moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 腎臓

2週間前に採血し、元号をまたいで培養してもらったリンパ球を戻すため通院。
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往路のモイ
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新緑や並走する車、待ちゆく人々を観察する余裕のある表情

それでもやっぱり僕も妻も通院数日前からソワソワしだし、車中ではいまだに内心ドキドキしている。お気づきのようにこの4月から通院日が主治医のシフトの関係で月曜日から日曜日に変更になった。「土曜日のセレナーデ」という曲もいずれできるかもしれない。

今日は超音波検査も血液検査もパスされそうになる。ここのところの経過が安定していることの裏返しなのでうれしいことだけれど、この2週間、皮下輸液の量をさらに減らして60mlを4日に1回だけ(丸山ワクチンA剤を打つ時にシリンジに混ぜている)にしたので、念のため腎数値だけみてもらう。IMG_8654
血液検査用にとられる血ももったいない気もするけど、、

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  33.7(前回 32.3)(前々回 32.1)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.80(前回 1.78 )(前々回  1.7)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

うーん、少しだけ基準値を越えてしまったが、先生は「このくらいの変動は横ばい」と。輸液の量を2日に1回60mlにしていた時点で「この量だったら輸液はなくしてもほぼ問題ないくらいの量です」と言われていたので、この2週間でさらに輸液の間隔を開けたことと、この数値変動は無関係と捉えているのだろう。次の通院予定は3ヶ月先なので若干不安も残るが、モイの様子を丁寧に観察しながらこのペースで続けていってみようかな。

モイを預け夕方までいつもの街で待機。ショウブと柏餅を購入。

【免疫細胞療法】
通算20回目になるリンパ球の培養。今回はなんと4億8千万まで増えていた。先生もうれしそうに「ここまで増えた子は見たことがない」と笑顔。平成から令和へと時代を越えて活性化されたキラーT細胞。なんだか無敵な気がする。万が一モイの体内にエコーにも映らないほどのリンパ腫が残っていたとしてもこれでトドメをさせるだろう。

人間も含めて動物の体内では毎日のようにがん細胞が生まれているそうだ。ただリンパ球などの免疫細胞が働くおかげで増殖を阻止されるから大事には至らない。しかし、なんらかの原因で免疫力低下がおきたスキにがん細胞が増殖してしまうことがある。

モイは元々白血球が少なめみたいだし、実際にB細胞型リンパ腫を発症したということは、なんらかしらの免疫疾患がある(あった)のだろう。

ここのところ体調もとてもよさそうで元気に暮らしているけれど、ここで気を緩めることなく、やっぱり年始に立てた予定どおり、あと2回、夏と秋に免疫細胞療法をやることにしようかな。できればそれで積極的な治療からは離脱したい。

モイは猫なのに妻と俺に完全に身を委ねているように見える。モイの命は家族で守るからね。

完治への道はまだまだ続く。
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令和でも続くウニナースの帰宅後チェック。毎度おなじような写真が撮れるのもスゴイ。

みんなで菖蒲湯に入ろうか。

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モイ2ヶ月ぶりの通院はリンパ腫発覚から通算80回目。
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そろそろ新緑が映える季節でモイも車窓を楽しんでいた。

先生が開口一番「なんだかすごく久しぶりですねえ」と微笑む。そんな会話ができることがじんわりとうれしい。今日は免疫細胞療法のためのリンパ球採血。年始に立てた予定では今年季節に一度4回に渡り免疫療法をやって年末にはこのような積極的な治療から完全に離脱できたらなあというつもりだった。今回を含めあと3回になるわけだけど、ここ数ヶ月のモイは本当に元気で完全な健康体に見えるので迷ってしまう。半日の絶食、通院、鎮静剤で眠らされ、毛を剃られ、採血され、培養したリンパ球を2週間後にまた通院し数時間かけ点滴で戻すというこの行程が、どれだけモイのプラスになるのか。副作用はないと言われている治療だけれど、むしろストレスでマイナスになるデメリットの方が多いのではないか。朝、ずっしり重くなったモイを抱きかかえながら葛藤する。治療する、しないを選択できること自体、モイが健康になったということの証ではある。あと2回か、どうしようかなあ。

【体重】6.52kg 
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【超音波検査】もう腎臓にも腸管にも影はない。腎臓が綺麗になって1年11ヶ月、腸が綺麗になって約1年。

採血のためモイを預けいつもの街で待機。久しぶりに来ると開発の進みが目に見える駅前。

夕方迎えに行ってから血液検査の結果を聞く。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  32.3(前回 32.1)(前々回 39.4)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.78(前回 1.7 )(前々回  1.7)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

腎数値はほぼ横ばい。ぎりぎり基準値内。機械がアップデートされ小数点の桁が増えたそうだ。
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免疫療法で培養の元となるリンパ球も目視ではまあまあの量が採れたそうだ。2週間培養されるということは、平成から令和へと元号を越えて活性化され免疫シグナルを得るリンパ球よ。次の時代のモイをよろしく頼むよ。
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せっかくフサフサに伸びていた首元の毛がまた剃られている。IMG_6713
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2年前、モイの食欲がなく強制給餌をしたりフードの種類に悪戦苦闘していた頃、唯一モイがガツガツ食べてくれたオリジンの6フィッシュを買いだめして真空パックしていた。結局封を開ける機会もなく賞味期限が過ぎたものがたくさんあったので、お礼を言って処分することに。いろんなことがモイの命をつないでくれたんだなあ。
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ウニナースも健在。

 

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今日3月21日は春分の日、満月、そしてモイの復調記念日として我が家では有名です。2年前の今日、強制給餌した餌さえ吐き出してしまい、徒労感と暗雲が立ち込んだ朝。でもその後に飲ませたペリアクチン(食欲増進)の効きがよく、急にガツガツ食べるようになり、その後劇的にV字回復しだしたのでした。それから一週間後(3月27日)には血液検査でモイとしてはずば抜けて多い白血球数(14400μL)を記録した。あれはなんだったのか、後にも先にもそんなに白血球が増えたことはない。あれから2年、ずっと調子がよいわけではないけれど、夏には寛解し、一年前の春に二度目の寛解をし、今はおかげさまでとても健やかに過ごしています。花粉はツライけど春ってやっぱり生命力がみなぎってくるのかな。
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通院の頻度もぐっと減り、前回2月25日に血液検査と同時にやってもらったSDMA(腎臓の状態をみる検査)の結果も今日まで聞きそびれていたりして、最近は少し油断しているかもしれない。足をすくわれないようにしなければ。
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電話で聞いたSDMA値は「10」。基準値は0~14。初めて検査した2017年7月が「13」、2018年3月が「15」だった。今回1年ぶりだったが数値上はかなり改善している。悪くなったら元に戻らないとされている腎臓の値がこれだけ上向きになるなんて、モイはやっぱり奇跡の猫だな!日々のアゾディルや皮下輸液のおかげさまだ。
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それから2年1ヶ月毎日欠かさず飲んでいるAHCC(αグルカンのサプリ)がネットで品切れしている。今使っている瓶が空になったらひょっとしたらもう継続できなくなるかもしれない。他にもいくつか飲んでいる胃腸の薬やサプリ、丸山ワクチンなど、何がモイをここまで元気にしてくれたのか分からないので、些細なことかもしれないけれど、ちょっとした不安材料に。
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くつろいでヘソ天で寝てる姿はなんとも幸せそう。先日3月の頭に、モイが病気になって以来はじめて夫婦で大阪に一泊だけ外泊したのだけれど、その時の猫番さんが上手に猫じゃらしで遊んでくれたおかげで、それ以来、ウニの前でも遠慮せずに猫じゃらしに戯れるようになった。そしてしばらくするとちゃんとウニに譲って交互に仲良く遊んでいる。追いかけっこも毎日のようにしているし、たまに取っ組み合いになったりもするけれどふたりはとても幸せそう。こんな日がずっとずっと続きますように。
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2年前毎週通院していた頃はちょっと家族が出かけようとするとすぐにベッドの下に隠れていたけれど、最近はそれもなくなってきた。ただ時より着替えている時に何かを察知して警戒する時がある。先日、着替えながらプリンターでコピーをとったらすぐにベッドの下に隠れた。そうか、通院する日は必ず先生に見せる経過観察書をプリントしているから、あのガシャーっていうプリンターの音と通院がモイの中で結びついているんだね。ごめんよ。いずれはそれさえも忘れて、なんの警戒心もなく穏やかに暮らせる日がくるように一緒にがんばろうね。
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モイ、ひと月ぶりの通院。1月中旬から皮下輸液の量を隔日で60mlに減らしていた(1年ほどずっと毎日120mlだった輸液を隔日120mlに減らしたのが昨秋10月半ばのことだったので、今は比較的早いペースで減らしていることになる)ので、腎臓の値が維持できているかチェックしてもらう。

【体重】6.46kg
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【血液検査】
BUN(尿素窒素)  32.1(前回 39.4)(前々回 34.1)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.7(前回 1.7 )(前々回  1.8)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

前回気になっていた尿素窒素の値が少し改善し基準値内に。ホッとした。クレアチニンの値は昨夏までの1年間ずっと2.◯台だったので、少しではあるが明らかに改善しているように見える。やはり昨夏から飲みはじめたアゾディルのおかげと言えそうだ。腎臓は悪くなったら改善することはないと言われているのに、すごいなアゾディル。同じように腎臓を患っている猫や犬にお薦めしたい。

先生曰く「モイちゃんの体重で隔日60mlという輸液の量はほとんど打っていないに等しいので、もっと減らしていってもいいかもしれないですね」とのこと。
  • RBC(赤血球) 707(前回 633)(基準値 550~1000)
  • HCT(ヘマトクリット値) 33.6(前回 29.4)(基準値 24.0~45.0%)
  • HGB(ヘモグロビン濃度) 10.6(前回 9.4)(基準値 8.0~14.0g/dL)
  • WBC(白血球総数)8230(前回 2400)(基準値 5500~19500μl)
  • 分葉好中球     4115(前回 1300)(基準値 2500~12500μl)
  • リンパ球 3703(前回 900)(基準値 1500~7000)
  • PLT(血小板数) 27.1(前回 24.4)(基準値 30~70)
白血球、赤血球などこれらの値は3カ月ぶりに測定してもらった。前回かなり少なくなっていた白血球も基準値内に戻っていて一安心。モイの場合は基本が低めなのは変わりなさそうで、そういう意味では、今後も免疫系の疾患には気をつける必要があるのだろう。
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【超音波検査】
いつものようにエコーも立ち合いで見させてもらった。左右の腎臓が部分寛解して1年9カ月、あの忌まわしい黒い影は一度も見ることがない。

腸にあった原発巣ももはやどこだったか分からない状態で、先生も最近の口癖のように「多分この辺だったんですけどね、もう分かりませんね」と、もう静止画のキャプチャーも撮らない。今日は続けて「すごいですね、もうどれくらいでしたっけ抗がん剤をやめて」と聞かれたので、「1年2カ月です」と答えると、クールな表情にキラッと笑みを浮かべ「うん、順調ですね!」と。先生の表情が和らぐことでこっちの気持ちはその100倍は和らぐ。
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次回は4月にラストから3回目の免疫療法の予定。またモイと桜が見ることができそうでうれしい。
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ウニナース、ビュ〜ン


2週間培養したリンパ球を戻しに病院へ。19回目の免疫細胞(活性化リンパ球)療法。
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最近は行きの車でも比較的余裕があるのか車窓を楽しむモイ。

通院時には毎回、先生に前回の通院から今回までの間のモイの日々の記録を表にしたものをプリントして渡している。実は2週間前、闘病生活が丸2年になったのを機に日々の摂取カロリーを細かく計算して出すのは止めた。だいぶ楽になった。ここのところモイの体重はずっと安定しているし、「毎日細かくカロリー計算しなくても体重の増減だけ気にしていればいいですよ。」と先生からも随分前に言われていた。
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【体重】6.5kg

【超音波検査】ナシ
先生から「2週間前にも診ましたし、今日はいいんじゃないでしょうかね」と言われ、超音波検査はやらなかった。心配性としては毎回エコー画像で異変がないか確認したいところではあるのだけれど、この言葉は寛解状態が維持できていることの裏付けでもあるので密かにうれしかった。

この2週間皮下輸液の量をさらに減らしていた。1回60mlで隔日投与。120mlだった時はシリンジを2本使い途中で差し替えなくてはいけなかったので、1本で済むのがどれだけ楽になったことか。それを踏まえての血液検査。

【血液検査】
BUN(尿素窒素)  39.4(前回 34.1)(前々回 28.2)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
CRE(クレアチニン)  1.7(前回 1.8 )(前々回  1.3)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

かろうじて横ばい。BUNが少し高くなったのは今朝おやつとしてドライささみを少し口にして来たからかもしれない。前々回、分院で測定した時だけ値が極端によかった理由を先生に確認するのをまた忘れてしまった。今後も皮下輸液は隔日60mlで進めてみて、その替わり1カ月後にまた血液検査でチェックすることになった。
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リンパ球戻しのためにモイを預けいつもの街で待機。夕方迎えに。

【免疫療法】今回は2億1千万個に増えていたリンパ球。ここ2回ほどやや少なめだったので安心した。あと3回、春と夏と秋に行う予定。
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帰宅後いつものようにキャリーバッグのチェックを欠かさないウニナース。
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病院の匂いをチェックするウニ。
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おつかれさま。


11月末にストレスで突然体調を崩したモイ。消化管アトニーの症状がまた出て嘔吐が続いた。オシッコも少し赤い気がしたのだけれど連れて行った病院では尿がたまっておらず検査が出来なかったので、ウニのペットドックで12月3日に通院した際にモイの尿だけ持っていき一緒に検査してもらった。

ウニのドックの結果は後日報告ということだったのだけれど、実はモイの尿検査の結果で気になる点があるということでその日のうちに報告を受けた。

タンパクが「+++」と記されていた。尿中にタンパクが基準値よりかなり多く検出されたそうだ。先生曰く「尿の濃度自体がかなり高いので単純に濃いオシッコだからタンパクも多いのであれば問題はないのですが、そうでない場合は蛋白漏出性腎症という腎障害の一種が懸念されます。外部検査で調べればすぐに分かるので発注をかけてみますね。」と。

帰宅後、すぐに蛋白漏出性腎症をネット検索しザワザワする。モイはほんと一難去ってまた一難だよなあ、と。

12月17日、ウニのペットドックの結果を聞きに行った際にモイの尿検査の結果も聞く。調べてもらったのは尿中のタンパクとクレアチニンの比率でこれによって問題アリなのかナシなのかが分かるのだそうだ。
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  • 尿中タンパク 21.7mg/dl
  • 尿中クレアチニン 498.5mg/dl
  • UPC 0.04 (参考値0-0.4)
結果、問題なかった。表の見方が分からなかったので説明を聞いている途中もハラハラしたのだけれど、最終的に先生の口から「問題なかったです」と聞いってすごくホッとした。

この日はウニの結果もなんの問題もなかったし、すごく心が晴れた日になった。ライブの翌日だったし通院から帰宅した後に爆睡したことは言うまでもない。

毎年この時期になると近くの大学で花火が打ち上がる。一昨日のこと、外出先に自宅の妻からLINE。その花火の音にモイがびっくりしてベッドの下に隠れ、しかもそこで胃液を吐いた、と。心配性なのですぐに用事を切り上げ急いで帰宅。慌てて帰った割にはくつろいだモイが出迎えてくれたけれど、夜遅くにもちょっとした物音にびっくりして背中の毛が逆だった。少し過敏になっているようだ。

その翌日(昨日)、自宅に来客2名。猫の取材。いつもはそこそこ接待上手なモイウニ(猫パンチは挨拶がわり)も、パシャパシャと写真を撮られているうちに少しストレスがたまったのか「ウー」と唸り声をあげ出したモイ。取材は2時間もかからず夕方にはいつもの生活に戻ったが、どうもモイの様子ががおかしく元気がない。朝はいつものようにウニと追いかけっこをしてご飯もしっかり食べていたのに、ずっと丸くなったまま何も食べない。

20時、口をクチャクチャさせた後、嘔吐。消化されドロドロになった餌。臭い。夜中2時と開けて今朝6時と7時にも同じように吐く。全てニオイがきつい。吐糞とまでいかないが腸まで降りて消化されている餌が逆流しているのだろう。結局昨日の正午以降何も食べていない。しかも朝したオシッコが少し濃くオレンジ色に見える。
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あれよあれよと弱っていったので早朝に慌てて病院を予約し10時には主治医の前にいた(前回の通院で今年最後かなと思ったのに)。
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毎度とてつもない不安が頭をよぎりバクバクと心臓が音を立てるほど胸騒ぎしてしまうのは心配性だからだろうか。がんと闘っている人はみな似たような不安といつも背中合わせにあるのかもしれない。

そしてモイにはストレスかもしれないけれど、病院に行くだけで少し安心する自分もいる。いつも冷静にエビデンスベースの診療をしてくれる先生を信頼している。今日は分院の方で少し丁寧に診てくれた。
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【体重】6.44kg

【体温】38.3℃(平熱)

【超音波検査】
腎臓、腸、ひ臓、肝臓、十二指腸、胃などいつもより広範囲に診てもらったが特に異常はなかった。リンパ腫のあった腎臓や回腸の異常がないだけですごくホッとする。ただ、腸の蠕動運動は止まっていた。消化管アトニーという状態で、これが吐きや食欲不振の原因だろうと。吐きが続くことで蠕動運動が止まることが猫にはよくあるらしい。

膀胱にオシッコがあまり溜まっていなかったので尿検査は断念。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  28.2(前回 33.7)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.3(前回   1.9)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • なんと腎臓の値が大きく改善していた!実はここ数日アゾディルを1日2錠に増やしていた。効果テキメン。「4ヶ月ほど継続してきた結果がここに来て出たのか、ここ数日投与量を増やした結果かは分からない」と先生は言うが、どちらにせよ輸液を減らしてもこれだけ改善しているのだからうれしい。このペースでいけば将来的にさらに輸液の量も減らせるかもしれない。
    • ALT(GPT)      136(基準値 18~84U/L)
    肝機能の中でこの値だけ高かったが嘔吐で胃が収縮している側にあった肝臓が影響したもので特に問題はないだろう、と。
    •  LIP(リパーゼ) 27(基準値 ~40U/L)
    すい炎の疑いを調べる値、正常値
    • Na(ナトリウム) 151(基準値 147~156mEq/L)
    • K(カリウム)  3.3(基準値 3.4~4.6mEq/L)
    • Cl (クロール) 112(基準値 107~120mEq/L)
    吐きによるイオンバランス、電解質もほぼ正常値
    • RBC(赤血球) 633(基準値 550~1000)
    • HCT(ヘマトクリット値) 29.4(基準値 24.0~45.0%)
    • HGB(ヘモグロビン濃度) 9.4(基準値 8.0~14.0g/dL)
    • WBC(白血球総数)2400(前回 6240)(基準値 5500~19500μl)
    • 分葉好中球     1300(前回 2950)(基準値 2500~12500μl)
    • リンパ球 900(前回 2680)(基準値 1500~7000)
    • PLT(血小板数) 24.4(基準値 30~70)
    白血球、赤血球など骨髄で造られるこれらの値、気になるのは白血球が今までで一番少ないということ。もともとモイは少なめとは毎回言われるけれどここまで少なかったことはなかった。

    要因として考えられるのはリンパ腫の骨髄への浸潤。ただその場合は、これら全ての値が一斉に下がるらしい。赤血球は正常値だし、血小板も低く見えているけれど問題ないレベルらしく、白血球がここまで少ない原因は分からないが、リンパ腫の骨髄への浸潤という可能性は極めて低いだろう、と先生。

    不安は拭いきれないけれど、「血液検査の結果だけで言えば十分健康体です」という先生の言葉にひとまず身を委ねる。なにしろ腎臓の値が改善したのはよかった。 

    というわけで、昨日からの不調の原因はやはり花火や来客などのイベントが続いたことによる、人間でいう「ストレス性十二指腸炎」のようなものだろうと。

    以前も腸の動きが止まった時に処方されたセレニア(制吐剤)とプリンペラン(腸の動き改善剤)の混合注を3日分もらって帰ってきた。
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    帰宅して夜になってやっと少しだけカリカリを口にしてくれたモイ。最近とても調子がよさそうだったのに、こんなちょっとしたことで弱ってしまうモイはやっぱり脆く儚い存在なのかな。ますます愛おしくなる。
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    今年19回目(リンパ腫になって通算75回目)の通院。実は先週通院し2週間培養したリンパ球を戻す予定だったが、当日の朝に主治医から電話があり「あまり培養が進んていないのでもう一週間、来週まで待ってみませんか」と提案を受けていた。過去にも3週間培養したことが一度だけあったが、その時はスケジュールの都合で計画的にそうしていた。今回のように途中で「あまり増えていないので延期」ということになったのは初めてのこと。

    免疫細胞療法、過去17回のうち培養したリンパ球が1億個に届かなかったことが2回あった。前回も1億1千万個とそれまでに比べるとやや少なかった。わざわざ連絡があるということは今回はかなり少ないのかなあ、少なくとも2週間経った時点ではそうだったということかなあ、などと憶測しながら病院へ。

    最近、家でのモイはウンチをトイレでしてくれない以外はすごく元気で毎日のようにウニと追いかけっこをして一緒にご飯を食べている。あとは一緒に添い寝さえしてくれたら完璧なのになあと昨夜もふたりを眺めていた。
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    今朝の往路、車中でのモイはご機嫌ななめで一瞬しかキャリーから顔を出さなかった。もしかするとモイの細胞が「もうリンパ球もそんなに増えないし、もう治療はいらないよ」と教えてくれているのかもしれない。そんなことさえ考えてしまう。

    【体重】6.42kg
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    【超音波検査】腎臓は綺麗。腸の一点にプローブを止め「多分この辺なんですけどね、少しだけ厚ぼったくも見えますが、順調だと思います。」と前回とほぼ同じ先生の言葉。厚ぼったいと言っても5層構造をまたがって測った値が3.1mmなので問題ないのだろう。

    リンパ球を戻すためにモイを預けいつもの街で待機。

    夕方迎えに。

    【血液検査】

  • BUN(尿素窒素)  33.3(前回 31.3)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.9(前回   1.9)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • ほぼ横ばいなので、この3週間試していた1日置きの皮下輸液でも腎臓には問題ないという判断で引き続き今後もしばらく隔日120mlの輸液で行くことに。アゾディルが効いているんだと思う。1日1カプセル飲ませているが、推奨の2カプセルに増やしたらもっとよくなるのかもしれない。

    【免疫細胞療法】
    今回は1億4千万個ほどだった。結果的に前回よりも少し多かった。先週の時点であまり培養が進んでいかなった原因は先生にも分からないそうで「基本は2週間培養で今後もいいと思います」とのこと。

    【治療からの離脱】
    「次回はいつにしましょうか」と先生が聞くので、「少しずつ免疫療法の間隔を広げ最終的にはやめる方向にしていきたいですが、どの程度間隔を広げていいものでしょうか?」と逆に質問すると、「間隔を開けてもその都度活性化されたリンパ球が体内に入り免疫刺激を与えるというのは意味があると思います。が、リンパ腫の制御という点においてははっきり言って分からないです。あくまで主観ですが、経過観察の意味でも3ヶ月に1度というのはひとつの目安になるかと思います」と先生。続けて「抗がん剤を最後に打ったのが昨年の12月11日ですね。人の場合5年、動物の場合2年間、再発しなければ根治したと言えると言われています。ですので、例えば来年1年間、3ヶ月に1度リンパ球を続けてみて、来年末までに再発がなければそれで終了してみるということでいいかもしれません」と。
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    なるほどー!この言葉からすると先生的には抗がん剤治療をやめた時点を寛解期間スタートの目安として見ているということだな。あくまで「寛解」という言葉は使われないけれど、抗がん剤をやめて11ヶ月いままで維持できているので、あと13ヶ月再燃しなければ「完治」ってことになるのかもしれない!
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    ただ動物のリンパ腫寛解期間2年で完治というのもあくまで目安であるということは知っている。4年後に再発したお友達もいる。だからこれからもずっと気は抜けないのだ。でも来年末という目標ができただけでもいい。それに向けてがんばろう。ひとまずよっぽどのことがなければ今年の通院は今日が最後だと思う。モイ、がんばったね!おつかれさま!

    今朝のウニ。先生に渡すこの3週間のモイデータを前に。

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    8月3日から飲み始めた腎臓用のサプリ、アゾディルの効果を血液検査で確かめるために2週間ぶりの通院。
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    通算72回目のドライブ。
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    まだまだ夏。
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    【体重】6.26kg
    100gほど減った。ここのところ消化器サポートがメインになっていて、最近ちょっとだけ飽きかけているかも。

    【超音波検査】
    ひと月ぶりのエコー。今日もエコー画像で見るかぎり腎臓も腸も綺麗。腸のあちこちをプローブでさぐりながら「たぶん場所的にはここなんですけどね…、いいですね(笑)、判らないです。正常な腸の構造をとっているので。まあ、経歴を知ってるから、ここだろうと言えるんですけど、知らなかったらここが異常とは言えないですね。」と先生。

    つまり寛解状態を維持ってこと。先生のちょっと間を置いて「いいですね」って言うの、最高。うれしい。
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    【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  38.6(前回 31.2)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.8(前回   2.6)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • クレアチニンの値が久しぶりに基準値内まで下がった!ただ尿素窒素の値は上がってしまった。今朝、絶食してこなかったからかな。クレアチニンが正常値に戻ったのはアゾディルの効果かもしれない。モイの体重では1日2カプセルが推奨される量だけど、今モイは夜1カプセルだけ飲んでいる(8月7日以降)。薬というわけではないので必ず規定量飲まないといけないというものでもないそうだ。コンスタントに飲み腸内に善玉菌を絶やさないのが重要だとか。カプセルが大きいので喉にひっかかることが多いので中身だけあげたいところだけど、より成分を腸に届きやすくするためにがんばってカプセルのまま飲んでもらっている。「この調子でもうしばらく続けてみてより改善するようであれば輸液の量も隔日に減らしていいかもしれませんね。」と先生。
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    今日はモイを預けることもなかった(奥の処置に連れて行かれるか否かではモイのストレスは大違い)ので昼のうちに帰宅できた。
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    【トイレ問題】
    消化器サポート(可溶性繊維)がメインの餌になって、ふわふわもちもちしたマシュマロのような便が出るようになった。テリテリした粘膜便っぽくもないので、時を同じく服用しだしたアゾディル(乳酸菌)が腸内環境も整えてくれていて、ひょっとしたら下痢を抑えるために服用している抗菌剤フラジールは減らしてもいいのかもしれないと思い、投与間隔を広げていた。だけどさすがに11日空けたところで便が少し柔らかくなり粘膜が出てきてしまった。 11日ぶりに1/2T飲ませたその4日後にまた下痢。下痢を床でされたら大変なのでまたその日のうちにフラジールを飲ませた。やはり悪玉菌クロストリジウム・パーフリンゲンスはモイの体内からそう簡単に消えてくれるものではないようだ。「フラジールは今の用途としては頓服のように与えてもいいですよ」ということだったので、これからもモイの便の様子を見ながらたまに飲んでもらう必要がありそうだ。
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    ところで、今朝、モイがひと月半ぶりにトイレ(システムトイレ)でウンチをしてくれた!ひと月半前の時も2回ほどトイレでしたかと思ったら、その後またアウトサイダーになってしまったので今回もすぐに安心はできないけれど、トイレの中に茶色い固まりを見つけただけでこんなにうれしいなんて、なんなんだよ、まったく。春に悪玉菌クロストリジウムが見つかって、5月途中からだんだんトイレ難民になってきた、この一連の経緯に因果関係があるのか、ないのか、未だにこの問題ははっきりしないけれど、とりあえず何処であれ、モイがすっきり排便できるのであれば今はそれでいい。

    8月3日からモイはアゾディルというサプリメントの服用をはじめた。窒素老廃物を栄養源とする善玉菌で腎臓をサポートするというもの。
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    それから数日して餌も可溶性繊維ロイヤルカナンの消化器サポートをメインで食べるようになった。腎臓用の療養食BPをあまり出さないようにしてみたら自然と移行した。
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    消化器サポートは便がマシュマロのようなフワフワした質感になるから効果が顕著だ。アゾディル、消化器サポート、何がどう作用したのかはっきりしないけれど、3.5日に1回ペースになっていた便が、6,7,8,10,11,13日とコンスタントに出ている。マシュマロ状で長さ30cmのこともあった。ただトイレでは相変わらずしてくれない。この調子で便がスムーズに出ることでまたトイレに行くようになってくれたらいいな。
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    2週間ぶりの通院日。前回もそうだったけど行きの車中でキャリーバッグから身体を乗り出して車窓を楽しむモイ。でも今日は時折り開口呼吸していた。暑いのかなと思いエアコンの温度を下げたりしたけど、どうも気温ってことでもないようで、ケロッとした表情に戻ったりまた開口呼吸したりを繰り返していた。緊張もあるんだろうけど何だろう。
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    今日は培養したリンパ球を戻すのが主目的。今までは通院したらどんな時でも必ずエコーで腎臓や腸の画像診断もしてもらっていたが、「最近、安定していますし、今日はエコーは診なくてもいいんじゃないでしょうか」と先生。心配性なのでもちろん不安もあるのだけど、そういう意見が出てくるような段階になっていることはとても喜ばしいことでもある。

    アゾディルの腎臓への効果を調べるのも3週くらい継続して服用してからの方がいいということで血液検査もなし。

    というわけで早々にモイを預けいつもの街で待機。
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    待機しているあいだに大気が不安定になり、みるみると空が暗くなり激しい雷雨に。モイもウニも雷の音を怖がるので、モイは病院で、ウニは自宅でひとりで大丈夫かなあと心配になる。

    少し小降りになっ夕方、病院へ迎えに。17回目の免疫細胞療法、培養され活性化されたリンパ球は今回1億1千万個に増えていた。1億個ほどがこの培養の目標値なので上出来なのだけど、モイは最近3億個近くまで増えることが多くなっていたので、それを思うとややさみしい数。

    でも今日はすごいトピックが!
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    モイの培養されたリンパ球を顕微鏡で覗いた写真をはじめて先生に見せてもらえた。

    細かなマス目に何個リンパ球があるかを数え、そこからおおよその全体量を算出しているそうだ。あとここに写真はないけれど、試験管に沈殿した状態のリンパ球も見た。てっきり赤いものだと想像していたけど甘酒のように白かった。白血球の一部だからだろうか。

    このリンパ球(αβTリンパ球)こそが免疫力の鍵。ネット検索するとこのリンパ球ががん細胞をやっつけている動画も見つけることができる。モイのリンパ球、今後もよろしくね!
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    免疫療法は少しずつ間隔を広げ次は2ヵ月後くらいにしようと思っていたので、今日が終われば2ヶ月間通院なし!と期待していたが、アゾディルの効果を見るために2週間後に通院することになった。ひとまずその効果を確かめたいので皮下輸液はまだ毎日続けている。
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    帰宅後のウニのキャリーバッグチェック、もうこれだけで写真集出せそう。




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