moi moi moi !!

愛猫モイ(mix 2015.4.8~ ♂去勢済)が消化器型リンパ腫と診断されたのは2017年が始まったばかりの冬、1歳9ヶ月の時でした。その日から一変したモイとの生活、闘病と友情の日々。

カテゴリ: ウニ

モイは今でも毎日サプリを飲み、摂取カロリーから尿や便の回数まで逐一チェックしているけれど、その分ウニにはどうしても十分に気がまわらない。時より過敏症になる以外は健康そうに見えるけれど、昨年の今頃より100g体重が軽くなっているのが少し気になる。気にしすぎ?
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ということでペットドックを受けることにした。選んだのはスタンダードコースというもので、以下のような内容。

身体一般検査(視診、聴診、触診)
尿検/便検査
血液検査(生化学検査を含む全身フルスクリーニング、SDMA)
レントゲン検査(胸部、腹部)
腹部エコー検査
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12月3日、半日の絶食をし午前中に病院へ行き、午後まで預けひと通り検査してもらう。この日は結果内容についてはまったく触れられず、外部発注の血液検査の結果が出るのを待って10日後以降にまとめてお話しますということだった。例えばモイのリンパ腫発覚時みたいによっぽど異常のあるエコー画像がモニターに写ったとしたら、その場合はすぐに言ってくれるだろうから、今日とくに何も言われないということは大きな問題はないってことだよな、と思っておくことにした。
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ペットドックのついでに昨年打った3種ワクチンの抗体がどの程度残っているかを調べてもらおうと、ワクチン抗体価検査用の採血もしてもらった。
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12月17日、結果を聞きに行く。

尿は健康な濃いオシッコ、便に寄生虫はおらず、血液検査もすべての項目が基準値内、レントゲン写真もとくに異常は見えず綺麗。撮影する時に抵抗したのだろう、細い骨が少しよじれて写っていたのがウニらしくて可愛かった。肝臓、胃、脾臓、膀胱、腎臓、胆嚢、副腎といろんな臓器のエコー画像と動画を見ながら詳しく説明してもらったがどこも問題はないそうだ。腎臓の構造(皮質、髄質)がはっきりしていて「若くて健康な腎臓の典型的な見え方」とのこと。モイの腎臓は綺麗とはいえリンパ腫を脱して修復される過程で線維化している分、少しぼやけて見えているということがウニの画像と比べて見て初めて分かった。

ウニの腎臓の値を示すSDMAは「13」だった。

一緒にやってもらった3種ワクチンの抗体価検査のうち、猫汎白血球減少症の抗体だけ512倍と十分に残っていたが、カリシウイルスとヘルペスウイルスの抗体がどちらも12倍と並で、長期のワクチン効果は望めないということだったので、近日中に改めて接種しにくることにした。
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12月23日、ウニの3種ワクチン(ピュアバックスRCP)接種

ワクチン接種によるリスクもゼロではないので少し高額な抗体価検査を2年続けて行ってみたけれど、昨年同様の結果で結局ワクチンを打つことになったので、来年からは素直に年1ペースでワクチン接種だけするのがウニの通院のストレスのことも考えるといいのかなと思った次第。
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寡黙なモイと違ってウニは感情が分かりやすい。検査前の半日絶食中、空腹をあからさまにアピールするし、病院への往路では、「いやだよ〜、行きたくないよ〜」みたいなトーンで鳴くし、病院ではびびって妻の背中によじ登るし、帰路はまだ家に戻っているという概念がないのか、じっとキャリーケースの中で丸くなっていて、帰ったら帰ったで、興奮が覚めないのか、抗議の意味なのか、聞いたことのないような唸り声をあげ玄関先でずっとウォンウォンと鳴き続けている。ペットドックの日ほどではなかったが昨日のワクチン接種後もそうだった。十猫十色で面白いな。
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なにはともあれ、ウニが健康でいてくれて本当によかった。



年末になると毎年ぎっしりになる領収書を入れる箱が今年は半分もたまっていない。それくらい消費活動をしなかった1年。たまに近所のスーパーに妻と買い出しに行くのが唯一の娯楽だった。酒断ちも継続中。セーブした仕事もあったし、自然と減ってしまった仕事もあるだろう。ジョン・レノンの70年代後期のようなハウスハズバンドぶりと自分なりに解釈。

「猫は経費」と知り合いミュージシャンが言っていたけど、創造の源になっているのは確かで、どれだけ猫に曲を書かせてもらっているだろうとは思う。もしモイの治療費を経費にしていいんだったら今年は赤字申告だよなあ。だけどもそういうわけにもいかないだろうし。ちなみに病院の領収書の束はまだ怖くて足し算できていない。

このブログは7月24日に開設した。それはモイが寛解する一週間前というタイミング。闘病が始まった今年1月からの半年間はインスタで報告していたので、一部加筆修正をしこちらに転載した。寛解した時、インスタではものすごくたくさんのお祝いコメントをいただき、「まだまだ通過点」と分かっていながらも素直に喜んでいた。そして、8月中旬にまさかの再燃兆候。ちょうど情報発信の場を切り替えようとしていた過渡期でもあったし、動揺もあって、当時インスタではそのことをしっかり報告できずじまいになってしまった。それからというもの、モイの病変はほとんど変らず維持しているけど、再寛解することはなく今日に至る。長期戦になり溜め息が出る日がまた増えてきた。

そんな時でも熱心にここにコメントを下さるみなさんにはとても感謝しています。やっぱり自分や家族だけで悩むより、いろんな方の意見を聞くことができるというのはとてつもない財産。モイが今年を完走できそうなのは応援してくれる方々との総力戦だったからだと思う。SNS療法と名付けたいくらい。病を公にすることで迷惑をかけていることもあると思うけど、黙っているより治療への可能性は絶対に広がったと思う。

それにしても今年は本当に思いがけない年になってしまった。今まで知らなかったことを沢山勉強した。モイのリンパ腫だけでなく、ウニが夏には知覚過敏症候群になり、そしてこの年末、モイが同じような状態になっている。光に驚いてからそろそろ3日半が経つが、未だにモイは何かに怯えたままベッドの下に身を潜めている時間が長い。とくに昨日は一日中リビングにほとんど来なかった。幸い今日は少しだけウニと追いかけっこをする姿をみることが出来る。でも、またふいに普段なら気にしていなかったような例えば車の音などを怖がって寝室に隠れる。がんばってきたモイの一年の締めくくりがこれかあ。


ウニは一年間よくモイ兄ちゃんのために尽くしてくれた。マイペースな面やモイを好き過ぎることで、ひとりっ子気質だったモイのストレスになっていることも少なからずあるとは思うけれど、調子が悪くうずくまっているモイにフリースを運んであげる献身さ、ウニが明るくしていることでモイに限らず家族がどれだけ救われたことか。そしてモイが少しでも元気になると、すぐに「遊ぼうよ」とばかりに覆いかぶさってプロレスの技をしかけるウニ。モイが元気な時はそこからケンカに発展したり、追いかけっこになったりする。走ることでがんの進行を抑える可能性があるという記事を最近見つけた。ひょっとしらこれこそがモイが再寛解するための唯一の道だったりして。モイが健康になるためにはウニの存在が重要で、モイが完全にウニを受け入れた時がモイが完治する時というような気がしてならない。

なんだか取り留めのない一年の総括になってしまいましたが、来年も家族全員でがんばりますので、引き続きどうぞお付き合い下さい。一年間ありがとうございました。

モイと年を越せることへ感謝を。明日、元旦はモイが生まれて1000日目。


 

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ウニが知覚過敏症を発症してから19日。最近はほとんど治まってはいるが、5日に1回くらい軽く症状が出る。8/26深夜に1回、昨日9/1の夕方に1回。やはり尻尾を気にしだすことをきっかけに少し自分のお尻の辺りを舐めはじめ、猫じゃらしで気を散らしてあげるとそのまま治まる時もあれば、昨日はその後も少しだけ何かに怯えてキョロキョロするような行動が見られた。そして少しだけ左目の周りがいつものアレルギー(と思われる)が出て痒そうにしていた。

尿や便に問題はなく、体重もずっと4.2kg、症状が出る時以外はほぼ普通の状態なのですぐサプリをあげるのを忘れてしまうのだけど、しばらくは毎日かかさず与えた方がいいのかもしれないなあ。



8/24インスタ投稿のコピペ
ウニが知覚過敏症候群を発症して10日。ここ数日はほとんど治ってますが、ふとした時に尻尾が目にとまり、そのまま堪えられる時もあれば、クルクル回り出しお尻の辺りを軽く噛む時もある。初日のように興奮しすぎて開口呼吸になるようなことはなくなったので、サプリを1日1回ちゅ〜るに混ぜて舐めてもらい様子をみています。「ジルケーン」「レスキューレメディ」「ギャバロップ」のスペシャルブレンド。おいしそうに舐めてくれます。

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月曜の夜から水曜の朝にかけ分割して自宅投与した抗がん剤クロラムブシルの副作用が出ているのか、8日間治まっていた嘔吐が、この火曜、木曜、金曜と続いている。少し元気もない(ように見えてしまう)。

今後の治療計画として主治医から月曜に提案されたのは大きくは2つ。「3週間隔で抗がん剤投与し病巣を維持(共存?)していく方向か、2週間隔に詰めて再び寛解に持ち込み、その後休薬する方向か」。

7/24に投与したクロラムブシルで1週間後の7/31に寛解状態に持ち込んだが、そこから2週間後の8/14時点では再燃していた、という状況を受けての案だと思う。ただ再発した腫瘍は初回よりタチが悪いというイメージ(にわか頭でっかち情報)があるので、3週間隔では制御しきれるのか不安がつのる。

モイの体力さえしっかり立ち直ってくれるのなら2週間隔、もしくは別の道を探さなくてはいけないと思っているが、昨日今日の少しダルそうな様子を見ていると、これ以上もう辛い思いをさせたくないとも思う。

なにより1ヶ月も軟便(便の一部が必ず柔らかく日によって潜血があるよう)が続いてるのが一番心配。人間だって1ヶ月下痢が続いたら相当ツラいと思う。

それから昨夜から新たな心配ごとが。モイに限らず食事中に頭を振る猫はたくさんいると思うけれど、昨夜その振り方が少し激しくなった。しかも妙だ。


夜中のあいだに見守りカメラに写った食べ方。食べる前に首だけ振って食べていなかったりもしている。食器や餌が気に入らないのかと思い替えてみたが、手から直接おやつをあげた時も頭を激しく振っていたのでそうではなさそう。口内炎ができているのかなあ。耳が痒いのかな。

参考文献1
参考文献2

脳の何かでなければいいな。ひょっとしてひょっとすると、昨日ウニのストレス緩和になるかと思い着けたフェリウェイ(猫フェロモン製剤)が何か影響を及ぼしたのかもしれない。今日はフェリウェイはやめてみているが首振りも治まってきたようだ。原因究明のため引き続き注意深く観察したい。



昨日の夕方フェリウェイの側で仲良くくつろぐモイウニ。

ウニの知覚過敏症ですが、昨日は治まったかに見え、インスタではリアルタイムにそう報告していたのですが、昨日の深夜から今日にかけてはまた少し症状が出てしまってます。改めてまとめて報告します。


これは今日の日中の食事シーン。このくらいの振り方は普段からよくあった。


お盆が過ぎて症状が治まってくれたら「マルオ兄ちゃんが来てびっくりしてたのかも」と説明するつもりだったけど、そういうわけでもなかったようで、今朝で丸2日とちょい、ウニの身体を舐めては走り回る発作(とりあえずそう書いておく)は続いている。オシッコの量が少なくなっているのが(回数は3回/日ほどなのでほどほどだが)気になるので近医に連れて行った。

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丁寧に触診してもらった範囲では異常は見つからず「痛みもなさそうですし、やはりストレス性のものでしょうね」とのこと。できる検査としては先ずは尿検査ということだったが、膀胱を触っても溜まってなさそうということで、改めて自宅で採尿して持っていくことにした。
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病院では怖がりな側面が如実になるウニ。帰宅したら「我が家は安心だわ」とばかり、云わばショック療法的に症状が治まってくれないかとも期待したが、帰宅早々また発作が出て窓辺へ避難するウニ。

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かまい過ぎてもよくないとネットで見たのでなるべくそっと見守っているつもりだけれど、うーん、東京は今日も雨模様。

ここはモイの闘病ブログとして開設しましたが、モイの大切な妹分ウニの様子が少し変なので、インスタにアップしたものをそのままこちらにもコピペしておきます。



ところで、ウニの様子が少しおかしいんです。14日の3時、僕らが寝ているベッドの足元ででゴゾゴゾ音がするなと思って目を覚ますと、ウニが自分の尻尾を追いかけてました。グルグルと回りながら。それから1時間ものあいだ、ずっと興奮して落ち着かない様子で、足元を中心に身体をペロペロと舐めては何かに怯えるように走り出し場所をかえては、また繰り返してました。映像は夜が明けた14日の朝とモイが病院から帰った夜のものを編集でつないでます。

ネットで調べると「知覚過敏症候群」が先ず引っかかりました。「常同障害」の一種だそうです。動物がストレスで檻の中をグルグル回り続けるのもこの一種のようです。心因性脱毛症、毛織物吸い行動および織物摂食行動、尾追いおよび尾かじり、知覚過敏症候群、と4つ書いてある症状、ウニはどれも少しずつ心あたりがあります。ソファを執拗にかじったりするのもそうだし、突然何かに怯えて走りだすことが前にもたまにありました。不思議に思ってましたが、これも伏線のひとつだったのかもしれません。

昨日の未明以来、今朝まで起きている時間の半分はずっとこの症状が出ている感じで興奮気味に走り回ってます。たまに息を切らしながら。てんかんにも似ている感じで人が変わった(猫が変わった)ように見えて心配です。なによりあんなに好きなモイにまったく無関心、気に留める余裕がないように見えるのが悲しい。

症状は突然起きたようにも思えますが、ずっと溜まっていたストレスかアレルギー性の何かが沸点を越えたような印象もあります。13日の夜に真空パック機のモーター音にすごく怯えていたのですが、それが引き金になったのかもしれません。

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以前モイのストレス緩和のために買っていたジルケーンというサプリを舐めさせると少しの時間だけ落ち着くようです。またウッドブラインドの奥の窓際に行くと落ち着くのか昨日から興奮しては自分でそそくさとここへ駆け込んで休んでます。

昨日、モイの先生にも相談したのですが、やはり「知覚過敏」という言葉が出てました。ひどくなったらMRIで検査したり抗うつ剤を打ったりするようですが、今はジルケーンでしばらく様子をみるのがいいのではないか、とのことでした。

なかなか晴れ間の見えないお盆になっている近藤家。



15/08/2017 01:18:10 pm
 



「胸が張り裂けそうなほどに愛しい」って、本当に心臓のあたりが痛むのなあ。
#ウニのウニウニ (←タグ作った!)攻撃にモイもモイのモイモイで応戦。こんな光景が見られるのもモイが元気だから。

明日の通院でモイはまた少し弱ってしまうかもしれないので、またしばらくの間このふたりの楽しそうな時間を奪ってしまうのかと思うと本当にツライ。やるせない。早く完全に元気になってツライ日々を終わりにしようね、モイ!


モイが元気になるとウニは大喜び。心も明るく軽くなっているのがよく分かる。お兄ちゃん、妹を泣かさないようにもっともっと元気になろうな。


うれしすぎてスロー再生にしてBGMをあてちゃう痛いパパ。(曲は「上野動物園準備中」たった今弾きおろした^_^)

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