moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 腸、消化管

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昨日で3歳になったモイ。1歳9ヶ月でリンパ腫が発覚した当初は、2歳を迎えられるかさえ正直分からなけったけれど、あれから1年3ヶ月、モイはまだまだがんばっています。「三つ子の魂百まで」は、なんだか猫にも当てはまるような気がする。やっとこれから落ち着いた大人になっていくモイ。穏やかな生活が送れるといいなあ。そしてこれからもがんばろう!
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4月8日になってすぐのモイ

先週モイの便を持って行き外注でお願いしていた「下痢パネル」という遺伝子検査の結果が出ていたので、今日病院へ聞きに行った。
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猫コロナウィルス( FCoV)とClostridium perfringens(クロストリジウム・パーフリンゲンス)α toxinの2つが陽性だった。

コロナウィスルキャリアである猫は多いのだそうだ。実はウニもそう(初めて書くかもしれないけれど、生後半年頃にFIPが疑われて遺伝子検査をしたことがある。これについてはいずれまた)。FIPはコロナウィルスの突然変異で起こるため、とても怖いのだけれど、だいたいの場合は発症することはないので、コロナウィルスのキャリアであること自体は特に気にすることはない。よっぽど子猫であればこれが下痢の原因である可能性もあるが、3歳になったモイがコロナウィルスから下痢をしている可能性は低いでしょう、と先生。

問題は、クロストリジウム・パーフリンゲンスで、これは悪玉菌の一種のようなものらしく、この菌があっても普通に暮らしている猫もいるらしいが、下痢している猫からこの菌が検出されたとしたら、下痢の原因がこの菌であると考えてほぼ間違いないだろうとのこと。つまりモイの今の下痢の主犯格というわけ。この菌が増えると毒素を出すのだそうだ。
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この一週間ほどモイはデルクリアだけを飲んでいた。2日に1錠で足りるかなと思ったけど、やっぱり便が少し軟らかくなるので、1日半に1錠、1日に1錠と徐々に投薬間隔を狭くせざるをえず、それでも今は少し軟らかい便が出てしまう。

そのことを先生に話したら、クロストリジウムが検出されたので、これからは抗菌剤でもあるフラジールで対処していった方がいいでしょうと。ただ、残念ながら完全に菌がいなくなるのは難しいそうだ。これまでのように途中で休薬せずに、2週間きっちり朝晩投薬して菌を抑え込んで、うまくいけばその後休薬しても大丈夫になる猫もいるが、だいたいの場合は薬は飲み続けることになるでしょうと。

あとは、菌が増えにくい腸内環境を作るために高繊維食を摂る方法もあるが、モイの場合は今は腎臓ケアを優先した食事をした方がいいだろうと。

ふむふむふむ、そうかあ…

がん、腎臓、クロストリジウムと3つも不治なものを抱えてしまったモイ。
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でも、リンパ腫だって中央生存日数を越えて再燃することなく維持できているし、腎臓の値も基準値を少し越えているくらいだし、その悪玉菌だって、これから腸内環境を整えていく努力を重ねていけば、下痢せず共存していける無症状キャリアになるに違いない。
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生後一週間そこらで捨てられて母猫の免疫を十分に授かっていないモイだけれど、ちゃんとこうして元気に3歳になったモイ。これからも絶対負けないよ。猫が育てたか人間が育てたかが問題ではない。愛情の深さこそが命をつなぐということを証明してみせたい。

インスタにたくさんの誕生日お祝いコメントありがとうございます。皆さんの応援のおかげで家族もがんばることが出来ています。

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想定内ではあったものの、モイが下痢止めを飲まなくなって数日が経った昨日、やっぱり下痢に逆戻りした時はショックだった。もう薬なしではすごい下痢になることが慢性化しているようだ。デルクリアを飲むとピタっと治まってくれるのはいいけれど、腸の動きが止まる作用もあるので(前回の記事でそれを疑ったあと、ほぼ同じ成分のディアバスター錠の説明書を読んだらそう書いてあった)、食欲不振にもつながって、袋小路に入ったようだ。
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どうしたものか、今日、嫁とふたりで主治医を訪ね相談した。

先生の見解では下痢の原因と考えられるのは4つ。
  1. アレルギー
  2. 病原体
  3. 抗生物質反応性腸症
  4. リンパ球性腸症
【アレルギー】
下痢の原因のひとつに何かのアレルギー症状が考えられる → デルクリアだけで下痢が治まっているのでアレルギーではないだろう。

【病原体】
ひと月前の便検査では悪玉菌はとくに多くなかったが、顕微鏡にも映らない特殊な悪玉菌が潜んでいる場合もあり、改めて「下痢パネル」という外注の遺伝子検査に出してみるといいだろう → 次に下痢便が出た時に調べてもらおう

【抗生物質反応性腸症】
もしフラジール(抗生剤に近い下痢止め)だけでも下痢が治まるようであれば、これに該当するだろう → フラジールだけ飲ませて下痢しないか検証してみる

【リンパ球性腸症】
リンパ腫やIBD(炎症性腸疾患)のように免疫系の疾患で腸炎を起こしている可能性 → 詳しく調べるには麻酔して内視鏡で調べる必要があるがリスクを伴う

デルクリアだけ飲んで治まるので抗生物質反応性腸症の可能性は高い。フラジールだけでも効く場合、どちらかというとデルクリア(先生曰く漢方薬に近いマイルドな薬)を頓服的に使用し、食欲不振とのバランスを見ながら継続していくといいのではないか。

まとめるとこんな内容だった。先生の話はいつもエビデンスに基づいた明快なものなので、話を聞いただけでもこちらの気持ちがスッと整理されるようでとても助けられる。
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ブルームーン

また、食欲不振については、ミルタザピンという最近使うようになったという食欲増進剤を使ってみてはと薦められ、1/8錠を3回分だけ処方してもらった。

実は昨日また17cmもある毛玉を吐いたモイ。そして今朝も6cmほどの毛玉を吐いた。季節的に毛玉と食欲不振の因果関係を先生も疑われたが、17cmの毛玉を吐いた2日前に230kcal、15cmの毛玉を吐いた前日に270kcalと食欲旺盛だったからなあ。これに関してはあまり関係なさそうな気もする。しかし、一体どこにあんなに長い毛玉が溜まっているのだろう。抜け毛対策も本気で考えないといけない。





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昨日月曜日は、本来リンパ球を戻す予定日だったが、モイが体調不良のため来週に延期した。なので初めて3週間に渡ってリンパ球を培養することになる。日曜日に急遽病院へ行った際、先生にも確認したが、「培養期間はだいたい2~3週間と言われています。3週間経つとひょっとするとピーク時の80%くらいに減ってしまうかもしれませんが、極端に減ることはないので大丈夫ですよ。」と先生。

それはともかく、車窓お花見しながら病院から帰ってきて以来、さらにモイは元気がなく、日曜の夜、昨日の月曜とまったく自力でご飯を食べなくなった。この一年、今までも何度か強制給餌で凌いだ時期はあったけれど、そんな時でも少しくらいはおやつなどを自分で口にしていた。まったく自分で食べなかったのは昨日が初めて。暗雲立ち込める近藤家。日常は奪われモイの調子次第で一気に生活が変わる日々。

一日中ずっとスタジオブースの棚に身を潜めていたモイ。ウニナースも24時間体制。

人間みたいに無理をしない動物は、体調が悪いと自ら休んで自然治癒を待つのだろうけれど、猫の場合、3日食べないと脂肪肝(肝リピドーシス)になる危険性が高いと言われているので、無理にでも食べさせた方がいい場合もあって判断が難しい。

今回の食欲不振の原因ははっきりしないけれど、エコーで胃腸が動いていないことは確かに判った。「人間でも少しだけ食べるとさらに食欲がわいてしまうのは、食べることで胃腸が動きだすからです。」と先生。胃腸が動いていないのに無理に食べさせて消化不良を起こしたり、食べ物が腸に下りずに吐き戻してしまったり、どんどんたまって腸閉塞を起こしてしまったり、と何が起こるか心配は耐えない。吐きに関しては制吐剤セレニアが効いて治まっているが、ん?待てよ、制吐剤で上から吐けない、下痢止めで下から出ない、消化機能改善剤で腸は動かそうとしてる、これって、モイの内蔵が「どの薬のいうこと聞いたらいいの?」ってなってないかな?

例えば日曜日にモイに投与した薬、サプリ等
  • フラジール1/2T(抗菌剤、抗下痢剤)
  • デルクリア1T(抗下痢剤)
  • プリンペラン注(消化機能異常治療薬)
  • セレニア注(制吐剤)
  • ファモチジン注(胃薬)※普段は錠剤1/4T
  • ビオイムバスター(整腸剤)
  • プロナミド1/2T(消化管運動機能改善剤)
  • アンサー20(丸山ワクチン)
  • リンゲル液120ml(皮下輸液)
  • AHCC1mlほど(αグルカン系サプリとして)
  • カバノアナタケ茶(チャーガ茶)0.5mlほど(βグルカン系サプリとして)
  • センダンα0.7mlほど(オートファジー、抗酸化などを期待したサプリとして)
んー、こうやって書き出すとなんだかすごい量だ。皮下輸液、丸山ワクチン、サプリはもう一年続けている。プロナミドやビオイムバスターも6月くらいからほぼ毎日。

ここ一週間でモイの食欲がなくなった(腸の動きがなくなった) 原因を考えるに、ずっと続けてきた薬が原因とは考えづらく、最近飲んでいる下痢止めフラジールとデルクリアのどちらか、もしくは両方がよくないのかなあという気が段々してきた。ひどい下痢もこの薬を飲むとピタっと治まる。素人的に考えると、下痢が治まるってことは腸の動きもある程度なくなっていると想像できる。この薬をやめるとまた2日ほどで下痢に戻ってしまうので、ここひと月は断続的に続けてきたけれど、この薬の副作用、もしくは単に効きすぎで、徐々にモイの胃腸の動きが悪くなって食欲不振、嘔吐につながり出したのかもしれない(あくまで素人の推測です)。

というわけで、また下痢になってしまうかもしれないけれど、昨夜はこの2つは飲ませなかった。

そしたら今日、少し復活してリビングに来て、ほんの少しだけど、自分でドライフードを食べてくれたモイ。もちろん、日曜日に処方されたプリンペランで徐々に腸が動きだしのかもしれないので、下痢止めをやめたらすぐ復活したと安易には判断できないけれど、このままもうしばらく下痢止めは飲ませないでみようかな。また下痢しないといいのだけれど。

まだ全く本調子ではないけれど、少しだけでも自分でカリカリと音をたてて食べてくれることがどれだけうれしいか!

少しオカルト的な話ですが、昨年のこの時期モイが復調しだした原因のひとつに、誕生月のパワーみたいなのもあるのかなあと思っていた。4月8日生まれのモイは、桜の見ごろとリンクするようにどんどん誕生日に向け調子をあげていったからだ。
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ただ、今年はまるで正反対に、この3月末に極端に調子を崩している。前回書いた「復調記念日からちょうど1年でパワーが期限切れになった説」が冗談でなく現実になってしまったかのように。

ただ、まだ分からない。モイが3歳になるのは4月8日。あと10日ほどあるじゃないか。その日に向け、どんどん調子を上げて行くんだ、モイ! そしたら誕生月パワーもまた信じられるよ。
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抗下痢剤をやめて3日半でまた下痢になってしまったモイ。ほんとは「うんちフォルダー」の写真を見てもらえば一目瞭然なのだけれど、ここではそういうわけにもいかないので、以下に最近の便の状況をメモしてみます。

【】内は抗下痢剤フラジール、デルクリアー投与
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1月11日 この頃からずっと粘膜便傾向
2月24日 朝下痢
2月25日 夜便(普通だが粘膜あり)
2月26日 病院(リンパ球戻し)、夜便(粘膜が赤い)
2月27日 下痢8回(赤茶の水便)
2月28日 下痢6回(黒い水便)、 病院で抗下痢剤処方 【夜】
3月01日 便なし 【朝、夜】
3月02日 便なし
3月03日 朝便(2日半ぶり、普通の硬さ、少し赤黒い)、夜便(ほぼ普通)
3月04日 便(少しテリ、一部軟らかい )
3月05日 昼便(粘膜あり)、午後から下痢3回(透明ゼリー状、一部赤い)【夜】
3月06日 便なし  【朝、夜】
3月07日 1時半現在まだ便なし

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薬をやめたらまた下痢になってしまったということは、何か根の深い問題が起こっているかもしれない。リンパ腫からIBDとか今さらなったりするのかなあ? 昨夏も軟便と血便傾向がひと月以上続いていたけれど、今回の下痢はかなりひどい感じでちょっと心配。

フラジール、デルクリアーはやはり即効性があるみたいで今回も飲みはじめたら途端にオシッコ以外ではトイレに行かなくなったけれど、前回ほどではないがまた少しダルそうによく眠っている。これは薬の副作用なのか、お腹の調子が悪いことによるものなのかはよく分からない。

先生が「与えるならある程度まとめて」「薬に便を硬くする作用はない」と言っていたので、また便が出なくなっているが、今回はもうしばらく与えて様子を見た方がいいのかな。

<以下、インスタから>






 


今朝6時1分にトイレからガサガサという音が聞こえてきたので覗いてみるとモイがウンチをしていた。2月28日の19時半に少し赤い水便をして以来2日半ぶりのウンチ。その水便の直後に初めて抗下痢剤フラジールとデルクリアーを飲ませ始めたので、投薬後初のウンチだ。下痢は治まっていてしっかり形のある硬いウンチだった。少しテリはあるし赤黒いようにも見えるので、粘液や血液は少しまだ混じっているのかもしれない。ともあれ糞詰まりは解消されて一安心。
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直後の晴れ晴れとした顔。

投薬は3回でストップしていたが朝晩7日分処方されている薬を今後飲ませなくていいものか、病院へ電話して主治医に相談した。この間の経過と今朝の便の状態を説明すると、「それであれば一旦お休みしましょうか」と先生。 「フラジールだけ続けた方がいいってことはないでしょうか?」と聞いたら、「確かに抗菌剤の一種ですが、特殊な薬なので、今回の場合、腸内免疫や菌のバランスを整える、そんな目的で使用しているので、状態がよいのであれば普通の抗菌剤みたいに飲み続ける必要はないです。」と。「ただ、また緩くなった時に1回だけ使うというような与え方より、使う時は朝晩と、ある程度まとめてあげた方がよいとは思います」ということらしい。それから「薬自体には便を硬くする作用があるわけではない」とも。なんにせよ、3回だけでストップしていたのは今回の場合は結果オーライだったのかも。

このまま調子が戻ってくれるといいなあ。問題は一昨日食欲が落ちてしまった時にオリジンを与えてしまったので今後またメインのドライフードが替わってしまうかもしれない。 腫瘍の観点からするとオリジンはグレインフリーでいいんだけど、腎臓の観点からすると高タンパクだからなあ。ひとまずお腹の様子をもうしばらく注意しておかなくては。

追記:18:35にまた普通のウンチが出た。本日の第二便(びんとべんって同じ漢字だな)。

<以下、インスタから>
※やっぱりインスタに記事を書くとたくさんコメントをいただけるので参考になることが多く、急な時はどうしてもそっちが先の報告になってしまいます。







 

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一昨日もらってきた薬、フラジールとデルクリアーを飲み始めた直後からピタッと下痢は治まり、今度は一転、便秘になったのか、ちょうど丸二日が経つが一度もウンチをしていないモイ。昨日の夜中にトイレに行き砂をかいてポーズだけとったが出なかった。その後もトイレの砂の前で佇んでいたので、3つあるトイレの砂を全部取り替えてみたけれど(たまに砂が汚いのが気に食わず我慢している時がある)、それとは別問題なようで今日も状況は変らず。
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フラジールは抗生剤のような働きをするようで、ネットで調べると「獣医師の指示がないかぎり処方された分を使い切ること」とあるが、夜、朝、夜と3回与えたところで今朝は飲ませていない。もらった薬は一週間分あるのだけど、なんだかこれ以上飲むとますます便秘がひどくなるかもなので。明日ももし状況が変わらないようなら、また先生に相談してみよう。
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薬を飲みだしてからのモイは大人しく寝ていることが増えた。食欲も落ちて最初は食いついてくれたロイヤルカナン腎臓サポートのウェットも徐々に食べなくなったので、昨日から禁断のオリジン6フィッシュ(リニューアル前のものを真空パックしてとっておいた)を食べさせている。一時はオリジンでさえ飽きている時期もあったが今回はまたガツガツ食べてくれるので、昨日は調子悪いながらも、摂取カロリーはいつもより増えた。食べてくれないよりはいいんだろうけれど、出るものが出ないとこのままだとお腹がパンクしちゃうよ。
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お兄ちゃん早く出るといいね〜。


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先週の土曜日に下痢をして一旦は治まったかと思ったら、一昨日、昨日とまたすごい下痢をしてしまったモイ。この2日で14回はトイレに行き、その度に水のような便をしている。少し血が混じっているようで赤い部分もある。
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昨夕、モイの便だけを持って病院へ行った。顕微鏡で悪玉菌が増えていることはないそうだ。ただやはり血は出ているそうで、「おそらく腸の下の方にトラブルがありますね」とのこと。大腸炎と考えるのが普通だろうけれど、餌を変えたわけでもないし、とくにこれと言った原因が見当たらない。月曜日のエコーで見た限りは病巣も制御されたままだった。想像される最悪のパターンは目に見えないところでまたリンパ腫が悪さをはじめたということ。「大腸炎は様々な原因で起きます。食事の変化はもちろん、ちょっとした環境の変化や、ストレスでも起きます」ということなので、日曜に一旦治まりかけていた下痢が、月曜日の通院(しかもこの日はリンパ球を戻すためしばらく病院のケージに居なきゃいけない日)のストレスで(実際、行きも帰りもかなり不機嫌そうに見えた)ぶり返してしまった、とも考えられる。や、それにしても、ここまでひどくなるのはストレスだけが原因でもないだろう。 
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写真ライブラリーの「うんちフォルダー」を遡ってみると、2月中旬から時折り軟らかい便が混じることがあった(硬い便の最後に少し軟らかいのがおまけで付いてくるみたいな感じ)。もっと遡ると過去にはなかった粘膜便が今年の頭からずっと続いている。餌をロイヤルカナン腎臓サポートスペシャルにしたのも今年になってからなのでひょっとすると関係があるのかもしれない。先生にも「うんちフォルダー」を見てもらったが、「うんちがテカっているのは多分、腸の粘液で、腸のコンディションが乱れてくると粘液の分泌が増えます。さらに悪くなるとゼリー状になって粘膜が剥がれてきます。ああ、そうですね、この辺の写真はそうですね。」と。そうかあ、テリテリなのはいいウンチと思っていたけど違った。
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毎日飲んでいるビオイムバスターはどちらかというと消化不良など小腸にフォーカスした整腸剤らしいので、昨日新たにフラジールとデルクリアーという大腸にフォーカスした下痢止めを処方してもらった。どちらも大きめの錠剤。フラジールを1/2T、デルクリアーを1T、朝晩飲ませて様子を見ることに。ひとまず昨晩と今朝、2回飲ませたが、この間はトイレに行っていないので即効性があるのかもしれない。ただ昨晩飲ませた後は元気もなく食欲も落ちていてずっと寝ている。昨日までは下痢はすれどそこそこ元気だっただけにちょっと心配だ。とりあえず次に出る便がどうなるか様子をみよう。長期的に続くとIBDなども気にしなくてはいけないのだろうか。
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ちなみに、「白血球が戻らず低めなので抵抗力がなく下痢になっている可能性」について質問したら、「白血球が少ないことで起こる可能性があるのは日和見感染と言って雑菌に感染しやすくなることで熱が出やすくなる、というのはあります。直接的に便のコンディションが悪くなるということはないと思います」と先生。

だとしら余計に今回の下痢の原因は謎だなあ。最近また右目上の上毛がほとんど抜け落ちているモイ。あと10日で抗がん剤をやめて3ヶ月も経つというのに。

<以下、インスタより>






毎週月曜日に車窓から見る並木。モイのおかげで紅葉が進むのを定点観測できて楽しいな。でもどんなにモイが一週間を元気に過ごしていても、病院へ向かう時の緊張感は毎回変わらない。知らぬ間に病状が急変していて、いつ突然ツラい診断がくだされるか分からないし、実際1月末にそんなこともあったので、あれが教訓になって、片時も油断しないような生活をこの10ヶ月送ってきた。
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【体重】5.66kg  今朝ウンチをしてきたのにこの体重だからけっこう増えてる。
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【血液検査】
  • BUN(尿素窒素)  33.9(前回 26.6)
  • CRE(クレアチニン)  2.0(前回   2.1)
腎臓の値、BUNがまた基準値より上がってしまったが、CREは少しずつ下がっていて、もうちょいで基準値内。先週は半日絶食後の血液検査だったのでBUNも良好だったのかも(今朝は少しご飯を食べてからの血液検査だった)。
  • WBC(白血球総数)6100(前回 6500)
  • 分葉好中球     4744(前回 4095)
  • リンパ球      1073(前回 1950)
リンパ球は基準値より少ないが、分葉好中球がそれなりにあるし、白血球の総和も基準値内なので自宅投与用の抗がん剤クロラムブシルを3錠、いつものようにもらって帰ってきた。
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【超音波検査】今日もほぼ変らず。腎臓は左右とも綺麗で、回腸の一部は依然として少しだけ黒く、他のところより1~2mm厚かった。

【IBD(炎症性腸疾患)のこと】
あまりに長期間、腸の様子が変わらないので、ここでも何回か書いたIBDの可能性について先生に質問してみた。

疑問:IBDとリンパ腫はすごく似た症状。IBDからリンパ腫になることがある。では、リンパ腫からIBD、つまり腫瘍細胞はなくなっていて炎症だけが残ることはないのか?

先生の見解:多分それはないです。確かにIBDからリンパ腫になるケースはありますが、逆はないと思います。まずIBDだとしたら腎臓へは転移しない。それと超音波検査しても腸の構造は比較的綺麗に見える。分厚くもならないし、5層構造も見える。ただ内視鏡で細胞を採ってみると異常にリンパ球が集まっていた。これがIBDの症状です。長期間、拮抗状態が続いているモイちゃんの腸に炎症だけが残っているという可能性もなくはないですが、層構造は少しの変化とはいえ、厚くなったり薄くなったり変化していますので、多分そこに腫瘍細胞はまだあると思います。

提案:IBDの治療にステロイドが有効という記事を読んだが、モイにこのタイミングでまたステロイドを試すという考え方はないか?(1月から3月中旬までプレドニゾロンを飲んでいた)

先生の見解:また再燃して腫瘍が大きくなってきたらもう一度試すという選択肢もあると思いますが、今は拮抗状態ですので今の治療を続けるのがいいと思います。たまたまですが、今行っているクロラムブシルと免疫療法を交互にやる治療法はIBDの治療でも行われる治療です。ステロイドが効かない、あるいは効かなくなってきた時に、より炎症を抑える薬としてクロラムブシルが使われることがあります。

だそうだ。

普段はクールな先生だけれど、ひとつ質問すると、すごく丁寧にスラスラと見解を示してくれるのでとても頼もしい。

とりあえず今の拮抗状態が続いている間は今の治療を続けるということになったが、いつ拮抗状態が崩れるとも限らないので、やっぱりまだまだ油断はできない。こんなに元気なのになあ、モイ。モイが元気でいてくれる毎日、おだやかに過ごすことができる日々にいつも「ありがとう」という気持ちでいよう。

「リンパ腫は、稀にですが、根治することがあります。」という今日の先生の言葉が頭から離れない。じゃあ、その「稀に」をモイが起こせばいい。稀という言葉には偶然のようなニュアンスを感じてしまうけれど、努力すればきっと稀も、より現実に近づくと思う。だから、がんばろう。
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ウニもずっと応援してくれている。

さっき制吐剤セレニアを皮下輸液にはさんで注入したので、このあと17時40分くらいから抗がん剤クロラムブシルを3錠、モイに飲んでもらいます。がんばろうね、モイ。

ひと月ほど前にもここでも軽く触れたことがある猫の炎症性腸疾患(IDB)について、詳しくまとめられたサイトがあったのでメモとしてここからもリンクしておきます。
猫のIBD
すごく専門的なので獣医師の方が書かれたのかなと思ったら愛猫を亡くされた一般の方が作られたそう。例えば食事療法のページだけでもとても詳しく参考になる。愛猫を思う熱量が伝わってきます。

嘔吐や下痢、食欲不振、体重減などが気になる猫と暮らす方は一読されるとよいかもしれません。
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モイですが、先週は便の状態がよかったのに、今週また少し軟らかい部分が混じるようになってきて、今朝は半分くらいが軟らかかった。お尻の毛も少し汚れた。食事などに大きな変化はないはずなのに嘔吐も含めなかなか落ち着いてくれない。

IBDが悪化し消化器型リンパ腫になることがあるらしいことは前にも紹介しましたが、その逆、リンパ腫のがん細胞がなくなって腸の炎症だけが残る可能性もあるのかなあという素朴な疑問はこのひと月ますます感じていて、来週またモイの腸の様子が変わっていないようであれば主治医にその辺の疑問も投げかけてみようかと考えているところです。
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2週間前、モイの腸が動いてないと診断され処方してもらったプロナミドという薬がとても効いているようで、その錠剤を飲ませると明らかに吐き気が治まり、食欲が増す(数日止めたら、また吐き出して食欲も少し落ちていた)。消化管機能改善剤、つまり腸を動かす薬なのだけど、とくに副作用も出ていないようだし、今のモイにはとても大切な薬になっている。昨日は過去最高の453kcal摂取できた。


この動画は今朝の様子で実際には3分40秒の映像を8倍速に。これでちょうど10g、約40kcal。自分では食べなくても手で差し出すとまた食べたりするので根気強く愛情給餌するのが痩せさせない秘訣のようだ。これはたまたま僕がやってますが、普段は四六時中妻がこれをやっている。母は偉大だ。

今朝の体重5.3kg

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