moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 排泄物(尿、便、嘔吐)

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モイが抗がん剤クロラムブシル投与から約3日後に嘔吐しているという検証データを2つ前の記事で書いた。先週の通院時に先生にそのメモも渡した。そのメモを見ながら「確かに70時間後くらいの嘔吐が目立ってますねえ。クロラムブシルは1日置きに1錠ずつというような飲み方をすることが多いのですが、今はまとめて3錠飲んでいますので、他の抗がん剤で3日から4日後くらいに副作用が起きやすいのと同様のことが起こっていると考えられます。」と先生。前々回は嘔吐が副作用から来ている可能性を否定されたがこの検証データでそれを覆した形だ。
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さて、今週も月曜日の夕方6時40分頃、モイは自宅でクロラムブシル3錠を飲んだ。今、ちょうど丸4日(96時間)が経ったが今回はまだ吐いていない。5月からクロラムブシルを投与しはじめて今回8回目にしてはじめて50時間~90時間内に一度も嘔吐がなかったことになる。ただ、副作用が完全に起きていないかというとそういうわけではなく、昨日はやはり少し気持ち悪そうで、夜はかなり大人しくなってずっと椅子の上で香箱をくんでいた。食事の摂取量も減った。吐くほどの副作用ではなくなったということなのかもしれない。副作用がないということはもちろんうれしいことだけれど、抗がん剤が効かなくなりだしたことの裏返しかもしれないので素直には喜べない。とにかくモイの身体から悪性腫瘍を追い出すまでは片時も油断はできない。
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ここのところ隔週で月曜日に抗がん剤クロラムブシルを自宅で投与しているモイ。今日はその副作用なのか3回ほど吐いた。そういえば2週間前の投与時もその3日後の木曜日の昼間だけ調子を崩し2回吐いた。先生にそのことを確認した際は「副作用であればしばらく断続的に続くと思うのですが、半日だけ調子が悪かったということは抗がん剤の影響とは考えづらいですかねえ」とのことだった。が、今日も木曜日だ。最近は普段が元気なだけに調子を崩した時がより分かりやすく浮き彫りになる。クロラムブシルは比較的マイルドな抗がん剤と言われているだけあって、投与した日の夜に少し大人しくなる程度で目立った副作用はないと思っていたが、ひょっとして…と思い、過去のクロラムブシル投与後の記録を嘔吐にフォーカスして辿ってみた。以下がそのデータ。

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5112時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 21h/34h後に嘔吐

(※57h/59h/60h/61h/64h後も吐いたがこの時は直前に飲んだ抗生剤が合わなかったことが原因と思われる)


72412時】2mg×3.5Tを病院で投与

 → 23h/80h後に嘔吐


81423時~16112mg×3.5T投与を4回に分け自宅で投与

 → 最初の投与から18h/58h/75h後に嘔吐


9420時】2mg×3Tを自宅投与

 → 71h/86h後に嘔吐


91819時】2mg×3Tを自宅投与

 → 88h後に嘔吐


10218時】2mg×3Tを自宅投与

 → 58h/70h後に嘔吐


101618時】2mg×3Tを自宅投与

 → 55h/64h/72h後に嘔吐

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 こうやってみると抗がん剤投与後、50時間から80時間のあいだに嘔吐が多いことが分かる。やはり3日後くらいにクロラムブシルの副作用で調子を崩していると言えるのではないだろうか。 

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昨夜、自宅で経口投与した抗がん剤クロラムブシル3錠の副作用が出ているのか明け方は久しぶりにロフト(ほとんど物置になっている)の一番奥に身を潜めていたモイ。ウニがしっかりナースぶりを発揮して近くで見守りしてくれていた。少し涼しくなったので居心地がいいということもあるかもしれないが、一番調子が悪かった2月頃によく居た場所なのでその頃を思い出しちょっと切なくなる。


午前中も普段そんなに行くことのないチェストの下に居たりして少しだけダルそうだった。

毎回毎回思うことだけど、抗がん剤の副作用で大人しくなっているモイを見るのはとても辛く、ただ薬が効いていると信じ「今、がんが居なくなってるからね」と声をかけ、しばらくしてモイの元気が戻ってきたらちょっとホッとする反面、もう薬も効かなくなってきたのかなと不安になり、つまり、どういう状態であれ気を揉んでしまう数日間が続くのでした。




午後からは徐々に元気になってきた。

吐出はドライフードの器を高くして以来パタリと治まっている。日曜の昼からだからもう丸二日と半、吐いていない。




月曜日は通院日。モイと41回目のドライブ。前回と同様に行きの車中でもずっとキャリーから顔を出し町並みを楽しむ余裕がある。元気になっている証拠だ。

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先ずは血液検査。腎臓の値は少し改善されていて、BUNは少しだけ基準値オーバー、CREは1.8と基準値の上限値だった。腎臓の療養食がメインになっていることと、日々の120mlの皮下輸液が奏効しているのだろう。逆に言うとこれから毎日ずっと自宅で皮下輸液をしないとこの値がキープされないのかもしれず、これからのモイの長い人生を考えると気が遠くなるほど大変なんだけれど(なにせ毎日可愛いモイに針を刺すわけで)、家族で力を合わせてやってくよ!

続いて超音波検査。やはり回腸の同じところに4mm厚くらいの黒い影が。厚みは少し増したようにも見えたが幅は短く映っていた。腸の伸縮の誤差範囲かな。病変としては変らず維持病変(SD)ということになるらしい。

7月末に一旦寛解したものの俯瞰してみると5月あたりから4ヶ月間ずっと同じ状態なので、これはたまに本などで読む「がんと共存する」という状態なのかもしれないなあ。AHCCや丸山ワクチンの記事を読んでいるとよく出てくるワードなので、まさにその効果が出ていると捉えることもできる。

前回までの治療方針は、
  • 1week リンパ球採血(鎮静下)、クロラムブシル3.5T、
  • 2week 休み
  • 3week リンパ球戻し
だった。3週間隔の独自プロトコールで、1週休みも入るし、その間に抗がん剤もしっかり効いて副作用も抜けてくれるのでいいなとは思っていたが、鎮静剤を3週に一度使うのが気になってしまって(免疫療法は出費も増えるし)、先生に提案して、
  • 1week クロラムブシル3T
  • 2week リンパ球採血(鎮静下)
  • 3week クロラムブシル3T
  • 4week リンパ球戻し
この4週サイクルをこれから試してみる予定。これだと鎮静剤は4週に一度で済む。抗がん剤クロラムブシルをモイの体重(体積)に対して3週間に1度与える場合は3.5錠。それを2週に1度で3錠にするということは、一定期間の投与量としては少しだけ増える計算になる。その分少し積極的なアプローチということになる。ただ少ないとはいえ骨髄抑制などの副作用がピークになる1週間後にリンパ球の採血になるので、免疫療法の観点でみると、培養用のいい血が採れないかもしれない。なので一長一短あるのだけれど、とりあえずこの方針で様子をみたい。

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今日の白血球は基準値内の少し少なめ(白血球総数5900μl、分葉好中球3009μlほか)だったがモイとしてはまあまあなデフォルト値。クロラムブシル投与には問題ないだろうということで、予定通り、自宅投与用にリューケラン(クロラムブシルの商品名)2mg錠を3錠もらってきた。

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さて、やっと今日のタイトル「吐出」の件。

先生にこの一週間の状況、食後嘔吐が急増していることを相談した。オエッ、オエッとなってから胃液など胃の内容物を吐くのが「嘔吐」で、食後すぐの吐き戻しのことは「吐出」というらしい。モイの最近の吐きはこの「吐出」なのかもしれない。

YouTubeにアップしたモイの食事シーンを見てもらう。一粒一粒よく噛んでいるし、早食いが原因とは考えづらい。食道が傷んでいるかはエコーでは確認できないらしく内視鏡の検査になるが麻酔が必要になるため現時点ではそこまでやる必要はないのかも。ということで、しばらくは、インスタでもコメントをいただいたように、食道の負荷や逆流を少なくするために餌の位置を高くして様子をみるのがいいのではということだった。ちなみに餌の位置をうんと高くして食べさせることを「テーブルフィーディング」というらしい。毎回じっくり先生の説明があるのでいろいろ勉強になる。

念のためエコーの時に上部消化管も見てもらった。胃はエコーでは映りづらいらしいが、少し見える輪郭の部分はとくに問題なさそうということだった。

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帰宅後、夕方からは絶食してもらい、抗がん剤は吐いたら大変なことになるので、制吐剤セレニアを輸液の途中に挟み皮下注射し、効いてくるまで1時間強待ち、先ほど20時10分にクロラムブシルを1錠ずつ3回まとめて飲ませることに成功。このあと、22時くらいになったらドライを食べさせてみる。吐かないといいなあ。昨日、餌の器を少し高さのあるものに替えてからはまだ吐いてないので大丈夫と願いたい。

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帰宅直後、お腹が空いてドライを食べるモイと、お兄ちゃんの臭いチェックをするウニ。

抗がん剤の副作用は小さく、効果は大きくなりますよウニ!




この一週間、モイの食後嘔吐が目立つようになってきた。とくに今日だけで既に3回、ドライフードを食べては直後にそれを吐き戻している。胃液を吐く時のように苦しそうな気配はあまりなく、未消化の餌がゴボっと1回出た後は比較的ケロッとしていて、何回も立て続けに吐いて尾を引くようなことはない。前後にビニールを舐めたりする行動は見受けられる。

1月にリンパ腫が発覚し、2月27日に初めて嘔吐して以来、今日昼までに吐いたのは65日で79回(立て続けに複数回吐いたのは1回として)。

そのうち、食後10分以内に吐き戻したものを食後嘔吐と呼ぶとすると、その回数は30回。
  • 1月 0回
  • 2月 0回
  • 3月 0回
  • 4月 4回
  • 5月 3回
  • 6月 6回
  • 7月 3回
  • 8月  10回
  • 9月 4回(9月3日昼現在)
初めての食後嘔吐が4月7日。とくに集中していたのは、
  • 4月28日~5月3日 3回
  • 6月6日~6月13日 5回
  • 8月27日~9月3日 9回
やはりここ1週間の吐き戻しは異常に多い。

吐き癖のようなものもあるかもしれないが、今日は既に3回も吐いているので、「猫は吐く動物だから」だけでは済まない気配がある。

自分なりに考える食後嘔吐の要因
  1. 餌の種類や状態
  2. 食べ方、早食い
  3. 季節的なもの、換毛期?
  4. 食道や胃腸障害
  5. リンパ腫の影響
  6. 治療中の何かの副作用的な反応
1.ドライフードは最近「Vet's Selection 腎ケア BPレーベル」がメインで、実際これをよく吐いているが、今朝5時は久しぶりに「オリジン6フィッシュ」を食べそれでも吐いた。どちらも同じように平たい円形で、よりBPの方が薄く、今までは大丈夫だったので、形の問題でもないような気がする。



2. BPレーベルは確かに食いつきがよく食べやすい形状なのか、ガツガツ食べる傾向がある。ここ一週間食欲も出てきて自力で200kcal前後は食べている。モイが早食いかというとそうでもない方だとは思うのだけど。ちなみに動画で最初に食べる手前の器にBPが、あとで食べる奥の器にオリジンが入ってました。どちらもこの直後に吐き戻す様子が別のカメラに映っていた。皿は台に乗せ高くしていたけれど、今朝さらに高さのある器に替え、より食べやすくしてみた。

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3.雨が降ったり急に肌寒くなり季節の変わり目でもあるけれど、それと食後嘔吐が関係があるようにはあまり思えない。少しだけ毛玉も混じっていることがあるけれど、今また換毛期なんでしょうか? 

4.消化器系が弱っていることはこれまでの闘病経緯からして考えられる。整腸剤ビオイムバスター1Tと胃薬ファモチジン1/4Tと消化器運動促進剤プロナミド1/2Tは毎夜飲ませているけれど、ひょっとしてこの錠剤で食道に傷がついているとか、そんなこともあるのかなあ? 粘膜保護剤的なものが必要なのだろうか。

5.吐糞の時のように腸から逆流して臭いってことはないので腸のリンパ腫が直接影響しているということはこの件に関してはないだろうけれど、一番怖いのは胃や食道への転移。

6.今、副作用が出るとしたら8月中旬に自宅投与した抗がん剤クロラムブシルか、月曜日に戻したリンパ球だけれど、どちらも今回の吐き戻しに直接つながっているとは考えづらい。むしろ病院で暴れたりした時の外傷やストレスを疑うことはできるかもしれない。

…………

ちなみに、食後嘔吐以外のこれまでの嘔吐原因としては、
  • 咳き込んで嘔吐につながったこと 4回ほど
  • 水を飲んで 3回ほど(中には水飲み→咳→嘔吐となることも)
  • 強制給餌後 1回
  • 毛玉が原因で 30回ほど
  • 抗生剤が合わず 5回(一晩で)
  • その他 抗がん剤の副作用など、体調を崩し胃液を吐いたり、吐糞したり



インスタで先に報告した際、いただいたコメントの中に「IBD(炎症性腸疾患)」について書かれている方がいた。初めて聞く病名だったので軽く調べてみたら、リンパ腫と症状が似ているようで、炎症とはいえ重症化することがあるらしい。確定診断するには患部を生検してみる必要があるようだ。

今回の嘔吐と直接は関係ない話かもれいないけれど、モイの腸の黒い影もひょっとすると元々IBDの症状があり、それが重症化してリンパ腫になったのかもしれないとふと脳裏をよぎった。これは単なる憶測ですが、もしそうだとすると、なかなか消えない腸の黒い影 --- 先生も「ひょっとしたらここにはもうがん細胞はないかもしれない」と言っていた --- は、IBDによる炎症の影と考えることもできるのではないだろうか。

リンパ腫によるがん細胞があるのかないのか、リスクの大きい全層生検で調べなくても、人間でいう腫瘍マーカーみたいなものでもっと簡単に分かればいいのになあ。


 

昨日8月9日は先代猫マルオの命日。午前中にお墓参りへ。あれから3年が経った。マルチンに手を合わせに行ったのは、モイが抗がん剤治療を始めてすぐ「当病平癒」のご祈祷をかねてお参りして以来だったので7ヶ月ぶり。なのに不思議なことにお墓の小さな水入れにはまだ少しだけ水が残っていた。7ヶ月間も枯れずに残っていたのは、マルオもモイの闘病を応援していてくれたのかもしれない。そんなマルオにこれまでのことを感謝し、今、同じような病と闘っている多くの命のために祈りを捧げた。


マルオについては別のブログにいくつかの過去ログがありますす。→ココ

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さて、モイですが、

「寛解」と言われた日にリンパ球を戻して以来まだ病院へは行っておらず、来週月曜日に2週間ぶりに通院する予定。ここのところ週一の通院が続いていたので、一週間空くだけでも随分穏やかな日常が戻った気がして、モイも警戒心が徐々にとけてリラックスしてきたように見える。その分、また月曜日が来ることへの不安もじわじわと募ってきている。このまま通院しなくてよければどんなに楽なことか。

寛解状態にあるとはいえ、モイが絶好調かというと残念ながらそういうわけでもなく、ずっと嘔吐と下痢が続いていた。嘔吐はようやく今週になり少し落ち着いたけれど、下痢はもう1ヶ月近く続いている。完全に下痢というわけではなく、ウンチの出始めはまあまあ形があるのだけど、最後の方がいつも緩い。しかも若干血が混じっているようで赤黒くツンとした臭いの便がずっと続いていた。ここ数回ようやく血は混じってなさそうな気配。

闘病の疲れ、抗がん剤の蓄積、前回の抗がん剤の副作用などいろいろ考えられるが、腎臓の障害と同様に内蔵が全般的に弱っているのかもしれない。

家で毎日続けていることの中で見直してみるべきことはないか考えた。

主な毎日続けていること
  • 【食事】今のメインドライフードは「オリジン6フィッシュ」。他におやつで「焼きささみ」「焼きかつお」「無一物鶏むね肉」「無一物かつお」「フリーズドライささみ」「ラムラング」「シーバ」などを日替わりで。(全体で最低200kcal食べてくれたら体重キープできそう。)
  • 【皮下輸液】リンゲル液120ml
  • 【丸山ワクチン】A剤、B剤を1日置きに皮下輸液に混ぜ
  • 【サプリ】AHCC約1ml、センダンα約0.7ml、カバノアナタケ茶約2mlをミックスしシリンジで
  • 【投薬】ビオイムバスター1錠(砕いてサプリと一緒にシリンジで)、プロナミド0.5錠経口投与
  • 【強制給餌】退院サポート、エナジー500、オメガ3オイルをブレンドし60kcal前後を数回に分けシリンジで

このうち、プロナミド(消化管機能改善剤)と強制給餌をこの一週間弱やめてみている。プロナミドは腸が動いていないというわけではなさそうなので。強制給餌はひょっとしたらオメガ3オイルが下痢の原因になっているかもしれないという点と、自主的に食べてくれる分だけでぎりぎり体重キープができそうなので。それから7月31日から4日間だけ飲んだファモチジン1/4錠(胃薬)も嘔吐が落ち着いてきたのでやめた。本当はメインのドライを腎臓への負荷を考えて低たんぱくのものに替えていきたいところだけど、「腎臓サポート」を食べだしてから下痢がはじまったし、今は摂取カロリーも大事なので嗜好性のいいオリジンで様子を見ている。オリジンで下痢をしている可能性も否めず難しいところなのだけど。

細かい心配はつきないが、昨日からモイはとても元気でウニとよく追いかけっこをしているし、来客時も余裕の表情を見せている。元気度としてはBくらいある。あとは下痢さえ治ってくれたらなあ。



8月6日ウニが我が家に来て1年が経ちました。

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ここ一週間、吐き気も治まり、うなぎ登りに食欲が出てきたモイ。自ら口にするのは今はほぼ「オリジン6フィッシュキャット」だけになっているけれど、こまめに何度も食べてくれる。不思議なことにこのドライで下痢をしなくなったのは神のご加護か。魚系脂質が豊富で、低炭水化物、高タンパク質と、がん患者には好都合のバランスのようだ。(高齢の猫や腎臓疾患のある猫には不向きかな。)


さらに、以前ほど強制給餌も嫌がらずに受け入れてくれるので、ここぞとばかりに体重を増やすために1日50kcal前後をシリンジで給餌している。おかげでこの3日は300kcal超え。3日連続で300kcalを越えたのは今年統計を取り出して初めて。

ただその割にはあまり体重が増えていない気もする。5.1kgまで戻ったが最近の食欲だったらもう少し増えてもいいのになあ。グラフで俯瞰してみると緩やかに体重が減ってきているのが分かる。これが「がん性悪液質」というものでなければいいなあ。ここ数日の食欲を維持してまた体重増やしていくよ、モイ!

(棒線グラフの青色は抗がん剤を投与した日。ベージュ色は強制給餌をした期間。2月3月のそれはほぼ強制給餌に頼っていたが、最近のそれはどちらかというと補助的なもの。)


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ここ一週間、禁断のオリジン6フィッシュキャットしか自分では食べなくなったモイだけれど、不思議なことに今回は下痢にならない。腸を動かすためにもらった消化機能改善剤プロナミドや、日曜日に処方された整腸剤ビオイムバスターのおかげなのか。むしろ今朝のウンチはけっこう硬めのコロコロ状態。逆に便秘にならなければいいが。


写真管理ソフトの「モイ排泄物」フォルダーには既に1000枚以上の写真が保存されている。ウンチ、オシッコ、嘔吐物、いろんなアングルでコレクションしているのでこんな枚数になってしまった。個展が開けそうだ。

今はとにかく先ず体重を増やしたい。とりあえず5kg台に戻すことを目標に強制給餌もがんばっている。シリンジからチュ~っと押し出すウェットを2月3月時よりは嫌がらずに食べてくれている。1日250kcalを1週間維持できれば少しは増えるんじゃないかな。

あとは吐かなければいいな。昨夜4日ぶりに毛玉を吐いた。長毛種☓換毛期☓抗がん剤治療という組み合わせはかなり険しい道のりだなあと思う。泣きたいくらいに。医学書にメモしておいてほしいところだ。

コメント欄で紹介してもらった毛玉除去剤「ラキサトーン」をこの3日ほど鼻にちょんと少量塗って舐めさせている。カブト虫の餌みたいに甘い蜜のようなドロッとしたペースト。腸内の毛玉はあまり心配がないと言われたが予防のためにも少し続けてみよう。



モイ、おかげさまで少しだけ持ちなおしてます。吐き気は今日は治まっているようで日中は表情も穏やかでした。強制給餌(退院サポートとエナジー500をブレンドしたもの)の合間に、禁断のドライ「オリジン」も自ら少し食べてます。なにが禁断かというと、どんな時(弱っている時)でも一番食いつきがいいのがオリジンなのですが、必ず便が緩くなるんです。だから普段はあげないようにしているのですが、非常事態なので先ずは食べる意思を呼び覚ますためにもと思って今はあげています。


モイの病状ですが、一晩自分なりに推測してみました。抗がん剤治療が5ヶ月続いているのでやはり胃腸障害が少しずつ蓄積してきているのかなと思います。3月中旬頃から嘔吐が少しずつ増え、換毛期に入ったこともあり、毛玉もよく吐くようになりました。単純に吐いた日数だけみても、3月は4日、4月は8日、5月は14日、今月6月はまだ半月ですが既に9日、吐いてない日の方が少ない。

吐くといってもいろいろあって、餌を食べた後にすぐ戻してしまう吐き戻しや、気持ちいいくらい毛玉の塊だけがポンと出る時もあります。嫌なのは、餌でも毛玉もなく、黄色い粘液を突然ブシャーっと吐く時、しかもそれがとても臭い時がありました。初めて体験したのは5月15日。医師に聞いたら「我々は吐糞と呼んでいます」と。そうです、ウンチを吐いているのです。もちろん完全なウンチではないけれど、腸に入り消化しはじめていた食べ物が胃を通り越して逆流してきているもののようです。

思えばこの頃より少しずつ腸の機能が低下しだしたのかなと推測できます。それが月曜日の抗がん剤でとうとう腸の動きを止めてしまったと考えてもおかしくない。なのであの日を境に急に弱って翌日から食べ物を受付けず吐きが続いているのかなと。

エコーで確認された異常所見、膨らんだ腸の中身は毛玉と考えるのが妥当な気がしています。便は今でもほぼ毎日出ています。大きな異物をモイが飲み込んでいるとも考えづらい。毛玉はしょっちゅう吐いていますが、それでも吐ききれなかった分が徐々に腸内に蓄積したのかと。腸に行った毛玉は動く速度が遅いと先生が言ってました。コメント欄でいただいた情報でもウンチは出ていたのに毛玉混じりの便が浣腸によって出てきたというものがありました。

モイは半長毛種ですし、多分、抗がん剤による抜け毛も増えていると思われ、そこに換毛期も重なってより毛玉が溜まっているのかなあと。昨夜から飲ませているプロナミドという腸を活性化させる薬を3日間試してみてうまく排出されたらベストなのですが、もし出なくても、とりあえず腸が動くことでモイの元気が戻ってくれたらいいな。その後、その異物にどうアプローチするかはまたここ数日の様子をみつつじっくり考えたいと思います。

みなさん、本当にお騒がせ続きですみません。たくさんのコメントをいただきとても励まされ参考になりました。ありがとうございます!モイも声援にお応えしてきっと元気になってくれるとおモイます!!



入院した日から5ヶ月。新たな局面を向かえているモイ。


以下、長文ですが、同じような経験をお持ちの方いましたら、何か手ががりになるようなご意見お待ちしています。

制吐剤(セレニア)を2日間皮下注射し、吐く回数は減ったものの、吐き気は完全には払拭されないようで、この3日間ほとんど食べずに、ずっと辛そうにうづくまっている。体重も一気に200gほど落ちて5.02kgに。

今朝、少し朦朧とした表情で口から涎を垂らしていたので体温を測ってみたら39.5℃。これはまずいと思いすぐに病院へ電話し連れて行った。30分の車中、一度も顔を上げないモイ。脳裏をよぎったのは白血球減少による感染症。抗がん剤で重度の骨髄抑制が起きた時に起こりうる。ああ、この5ヶ月、深い谷間を抜けてやっと見晴らしいの良い丘に登りかけたところだったのに…。

主治医が休みの日だったので別の先生に診てもらう。「骨髄抑制は抗がん剤投与の7日~10日後くらいに起きるので、感染症ってことはないかと思います。」と先生が予測した通り、血液検査をしてみると白血球値はむしろ8800/uLと上がっていた。「下がるとしたらこれから週末にかけてでしょう」と。少なくとも感染症による発熱ではなさそうで少しほっとした。「まあ猫の場合は40℃超えたら心配すればいい」とも。

ただこのあと予想外の展開が。エコーで腸の様子を見る。餌か毛玉か異物か、エコーでは判別できないが、腸が大きく膨らんでいて、ぜん動運動していないらしい。つまり腸の動きがなく停留した状態。吐き気はここから来ているのかもしれない。「動きが止まっているのはひょっとしたら抗がん剤の影響かもしれない」と。消化管アトニーと言うのか。腸の動きを促すプリンペランを注射してもらい、同じ効果のプロナミドという錠剤を3日分処方してもらった。

腸に溜まっていると疑わしきものが何にせよ、この薬で腸が動き出し便として排泄されたら、おそらく吐き気は治まり食欲も戻るのだろうけれど、問題は腸の活動が戻らない場合、そして戻ったとしても溜まっているものを排泄しきれない場合だ。あまり聞きたくない単語だったけれど、入院、開腹手術とかなり大変なことになってしまうかもしれない。
膵炎も少しだけ可能性があるようだ。

うーん、それにしても解せないことも多い。抗がん剤を投与した月曜日を境にこうも調子を崩すものか。月曜のエコーでは腫瘍の確認が主だったとはいえ、こんなに膨らんだ腸になるその前兆だけでも確認できなかったのか。ちなみに便は一応毎日出ている。今日も早朝とついさっき2回出た(ここ3日はほとんど食べていないので量は少ないが)。それになにより心配なのは、このぐったりと弱っている様子が本当に吐き気だけから来ているものかということ。モイの免疫力は今いったいどうなっているのかということ。単なる痩せでは説明できない、体力、筋力が衰え続けるがん性悪液質という言葉も最近覚えたが、とにかくもう、なんでこうなるの、神様教えて、とすがりたい思い。

とりあえず栄養をとってもらわないといけないので、強制給餌を今日から再開した。吐き気の様子をみつつ先ずは少量から。強制給餌をすると一番辛かった2月のことを思いだしてくじけそうになってしまうけど、決して振り出しに戻ったわけではないと信じ、またがんばっていきたい。モイ、大丈夫、絶対、乗りきろう!

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