moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 排泄物(尿、便、嘔吐)

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ペットドックでモイの尿からストルバイト結晶が検出され、それが確実になったのが今月12日。その日から早速尿ケア用の療法食を試してきた。ストルバイトは食事療法が基本のようだ。
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5つもらってきた試供品の中で最初に試したのは「日清ペットフード ストルバイトブロック」。これはまあまあな食いつきだった。サンプルで量が少ないのでその日のうちになくなってしまった。次の日残りの4つも少量ずつ試したが、食べてくれたのは「ヒルズC/D」だけだった。これはかなり食いつきがいい。すぐにペットショップで大きめのやつを買ってきた。

が、次の日、下痢に。その次の日も下痢。

先生が「尿ケア食は脂質が多めなので便が柔らかくなるかも」と言っていたのが的中した。リンやマグネシウムのミネラルを減らしている分のバランスでそうなっているのか、ネットで「水をたくさん飲ませるために塩分が多い」という書き込みまで目にして、酒のつまみじゃないのになあと思ったり。

モイの場合、もともとリンパ腫の原発巣が腸にあり、そうでなくても腸は健康の基本になるところだからお腹がゆるくなっては本末転倒な気がするのでC/Dはやめることに。一旦、今まで主食にしていた「ロイヤルカナン消化器サポート」に戻した。次の日にはまたマシュマロのような便に戻った。

ところでモイがストルバイトになったのは、ひょっとしたら日々の投薬後におやつとしてあげていた「いなば 焼かつお」が原因かもと少し勘ぐっている。詳しい成分表がみつけられないけれど、かつおってことでなんだかミネラル多そうな気が。なので、発覚以来おやつは我慢してもらっている。3年近くパブロフのような条件付けをしてきたので、おやつなしでも素直に投薬を受け入れてくれるモイが愛おしい。

ひょっとしたら毎日のおやつをやめるだけでも尿ケアになるかもと思いつつも、ひとまずストルバイトをなくすために療法食は探さなくてはいけない。サンプルでもらった他の3つは食べてくれないので、ネットで調べて「ロイヤルカナン phコントロール1と2」を購入してみる。幸いどちらも食いつきがいい。サンプルで食べなかった「ユリナリーS/O」の前身がこれらしいけど、前身のを食べて後発を食べないという猫あるあるかな。

もともと、phコントロール1はストルバイト用で尿を酸性化させる(ph値を下げる)もの、phコントロール2はシュウ酸カルシウム結石用で尿をアルカリ性にする(ph値を上げる)もの、と真逆のものだったようだけど、それぞれが過度にならないように他方への配慮をしていったら、結局同じような役目のものになったということらしい。なんだか不思議な話だけれど、モイの場合はストルバイトが出ているわけなので心情的にはやっぱり「1」を食べさせたくなる。

それからはphコントロール1をメイン食にしたが、こればかり食べすぎるとまた便がゆるくなるかもと思い、消化器サポートもたまに食べてもらいつつ今日に至る。その上での便は消化器サポートだけの時のようなマシュマロ状のものではなく、少し粘土のような赤みが増したが柔らかすぎずそこそこいいウンチが出ている。

先生が「いつでもいいですけど、2週間くらいしたら結果も出てくるのでまた尿検査を」と言っていた。今日ウニのワクチンとペットドックの日はちょうど15日目にあたる。朝4時45分にモイのオシッコをとることができたので、一緒に病院へ持っていった。前々回のように採尿から少し時間が経っているので正確な検査結果が出るかは微妙かもだけれど、せっかくだからやってもらった。

夕方ウニを迎えに行った時にモイの尿検査の結果を聞いた。ストルバイトは出ていなかった。やったー。「療法食は継続で」と先生。ph値は5~7の基準値に対し「7」。ぎりぎり基準値。ただ前回もph値7でその時はストルバイトが出たので実際のところ紙一重なのかもしれない。前々回はph値8だった。もうちょい尿ケア食を食べ水分をしっかりとればちゃんと治ると思う。
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おやつも食べずにがんばっているモイ。それでも元気だし、日に日に甘え方が増してきた気がする。
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冬場はベッドの足元で寝てくれるのだけれど、どんどん顔の方にあがって来て昨夜はついにお腹の上で寝てくれた。6.7kgあるモイを3~4時間お腹に乗せて寝るのはなかなか大変でエコノミークラス症候群になる夢を見そうだったけど、これもいい思い出。モイ重いでの思い出。おモイで。
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このブログの最初の記事は今からちょうど3年前の「モイ、血便」からはじまる。あの日、トイレに捨てたモイの便をたまたま流し忘れたことで、しばらくしてトイレの中がほんのり赤く染まり潜血があることに気づいた。あきらかな血便であればトイレに捨てる前に気づいていただろうから、そこまで重度になる前の時点で気づくことができたことは今考えたら偶然とはいえとてもラッキーだった。それでもリンパ腫の進行は速く、エコーで見た黒い影はかなり大きくなっていたわけだから、低分化型(進行の速い)リンパ腫を早期に発見するのはなかなか至難の業だろう。
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さて、12月に行ったモイのペットドックで尿にストルバイト結晶(ストラバイトという表記もある)が混じっていることが分かり再検査となった。その時は採尿から検査までに7時間もかかってしまったので、容器の中で結晶化した疑いがあったからだ。先生から「再検査にあたっては尿が採れたらなる早で持ってきて下さい」と言われていたので、年末年始、モイがトイレに行くタイミングをずっと監視していたのだけれど、なかなかこれが病院の診察時間中にしてくれることが少なく、だいたいが早朝か夜遅くなのだ。

1月6日朝9時15分、風呂でシャンプーをしていると、浴室の扉越しに 「モイ、オシッコしたよ」と嫁のカーコさんの声がした。病院は開いている。慌てて髪を洗い流し身体は洗わないまま、風呂を出て髪を乾かす間もなくオシッコを入れた容器を持ってすぐに車を走らせた。受付で「尿検査お願いします」と渡したのは、9時55分だったので、40分でデリバリーしたことになる。なかなかな鮮度だろう。これで今回はちゃんと検査ができるはず。

そして今日、その再検査の結果を聞きに行った。やはり同じように顕微鏡でストルバイト結晶が確認されたとのこと。ガーン。増えすぎると尿管が詰まり、いわゆる尿路結石になってしまう。

ストルバイトは正式名称「リン酸アンモニウムマグネシウム結晶」と言うらしく、リンやマグネシウムが多いことが原因のひとつらしい。治療法としては、療法食でリンやマグネシウムが少ない食事をする、尿が酸性化するように誘う、なるべく水分を多くとり尿を薄める、など。
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ひとまず療法食のサンプルをいくつかもらってきたので、しっかり食べてくれるものがあるかしばらく様子をみよう。


代謝が変われば結晶が出来にくい体質に戻ることもあるが、少なくとも年単位で治療していく必要はあるでしょうとのこと。先代のマルオも若い頃にストルバイトが出たことがあったけど、治るまでそんなに長くかからなかった記憶があるのだけれどなあ。

「尿管が詰まったりする前に比較的初期段階で発見できたのでよかったとも言えますね」と先生。ペットドックをやったおかげだな。奇しくも3年前の今日、血便に気づき、今回はストルバイトに気づいた。一難去ってまた一難なわけだけれど、どちらも先生が言うように初期に発見できてよかったと思うことにしよう。内心はかなり落ち込んでいるんだけれど、モイは普段と変わらずとても元気そうなので、この病気にもまたじっくり付き合っていけば、きっと大丈夫。きっとうまくいく。
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あと、前回、尿中のタンパク質が「2+」とやや多めだったが、今回は「±」という値でとくに外注検査は必要なさそうだった。

※このブログでしばらくリンク切れしていた写真(主にインスタの写真)へのリンクを年末にまとめて貼り直しました。


 

早朝5時半にとれたモイの尿と便を持って昼近くに病院へ。待つこと数十分。これでデータが出揃ったので改めてペットドックの結果をまとめて聞くことが出来た。
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【超音波検査】
いつもの腎臓や腸管まわりだけでなく、心臓を含めたあらゆある臓器のエコー画像を見ながら丁寧に説明を受けた。すべて問題なし。あの忌まわしい黒い影はどこにも見当たらない。強いて言えば、腎臓だけは4歳にしては少し輪郭がぼやけている(以前も指摘を受けた)けれど、リンパ腫が浸潤した経緯からすれば致し方なく、現状でも十分綺麗でなんら問題はないとのこと。
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【心不全マーカー】
異常なし
血液が秒速80cmで通過しているらしい。狭窄すると3m/sとか速くなるそう。
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【レントゲン】
15日に撮影しなおした胸部、腹部のレントゲン写真。骨の写真をみてもキュンとするのなんでだろう。「ここが心臓で、これが横隔膜で、この辺にコロコロあるのはウンチで」と説明を受けるが、いちいちニヤニヤしてしまう。とくに問題はなし。「背中の脂肪の割にはお腹の脂肪が少したっぷりしていて、やや肥満かもしれないですね(笑)」と先生。
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【血液検査】
これもいつもより多くの項目の結果が書かれたデータシートを見ながらひとつずつ丁寧に説明を受けた。
結果から言うと、クレアチニンだけ少し基準値よりまたオーバーしているので、腎臓の様子は引き続き定期検診した方がいいだろうとのこと。

基準値から外れた項目だけ書き出すと、

クレアチニン 2.04(基準値 0.8~1.8mg/dL)  
アルブミン 3.6(基準値 2.3~3.5g/dL)  
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ 14(基準値 18~51U/L)
総コレステロール 190(基準値 89~176mg/dL)  
白血球 5500(基準値 5500~19500/μL )  
血小板数 27.6(基準値 30~70 万/μL )  
MCHC 31.5(基準値 32~36%)  

白血球についての言及はなかったが、基準値ぎりぎりなので、やっぱりモイは基礎免疫が低めなんだなと再確認した。

SDMA  15(基準値 0~14μg/dL)  

腎不全マーカーSDMA値もまた基準値をオーバーしたので、2月か3月にもう一度血液検査検査し、腎数値がさらに上昇するようであれば皮下輸液を再開するなど何か対策をとらなくてはいけなくなりそうだ。
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【便検査】
とくに問題なし。
モイがクロストリジウム・パーフリンゲンス(悪玉菌の一種)のキャリアであると発覚したのは下痢がひどかった2018年4月。あれから1年8ヶ月、抗菌剤フラジールを4日に1度のペースで0.5錠飲んでいる。当時いろいろ試してこれ以上投与間隔が開くと下痢をした。ただその後はメイン食を消化器サポートにしたこともあってかずっと安定しているし、腎臓のために飲んでいるアゾディルも乳酸菌の一種なので、ひょっとしたらクロストリジウムも相当に影を潜めているかもしれない(完全になくなることはなく共生していくものらしいが)。ただそれは今日の簡易的な便検査では分からない。なので、もし調べるとしたらフラジールの投与間隔を少し開けてみて、下痢をするか否かの様子を見るという作戦もある。ただ、そんなことをするとせっかく落ち着いている腸内環境がまた荒れ出す懸念もあるので、今の投与間隔が苦にならなければずっとこのペースで行くということも一択。基本的に生涯投与しても問題はないものらしい。「フラジールは苦い薬なのでモイちゃんのことを思うと間隔を開けられるといいんですけどねえ。」
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【尿検査】
なんと、今朝の尿からストラバイト結石が出てしまった。顕微鏡写真を見せてもらったが、綺麗な長方形状の異物が2つ写っていて、それが結石らしい。ただ採尿から7時間近く経っていたので「膀胱の中で作られたものではなく、採尿した後に容器の中で結晶化したものかもしれないので、これに関しては、もう一度検査して追跡する必要があります。」とのこと。また近いうちになるべく採れたての尿を持って行き再検査してもらうことに。

それから1年前と同じく少しタンパクが尿に漏れているようだ(2+)。オシッコが黄色く濃いことによる偽陽性反応かもしれないので、正確に調べるには前回のように尿蛋白クレアチニン比を外注検査する必要がある。腎不全では一般的に尿が薄くなるけれど、濃いということは腎臓は元気だと言える、けれども、もしタンパクが腎臓から漏れているとしたら将来的に腎臓を悪くする原因につながる、と、喜んでいいのか悪いのかよく分からない状態。次回、ストラバイトの再検査をする時にまたタンパクが多く検出されるようであれば、外注検査してもらうことに。

と、そんな感じでペットドックの結果としては、何も問題ナッシング、とはいかなかったけれど、このタイミングで検査しておいてよかった。手綱を緩めるなということなんだろう。

リンパ腫に関しては「最後の抗がん剤投与から2年が経っていますので、多分、治っていると思いますが、それでも警戒するのであれば、今後も2~3ヶ月に1回は定期検診するといいでしょうね。再燃したら速いですからね。」と。

この「多分、治ってる」って言葉を先生から聞けただけでも十分うれしかった。「寛解」と」「完治」の途中にあるのが「多分、治ってる」だと思う。
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これまで3年間の闘病はとても根気がいるものだった(とくに死を覚悟した2017年の春はしんどかった)けれど、結果としてモイは今「多分、治っている」状態になった。このブログを読んでいる方や世の中にはたくさん同じように闘病している人やその家族がいて、中には治療が思うようにいかなかったり、志半ばで家族を亡くされた方も少なくないと思う。その無念さを思うと言葉にならない。さぞ辛いだろう、苦しいだろう、やるせないだろう、悲しいだろう。ただ自分は大事なのは結果以上にそれまでの過程だと思っていて、モイの病気をきっかけに自分はモイや家族とより深く見つめ合う時間が持てたこと、より魂を通わせるような絆を作ることができたこと、それが何よりうれしい。「病気よありがとう」そんな気持ちさえある。もちろん治ったというのはうれしいことだし、運がよかったけれど、それは結果であって、今一時の状態に過ぎない。とくにがんは再発のリスクも高く一生気が抜けない病気だ。だから今もし病気をしている人、闘病を支えている家族の方々がいるとしたら、苦しくても負けずに一緒にがんばってほしい。結果ではなく、今、家族と向き合うことが出来ているその状況をうれしいな、ありがたいなと思いながら、一瞬一瞬を大事にしてほしいです。

これまで、たくさんの応援をありがとうございました。みなさんの応援、祈りのおかげでモイは今のところがんを克服できています。これからもどうぞよろしくお願いします。最大限の感謝と祈りをこめて。

先日11月26日のお昼、モイが約1年ぶりにトイレでウンチをした。この1年間、ほぼ毎日、ず〜っと3つある猫用トイレのすぐ手前のフローリングで用を足していた。そのほとんどを妻が直前に察知して素早く尻の下にペットシーツを差し込んで受け止めていた。そのキャッチ率、9割とんで9厘はあるだろう(毎回健康チェックも兼ねてウンチ写真を撮っているので正確な打率は今度暇があったら調べよう)。多分自分だけだったら1割も受け止められていないと思う。それほど妻はモイやウニに向き合ってくれている。
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フローリングと見た目はそっくりの木目調塩ビカーペットを敷いたのは7月末。これを敷いてからはもし受け止められなくても直接フローリングの床を汚すことがなくなったので少し気が楽になった。昨年あれだけいろいろなトイレを試しても好んでくれなかったモイがこの塩ビのカーペットには床と変わらずホジホジしてからやってくれる。よかった。

モイのトイレ事情は昨年よくここで書いていて、最後にしっかり書いたのはこの2018年10月の記事だと思われる。 この後、12月1日にこの奥の大きいトイレ(おからサンド)で一度してくれたのが最後だったので、ほぼほぼ1年ぶりに砂の上で踏ん張ったことになる。ちなみにオシッコだけは手前にあるシステムトイレで毎回してくれる。システムトイレの砂は少し粒が大きいやつだ。

モイがウンチをトイレでしない理由は1年経った今でもはっきりはしていないけれど、 観察していると用を足す前にしばらく砂トイレをじーっと眺めて、しばし考え込んで、でもやっぱり出来ない、とばかりにその手前の床をホジホジ掻く仕草だけし、構えに入るので、本当はトイレでしたいんだろうなという気はする。ウニのにおいが気になっているのかもしれないので、月イチで砂を全取替してトイレも綺麗に洗ってはいるけれど、その直後でも結局は変わらない。

ウンチの状態は消化器サポートのおかげもあってこの一年ずっと安定している。先日、写真のウンチフォルダーで闘病後のウンチを順番に振り返ったが、やっぱり病気の頃は色や硬さも様々だった。その状態を見ただけで「ああ、この黒いのはいついつの〜、あの頃は〜」と分かってしまう自分らがおかしかった。

今回1年ぶりとなった26日はたまたま自分が目の前で様子を見ていた。同じように砂トイレをしばらく眺めた後、床をホジホジし始めたのでペットシーツを手に取りモイが足をガニっと開き踏ん張る体制に入ったら差し込もうと、少し手前でシーツを広げて待っていた。そしたら一瞬こちらを振り返って何か言いたそうな顔をしたかと思ったら、また砂の中を見に行き、そして前足をトイレの中に入れた。「あっ」と思い、心の中で「行けー、モイ、後ろ足もトイレへGO!」と叫んだら、本当にそうなって4本の足すべてがトイレの砂の上に。「やったー」、すぐに構えて踏ん張りだした。そしてすぐに出た。ただあまりにトイレの端っこで構えていたので最初の一粒のみが砂にインして、残りの長いのはトイレの外に落ちた。それでもとても嬉しくて「モイ、やったねー」とまた心の中で叫んだ。モイはその後すぐにトイレを飛び出し走り去った。昨年、動画で紹介した異常なまでのダッシュほどではなかったけれど、まだ何かの違和感を感じているのだろう。
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久しぶりにトイレで用を足した直後のモイ

その日の夜にもう一回と昨日27日にもう一回ウンチをしたが、それはいつもの床の上だった。それでも全然いい。モイが好きなようにすればいい。いつかなんの迷いもなくトレイでしてくれる日が来てくれたらうれしいけれど、モイが日々をノーストレスで過ごせればそれが一番。
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ここ数日寒くなってきたのでまたモイが布団に乗っかるようになった。昨年までは足元だったが、今年はたまに腰のあたりまで来てくれる。今になってもちょっとずつ近づく距離があってうれしい。

11月末にストレスで突然体調を崩したモイ。消化管アトニーの症状がまた出て嘔吐が続いた。オシッコも少し赤い気がしたのだけれど連れて行った病院では尿がたまっておらず検査が出来なかったので、ウニのペットドックで12月3日に通院した際にモイの尿だけ持っていき一緒に検査してもらった。

ウニのドックの結果は後日報告ということだったのだけれど、実はモイの尿検査の結果で気になる点があるということでその日のうちに報告を受けた。

タンパクが「+++」と記されていた。尿中にタンパクが基準値よりかなり多く検出されたそうだ。先生曰く「尿の濃度自体がかなり高いので単純に濃いオシッコだからタンパクも多いのであれば問題はないのですが、そうでない場合は蛋白漏出性腎症という腎障害の一種が懸念されます。外部検査で調べればすぐに分かるので発注をかけてみますね。」と。

帰宅後、すぐに蛋白漏出性腎症をネット検索しザワザワする。モイはほんと一難去ってまた一難だよなあ、と。

12月17日、ウニのペットドックの結果を聞きに行った際にモイの尿検査の結果も聞く。調べてもらったのは尿中のタンパクとクレアチニンの比率でこれによって問題アリなのかナシなのかが分かるのだそうだ。
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  • 尿中タンパク 21.7mg/dl
  • 尿中クレアチニン 498.5mg/dl
  • UPC 0.04 (参考値0-0.4)
結果、問題なかった。表の見方が分からなかったので説明を聞いている途中もハラハラしたのだけれど、最終的に先生の口から「問題なかったです」と聞いってすごくホッとした。

この日はウニの結果もなんの問題もなかったし、すごく心が晴れた日になった。ライブの翌日だったし通院から帰宅した後に爆睡したことは言うまでもない。

毎年この時期になると近くの大学で花火が打ち上がる。一昨日のこと、外出先に自宅の妻からLINE。その花火の音にモイがびっくりしてベッドの下に隠れ、しかもそこで胃液を吐いた、と。心配性なのですぐに用事を切り上げ急いで帰宅。慌てて帰った割にはくつろいだモイが出迎えてくれたけれど、夜遅くにもちょっとした物音にびっくりして背中の毛が逆だった。少し過敏になっているようだ。

その翌日(昨日)、自宅に来客2名。猫の取材。いつもはそこそこ接待上手なモイウニ(猫パンチは挨拶がわり)も、パシャパシャと写真を撮られているうちに少しストレスがたまったのか「ウー」と唸り声をあげ出したモイ。取材は2時間もかからず夕方にはいつもの生活に戻ったが、どうもモイの様子ががおかしく元気がない。朝はいつものようにウニと追いかけっこをしてご飯もしっかり食べていたのに、ずっと丸くなったまま何も食べない。

20時、口をクチャクチャさせた後、嘔吐。消化されドロドロになった餌。臭い。夜中2時と開けて今朝6時と7時にも同じように吐く。全てニオイがきつい。吐糞とまでいかないが腸まで降りて消化されている餌が逆流しているのだろう。結局昨日の正午以降何も食べていない。しかも朝したオシッコが少し濃くオレンジ色に見える。
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あれよあれよと弱っていったので早朝に慌てて病院を予約し10時には主治医の前にいた(前回の通院で今年最後かなと思ったのに)。
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毎度とてつもない不安が頭をよぎりバクバクと心臓が音を立てるほど胸騒ぎしてしまうのは心配性だからだろうか。がんと闘っている人はみな似たような不安といつも背中合わせにあるのかもしれない。

そしてモイにはストレスかもしれないけれど、病院に行くだけで少し安心する自分もいる。いつも冷静にエビデンスベースの診療をしてくれる先生を信頼している。今日は分院の方で少し丁寧に診てくれた。
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【体重】6.44kg

【体温】38.3℃(平熱)

【超音波検査】
腎臓、腸、ひ臓、肝臓、十二指腸、胃などいつもより広範囲に診てもらったが特に異常はなかった。リンパ腫のあった腎臓や回腸の異常がないだけですごくホッとする。ただ、腸の蠕動運動は止まっていた。消化管アトニーという状態で、これが吐きや食欲不振の原因だろうと。吐きが続くことで蠕動運動が止まることが猫にはよくあるらしい。

膀胱にオシッコがあまり溜まっていなかったので尿検査は断念。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  28.2(前回 33.7)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.3(前回   1.9)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • なんと腎臓の値が大きく改善していた!実はここ数日アゾディルを1日2錠に増やしていた。効果テキメン。「4ヶ月ほど継続してきた結果がここに来て出たのか、ここ数日投与量を増やした結果かは分からない」と先生は言うが、どちらにせよ輸液を減らしてもこれだけ改善しているのだからうれしい。このペースでいけば将来的にさらに輸液の量も減らせるかもしれない。
    • ALT(GPT)      136(基準値 18~84U/L)
    肝機能の中でこの値だけ高かったが嘔吐で胃が収縮している側にあった肝臓が影響したもので特に問題はないだろう、と。
    •  LIP(リパーゼ) 27(基準値 ~40U/L)
    すい炎の疑いを調べる値、正常値
    • Na(ナトリウム) 151(基準値 147~156mEq/L)
    • K(カリウム)  3.3(基準値 3.4~4.6mEq/L)
    • Cl (クロール) 112(基準値 107~120mEq/L)
    吐きによるイオンバランス、電解質もほぼ正常値
    • RBC(赤血球) 633(基準値 550~1000)
    • HCT(ヘマトクリット値) 29.4(基準値 24.0~45.0%)
    • HGB(ヘモグロビン濃度) 9.4(基準値 8.0~14.0g/dL)
    • WBC(白血球総数)2400(前回 6240)(基準値 5500~19500μl)
    • 分葉好中球     1300(前回 2950)(基準値 2500~12500μl)
    • リンパ球 900(前回 2680)(基準値 1500~7000)
    • PLT(血小板数) 24.4(基準値 30~70)
    白血球、赤血球など骨髄で造られるこれらの値、気になるのは白血球が今までで一番少ないということ。もともとモイは少なめとは毎回言われるけれどここまで少なかったことはなかった。

    要因として考えられるのはリンパ腫の骨髄への浸潤。ただその場合は、これら全ての値が一斉に下がるらしい。赤血球は正常値だし、血小板も低く見えているけれど問題ないレベルらしく、白血球がここまで少ない原因は分からないが、リンパ腫の骨髄への浸潤という可能性は極めて低いだろう、と先生。

    不安は拭いきれないけれど、「血液検査の結果だけで言えば十分健康体です」という先生の言葉にひとまず身を委ねる。なにしろ腎臓の値が改善したのはよかった。 

    というわけで、昨日からの不調の原因はやはり花火や来客などのイベントが続いたことによる、人間でいう「ストレス性十二指腸炎」のようなものだろうと。

    以前も腸の動きが止まった時に処方されたセレニア(制吐剤)とプリンペラン(腸の動き改善剤)の混合注を3日分もらって帰ってきた。
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    帰宅して夜になってやっと少しだけカリカリを口にしてくれたモイ。最近とても調子がよさそうだったのに、こんなちょっとしたことで弱ってしまうモイはやっぱり脆く儚い存在なのかな。ますます愛おしくなる。
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    今朝、久しぶりにモイがトイレ(おからの砂を入れた大きい方のトイレ)でウンチをしてくれた。排泄後トイレから逃げるように飛び出すようになったことは6月7日のブログで映像付きでお伝えしたが、その後7月18日にトイレでしたのを最後にトイレ以外の場所でするようになっていた。

     ↓
     ↓
     ↓
    7月18日
    8月28日
    9月8日
    10月13日
    10月22日

    その後トイレでしてくれたのはこの4日のみ。最近は2日に1回ペースで出ているのでかなりな回数トイレ外でしてくれちゃってる。
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    トレイ以外でする確率が一番高いのは爪研ぎ用の段ボールなので最近はこんな感じでますます数が増えている。2016年末に小林賢太郎さんが打ち合わせに来た時、我が家のリビングを見て開口一番「完全に猫仕様ですねえ」と言ったけれど、今は間違いなくそれ以上だ。

    長いこと観察してきてモイのトイレ事情はやはり精神的なことが一番の原因になっていると思うのだけれど、このまま少しずつでもいいのでトイレでする回数が増えていってくれたらいいなあ。

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    入院していた父にiPad(セルラーモデル)を買ってあげていたのだけど、結局入院中は使わなかったようで、昨日退院して今日初めて家で触ったみたい。姪っ子が側でアドバイスしてくれたおかげでFaceTimeすることができた。
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    画面に映る父はやっぱり痩せていた。退院時の体重は66.3kgだったそうだ。入院時から6.6kgも痩せている。

    それでも髪の毛はまだ少しも抜けていなかったし、なによりテレビ電話が楽しそう。「父にiPad」と書いて「猫に小判」「豚に真珠」と読む、とならないように楽しんでもらえたらいいな。そのうちSNSデビューするんだろうか?

    10,14,14,21,7,14,14,14,14,14,28,14,14,21,28,42,63日

    この数字はモイがこれまで行ってきた18回の免疫細胞療法のそれぞれの間隔。詳しく書くと、戻し日(2週間かけ培養したリンパ球を体内に戻す日)から、次の採血日(培養するためのリンパ球を採る日)までの日数。ずっとほぼ2週間隔で行ってきた免疫療法をここ5回ほどで徐々にペースを落とし間隔を広げていっていることを分かりやすく数値で示した。

    昨年までは抗がん剤投与もあり、戻し日とバッティングしないよう(かぶるとせっかく増やしたリンパ球を抗がん剤が叩いてしまうことになるので)スケジューリングしなくてはいけなかったが、今は丸山ワクチンや日々のサプリ服用を除けば一番積極的な治療がこの免疫細胞療法で、その治療からの離脱を徐々に図っている、それだけ復調してきた、というわけです。

    前置きが長くなったけど、今日はその18回目の免疫療法のための採血をするための通院。先週イレギュラーに分院へ通院した時は往路でも車窓を楽しんでいたモイだけれど、今日は鎮静剤を使うため朝ご飯を抜いたので気配で悟ったのだろう、出かける随分前からベッドの下に隠れていた。
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    空腹もあってか行きの車中はご覧の通りいじけ気味。

    病院は秋から予約制になったけれど待合室はそれでもけっこう混んでいた。「近藤さ〜ん」主治医に呼ばれると2つある診察室ではなくなぜかオペ室に通された。初めて入る部屋だったので少し落ちつかない状況のまま、先週火曜日の吐血の話から。

    ファモチジンを毎日服用した効果もあってかその後吐きもなく先生が言っていたように一過性のものだったのだろうということに。一体なんだったんだろうという感じだがひとまずホッとした。

    この件がありモイへの観察眼が高くなった今週、ちょっと気になることもあって先生に相談した。

    ひとつはたまに便に黒い部分や赤い部分がまだらに混じること。普通なら気づかないレベルだけれど、毎回必ず記録として撮りためている便の写真を振り返ると、時より妙に黒い固まりがあったり、全体が少し赤みがかっているように感じる便があったことに気づく。先生に写真を見てもらう。「確かに出血の可能性はあります。黒っぽいのは胃や十二指腸で出血したものが降りたもの、赤っぽいのは腸から下、大腸あたりのものかもしれせんが、便の全体ではなく一部分なので、これが血かどうかは微妙ですね。」

    もうひとつはモイがたまにする咳。頻繁にしていた子猫時代に比べると最近は月に2~3度ある程度なのだけれど、3日前の先週金曜にも咳き込んだ。その様子を録画できたので先生にも見てもらう。「猫の場合は鼻から吸うのでくしゃみが出ることは多いですが、これは確かに咳ですね。続くようであれば気管支炎や、猫の場合、喘息も多いですが、月に2~3度ということであれば、食べたものや飲んだ水がたまたまひっかかった、少しだけ喉が通りづらいような構造、体質なのかもしれませんが、とくに今これに対し治療をするということでもないかと思います。」と先生。

    この時オペ室には超音波検査機がなく、いつものように立ち会ってリアルタイムにエコー画像を見ながらの診察を受けることが出来なかったので、今日はモイを預け鎮静下でリンパ球の採血をするついでにエコーも見ておいてもらうことになった。
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    預ける直前。モイの寂しそうな表情がうっすら見える。
    またいつもの街で待機。若干いつもより喉を通りづらい昼ごはん。待ち時間も長く感じる。

    夕方、迎えに行く。

    【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  31.3(前回 38.6)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.9(前回   1.8)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • 腎臓用の乳酸菌アゾディルを1日1カプセル服用しはじめて2ヶ月半。クレアチニンの値は今回0.1上昇してしまったが、尿素窒素の値は基準値内まで下がった。どちらも波はあるもののクレアチニン値が2回続けて2を下回ったことは1年ぶりでアゾディル(推奨は1日2カプセル)の効果が少なからずありそうだ。これを受け、毎晩自宅でやっている皮下輸液を今度こそ隔日に減らしてみる。丸山ワクチンも隔日なのでワクチンと輸液をセットで行えば2日に1度はモイに針を刺さずに済む。1年以上毎日モイに針を刺して来たが少しだけ楽になりそうだ。ひとまず2週間これで様子をみてみることに。
    • WBC(白血球総数)6240(前回 5900)(基準値 5500~19500μl)
    • 分葉好中球     2950(前回 2832)(基準値 2500~12500μl)
    • リンパ球      2680(前回 2773)(基準値 1500~7000μl)
    白血球はやっぱり少なめ。
    (余談ですが、「はたらく細胞」ってアニメ、最初の2話を見たけれど、面白いなあ。モイの白血球もあのキャラくらいカッコいいのかなあ。)
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    これまでの尿素窒素、クレアチニン、白血球の推移を棒グラフにしてみた。(注: 横軸は時間軸だけど計測日がマチマチなので等間隔ではない。)
    こうやってみると、やはり昨年3月の奇跡の復調の時の白血球数がずば抜けているのが分かる。腎臓は昨年7月くらいに悪くなった…。 

    【超音波検査】
    エコー画像を見せてもらう前に先ずは先生の見解。「ほとんど分からないですね。多分ここだろうなという場所はあるんですが、制御されていると思います。もう、だいぶ、ほぼほぼ治ってると言いたくなるくらい調子はいいんじゃないかと思います。」

    「寛解」ということばを不用意に使わないようにしているのか、少し言葉を選びながら話す先生だけれど、「治ってる」というワードが出た。むしろ、うれしい!
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    もちろん数年間の長期寛解の先に「完治」があるので、まだまだ闘病の旅、経過観察の旅は続くし、先週のように急に吐血したりしたら、その一瞬でどん底に突き落とされたような気分にこれからもなることはあるかもしれないけれど、ひとまずよかった。モイ、がんばってる!
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    次は2週間後のリンパ球戻し。ノーベル賞で話題の免疫療法。免疫チェックポイント阻害薬ではないけれど自己免疫に力を与えるという意味で活性化リンパ球療法も同じものだ。モイのはたらく細胞たち、もっともっとがんばってモイを完治へと導いておくれ。
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    お兄ちゃん、おかえり〜!

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    父のこと

    同じリンパ腫で入院中の父。初回のR-CHOP療法から数日後、便秘になり、かなり苦しんでいる様子だったが、ちょうどモイの通院中に電話があり、一週間ぶりにドバっと出たそうだ。よかった。抗がん剤ビンクリスチンの副作用で腸の蠕動運動が止まっていたんだと思う。便がたまり悪玉菌が増えると免疫力にはかなりマイナスになるし、下手したら腸閉塞にもなりかねないので便秘は実はかなり怖い副作用のひとつ。あと血糖値が大きく上下している以外は今のところ自覚的な副作用はないらしい。白血球がそれなりに戻っていればもうすぐ退院できるかもしれない。

    R-CHOP療法、減量しているとはいえ続けられるかなあ。続けるとしても2クール目以降の便秘対策が課題になりそう。 

    午前5時半、「ケポッ、ケポッ」という音で目が覚める。モイが嘔吐(えず)いている時の音で、この音が聞こえてきたらトイレットペーパーかペットシーツをなる早でモイの口元に持っていき吐物が飛び散らないようにするよう条件付けられた。たとえ寝ている時でもサイレンで飛び起きる消防隊員のようになった。今朝は寝室の横のクローゼットで吐こうとしていたところに急いでペットシーツを持っていき、かろうじて吐物を受け止めることができた。毛玉を吐いた。まだ薄暗い室内で眠い目をこすってそれを見てみると毛玉が赤い。「えっ!」「血?」「もしかして吐血?」、一瞬にして眠気が吹き飛んだ。そしてここ数ヶ月少しずつ忘れつつあった息詰まるような闘病生活が一瞬にして戻ってきた感覚。妻も起きて一緒にニオイを嗅いでみる。血なまぐさい鉄っぽいニオイ。10分後にまた水分(胃液?)だけを吐いたが、やはりいつもと違ってほんのり赤い。血が混じっているのは間違いなさそうだ。

    ここのところずっと元気だったモイ。毛並みもよく体重も増えているし、簡単に振り返っても吐血するような原因は思いつかない。頭をよぎるのはリンパ腫の再燃、転移。目の前が暗くなる。火曜日はかかりつけの病院の主治医は分院にいる日だ。ウェブサイトの予約フォームに事情を書いて相談してみる。ありがたいことに8時半くらいに返信があり朝一番に見てもらえることになった。
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    本来なら来週の月曜日にひと月半ぶりの通院をする予定だったが、思いがけず前倒しでキャリーケースに入ることになったモイ。しかも行き先は初めて向かう場所。それでも案外ケロっとしてキャリーから顔を出し車窓を楽しんでいるモイに少しだけ救われた気分。
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    診察がはじまり先ずは吐いた赤い毛玉の写真を見てもらう。「びっくりしますね、これは」と先生。「吐くということは胃か十二指腸より上のどこかに原因があると思いますが、消化管の内側は超音波では映りづらい場所なので、ひとまず粘膜保護剤で様子を見てみるのはどうでしょう」「もしそれでも何度か繰り返し血が出るようなら粘膜に何かリンパ腫も含めた異常が起きている可能性も出てきますから内視鏡を使って検査することにしましょう」「今日は明らかにおかしなものがないか確かめる意味で念のためエコーも見ておきましょう」と、胃や十二指腸の周辺を見てもらう。画像上はとくに異常は見つからなかった。ちょっとホッとした。「もし毛玉か何かで一次的に胃の粘膜が傷ついているのであれば数日もすれば粘膜は入れ替わるので治まると思います」と、以前もらった胃薬ファモチジンがまだ家にたくさん残っているので数日それを飲ませ様子を見ることになった。

    ないとは思ったけれど念の為「最近元気なのでよく同居猫(ウニ)とやり合ってるのですが、外傷から来ている可能性はないでしょうか?」と質問してみると、「それはないでしょうねえ、よっぽど強力なボディブローが入ってたら分かりませんが、それで血が出るとしたら相手はプロですね」と苦笑いの先生。

    原因がはっきりしたわけではないけれど、いつも迷いなく見解を示してくれる先生がいるだけで動揺がおさまり気持ちが楽になる。
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    突然の通院でおつかれ気味の帰路。
    帰宅後、夜まで様子を見るが今のところ吐くこともないし、極めていつも通りのモイ。あの血はなんだったんだろう。ここ数日はまたちょっと緊張しながら様子を見守ることになる。
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    リンパ腫を含めがん患者とその家族は常にいつそれが再発するかもしれないという不安と背中合わせでずっと暮らしていかなくてはいけない。そのことをガツンと感じた一日だった。

    昨日のインスタより。
    昨日3歳と半年になったモイ。闘病生活がはじまってちょうど半分の1年9ヶ月が過ぎた。
     

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    8月3日から飲み始めた腎臓用のサプリ、アゾディルの効果を血液検査で確かめるために2週間ぶりの通院。
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    通算72回目のドライブ。
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    まだまだ夏。
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    【体重】6.26kg
    100gほど減った。ここのところ消化器サポートがメインになっていて、最近ちょっとだけ飽きかけているかも。

    【超音波検査】
    ひと月ぶりのエコー。今日もエコー画像で見るかぎり腎臓も腸も綺麗。腸のあちこちをプローブでさぐりながら「たぶん場所的にはここなんですけどね…、いいですね(笑)、判らないです。正常な腸の構造をとっているので。まあ、経歴を知ってるから、ここだろうと言えるんですけど、知らなかったらここが異常とは言えないですね。」と先生。

    つまり寛解状態を維持ってこと。先生のちょっと間を置いて「いいですね」って言うの、最高。うれしい。
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    【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  38.6(前回 31.2)(基準値 17.8~32.8mg/dL)
  • CRE(クレアチニン)  1.8(前回   2.6)(基準値 0.8~1.8mg/dL)

  • クレアチニンの値が久しぶりに基準値内まで下がった!ただ尿素窒素の値は上がってしまった。今朝、絶食してこなかったからかな。クレアチニンが正常値に戻ったのはアゾディルの効果かもしれない。モイの体重では1日2カプセルが推奨される量だけど、今モイは夜1カプセルだけ飲んでいる(8月7日以降)。薬というわけではないので必ず規定量飲まないといけないというものでもないそうだ。コンスタントに飲み腸内に善玉菌を絶やさないのが重要だとか。カプセルが大きいので喉にひっかかることが多いので中身だけあげたいところだけど、より成分を腸に届きやすくするためにがんばってカプセルのまま飲んでもらっている。「この調子でもうしばらく続けてみてより改善するようであれば輸液の量も隔日に減らしていいかもしれませんね。」と先生。
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    今日はモイを預けることもなかった(奥の処置に連れて行かれるか否かではモイのストレスは大違い)ので昼のうちに帰宅できた。
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    【トイレ問題】
    消化器サポート(可溶性繊維)がメインの餌になって、ふわふわもちもちしたマシュマロのような便が出るようになった。テリテリした粘膜便っぽくもないので、時を同じく服用しだしたアゾディル(乳酸菌)が腸内環境も整えてくれていて、ひょっとしたら下痢を抑えるために服用している抗菌剤フラジールは減らしてもいいのかもしれないと思い、投与間隔を広げていた。だけどさすがに11日空けたところで便が少し柔らかくなり粘膜が出てきてしまった。 11日ぶりに1/2T飲ませたその4日後にまた下痢。下痢を床でされたら大変なのでまたその日のうちにフラジールを飲ませた。やはり悪玉菌クロストリジウム・パーフリンゲンスはモイの体内からそう簡単に消えてくれるものではないようだ。「フラジールは今の用途としては頓服のように与えてもいいですよ」ということだったので、これからもモイの便の様子を見ながらたまに飲んでもらう必要がありそうだ。
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    ところで、今朝、モイがひと月半ぶりにトイレ(システムトイレ)でウンチをしてくれた!ひと月半前の時も2回ほどトイレでしたかと思ったら、その後またアウトサイダーになってしまったので今回もすぐに安心はできないけれど、トイレの中に茶色い固まりを見つけただけでこんなにうれしいなんて、なんなんだよ、まったく。春に悪玉菌クロストリジウムが見つかって、5月途中からだんだんトイレ難民になってきた、この一連の経緯に因果関係があるのか、ないのか、未だにこの問題ははっきりしないけれど、とりあえず何処であれ、モイがすっきり排便できるのであれば今はそれでいい。

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