moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ:モイ > 統合医療(漢方、丸山ワクチン、サプリメント、グッズ、他)

今日はモイの話ではなく親父の話です。不定期に発行しているメルマガから9月1日号に書いた文章を転載します。後半にこの闘病ブログ用に追記しました。

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『1001枚目のハガキ』

大学進学もせず「ミュージシャンになる」と
九州を飛び出すバカ息子を、
父は「なら仕送りしちゃるけん、
毎日ハガキば書け」と見送ってくれた。
33年前の春。

上京した日から毎日1枚、
日記代わりのハガキを書いてポストへ投函した。
内容は簡単なものだったので
とくにストレスにはならなかったけれど、
早く自立して親にハガキなんか
書かなくてもいい生活がしたい、と、
結果としてこのことが、
芸を磨きそれを職にするための
強い後押しをしてくれたのかもしれない。

結局まったく仕送りがいらなくなるのに
2年半かかった。
ざっと1000枚、書いただろうか。

あれから30年、
幸い音楽と共に暮らすことができている。
家族にも恵まれた。猫もいる。
もはや東京暮らしの方が長い。

母は16年前の今日、自らの誕生日に儚く散った。
生きていたら今日が80歳の誕生日。
少しの親孝行もできなかったな。
父の誕生日はちゃんと覚えていない。
30の時の子が俺なので、
もう82歳のはず。

今度1001枚目のハガキを書こうと思っている。
30年ぶりに書くそのハガキには、
愛猫モイとウニの消印を押してもらおう。
今のところ決めているのはそれだけ。
来週9月8日と9日は東京都郵政博物館で
モイウニ押印が発行される特別な日。

父もちょうどその頃、
入院することになるだろう。
モイと同じ、悪性リンパ腫と
先日診断されたからだ。
また家族の特別な日々がはじまろうとしている。
治療方針は精密検査の結果次第だが、
R-CHOP療法を実施することになりそうだ。
R(分子標的薬リツキシマブ)以外は
全てモイも投薬したことがある
抗がん剤やステロイド。
あの小さなモイが治療に耐え奇跡的に今
こんなに元気になっているんだから、
親父にもきっとできるはず。
高齢だけどがんばってほしい。
入院してボケないようにね。
環境の変化で認知症になる人も少なくないとか。

これから考えるハガキの文面は
あの頃と同じように稚拙かもしれないけれど、
モイの消印が押されたそのハガキを
枕元に置いてみて。
きっと、おまじないになるよ。

2018年9月1日 近藤研二

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追記:

Twitterでもつぶやけるほどの少ない文字数の葉書に9月9日の消印を押してもらい投函した。

今日9月26日現在、父はまだ入院していない。これまでの経緯を簡単に。5月に喉に違和感を覚え、食欲がなくなり激ヤセしたことで、近医から大学病院を紹介された。血液検査や喉のシコリの状態からすぐにリンパ腫が疑われたようだが、大きい病院ゆえか、なかなか診察が進まず、何回も通い、喉元から取ったリンパ節では白黒つかず、乳腺のリンパ節を取り2回目の遺伝子検査をした(モイも2回したなあ)。それで、ようやく「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と確定診断が出たのが8月末。その後も、骨髄検査、PET検査、心臓検査、歯の検査、抜歯と続き、抗がん剤治療をする方針になったが、現在ベッドの空き待ちで未だに入院できず、治療が始まっていない。

週単位で進行する高悪性度のがんではなく、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫は中悪性度とされ、それでも月単位で進行すると言われている。既に4ヶ月、大丈夫なのだろうか?
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7月に帰郷し通院に付き添った際の写真。後ろ姿が俺に似てるかも。いや、俺が似たんだろうけど。
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ちょうどこの日、耳鼻咽喉科から乳腺外科に回され脇の下からリンパ節をとり検査することになった。

6月に兄から「親父がリンパ腫からもしれない」と聞いた時、真っ先に送ったのが「純パプラール水」と「AHCC」「D-12」。「純パプラール水」はモイがリンパ腫になってすぐ、インスタのフォロワーの方がDMで教えてくれたもの。結局モイは一度も試していないけれど、自分が口内炎が出来た時にこの小さなバイアル状の小瓶に入った6mlの液体を飲んだら翌日には痛みがひいた。
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親父には6月中に5瓶入った箱を3箱送り飲んでもらった。そしたら喉にできていたシコリがなくなったそうで、がんかどうかもまだはっきり診断されていない段階だったが先生が不思議がったそうだ。その後もなかなか診察が進まないのでもう3箱送った。AHCCは90粒入ったソフトカプセルの瓶を2瓶これまでに飲んだようだ。
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(通販サイトのスクショで失礼します)

詳しいことは聞いてないけれど、直近の血液検査の結果がかなり良かったらしく「最初の結果はなんだったんだろう」と先生がまた首を傾げているそうだ。最近送ってきた親父の写真は7月にこの目で見た時よりも太っていた。何が功を奏しているのかは分からないけれど、「純パプラール水」「AHCC」、どちらも元はと言えばモイの病気があって知ったサプリメント。こうやってモイの病気で得た知恵が少しでも役立つ日が来てよかった。
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82歳の父には抗がん剤治療はかなり大変だと思う。病院側で減量投与などの策も考えられるとは思うけれど、今後もサプリが治療の後押しをしてくれることを期待したい。

などと書いていたら、ちょうど実家から連絡があり、10月2日に入院が決まったそうだ。その頃また帰ろう。
 

一昨日インスタグラムで毎日の投薬が大変だと書いた。励ましのコメントの中に「薬の準備中に猫が隠れてしまわないように先に抱っこして片手で準備します」というようなコメントも。モイの投薬にもそれが可能か薬の準備風景をビデオに収めてみた。うん、とてもじゃないけど難しそう。10倍速で1分ってことは、準備だけで10分もかかってる。


  1. テーブルを消毒
  2. 薬セットもろもろをテーブルに準備
  3. 皮下輸液するリンゲル液パックをレンジで人肌に温め、口を消毒
  4. 整腸剤ビオイムバスター1Tを磨り潰す
  5. サプリメント(カバノアナタケ茶1.5ml、AHCC1ml 、センダンα0.7ml)とともに混ぜ2.5mlシリンジに吸う
  6. 2日に1回の丸山ワクチン日はバイアル(この日はB)を消毒し1mlシリンジに吸う
  7. 60mlシリンジに丸山ワクチンを移した後、18G針を挿しリンゲル液を吸う
  8. 今は毎日120mlの皮下輸液をしているのでもう1本60mlシリンジにリンゲル液を吸う
  9. 最初に打つ方のシリンジに翼状針を挿す
  10. 消化管運動機能改善剤プロナミドと胃薬ファモチジンを小皿に出しておく
  11. アルコール綿、ティッシュを用意して準備完了
  12. 輸液はダイニングテーブルの上で行っているのでテーブルも綺麗に消毒して、これらのセットを移動

お薬タイムを察知し籠城するモイ

機会があれば「いざ投薬篇」もアップしたいと思います。

輸液と投薬は今はふたりがかりでやっている(先代マルオは大人しくしてくれたので妻ひとりでも可能だった)。実は明日から3泊の出張。モイの闘病が始まって4月に1泊して以来、2度目の留守。妻とモイだけでこれらの行程、とくに輸液は難しそうだ。その分、積極的に水を飲んでくれたらいいのだけれど。サプリだけでも飲んでくれたらいいな。

3泊のあいだ、何事もなく、モイが健やかに過ごせますように。 

3月にはじめたモイの免疫細胞療法も7回目になったので、これまでの経緯を表にしてみました。

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免疫細胞療法と言ってもいろんな種類があるようで、モイが行っているのは「活性化リンパ球(CAT)療法」というタイプ。T細胞を増殖させるので、T細胞型リンパ腫の動物には適応できない(以前も書きましたが、モイは2回目の生検でB細胞型と判明しました)。

J-ARM日本獣医再生医療学会に詳細な解説があります。

J-ARMのサイト内にあった、リンパ球ががん細胞をやっつけている動画を紹介しておきます。


この映像だけみるととても頼もしいですが、塊になった大きながん細胞を叩くことは難しいと書かれています。とくに、がん細胞を狙いうちする特異型に対し、モイが行っているCAT療法は非特異型なので、あまり多くは期待できないのかなあ。

実際に7回やってみて目に見えて効果があったかと問われると「はい」とは即答しがたく、副作用もほとんどないと言われているけれど、戻して2日くらいは通院疲れもあってかちょっとだけダルそうにしていることが多い。モイの場合は病院で暴れるので採血の時に鎮静剤を併用し、点滴で戻す際もカテーテルの抜き差しだけで一苦労みたいでストレスも相当だろうから、そういう点でのリスクはかなり高い。費用もそれなりにかかるので費用対効果という点では首をかしげたくなる。ただ丸山ワクチンやサプリも含め、今行っているものの何が効いているかは本当に分からない。やらなかったらもっと悪化していたかもとも考えられるわけで…。だからこそ丁寧に毎日観察して詳細な記録をとり、ちょっとした変化を見逃さないようにしたい。その中から何が必要か精査して今後のことを考えていきたいと思います。








悩みごとがあったらそのことを趣味にしてしまって徹底的に掘り下げてみる。知ることが悩み解消へのプロセスだと思うからです。誤解を恐れずに言えば、モイとのリンパ腫闘病は自分にとっての趣味となり、にわかにマイブームとなり、そのことに没頭するあまりにかき集めたものが色々あります。今日はそのグッズあれこれを紹介します。

■愛猫モイの闘病関連グッズあれこれ(病院で処方されるもの以外)



書籍あれこれ。いただいたものも何冊か混じってます。がんの3大療法以外の治療法、代替医療、統合医療、栄養学、サプリなど、最終的にはそれぞれの闘病アプローチの宣伝本だったりもするけれど、そこに辿り着くまでの経緯や、メカニズム、考え方を勉強し、固定概念にとらわれないようにするのは悪くない。「主治医の診断が全てではない」ということはモイの体験からも強調しておきたいことのひとつ。

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小動物用の体重計。以前はモイを抱っこして人間用の体重計に乗り引き算で計算していたけど、抱っこするのもモイのストレスになるので購入した。5g単位で測れるのが◯ 電源がすぐオートオフしてしまうのが×

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測りや計算機。モイが食べるフードをとにかく測りまくる。毎回毎回食べる度に何グラム食べたかメモし、1日の終わりに足し算し、それが何カロリーになるのか換算し統計をとる。一時は家中のいろんなところに餌を置いていたので測りも数が増えてしまった。0.1グラム単位で測れるものを選んでます。

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見守りカメラ。本当はご飯の時間を1日数回しっかり決められたらいいのだろうけど、うちは24時間ドライを出しっぱなしにしている。寝ている間にモイとウニが同じ器の餌を食べてしまったら正確なカロリー計算ができなくなるので、器の前に設置し、朝起きたら胴体検知で作動した録画を見てチェックしている(うちのは音声は録音できないタイプ)。もちろん外出中にも役に立つ。役に立ち過ぎてお花見が10分で終了したこともあったなあ。

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シリンジあれこれ。大きめのものは主に強制給餌用。小さめのものは液体のサプリや粉末の薬などを溶かして飲ませる用。

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いろんなサイズのカプセル。顆粒の薬を入れたり、錠剤でも苦いものや複数個飲む必要がある時にまとめるために使う。

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薬用のピンセット、ピルガン(ってカッコイイけど要は薬落とすやつ)。薬を手で持つとたまに指先にくっついて経口投与が失敗することがあるので、これを使うと便利かなと思って買ってみた。

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犬猫用の体温計。肛門に刺して使う。先端が柔らかく曲がるので安全だし、10秒ほどで測定できるのがいい。下の箱は専用の使い捨てカバーで250枚入り。

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殺菌、消毒用。病院でいつもアルコール綿をドサッともらってくるのだけど、それは主に皮下輸液する際モイの身体を拭く用に使っていて、この1枚ずつ包装された市販のものはほどほどの湿り具合なので、丸山ワクチンの入ったバイアルや輸液パックを拭いたりするのに使っている。

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加圧バッグ。皮下輸液をする際に輸液パックを手で絞るのが大変なので買ってみたが、そもそも輸液は60mlのシリンジと翼状針を使って刺すのに慣れすぎていて、よっぽど輸液が大量に必要になるまで、これの出番はなさそうだ。

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聴診器。モイの腸が動いてないと診断された時に思わず衝動買いしてみたけど、直接耳をあてた方がよく聞こえるなあ。お医者さんが使っている業務用のものはもっとよく聞こえるのかなあ。

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ハクキンカイロ。フィンランドにオーロラを見にいった時、北極圏はさぞ寒かろうと、2つ買ってあったのだけど、まさかモイのお腹に充てがうことになろうとは。ベンジンの匂いを掻いだらこの冬のことを思い出すんだろうなあ。他に、ゆたぽん、水筒にお湯を入れたもの、炙ったびわの葉などいろんなものでモイを温めた。

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温熱器。琉球温熱療法で使われている琉球温熱治療器というのを借りたことがあって、モイがそれを充てるとあまりに気持ちよさそうにしているので欲しくなった。が、高価で手が出ず、代わりに買ったのがこれ。

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ブラシやコームいろいろ。モイはあまりブラッシングが好きではない。おかげでこの春は本当に毛玉嘔吐がすごくて大変だった。抗がん剤の副作用でより抜け毛が増えたとも考えられる。いただきものもいくつかあります。

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ペット用バリカン。肉球のあいだから出てくるハミ毛を剃るのにどうかなあと思ったけど、怖くてうまく使えない。人間のムダ毛処理にも使えそう。

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爪切り。ついでに普段使っている爪切り。モイもウニも抵抗はすれどまあまあ切らせてくれる。

以上。まあ、書籍以外はリンパ腫に特化しているわけではありませんが、少しでも何かの参考になればと思いまとめてみました。





モイが入院し抗がん剤治療を始めた日から半年が経ちました。今日モイが元気でいられるのは間違いなくここで応援してくださる皆さんのおかげです。半年前ここですぐに公表しなかったら多分違った運命が待っていたのではと思っています。たくさんの応援コメントや治療に役立つ情報にどれだけ助けられたことか。SNS療法と名付けたくなるくらい、この場所でモイの命は繋がれていると思っています。本当にみなさんありがとうございます。


「消化器型リンパ腫 ハイグレード B細胞型 ステージ2」
化学療法が奏効しない場合、予後は1~3ヶ月、奏効しても半年から1年というのが医者の見立てでした。リンパ腫はほぼ再発(再燃)するとされているのもその要因になっています。ただこれはあくまでこれまでの臨床データであって、最近は長期寛解する例も増えているようです。僕がブログ検索する限りでもリンパ腫で2年以上の長期寛解をしている猫が7~8匹見つかりました。そのうち半数は年齢も若いようです。モイは2歳なのでまだまだ生命力に満ちあふれています。あと半年以内にこの命がなくなるなんて絶対に考えられません。


この節目にこれまでの半年を振り返っておきます。


1/12 血便に気づく
1/13 近医でエコー。大きな黒い影が
1/15 大きな病院で「リンパ腫」と診断され入院。即日抗がん剤治療開始。1回目の抗がん剤「L-アスパラギナーゼ」
1/17 退院(入院には向いていないと言われ)
1/19 病理検査の結果「低分化型消化器型リンパ腫」と正式に診断。
クローナリティ解析では「おそらくB細胞型」としか分からず。
近医で2回目の抗がん剤「ビンクリスチン」
1/26 3回目の抗がん剤「シクロフォスファミド」
ここまでは薬が奏効していたと思われていたが…
2/2 エコーで腫瘍拡大 4回目の抗がん剤「ビンクリスチン」
2/9 さらに腫瘍拡大 予定の抗がん剤「メソトレキセート」では追いつかないだろう、「ドキソルビシン」も効かないだろうと、レスキュープロトコールで使う「ロムスチン」を勧められるが見送る
2/10 セカンドオピニオン
2/11 サードオピニオン
2/12 近医で5回目の抗がん剤として「L-アスパラギナーゼ」
2/13 フォースオピニオン
2/15 フィフスオピニオンとして今通っている病院へ。
再度針生検しクローナリティ解析してもらうことに。
2/16 近医で6回目の抗がん剤「ドキソルビシン」
2/20 再検査の結果「B細胞型」と診断され、免疫細胞療法(CAT療法)が施せることに。
2/21 エコーで腫瘍の大きさ変らず
2/22 AHCC服用開始
3/3 丸山ワクチン開始
3/9 7回目の抗がん剤「ドキソルビシン」
3/15 エコーで腫瘍が小さく
3/17 初めての免疫細胞療法で培養し活性化したリンパ球を戻す(1900万個)
3/22 突然モイ復調
3/27 8回目の抗がん剤「ドキソルビシン」
4/6 9回目の抗がん剤「メソトレキセート」
4/8 モイ2歳に
4/10 2回目のリンパ球戻し(2億3千万個)
4/24 10回目の抗がん剤「ドキソルビシン」
5/1 この頃はエコーを見る度に少しずつ腫瘍が小さくなっていく
11回目の抗がん剤「クロラムブシル」
5/3 爪を剥がし抗生剤アモキクリアを飲んだら激しく嘔吐
5/8 3回目のリンパ球戻し(1億9千万個)
5/22 エコーで腎臓の腫瘍はなくなる
12回目の抗がん剤「ドキソルビシン」
6/5 4回目のリンパ球戻し(3億個)
6/12 13回目の抗がん剤「メソトレキセート」
その後体調を崩し「腸が動いてない」と診断
7/3 白血球値が低く抗がん剤延期
7/6 腎数値3日前よりさらに上がる
7/10 5回目のリンパ球戻し(3億1千万個)
エコー上少しだけ残っている腸の黒い影は2ヶ月ほどほぼ停滞している状態


結果として半年のうち最初の5ヶ月間、13回の抗がん剤を投与していることになる。普通のプロトコールだと半年で25回ほど打つのでかなり少なめ。それでもここまでやってこれたのは、まだここにも書いていない、いろんな試みがあってのことだと思う。サプリはセンダンやカバノアナタケ茶も飲んでいる。自宅で簡易な温熱療法もたまにやっている。脳幹ペンダントもずっと着けている。愛情給餌をして体重を必死に落とさないようにしたり、ずっと一緒に遊んだり、四六時中ずっと付きっきり。ウニの存在もとても大きい。何が功を奏しているかは正直分からないけれど、とにかくずっとモイのことを考えていることだけは確か。この半年、仕事以外で外出したことはほとんどない。だからモイとはもう永遠に一緒にいる気さえしている。これからもずっと一緒にいるつもり。

みなさん、長文にお付き合いありがとうございます!



先週モイの腸が動いてないと診断され、なんとかしなきゃと焦った自分は、気づいたらネットでツボやマッサージのことを検索していた。「脾兪」「胃兪」「大腸兪」という背中にあるツボを軽く指圧したら案外気持ちよさそうにしている。どこも消化不良や便秘、下痢、嘔吐に効くと書いてある。


リンパ腫はいたずらにマッサージしない方がいいと聞いていたが、日曜日に主治医に確認すると「(今マッサージするのは)いいんじゃないですかね」とのことだった。

そういえば「指圧と漢方でみるみる元気になる<決定版>犬猫に効くツボ・マッサージ」という本をモイの病気発覚後にお世話になっている方から贈っていただいていたことを思い出し、読み始める。免疫組織に作用するツボも最終章に紹介してあった。中でも、右手の親指と第一指の間の膜にある「合谷」というツボ、本来、手足を触るのは嫌がるのが常なのに、モイもやけに気持ちよさそうにしている。よし、これで白血球を量産するぞー。



【問】何をしているところでしょうか?(シンキングタイム 1min.)




【答】温熱療法、その名も琉球温熱! 沖縄から上京中の元バンドメイトから借りてみたさー。けっこう温かい。嫌がるかなと思ったモイも気持ちよさそうで今日は昼間も20分ほどヘソ天治療してました。

ちなみに癌細胞は42℃くらいで死滅するらしいですね。正常細胞は45℃くらいだそう。インフルエンザで高熱を出した人、またはサウナでぶっ倒れた人が癌が治ったという話を聞いたことがある。(真似しないで下さいね!)



月曜日に投与した抗がん剤ドキソルビシンの副作用がけっこうきつく出ているようで、食欲が落ち、嘔吐も続き、便もゆるいことが多く、モイにとっては耐える一週間になっている。3月くらいまでは基本が弱った状態だったので、薬の副作用でそうなっているのか、はっきりしないことも多かったけれど、ここ最近は普段の調子がよかったただけに、調子を崩した時とのコントラストが強く、如実に副作用で弱っていることが見て取れる。


先週あんなに元気だったモイにまた辛い思いをさせてしまって本当に胸が痛む。やはり抗がん剤はとても怖い薬だ。毒を持って毒を制しているようなものなので。体調や血液の状態を診て慎重にタイミングや投薬量を判断しないと命取りになりかねない。もちろん重々承知で紙一重の戦いをしてきたからこそ、部分寛解にまで持ち込めたのだと思う。あともう一息。ドキソルビシンが最後の仕事をしてくれていると信じたい。


メトロノーム療法といって、低用量の抗がん剤を毎日投与する治療法もあるらしい。副作用はいくらか軽減されるのだろうか。

また、今世紀に入って、分子標的薬という癌細胞だけをターゲットに攻撃できる薬もたくさん出てきているようだ。とくにリツキシマブ(リツキサン)はB細胞型リンパ腫にとても有効で、従来の抗がん剤プロトコール「CHOP療法」に組み合わせて「R-CHOP療法」として、ヒトに対して飛躍的な効果を上げているらしい。(NHK「きょうの健康」でも2年前にとりあげられていた。)

この薬をモイにも使ってあげたいけれど、猫(動物)の臨床データが自分の検索力ではなかなか見つからない。それに見つかったとしても費用やもろもろで現実的なものかどうかもまだ分からない。

医学も自然療法も、西洋も東洋も、もっともっと進歩してくれ。そして尊い命が不運にさらされることが少しでもなくなりますように。みんなが笑顔でいれますように。

おはモイございます。



ベッドの下のモイ。抗ガン剤ドキソルビシンから2日が経ち少し副作用で調子が落ちてきたのかも。


一般的な抗がん剤は癌細胞と同時に正常細胞も叩いてしまうので、どうしても副作用が起きてしまう。でも正常細胞の方が回復が早いのだそう。がん細胞が回復する前に正常細胞が先に戻ったところで(この辺の見極めを血液検査の白血球値などで判断する)次の抗がん剤を打ち、どんどん癌細胞を弱らせていく、というのが一般的な化学療法のプロトコールみたいです。

モイの場合、1月2月の時点では癌細胞の猛威に薬が追いつかなくて制御不能に陥りかけたけれど、2月中旬に打ったドキソルビシンがうまく効いてくれて(それでも今思えば初回はそんなに効いてなかったかも)、その後、丸山ワクチン、活性化リンパ球療法、各種サプリメントなどで免疫力が底上げできたのだろう、少しずつ復調して今に至ります。

昨日まですごく元気で月曜日に投与したドキソルビシンの副作用が起きている気配がなかったのだけど、こうやって身を潜め少し沈んだ状態は、むしろ抗がん剤がちゃんと仕事をしてくれているサインともとれる。

今日も皮下輸液(ドキソルビシン前後2日は水和状態を保つため必要)をし、自家製ブレンドのサプリを飲み、モイにしてみれば「こんな事いつまでやるモイ?」って感じでうんざりだろうけれど、体調を見極めぎりぎりの攻防戦をしてきたからこそ今日があるんだと思っています。

今のモイのポテンシャルを持ってすれば週末にまた元気になってくれると信じて疑わない。

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