどこうやって感情表現ができているだけでもパパはうれしいよ。モイ、あとひといき、がんばろう!!

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帰路

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ウニのお約束

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帰宅後のモイ座



日中は強い雨で気圧が下がっていたからか、ずっと寝ていたモイ。昨日戻したリンパ球が体内で居場所を探して落ち着くまで体力を温存していたのかもしれない。夜になってやっと少し元気が出てきたが、先週の抗がん剤メソトレキセート投与以降やや食欲が落ちているのも気になるところ。



リンパ腫の闘病生活が始まって通算20回目となるモイの通院。自分だけで医師に相談に行った回数もその半分近くあるのでこの3ヶ月で3日に1度は病院通いしている計算になる。


今日は2回目の免疫細胞療法、培養したリンパ球を戻しに行った。初回は1200万個と理想の10分の1程度にしか増えていなかったが、今回は先生が培地を覗いた時から肉眼で分かるほど増えていたそうで(培養液にモヤがかかって見えるのだそう)、先生もテンションが上がったそうだ。その数、2億3千万個。戻したリンパ球たちは1日ほどかけて体内で自分の居場所を探すらしい。効き目は2日後くらいから出ることが多いとのこと。がんばれモイのリンパ球、モイの免疫力。

エコー検査で見る病巣もさらに小さくなっていた。左右の腎臓、腸の周りとも1つずつ残っている感じで、どの角度から見ても一辺1cmに満たないくらいの影。厚さは4~5mmだろうか。4日前に初めて投与した抗がん剤メソトレキセートも少なからず仕事をしてくれたと考えていいのだろう。

ただ、うれしいニュースばかりではない。これまで何度となく注射針を刺してきたのでモイの前足の血管が硬化して徐々に見えづらくなっているらしい。後ろ足はまだ大丈夫なようだが、身体の構造上、後ろ足は動くとカテーテルが抜けるリスクが高いそうで、ドキソルビシン系の危険な薬は鎮静を深くかけるなどより慎重に打つ必要が出てくる。

もう1点、今1番効果をあげていると思われるそのドキソルビシンも投与できる上限回数まであと数回。抗がん剤は効く時は劇的に効いて一週間で病巣が見えなくなることもあるそうだが、残念ながらモイはまだそういう抗がん剤に出あっておらず、回数を重ねることで追い込んでいくしかない。合わせて、免疫療法、丸山ワクチン、サプリの併用など、統合医療でなんとか今のこの縮小傾向を導いていると思うが、この先、減っていく抗がん剤の選択肢、使用限度、血管の状態、グルカン系のサプリも効かなくなるタイミングがあるらしい、モイの体力や精神力、それと腫瘍が消えるのと、どっちが早いか、ぎりぎりの攻防戦になっていくということなのか。

今日の血液検査で腎臓は正常値に戻っていたが、白血球は実は今までで1番少なく正常値を割り込んでいた。それはメソトレキセートの副作用で骨髄抑制が起きているからで来週には戻っているでしょう、とのことだったが、一週間後にはまた4回目となるドキソルビシンを投与する予定だ。なかなかモイにはハードな思いをさせているけれど、先ずは今日戻した230,000,000個のリンパ球が明日以降モイの免疫力を凄まじいほどに高めてくれることを期待したい。

モイ、がんばろうね!


モイ復調!!

体重こそまだ900g落ちたままですが、昨年までの元気だった頃とほぼ見分けのつかないモイがここに居ます。ロフトやスタジオに身を潜めることもほとんどなくなって、リビングでのんびりグルーミングをし、時よりウニと戯れて、おやつをねだる時は尻尾をピンと立て「ゴロニャ〜」と鳴き、自らドライをカリカリと食べるモイ。免疫細胞療法で17日にリンパ球を戻した直後はほとんど変化がなく、むしろぐったりしている感じだったので効果がなかったのかなと思っていたのですが、たまたまなのか21日の食欲増進剤を飲ませた後にスイッチが入ったように元気になりだし、今日はとくに持ち直している感じです。モイの中で何が起きているのだろう。こんなに元気だと15日にエコー検査した時よりさらに腫瘍が小さくなっているんじゃないかと期待しますが、2月頭に同じような状況で一度裏切られたので過度な期待はしないことにしています。明日、免疫細胞療法の病院で今後の治療方針などを相談する予定です。でも、ほんとにうれしい。これが夢なら永遠に覚めないでほしい。



ウニの動きが今の近藤家の気持ちを代弁しています。

 



病院まで30分のドライブ。モイは今頃、培養したリンパ球を点滴で戻している最中です。16時まで近くのスーパーマーケットをそわそわ歩き回っている夫婦がいたら、それがモイパパモイママです。




「お兄ちゃん、おつかれさま。これ、どうぞ!」

培養したリンパ球を体内に戻しモイ帰宅しました。帰るなりいきなりドライとフィリックスをけっこう食べて、水もがぶがぶ飲んで、今はまったりくつろいでます。今夜はさすがに疲れるだろうけど、明日から元気になってくれたらいいなあ。

 

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